子どもと楽しむ通年スポット!さっぽろテレビ塔の魅力と楽しみ方

札幌の展望台観光スポットとして人気のさっぽろテレビ塔は、子連れファミリーにも安心して楽しめる札幌観光の定番スポットです。大通公園の東端にそびえ立つ赤い塔は、札幌の街を見守るシンボル的存在。昼夜を問わず美しい景色を満喫でき、季節ごとのイベントも目白押しで一年中飽きることがありません。札幌観光で子どもと一緒に訪れるなら外せない見どころが満載のさっぽろテレビ塔について、基本情報から子連れ目線の楽しみ方まで詳しくご紹介します。

短時間の立ち寄りからゆったり観光まで、幅広いプランに対応できるのもテレビ塔の魅力です。本記事では**「さっぽろテレビ塔 子連れ」で検索する方にも役立つよう、子ども連れに優しいポイントや季節ごとの楽しみ方、混雑を避けるコツなどを盛り込みました。親しみやすい雰囲気で、初めて札幌を訪れる観光客の方や小さなお子さん連れのファミリーにも分かりやすく丁寧に解説していきます。それでは、さっそくさっぽろテレビ塔の楽しみ方ガイド**を始めましょう!

基本情報(所在地・営業時間・料金・アクセス)

まずはさっぽろテレビ塔の基本情報を押さえておきましょう。所在地や営業時間、入場料金、アクセス方法など事前に知っておくとスムーズに観光できます。

  • 所在地: 札幌市中央区大通西1丁目(大通公園東端)に位置します。札幌の中心部・大通公園のスタート地点に建つ高さ約147メートルの塔で、1957年に開業して以来札幌のランドマークとして親しまれてきました。半世紀以上札幌の発展を見守ってきた歴史ある建造物で、近年「登録有形文化財」に認定されるなど、観光スポットであると同時に札幌の文化財的存在でもあります。
  • 営業時間: 通常は9:00〜22:00(最終入場21:50)です。夜遅くまで開いているので、昼間だけでなく夜景も楽しめます。ただしイベントや季節によって営業時間が変更となる場合があるため、訪問前に公式情報を確認すると安心です。年間を通して無休ですが、設備点検などによる臨時休業日が年に数日設定されることもあります(例年4月や11月に点検日あり)。お正月(1月1日)も休業となる年があるので要注意です。
  • 展望台の料金: 展望台へ上がるための入場料金は大人(高校生以上)1,000円、子ども(小・中学生)500円です。嬉しいことに未就学児(小学生未満)は無料となっていますので、小さなお子さん連れにはありがたいですね。また、15名以上の団体には団体割引料金(大人700円、子ども400円)が適用されます。そのほか札幌市民限定でお得な特典もあり、札幌市在住の70歳以上の方は半額、誕生日前後3日以内の札幌市民は無料になるサービスなどがあります(住所・年齢確認書類の提示が必要)。障がい者手帳をお持ちの方も大人500円・子ども250円と割引になります。なお、何度も訪れたい方には**年間パスポート(大人2,000円)**も販売されており、購入日から1年間は何度でも展望台に入場可能です。
  • チケット購入: チケットは当日現地で**テレビ塔3階の「展望台入場券売り場」**にて購入します。現金のほか各種クレジットカードや電子マネー、交通系ICカード、QRコード決済なども利用できるため、キャッシュレス派でも安心です。事前予約は基本不要で営業時間内に直接行けば入場できますが、混雑時にはチケット購入やエレベーター待ちに列ができることがあります。スムーズに入場したい場合は、旅行予約サイト(JTB、じゃらん、KLOOKなど)で前売り券や割引クーポンを購入しておく方法もあります。ネット予約限定割引で少し安くなるプランもあるので、計画段階でチェックしてみると良いでしょう。また、JAF会員割引や特定のクレジットカード提示による割引が実施されることもあります。お得に楽しむために利用できる割引がないか事前に調べておくのもおすすめです。
  • アクセス: 札幌市営地下鉄「大通駅」下車、27番出口直結です。地下鉄東西線・南北線・東豊線の3路線が交わる大通駅から地下直結で行けるので、札幌駅やすすきの駅方面からも天候に左右されずアクセスできます。地下街「オーロラタウン」を通って27番出口を上がると目の前がテレビ塔です(駅から徒歩1〜2分)。JR札幌駅から徒歩の場合は南口を出て駅前通を南へ約15分、大通公園に突き当たったら左手に塔が見えます。札幌駅からは地下歩行空間(チカホ)を通り、大通地下街経由で地上に出ずに行くことも可能です。新千歳空港から直接向かう場合は、JR快速エアポートで札幌駅へ約40分、その後地下鉄か徒歩で大通へ向かうルートが一般的です。車で行く場合は注意が必要で、テレビ塔には専用駐車場がありません。周辺のコインパーキングを利用する形になります(提携駐車場も特にありません)。大通公園周辺はイベント時に交通規制もあるので、可能な限り公共交通機関を利用するのが賢明です。

以上が基本情報のまとめです。では次に、肝心の展望台でどんな景色が楽しめるのか、その見どころを見ていきましょう。

展望台の見どころ(昼夜の景色・季節の景観・望遠鏡の使い方)

さっぽろテレビ塔の一番の魅力は、やはり地上90mの高さにある展望台からの絶景です。360度ガラス張りの展望フロアからは札幌市内をぐるりと一望でき、昼と夜で異なる表情を楽しませてくれます。ここでは昼間と夜景、それぞれの見どころや、季節ごとの景観の違い、さらに展望台での望遠鏡の使い方について解説します。

昼の眺望 – 札幌の街並みと雄大な自然を一望

昼間の展望台では、札幌の碁盤目状に整備された街並みと周囲の豊かな自然を同時に楽しめます。東西に長く伸びる大通公園の緑地帯が市街地を南北に分ける様子や、公園内に点在する噴水や花壇などが眼下に広がる光景は爽快です。天気が良ければ遠く石狩平野や石狩湾(日本海)まで見渡すことができます。西側の窓に目を向けると、札幌市の西郊にそびえる手稲山や、1972年冬季五輪のスキージャンプ台で有名な大倉山ジャンプ競技場(大倉山シャンツェ)が見えます。南東方向には市内を流れる豊平川が帯状に確認でき、市街地の中に豊かな自然が調和している札幌の地形を実感できるでしょう。

