大分観光の外せない定番スポット16選

旧豊後森機関車庫・転車台
photo by @igacchan

大分県は、別名「おんせん県」とも呼ばれるほどたくさんの温泉があることで知られていますが、その他にも見どころや観光スポットがたくさんあります。そこで、大分観光で外せない魅力的なスポットをご紹介しましょう。




1.耶馬溪

耶馬溪
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_44503ab2040122363/

紅葉の名所として知られており、日本三大奇勝や新日本三景にも選ばれている景勝地です。日本最古の有料道路とされる「青の洞門」、群猿山、鳶ノ巣山、嘯猿山などを含む8つの岩峰群が一望できる一目八景、国指定の天然記念物に指定されている耶馬溪猿飛の甌穴群など、見どころがたくさんあります。

鉄道の配線を利用した全長約36キロメートルのサイクリングロードも作られており、美しい自然の中のサイクリングも楽しめます。レンタサイクル店もが店舗あり、子供用からスポーツタイプといろいろなタイプの自転車のレンタルが可能です。温泉や料理屋が軒を連ねるエリアもあり、ゆっくり旅の疲れを癒やしたり、すっぽん料理や地元のそば粉を使ったそばやそば饅頭など、耶馬溪ならではのグルメも堪能できます。

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2.大分マリーンパレス水族館「うみたまご」

うみたまご
出所:http://www.his-j.com/hotel/02131-001/photo/

セイウチやイルカ、アザラシなど、海の動物がたくさん生息している水族館で、子供から大人まで楽しめるスポットとして人気です。笑いの絶えないセイウチのパフォーマンスや統制の取れたイルカの見事な曲芸、電気うなぎの放電実験など、バラエティに富んだショーも堪能できます。

大回遊水槽ではエイやサメなどの大型の魚がダイナミックに泳ぐ姿が見られるほか、魚と触れ合えるタッチプール、自然の姿のままの魚や動物の姿に触れられるあそびーちなど、展示の見どころも豊富です。土・日・祝日限定でバックヤードツアーも行っており、従業員目線での水族館の観察ができます。ショップではオリジナルグッズもたくさん販売されており、お土産選びにもピッタリです。

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3.宇佐神宮

宇佐神宮
出所:http://www.his-j.com/kokunai/kanto/tour_info/kyushu/fukko/oita/

日本全国に散らばる八幡さまの総本宮とされ、725年に造立された歴史の長い神宮です。本殿は国宝に指定されているほか、屋根のついた神橋の呉橋や南中楼門、宇佐鳥居などは県指定の文化財となっています。パワースポットとしても知られており、樹齢800年のご神木を触りながら木の周りを一周するとご利益がある、参道から離れた場所にある願掛け地蔵に誰にも見られずにお願い事をすると一生に一度だけ願いが叶うといわれています。

また、いたるところにハート形の装飾が施されており、探しながら散策するのも楽しいでしょう。屋根の妻飾りや門の金具、敷石など、思わぬ場所に見つけることができます。応神天皇を育てる時に母乳代わりに与えられたという言い伝えがある宇佐神宮名物の宇佐飴は、お土産にぴったりです。

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4.羅漢寺

羅漢寺
出所:http://www.rakanji.com/gohyaku.html

日本三大羅漢の一つである五百羅漢で有名なお寺で、3700体の石仏が安置されており、悩みを取り除いてくれるといわれています。羅漢像は、必ずその中に家族や知人など知った人の顔があるとされ、探してみるのも楽しいでしょう。足利義満によって建てられた山門や仁王門、禅海和尚が青の洞門を彫るのに使ったノミやツチが展示される禅海堂などの見どころがあります。

険しい岩肌に建てられたお寺で、傾斜の多い石段や石畳の参道は上るのに30分ほどかかります。脚力に自信がない人は、リフトを利用して上ることも可能です。紅葉シーズンには、赤く色づいた美しい景色が堪能できます。

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4.地獄めぐり

地獄めぐり
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000164633/

「おんせん県」と呼ばれる大分の中でも、最も悪名高い温泉群がべっぷ地獄めぐりです。地獄を体現したようなおどろおどろしい温泉が7つあり、観光名所となっています。海地獄、血の池地獄、竜巻地獄、白池地獄は国指定の名勝です。水温が100度を超える温泉にはさすがに入ることはできませんが、入浴施設が整った地獄温泉もあります。

海地獄はコバルトブルーの鮮やかな色が特徴的な温泉で、温度は98度という熱湯です。日本一の大きさを誇る大鬼蓮があり、体重20キロ以下の人なら蓮の葉に乗ることも可能です。血の池地獄は真っ赤な血のような色が特徴の温泉で、温泉から湧き出る年度から作られた軟膏は皮膚病に効くと評判です。竜巻地獄は豪快に熱水が噴き出す間欠泉で、別府市の天然記念物に指定されています。白池地獄は青みがかった白色が特徴の温泉で、アマゾンの巨大魚ピラルクや熱帯魚も観察できます。