また、眼下の大通公園には四季折々の花が植えられており、春から秋にかけては季節の花模様も必見です。春はライラックやチューリップが彩り、夏は一面の芝生と木陰が爽やか、秋には紅葉した街路樹がうっすらと色づき始めます。季節ごとに表情を変える大通公園の景色を上空から楽しめるのはテレビ塔ならではです。特に花フェスタや秋のオータムフェストなど、公園内イベント開催時には普段以上に賑やかな様子を上から観察できるでしょう。昼間は市内を取り囲む山並みまでくっきり見えることが多く、周囲の自然豊かなロケーションも札幌の魅力の一つだと感じられるはずです。

夜景の魅力 – 煌めく札幌の街とイルミネーション

一方、夜の展望台から眺める札幌の街は、昼間とは全く違うロマンチックな雰囲気です。ビルの灯りや街路灯が織りなす夜景は360度どの方向を見ても美しく、札幌市は近年「日本新三大夜景都市」の一つにも選ばれるほど夜景が評価されています。大通公園沿いに続く街灯の列や、遠くの高層ビル群の明かり、車のライトの流れなど、札幌の夜景はスケールが大きく、煌びやかすぎずどこか落ち着いた雰囲気も併せ持っています。テレビ塔の展望台自体も外から見るとライトアップされているため、外から見ても中から見ても美しい夜のさっぽろテレビ塔です。

特に冬季の夜は空気が澄んで光がより鮮明に見えるため、夜景ファンにはたまらない眺望となります。後述する「さっぽろホワイトイルミネーション」(11月下旬〜12月)開催時には、大通公園に無数の電飾が施され、公園全体が光のじゅうたんのようになります。展望台から見下ろすと、色とりどりのイルミネーションが描く模様がはっきりと見え、その美しさに子どもも大人も思わず声を上げるほどです。また2月の雪まつり期間中の夜景も必見で、巨大な雪氷像がライトアップされて浮かび上がる様子はとても幻想的です。

夜景の時間帯は日没直後〜夜の時間ですが、もし余裕があれば夕暮れから夜に移り変わる時間帯に合わせて訪れるのがおすすめです。薄暮の時間には空がオレンジや紫に染まり、市街地の光が点灯し始めるドラマチックな瞬間を眺められます。刻一刻と変化するグラデーション空と街の灯りのコントラストは、その場にいた人だけが味わえる感動的なシーンです。夏場は日が長いので19時〜20時頃、冬場は16時台でも日没しますので、季節によって時間を調整してみてください。ただし夕暮れ〜夜は混雑もしやすい時間帯ですので、混雑情報については後述する「混雑ピークとベスト時間帯」のセクションも参考にしてください。

展望台での季節の眺め – 四季折々の風景

札幌は四季の変化がはっきり感じられる都市です。テレビ塔の展望台からもその四季折々の風景を堪能できます。例えば**春(5月頃)**は大通公園で「ライラックまつり」が開催され、ライラックや初夏の花々が咲き乱れる様子が見られます。街路樹の新緑も眩しく、長い冬を終え活気づく札幌の春の雰囲気が味わえます。

**夏(7〜8月)**は公園内で「札幌夏まつり」と称したビアガーデンが開かれ、人々で大いに賑わいます。昼間は木々の緑が濃く、噴水が涼しげに水しぶきを上げる様子が見え、夜は公園に設置されたビアガーデン会場の灯りがキラキラと輝きます。夕暮れ時には屋外イベントならではの熱気が感じられ、お祭り気分を上から眺めるのも楽しいものです。

**秋(10月頃)**になると、大通公園の並木も黄や赤に色づき始め、市街地も落ち着いた雰囲気に変わります。9月中旬〜下旬には「さっぽろオータムフェスト」という食の祭典が開催され、公園が北海道各地のグルメ屋台で埋め尽くされます。その時期に展望台から見下ろすと、公園に所狭しと並んだ白いテントや人々の行き交う様子、そして立ち上る香ばしい煙など、臨場感たっぷりの光景が楽しめます。秋晴れの日には遠く紅葉に染まった山並みまで見えて、とても清々しい眺めです。

**冬(12月〜2月)**は何と言っても雪景色です。札幌は雪の多い街として知られますが、大通公園も一面銀世界となります。展望台から見下ろす雪化粧した公園とビル群は、まるでジオラマのような美しさです。2月上旬の「さっぽろ雪まつり」期間中は、公園内にずらりと並ぶ大小さまざまな雪像や滑り台などのアトラクションが見渡せます。昼間は真っ白な雪像が太陽に映え、夜はライトアップで幻想的に浮かび上がる様子を、暖かい屋内から快適に観賞できるのがテレビ塔展望台の特等席たるゆえんです。冬は外を長時間歩くのが難しい日もありますが、テレビ塔に上ってしまえば天候を気にせず札幌の冬景色を満喫できます。

望遠鏡の使い方 – 遠くの景色も子どもと一緒に観察

展望台には数台の**固定式望遠鏡(双眼望遠鏡)**が設置されています。遠くの景色をより詳しく見たいときや、子どもが「もっと近くで見たい!」というときに便利です。多くはコイン式で、100円玉を入れると一定時間(約1分程度)利用できます。使い方は簡単で、レンズを覗きながらハンドルや本体を動かして見たい方向に向けるだけ。焦点は自動で合うタイプが多いので、小さなお子さんでも楽しめます(台が高めなので、幼児の場合は抱っこしてあげるか台に乗せる必要があります)。

望遠鏡を使えば、肉眼では小さく見える時計台や遠方の山の細部、JRタワーなど他の高層ビルの展望室の様子なども見ることができます。晴れた日には石狩湾新港に停泊する船まで見えたり、飛行機が空港に発着する姿を捉えたりすることも可能です。子どもたちは「どこまで見えるかな?」と夢中になって覗き込むでしょう。家族で交代しながら、「あれが泊まっている船だよ」「あっちに見えるのが○○山だよ」と会話を楽しむのも良いですね。

なお、展望台では自由に写真撮影できますが、三脚の使用は禁止されています。他のお客さんの迷惑にならない範囲で、手持ちカメラやスマートフォンで景色をたくさん撮影しましょう。ガラス越しの撮影になるので、レンズをガラスに近づけて映り込みを抑えると綺麗に撮れます。記念写真を撮る際、展望台スタッフが声をかけてシャッターを押してくれることもあるので、家族全員での写真撮影もお願いしてみると良いでしょう。

このように、さっぽろテレビ塔の展望台には昼夜問わず多彩な見どころがあります。次章では、特に子ども連れで訪れる際に注目したいポイントや、ファミリーで楽しく過ごすための工夫を紹介します。

子どもと楽しめるポイント(キャラクター写真・安全性・エレベーター)

小さな子どもを連れて展望台に行く際、「高い場所だけど大丈夫かな?」「子どもが飽きないかな?」と不安になる親御さんもいるでしょう。さっぽろテレビ塔は子連れファミリーにも配慮された施設で、子どもと一緒に楽しめる仕掛けがたくさんあります。ここでは、テレビ塔のマスコットキャラクターとの写真撮影スポット、展望台の安全対策や乗場エレベーターの様子など、知っておくと安心なポイントをまとめます。

テレビ塔マスコット「テレビ父さん」と写真を撮ろう!

さっぽろテレビ塔には地元で愛されるユニークな非公式キャラクター、その名も**「テレビ父さん」**がいます。真っ赤な塔の身体に緑の腹巻きを巻き、一本角(アンテナ)とちょびヒゲがトレードマークの“ゆるキャラ”で、2002年に誕生して以来観光客にも大人気です。テレビ父さんは設定上「さっぽろテレビ塔に勤めるサラリーマンお父さん」で、実は奥さんや子ども、おじいちゃんおばあちゃんまでいるファミリーキャラでもあります。

館内にはこのテレビ父さん一家にまつわる展示やフォトスポットが盛りだくさん!1階から3階へ続く中央階段(全部で109段あります)には、壁にテレビ父さんファミリーのイラストや豆知識パネルが飾られており、「父さんを探せ!」と題したミニゲーム要素も仕込まれています(※中央階段は非常時以外立ち入れない場合もありますが、イベント時に「階段のぼり」が開催されることがあります)。3階フロアにはテレビ父さんの顔ハメパネルが設置されており、塔を支えるように両腕を広げたテレビ父さんに自分の顔をはめて、まるで父さんに抱きつかれているかのような面白写真を撮ることができます。子どもはもちろん、大人もつい童心に返って記念撮影したくなるスポットです。

運が良ければ着ぐるみのテレビ父さんに会えるチャンスもあります。テレビ父さんは気ままに「ふらっとお散歩」して現れることがあるそうで、特に週末やイベント時に館内や塔前広場に登場することがあります。子どもにとっては大きなテレビ父さんに直接会えたら大喜び間違いなし!もし見かけたら、一緒に写真をお願いしてみましょう。ゆるキャラらしいユーモラスなポーズで写真に収まってくれるはずです。なお、修学旅行生向けにはテレビ父さんがお出迎えしてくれるサービスや、市内のイベントへテレビ父さんが出張することもあるそうで、札幌観光を盛り上げる存在として大活躍しています。

さらに、展望台には**「テレビ父さん神社」なるものもあります。展望フロアの一角に、伊勢神宮を模した立派な神社風の小さなお社が鎮座しているのです。ただの飾りではなく、なんとテレビ父さんと母さん(奥さんキャラ)の像が狛犬ならぬ“狛父さん・狛母さん”として両脇に鎮座しています。札幌市街で一番高い場所にある神社ということで、ファンの間では聖地**とも言われています。お賽銭箱もあり、旅の安全や家族の健康など願掛けしてみるのも記念になりますよ(ご利益は「信じる者は救われる」ということで…)。子どもたちは珍しいキャラクター神社に興味津々で、狛父さん母さんのアンテナ(角)にそっと触れて「いいことありますように!」とお願いしたりしています。無料で押せる記念スタンプや絵馬風のイラストボードが置かれていることもありますので、ぜひ訪れた際はチェックしてみてください。

展望台の安全性 – 小さな子どもでも安心の設備

高層の展望台というと「子どもが落ちたりしないかしら…」と心配になるかもしれませんが、さっぽろテレビ塔の展望台は全面ガラス張りで安全性が確保されています。窓際にはしっかりとした腰の高さ程度の柵や壁があり、その上部から天井までが厚い強化ガラスになっています。小さなお子さんが走り回ってぶつかっても割れることはまずなく、万一寄りかかっても外に出られない構造なので安心です。床も滑りにくい材質になっており、段差もほとんどありません。ただし、大はしゃぎして走ってしまうと他のお客様との接触や転倒の危険はあるので、親御さんは目を離さないように注意してあげてくださいね。

展望台内にはベンチも適度に配置され、疲れたら座って休めます。四隅にモニターで観光案内映像が流れていたり、ガラス窓に札幌のランドマークを紹介するシール表示が貼ってあったりと、子どもと話しながら景色を学べる工夫もなされています。「あそこに見える時計台はね…」と親子で会話しながら眺めれば、きっと忘れられない家族旅行の思い出になるでしょう。

また、展望台のユニークなスポットとして「怖窓(こわそう〜)」があります。南東側の窓ガラス3枚分を床から天井までの一枚ガラスに改造したもので、さらに窓が少し外側に傾斜しています。足元から真下が覗けるスリル満点のこの窓は、2013年の塔塗装工事の際に新設された新名所です。初めて見ると「うわ、高い!怖そう〜!」と思わず言ってしまうことから名付けられました。小学生くらいのお子さんには「下が丸見えでドキドキする!」とアトラクション感覚で人気です。恐る恐る窓に近づいて下を覗き、「車や人がこんなに小さい!」と笑顔になる子、逆に怖くてママにしがみついちゃう子など反応はいろいろ。もちろん安全に造られているので、ぜひ親子でチャレンジしてみてください。記念に「怖窓」でびっくり顔の写真を撮るのも盛り上がりますよ。

エレベーターで展望台へ – わずか60秒の空の旅

展望台へは3階フロアから直通エレベーターで上がります。乗り込んでから約60秒で一気に地上90mまで上昇し、あっという間に展望台に到着します。エレベーターは定員があり、混雑時には係員さんが乗車整理をして順に案内してくれます。ほとんど揺れを感じないスムーズな昇降ですが、耳が少し「キーン」とすることがあるので、小さいお子さんには飲み物を飲ませたり飴を舐めさせたりして耳抜きの準備をしておくと良いでしょう(飛行機の離着陸時と同じ要領です)。