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5.宇佐のマチュピチュ

宇佐のマチュピチュ
出所:Twitter@baseball012716

口コミで噂が広がり有名な観光スポットへと成長した場所で、世界遺産であるペルーのマチュピチュに引けをとらない空中都市が圧巻です。展望所からは、遮蔽物に阻まれない荘厳な空中都市の姿が堪能できます。

春には新緑、秋には紅葉、冬は雪景色など、季節ごとの美しさも楽しめ、空中都市だけでなく山々の自然の素晴らしさにも目が奪われます。24時間無料で開放されており、気軽に訪れられるのも魅力です。

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6.九州自然動物公園アフリカンサファリ

九州自然動物公園アフリカンサファリ
photo by @terufumitsuji

115万平方メートルの広大な敷地の中に、ライオンやトラ、キリンなど70種の野生動物が暮らしているサファリパークです。ふれあいゾーンでは、カンガルーやウサギ、犬などとのふれあいを楽しんだり、乗馬体験ができます。動物たちに餌をあげながら生態を観察できるジャングルバスもあり、スリリングで楽しいひと時が過ごせます。

サファリ内にはお土産物屋さんもあり、オリジナルグッズやサファリ感あふれるグッズが販売されています。レストランやスナックが食べられるお店も充実しており、朝から夕方まで満足度の高い時間を過ごせるスポットです。

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7.昭和の町

昭和の町
出所:http://visit-oita.jp/libraries/index/keywords:%E6%98%AD%E5%92%8C/area%5B0%5D:9/is_search:1/page:2

まるでタイムスリップしたかのような、懐かしい町並みが続き心が安らぐ観光スポットです。商店街の店先には昔懐かしい商品が並べられ、アイスキャンデーや昔懐かしのコロッケなど、ノスタルジーにひたれる食べ歩きもできます。案内人制度が導入されており、街の昭和史に詳しい案内人の説明を聞きながらの街巡りも楽しめます。

レトロカーや懐かしの駄菓子が展示されたロマン蔵、昭和の洋服に着替えられ、当時の教室や町並みが再現された昭和の町展示館など、町の中にも観光スポットがたくさん用意されています。週末にはレトロなボンネットパスも運行しており、さらに昭和感が高まります。

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8.城島高原パーク

城島高原パーク
出所:http://www.his-j.com/hotel/tokusyu/amusementpark/jt02_43.html

日本初の木製コースターであるジュピターをはじめ、30種のアトラクションが楽しめる遊園地です。絶叫系からほのぼの系までそろっており、子供から大人まで年齢を問わず楽しめます。不定期で様々なイベントが催されており、乗り物以外の楽しみもあります。夏は水遊び、冬はスケートができる季節限定の施設もオープンし、年間を通して多彩な遊びが可能です。

ジンギスカンや焼き肉バイキングなど、がっつり系からホットドッグやクレープなどの軽食やスイーツまで豊富なレストランやカフェが揃っており、グルメも堪能できます。城島高原パークオリジナルグッズや大分の名産品が販売されるお土産店もあり、旅の記念となるグッズの買い物もできます。

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9.旧豊後森機関車庫・転車台

旧豊後森機関車庫・転車台
photo by @igacchan

かつて蒸気機関車の格納庫として使われていた施設で、1734平方メートルの敷地に25両の車両が保有されていました。1971年に豊後森機関区が廃止されたあとは地元の有志によって保存され、署名活動が実を結び国の有形文化財に指定されました。九州で唯一原形の扇形機関庫であり、蒸気機関車の展示もあります。

壁に機銃掃射の跡が残るなど廃墟のような佇まいは、廃墟マニアにも人気があり年間多くの人が訪れています。10月の機関庫まつりの間は夜間のライトアップが行われ、昼間とは趣の異なる幻想的な姿が見られます。

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10.サンリオキャラクターパーク・ハーモニーランド

サンリオキャラクターパーク・ハーモニーランド
出所:http://www.his-j.com/hotel/tokusyu/themepark/jt01_93.html

サンリオのファンシーな世界観を思う存分堪能できるスポットで、特に女性や子供に人気です。サンリオの人気キャラクターによるライブショーもたくさんあり、ワクワク体験がいっぱいです。乗り物も絶叫系はほとんどなくゆったり楽しめるものが多いため、小さな子供連れにもおすすめです。

ハーモニーランドオリジナルグッズやお菓子、サンリオのキャラクターグッズなど、自分へのお土産にしたいものもたくさん見つけられるため、ショップはいつも大盛況です。レストランのメニューも、サンリオキャラクターをモチーフにしたものが多く、食事中までもサンリオ尽くしを満喫できます。