エレベーター内では係員さんが簡単な案内をしてくれる場合もあり、「間もなく展望台に着きますよ〜」と声をかけてくれたり、子どもに「何歳?」と笑顔で話しかけてくれたりすることも。ガラス窓付きのエレベーターではありませんが、扉が開くと目の前に広がる景色に子どもたちは歓声を上げるでしょう。降りる際に足元に注意しつつ、一歩踏み出すともう空中散歩の始まりです。

ベビーカーで訪れる場合もエレベーターがあるので安心です。1階エントランスから3階までもエレベーターまたはエスカレーターで行けますし、3階でチケット購入後そのまま展望台直通エレベーターに乗り換え可能です。ベビーカーは折りたたまずに乗れる広さがありますが、混雑時には周囲への配慮として折りたたみをお願いされることもあるかもしれません。スタッフに伝えれば乗降の手助けもしてもらえるので、不安な場合は気軽に声をかけましょう。

なお、車いす利用の方もエレベーターで展望台まで上がれます。テレビ塔では無料で車いすの貸し出しも行っており(数に限りあり)、必要な場合は申し出れば利用できます。ただし展望台にはお手洗いが無いため(下階に降りる必要があります)、上がる前に済ませておくよう案内されています。こうした点も含め、子連れで訪れる際は事前にトイレを済ませる、荷物は最小限に(館内にロッカーは無いので)といった準備をしておくとスムーズですね。

このように、さっぽろテレビ塔は随所にファミリーで楽しめる要素が用意され、スタッフのサポート体制も整っています。次は、テレビ塔観光のもう一つの楽しみ、お土産選びについて見てみましょう。

お土産コーナーとキャラクターグッズの購入体験

観光の楽しみといえばお土産選びも欠かせません。さっぽろテレビ塔には公式のお土産ショップがあり、ここでしか買えない限定グッズや北海道らしい商品が揃っています。子ども向けのキャラクターグッズも豊富なので、家族みんなでお買い物を楽しめるでしょう。このセクションでは、テレビ塔のお土産コーナーや人気のキャラクターグッズ、実際に購入したときの体験談などをご紹介します。

テレビ塔限定グッズが勢揃い!スカイショップと1階ショップ

さっぽろテレビ塔には主に2つのお土産ショップがあります。1つは展望台フロアにある**「スカイショップ」、もう1つは1階屋外にある「テレビ父さんショップ」です。まず展望台のスカイショップですが、ここは眺めの良い展望フロアで買い物ができるユニークなショップです。窓から札幌市街のパノラマを眺めながら、ゆっくりと商品を見ることができます。販売されている品は、テレビ塔オリジナルのものが中心です。他では手に入らない限定デザインのグッズ**も多く、例えばテレビ塔のイラストが入ったクリアファイルやポストカード、模型キットなど観光記念にぴったりの品が揃います。また、「テレビ父さんグッズ」も当然ながら充実しています。ぬいぐるみ、マスコットキーホルダー、Tシャツ、マグカップ、お菓子など、テレビ父さん一家がデザインされた可愛いアイテムがずらりと並び、子ども達は目を輝かせることでしょう。

特に人気なのはテレビ父さんのぬいぐるみストラップ。真っ赤な塔の形をしたコミカルな姿は、インパクトがあってお土産話にも花が咲きます。「会社の同僚へのネタ土産に買ったら大ウケした」「子どもが気に入って旅行中ずっと抱えていた」など好評の声も多いです。また、テレビ父さん一家(お父さん・お母さん・子ども達など)のラバーストラップ缶バッジのガチャガチャもあって、集める楽しさもあります。お土産ショップには実際にガチャポンマシンが置いてあり、子どもは小銭を握りしめてチャレンジせずにいられないでしょう。

さらに、展望台スカイショップでは御朱印風の記念カードも販売されています。これはテレビ塔内のテレビ父さん神社にちなみ、神社でもらえる御朱印のようなデザインを施した記念カードで、クリアファイル付きになっています。神社巡りが好きな方へのユニークなお土産になりますし、旅の記念に自分用に買っていく人も多いようです。

一方、1階エントランス外(テレビ塔の下)には**「テレビ父さんショップ」**という屋台風のお店があります。こちらでは主にテレビ父さん関連の商品や、テレビ塔オフィシャルのお菓子などが購入できます。季節限定の商品や、他キャラクターとのコラボグッズが登場することもあります。例えば北海道テレビの人気キャラクター「onちゃん」とテレビ父さんのコラボTシャツや、地元プロ野球チームとコラボしたグッズが期間限定で販売されるなど、ここでしか手に入らないレアなアイテムも。訪れた時期によって違う商品が並ぶ可能性があるので、リピーターでも毎回新鮮な買い物が楽しめます。

子どもと一緒にお買い物体験

お土産コーナーは、子どもにとってもワクワクする空間です。実際に子連れで訪れた方の体験を交えながら、お買い物の様子をイメージしてみましょう。

展望台で景色を一通り楽しんだ後、出口付近にあるスカイショップに立ち寄りました。小学1年生の娘は入口に所狭しと並ぶテレビ父さんグッズに釘付け!「これかわいい〜!」「見て見て、お父さん(テレビ父さん)の飴だって!」と興奮気味です。店内には小さなカゴが置いてあり、自分で欲しいものを入れられるので、娘も張り切ってカゴを手に取りました。まず手に取ったのはテレビ父さんのミニぬいぐるみ。高さ15cmほどで抱きしめられるサイズ感と愛嬌ある表情に一目惚れしたようです。次に「幼稚園の弟にお土産買う!」と言って選んだのが、テレビ父さん形のキャンディークッキー。どちらも個包装にテレビ父さんの顔がプリントされていて、食べるのがもったいないくらいです。

一方、親の私はというと、テレビ塔のミニチュア模型(ペーパークラフト)やキーホルダー、さらには北海道名物のお菓子「白い恋人」とテレビ塔がコラボした限定パッケージのお土産にも心惹かれました。結局、親戚へのお土産にテレビ塔パッケージのチョコクランチをいくつかと、自分用に御朱印風クリアファイル、そして娘が抱えて離さなくなったぬいぐるみを購入。会計のとき、レジの方に「どこから来たの?」と聞かれ、東京からだと答えると「遠くから来てくれてありがとうさん!」とテレビ父さんばりのユーモアで返してくれて和みました。商品を入れてくれた袋にもテレビ塔のロゴが入っていて、最後まで観光気分が味わえました。

お土産選びは子どもにとっても旅の楽しい思い出になります。限られた予算の中で「どれにしようかな?」と真剣に悩む時間は、成長にも繋がりますよね。さっぽろテレビ塔のお土産コーナーは、大人も子どももついつい笑顔になってしまうユニークな商品ばかり。ぜひファミリーでお気に入りの一品を探してみてください。

子連れに優しい設備(ベビーカー・授乳室・おむつ替え台など)

子ども連れで観光スポットを訪れる際には、施設の設備が充実しているかどうかが気になるものです。ここでは、さっぽろテレビ塔の子連れファミリー向け設備について詳しくご紹介します。ベビーカーでの移動や授乳・おむつ替えといった赤ちゃん連れならではのポイント、そしてトイレ事情なども含め、事前に知っておくと安心な情報をまとめました。

ベビーカーでの入場・預かり

ベビーカーは施設内に持ち込むことが可能です。前述のようにエレベーターやエスカレーターで各フロアを移動できるため、抱っこ紐ではなくベビーカーで観光したい方でも無理なく利用できます。ただし、テレビ塔ではベビーカーの貸し出しサービスは行っていませんので、必要な方は自分のベビーカーを持参してください。館内が混雑している場合やエレベーターが混み合っているときは、安全のため一時的にたたんで移動することを求められる場合もあります。特に展望台直通エレベーターは乗れる人数が限られるため、混雑時はベビーカーを折り畳んで他のお客様と譲り合って乗りましょう。

1階エントランスには受付スタッフが常駐しているので、もしベビーカーを入り口で預けたい場合は相談してみるとよいでしょう。ただし専用の預かり所やコインロッカーはありません。テレビ塔自体にはコインロッカーの設置がなく、公式案内によると「近隣では大通駅27番出口付近にコインロッカーがある」とのことです。大きな荷物やベビーカーを置いて身軽に登りたいときは、あらかじめ駅構内のロッカーなどを活用しておくのも一つの方法です。

授乳室・おむつ替えスペース

赤ちゃん連れで気になる授乳やおむつ替えの環境ですが、残念ながらテレビ塔館内には専用の授乳室はありません。そのため、授乳が必要な場合はケープを使ってベンチで授乳するか、近隣の施設(デパートや地下街のベビールーム)を利用する形になります。大通駅周辺には地下街オーロラタウン内にベビー休憩室があるので、そちらで授乳や離乳食タイムを取ることもできます。観光の合間に地下街に戻って休憩するプランを組み込むと良いでしょう。

おむつ替え台は館内に一応用意されています。設置場所は3階フロアの女性トイレ内におむつ交換シートが備え付けられています。このため、ママと赤ちゃんの組み合わせであればスムーズに対応できますが、パパだけで赤ちゃんのおむつを替えたい場合は少し困ってしまいます。その場合はスタッフにお願いして、多目的スペースやスタッフ用の空き部屋などを借りることができないか相談してみましょう。場合によっては臨機応変に対応してもらえる可能性もあります。いずれにせよ、おむつ替えは3階で済ませてから展望台へ上がるのがおすすめです。展望台にはトイレも無いため、緊急時には一度エレベーターで3階に降りる必要があります。小さなお子さんがいる場合は、「展望台に行く前にトイレ・おむつチェック」をルーティンにしておくと安心ですね。

トイレ・衛生設備

子連れにとってトイレ情報も重要です。テレビ塔の一般来場者向けトイレは3階フロアにあります。男女別トイレがあり、女性用には先述のおむつ交換台付き個室があります。バリアフリートイレ(多機能トイレ)は館内に設置がありません。車いす利用者やオストメイト対応等の設備は無いので、そういった場合は大通公園内のバリアフリー公衆トイレ(公園内西2丁目あたりに設置)や地下街のトイレを利用する必要があります。少々不便に思えますが、テレビ塔自体が1950年代建造と古い施設という背景もあり、仕方のない部分かもしれません。

とはいえ、3階トイレ自体は最近改装されており清潔です。小さな子供用に低い位置の子ども用便器や踏み台などはありませんが、親御さんが支えてあげれば問題なく利用できます。手洗い場には自動水栓があり、ハンドソープも完備。館内全域で禁煙となっており、喫煙所は敷地内に一切ありませんので、タバコの煙を心配せずに済むのも子連れにはありがたいポイントです。また、展望台にはフリーWi-Fiも飛んでいます(携帯キャリア問わず利用可能な無料Wi-Fiが展望フロアのみ設置)。兄弟で訪れて上の子がちょっと退屈したら、Wi-Fiに繋いで写真をSNSに投稿してみる等も良いでしょう。

その他のファミリー向け配慮

ペット同伴での入館は介助犬等を除き禁止されていますので、家族で来てもペットは預けてこなければなりません(ペットホテル等を利用する必要があります)。また、館内で食事は原則できませんが、3階の「スカイラウンジ」エリアには軽食や飲み物を提供するお店も入っているので、ぐずったお子さんにジュースを買ってあげる程度なら可能です。詳しくは次のグルメスポット連携の項で説明しますが、テレビ塔地下にもフードコートがあり、子連れで利用しやすい飲食店が揃っています。

全体として、最新の大型商業施設のような完璧なベビー対応設備があるわけではありませんが、最低限必要な設備は揃っている印象です。加えてスタッフの方々が親切で、「何かお困りですか?」と声をかけてくれたりするので、困ったことがあれば遠慮なく相談してみましょう。次は、さっぽろテレビ塔を楽しんだ後や前に立ち寄りたい周辺の観光スポットやグルメについてご紹介します。

周辺観光スポットとの連携(大通公園・イベント広場・グルメ)

さっぽろテレビ塔を訪れるなら、その周辺も含めて楽しみ尽くすのがおすすめです。テレビ塔自体が大通公園の一角にあるため、周辺散策や他の観光スポットとの組み合わせがしやすいロケーションです。この章では、テレビ塔と周辺スポットの連携について、大通公園やテレビ塔前のイベント広場、そして近隣で楽しめるスイーツ・飲食店情報などをお届けします。