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11.いいちこ日田蒸留所

いいちこ日田蒸留所
出所:https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4744

美しい森の中に佇むレンガ造りの蒸留所で、焼酎の製造過程を見学できる施設です。パネルやビデオでの説明もあり、順を追って焼酎が作られていく工程が理解できます。たくさんの樽が並んだ貯蔵庫は圧巻で、焼酎の香りにほろ酔い気分になるでしょう。試飲コーナーでは説明を聞きながらの飲み比べや、自由に飲めるスペースなど、お酒好きには嬉しいつくりとなっています。ノンアルコールの麦酢の試飲もできるので、車で訪れた人もテイスティングが楽しめます。

また、蒸留所の広大な敷地は公園のように整備されており、散策路を歩き美しい景色も堪能できます。テイスティングで少し酔っぱらったら、歩きながら酔いを醒ますのもよいでしょう。

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12.九重夢大吊橋

九重夢大吊橋
出所:http://www.jalan.net/

高さ173メートル、長さ390メートルの日本一高い歩道橋と呼ばれる吊り橋で、大自然のパノラマを楽しみながらスリリングなウォーキングが体験できます。中間スポットは最も風も強くスリルスポットとされており、足元のメッシュを通して下に流れる川の様子も観察できます。また、吊り橋からは日本の滝百選に選ばれた振動の滝も見られます。

北方エリアの階段を上ると展望台が設置されているので、吊り橋の全景が見られます。食事やショッピングが楽しめる天空館もあるので、スリル体験の後は食事や買い物を満喫できます。

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13.金鱗湖

金鱗湖
出所:http://www.his-j.com/hotel/09041-001/access/

儒学者の毛利空桑が夕日で鱗が金色に輝く魚を見て名付けたとされる湖で、湯布院一の観光スポットです。湖の底から清水と温泉が湧き出しているため水温が高く、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上り幻想的です。金鱗湖に隣接する藁ぶき屋根の温泉施設「下ん湯」では、金鱗湖を眺めながらの入浴も楽しめます。

金鱗湖のあちこちには桟橋がかかっており、清らかな水が流れる美しい景色を堪能できます。遊歩道もあり、夕方には毛利空桑が見た金色に輝く美しい湖の姿が見られます。秋は紅葉も美しく、訪れるのにベストな季節です。

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14.杵築

杵築
出所:http://activities.his-j.com/TourLeaf/OIT0019.htm

美しい坂が谷を挟んで向かい合っているためサンドイッチ型城下町と呼ばれており、九州豊後路の小京都として多くの人を引き付ける観光スポットです。2つの坂は「塩屋の坂」、「酢屋の坂」と呼ばれ、江戸時代の風情が残る石畳の景色が広がります。酢屋の坂の脇にある「綾部味噌」は、明治33年に創業された歴史あるお店で、市の有形文化財に指定されています。創業以来変わらぬ製法で作られており、昔ながらの素朴なお味噌はお土産にも最適です。

塩屋の坂の上には武家屋敷が立ち並び、無料で見学できるお屋敷もあります。また、全国で初めて着物が似合う歴史的町に認定され、レンタル着物で町歩きすることも可能です。着物を着用していると公共観光文化施設の入館料が無料になったり、市内での食事が割引になったり粗品がもらえたりと、嬉しい特典もあります。

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15.臼杵城址

臼杵城址
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000165562/

キリシタン大名として知られる大友宗麟によって建てられたお城で、全国でもまれに見る天然の要塞です。断崖絶壁の海に囲まれた丹生島に建てられており、島の西側の一部のみが干潮時に陸とつながるという地形で、難攻不落の城と呼ばれていました。現在は埋め立てられ孤島の面影はありませんが、美しいカーブを描く鐙坂や自然の岩肌と石垣がミックスした城郭は、他の城とは一線を引く特殊な造りです。

城址内には戦国武将の猛々しさを感じられる西の丸居館庭園跡や、臼杵護国神社など見どころもたくさんあります。当時のヨーロッパでも城のごとき島に住む戦国武将と称された大友宗麟の集大成ともいえる城跡は、歴史に興味のある人なら必見のスポットです。

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16.臼杵磨崖仏

臼杵磨崖仏
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_44206af2170020533/

平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻され、九州初の国宝に指定された石仏群です。隠れ地蔵とも呼ばれる山王山石仏、日本の石仏の中でも最高傑作と呼ばれる中尊の大日如来が彫られた古園石仏、豊かな表情をたたえるホキ石仏第二群など、見事な石仏に圧倒されます。

臼杵石仏公園を挟んだ向かい側には鎌倉時代後期に造られた宝篋印塔、満月寺などの見どころもあります。

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