大通公園でひと息 – 子どもと遊べる憩いの場

さっぽろテレビ塔の足元に広がる大通公園は、東西に約1.5km続く札幌市民の憩いの場です。テレビ塔観光とセットで、公園内の散策はぜひ取り入れたいところ。特に子ども連れの場合、展望台で緊張した後は公園の芝生で少し走り回ったり、遊具で遊んだりしてリフレッシュできます。

大通公園内には所々にちょっとした遊具やオブジェがあり、小さな子が楽しめるスポットがあります。例えば西6丁目付近にはすべり台などのある「わくわく広場」、西10丁目付近には大型の噴水広場があり、夏場は水遊びをする子ども達でにぎわいます(テレビ塔からは少し距離がありますが、散歩がてら行けます)。テレビ塔近くの東端(西1丁目〜2丁目)はイベント広場になっており、常設の遊具はありませんが、芝生やベンチが整備されているので走り回ったり座っておやつを食べたりするのに最適です。春〜秋は公園の売店でソフトクリームや焼きトウモロコシなど北海道らしい味覚も売られているので、親子で頬張りながらのんびり過ごすのもいいですね。特に名物の**「とうきびワゴン」**(とうもろこしの露店)は夏の風物詩で、ホクホクのゆでトウモロコシや焼きトウモロコシを片手に、公園のベンチで一休みするのがおすすめです。子どもも甘くて香ばしいトウモロコシに大満足間違いなし!

テレビ塔をバックに公園で写真撮影するのも定番です。塔の全景を写真に収めるなら、公園内に少し離れて撮るのがポイント。西2丁目・3丁目あたりからだとちょうど良い距離感で塔が撮れます。家族写真を撮るなら、大通公園の「○丁目」の石柱や季節の花壇を入れると札幌らしい一枚になりますよ。観光シーズンにはテレビ塔下に観光案内所も開設され、ボランティアガイドさんが記念撮影してくれることもあります。

テレビ塔前イベント広場 – 季節ごとの催し物を楽しむ

テレビ塔のすぐ前、つまり大通公園西1丁目は**「テレビ塔イベント広場」**とも呼ばれ、年間を通して様々なイベント会場になります。有名な「さっぽろ雪まつり」も、このテレビ塔前を含む大通公園全域がメイン会場です。雪まつり期間中はテレビ塔の真正面に大きな雪像やステージが設置され、世界中からの観光客でごった返します。テレビ塔に上ればその全景を一望できますし、降りてから実際に雪像を間近で見学することもできます。子ども向けの雪遊びコーナーや滑り台もこの近辺に作られることが多いので、家族で思い切り冬遊びをするのもいいですね。

夏場は「さっぽろ夏まつり」の一環である**「テレビ塔ビアガーデン」**がこの広場で開催されます(例年7月中旬〜8月中旬)。テレビ塔の真下にビールやソフトドリンクを提供するテント、そして名物のジンギスカン(ラム肉のBBQ)コーナーが出現し、昼から夜まで多くの人で賑わいます。一見ビールメインで子連れには不向きに思えますが、昼間や夕方早い時間帯であればファミリー客もそれなりにいます。お祭りの雰囲気を味わいながら、ソフトドリンクや焼きとうもろこし・フライドポテトなどをいただくのも楽しいでしょう。ただし夜遅い時間は酔客も増えるため、子ども連れは日が暮れる前までがおすすめです。

秋には「さっぽろオータムフェスト」の東会場がテレビ塔前に設置され、北海道各地の海産物や野菜を売る市場や、ステージイベントなどが行われます。子ども向けのキャラクターショーなどが開催される年もありますので、タイミングが合えば立ち寄ってみると良いでしょう。テレビ塔を訪れる日にちなんだ催しが何かやっていないか、事前に「札幌 イベントカレンダー」などでチェックすると、旅程を組みやすくなります。

周辺のグルメスポット – 北海道グルメやスイーツを堪能

観光で歩き回ったら、美味しいものも味わいたいですよね。テレビ塔および大通公園周辺には、子連れでも入りやすい飲食店やカフェがたくさんあります。

まずテレビ塔の地下には**「テレ地下グルメコート」**というフードコートエリアがあります。全部で9店舗ほどが入っており、ラーメン店(旭川ラーメンの名店「麺屋 開高」)、お蕎麦屋さん、スープカレーや海鮮丼のお店、さらには立ち食い寿司や居酒屋さんなどバラエティ豊富。フードコート形式でなく各店舗ごとの造りですが、カジュアルなお店ばかりなので子連れでも利用しやすいです。例えば札幌名物の味噌ラーメンを食べたいなら開高へ、北海道の新鮮なお刺身を試したいなら海鮮居酒屋さぶろうへ、と家族の好みに合わせて選べます。ベビーカーのまま入れるお店も多く、子ども椅子の用意がある店舗もあります。お昼時は周辺で働くビジネスマンもランチに訪れるため少し混雑しますが、14時以降や夕方は比較的ゆったりしています。

甘いものがお好きなら、テレビ塔1階にある「宮の森珈琲」という喫茶でソフトクリームやケーキを楽しめますし、大通公園周辺には有名菓子店のカフェも点在しています。徒歩5分圏内には「きのとや 大通公園店」や「六花亭 札幌本店」「ルタオ」のカフェがあり、テイクアウトでソフトクリームや焼きたてスイーツを買って公園で食べるのもおすすめです。特に「きのとや」の焼きたてチーズタルトは子どもでも食べやすく、大通公園店では美味しいソフトクリームとセットで味わえます。また、夏限定でテレビ塔前に「かき氷」「綿あめ」などの屋台が出ることもあり、子どもたちは目を輝かせるでしょう。

さらに少し歩けば、札幌市時計台(徒歩5〜7分)や旧北海道庁赤れんが庁舎(徒歩15分)といった他の観光名所にもアクセスできます。テレビ塔と時計台のお得な共通入場券も販売されており、時間があれば両方訪れて札幌観光を制覇するのも良いですね。時計台は館内に小さな博物館がありますが、子どもには展示より建物そのものの方が面白いかもしれません。「あの小さい時計台が札幌でも有名なんだよ」と教え、テレビ塔から見えた場所を実際に訪れることで理解も深まります。

周辺には土産物屋やドラッグストアも揃っているので、観光途中のちょっとした買い物にも困りません。例えば地下街にはキャラクターショップや100円ショップもあり、子どもがおねだりしたものを気軽に買ってあげられます。子連れ旅行では何かと必要なものが出てくるもの。大通エリアは商業施設が集積しているので、ミルクのお湯をもらいたい時やオムツを急遽買い足したい時なども対応しやすいです。

このように、さっぽろテレビ塔周辺は観光とグルメをまとめて楽しめるエリアです。テレビ塔を中心に、周囲のスポットへも無理なく移動できるので、時間に合わせてプランを組み立ててみてください。では続いて、季節ごとに開催される札幌の代表的なイベントと、それに合わせたテレビ塔の楽しみ方についてご紹介します。

四季のイベントと楽しみ方(雪まつり・イルミネーション・夏祭り)

札幌市は季節ごとに魅力的な大イベントが開催され、全国から観光客が訪れます。さっぽろテレビ塔はそれらイベントと深く関わっており、テレビ塔から観賞したり、イベント会場として利用されたりします。ここでは、四季のイベントとして特に有名な「さっぽろ雪まつり」「さっぽろホワイトイルミネーション」「さっぽろ夏まつり」などを中心に、その時期のテレビ塔の楽しみ方を解説します。

  • さっぽろ雪まつり(2月上旬):
    札幌の冬といえば世界的にも有名な「さっぽろ雪まつり」です。毎年2月上旬に開催され、大通公園一帯が大小様々な雪氷像や滑り台、ステージイベントで埋め尽くされます。テレビ塔の展望台は雪まつり期間中、最高の観覧スポットになります。真っ白な雪像群を上から一望でき、昼は雪と人のにぎわいを、夜はライトアップされた幻想的な風景を暖かい室内から眺められます。そのため雪まつり期間はテレビ塔も一年で最も混雑する時期となりますが、それだけの価値があります。家族で訪れる場合、まずテレビ塔から全体像を掴んでから実際に会場を歩くと、子ども達も「さっき上から見えたお城の雪像だ!」と大興奮することでしょう。また、雪まつり期間中はテレビ塔の営業時間が延長される年もあります(混雑緩和のため早朝営業や深夜営業を実施することも)。最新情報を確認し、混雑を避けたいなら午前中早めや夜遅めの時間帯を狙うなど計画すると良いです。テレビ塔1階には雪まつり公式グッズの販売所やインフォメーションも設置されますので、困ったときは立ち寄れます。雪まつりは道外・海外からの観光客も多いので、小さな子連れは迷子対策をしっかりと、そして極寒の屋外なので防寒対策も万全にした上で楽しみましょう。テレビ塔展望台は寒さ避難にもなるので、冷えたらすぐ上がって温まるという使い方もできます。
  • さっぽろホワイトイルミネーション(11月下旬〜12月):
    毎年11月下旬からクリスマス期にかけて開催される「ホワイトイルミネーション」は、札幌の冬を彩る光の祭典です。大通公園の木々や広場に無数の電飾が施され、美しいオブジェや巨大ツリーが出現します。テレビ塔もクリスマスツリーのようにライトアップされ、街全体がロマンチックな雰囲気に包まれます。展望台からは、イルミネーションで光り輝く大通公園を真上から鑑賞でき、その光景はまさに「光のじゅうたん」です。色とりどりのイルミネーションが織りなす模様や、公園内を歩く人々の光景は、上空から見るとまた格別です。子ども達も「わあ、きれい!」と感嘆するでしょう。特に点灯直後の17〜18時頃や、雪がうっすら積もった日のイルミネーションは格段に美しいです。期間中、テレビ塔ではライトアップの特別プラン(前述の展望台貸切や、自分の好きな色に塔をライトアップできるサービスなど)も提供されています。カップルや記念日の方向けのプランですが、ファミリーで参加して特別な色にライトアップされた塔を見るのも思い出になりますね。ホワイトイルミネーションと同時期には「ミュンヘン・クリスマス市」というドイツ風のクリスマスマーケットも大通公園で開催され、子ども向けにメリーゴーラウンドが設置されたりおもちゃの屋台が出たりします。寒い時期ではありますが、温かいドリンクを飲みながらキラキラ輝く札幌の冬をテレビ塔とともに楽しんでみてください。
  • さっぽろ夏まつり・大通ビアガーデン(7月中旬〜8月):
    夏の札幌で大規模なのが「さっぽろ夏まつり」です。中でも大通公園で開催されるビアガーデンは国内最大級の規模を誇り、延べ1万人以上を収容するオープンエアのビール会場が公園内に登場します。テレビ塔下もその会場の一部となり、日中から多くの人で賑わいます。子連れでビアガーデン?と思うかもしれませんが、昼間や夕方の早い時間帯であれば、家族でジンギスカン(ラム肉の焼肉)や焼きトウモロコシ、ソフトドリンクを楽しんでいる光景も見られます。テレビ塔の展望台から上から眺めると、びっしり並んだテーブル席や、立ち上る煙、楽しそうに乾杯する人々の様子が見えて面白いですよ。小学生くらいなら「あそこでお肉焼いてるね!」と興味津々でしょう。せっかくなので地上に降りたら北海道限定の飲み物(例えば夕張メロンソーダなど)やおつまみを子どもと味わってみるのも思い出になります。ただし夜は酔った大人も増え騒がしくなるので、適度な時間で切り上げるのが無難です。また、8月上旬には大通公園2丁目付近で**「北海盆踊り」**(北海道の大盆踊り大会)が開催され、夕涼みがてら地元の子ども達も参加して踊ります。テレビ塔の真下が櫓(やぐら)と踊りの輪になるので、その様子を見物するのも札幌ならではの体験です。浴衣姿で踊る人々を見て、一緒に手拍子をしたり飛び入り参加OKの子ども盆踊りに加わったりすれば、旅の良い思い出になるでしょう。
  • その他のイベント:
    春には「さっぽろライラックまつり」(5月下旬)が大通公園で催され、音楽ライブや野外茶会などが楽しめます。テレビ塔は特に関与しませんが、塔の展望台から初夏の陽気と咲き始めた花々を見るのに良い時期です。秋には「さっぽろオータムフェスト」(9月)が開催され、北海道中のグルメが集まるため、公園もテレビ塔も多くの観光客で賑わいます。この時期テレビ塔では「北海道○○展」的な企画が行われることもあります。例えば過去には展望台でハロウィンイベントや、テレビ父さんと他キャラクターのコラボ展示が行われたことも。季節イベント時は公式サイトやSNSでテレビ塔独自のキャンペーン情報を発信しているので要チェックです。地元割引(北海道民・札幌市民半額)や子ども無料デーなどお得な企画が出ることもあります。

季節のイベントとさっぽろテレビ塔は切っても切れない関係です。イベント開催時期に合わせて訪れると、通常期とは違った楽しみ方ができます。ただし、いずれも混雑は避けられないため、子ども連れの場合は時間帯をずらしたり平日を狙ったりといった工夫がおすすめです。次の章では、そうした天候や混雑に左右されず快適に楽しむコツについてさらに掘り下げてみましょう。

天候を気にせず楽しむポイント(雨の日・寒い日・猛暑日)

北海道の気候は夏と冬で大きく異なり、旅行中に雨に降られたり、真冬の寒さや真夏の暑さに見舞われたりすることもあります。そんな時でもさっぽろテレビ塔なら快適に観光を楽しむことができます。このセクションでは、雨の日や寒い日・猛暑日でもテレビ塔を快適に楽しむポイントをご紹介します。

雨の日でも安心の屋内観光

札幌は意外と夏場に雨が降ることも多く、旅行日程と雨天が重なってしまうこともあります。そんな雨の日でもテレビ塔は強い味方です。なぜなら、前述のとおり地下鉄大通駅からテレビ塔まで地下通路で直結しており、濡れずに移動できるからです。傘をささずに現地まで行けてしまうので、小さな子ども連れでも身軽にアクセス可能です。館内に入ってしまえば、展望台もショップも全て屋内ですから、天候の影響はほとんど受けません。窓越しに見る札幌の街も、雨の日は雨の日なりの情緒があります。しっとりと濡れた大通公園の木々や、路面に反射する街の光景は幻想的で、いつもと違う表情を見せてくれるでしょう。子どもも「雨で下は大変そうだけど、ここは平気だね!」と安心して景色を眺められます。

ただし大雨で視界が悪い場合や、濃霧で遠方が見えないような天候もまれにあります。そのような時は無理に高い所に上がっても視界真っ白…ということになりかねません。事前に天気予報を確認し、雨でも小雨程度なら展望台へ、大雨・強風なら別の日に変更するなどの柔軟さも必要です。テレビ塔自体は悪天候でも営業していますが、台風並みの暴風雨の場合、安全のため臨時閉鎖される可能性もありますのでご注意ください。

厳寒の冬も暖か!雪の日の楽しみ方

札幌の冬は寒さが厳しく、日中でも氷点下、吹雪になることもしばしばです。そんな寒い日・雪の日でも、テレビ塔の中は暖房が効いて快適そのもの。外を観光して体が冷え切ったら、テレビ塔に避難するのも一案です。展望台から雪の中の街を眺めていると、外で遊ぶスキーウェア姿の子ども達や雪かきをする人々の様子が見えて、「みんな頑張ってるねー」と子どもとおしゃべりしたりできます。雪の日ならではの景色としては、降りしきる雪を上から眺める体験が挙げられます。これは意外とロマンチックで、特に夜にふわふわと雪が舞う様子を展望台のライトに照らされて見ると、まるで自分が雲の中に浮かんでいるような不思議な気分になります。

館内が暖かいとはいえ、展望台の窓際は少しひんやり感じる場合もあります。冬に上がる際は、子どもには上着を着せたままでも構いません(暑くなれば脱げば良いので)。外と中の寒暖差がありますから、入口付近で上着を脱ぐかどうか判断しましょう。また、雪で濡れたコートや傘は、1階入口でしっかり払い落としてから入ると館内を汚さずに済みます。足元が濡れて滑りやすくなるので、注意して歩いてください。3階フロアの端には傘立ても用意されています。

寒い日は地下のグルメコートで温かい食事をとるのもおすすめです。熱々の味噌ラーメンやシチュー、スープカレーなど、体が温まる北海道グルメが揃っています。雪景色を見た後に家族でおいしいものを食べて、ほっこりと暖まるのは最高の幸せですね。外の寒さを忘れて楽しめるのがテレビ塔観光の良いところです。

夏の猛暑もひんやり快適

近年は北海道でも気温が30度を超える夏日・猛暑日が増えています。札幌も夏は日差しが強く、観光で歩き回ると汗ばむことがあります。そんな暑い日も、テレビ塔に入れば冷房が効いているのでひんやり快適です。展望台は高所にあるため、地上より多少涼しい空気に包まれていることも。さらに窓の外から入る風(窓は開きませんがガラス越しに伝わる空気)は、下界より爽やかに感じられることがあります。

猛暑の日中は屋外観光を避け、テレビ塔など屋内施設で過ごすのが得策です。午前中の比較的涼しいうちに公園を散策し、お昼から午後はテレビ塔内で景色を見たりお土産店を見たりしながら涼む、といった計画も良いでしょう。子どもたちが「暑い〜」とぐずったら、館内の自販機やカフェで冷たいソフトクリームをゲットしてクールダウン!テレビ塔地下の宮の森珈琲では、濃厚なソフトクリームやひんやりドリンクがテイクアウトできますので、ぜひお試しください。

また、夏は夕方以降になると外気がぐっと過ごしやすくなるのも札幌の特徴です。暑い日中を避け、日が傾いてからテレビ塔に登るのも手です。19時過ぎならまだ明るさが残る夏の日もあり、そこから夜景へと移り変わる時間帯は先述の通り狙い目でもあります。昼間の熱気が和らぎ、子どもの機嫌も良い状態で夜景観賞に臨めるでしょう。

天候に左右されない観光計画を

さっぽろテレビ塔は、雨・雪・猛暑といった様々な気象状況下でも快適に過ごせる屋内観光スポットです。地下街と直結という立地もあり、天気が悪い日のプランに組み込みやすいのも魅力です。ただし天候によって見え方や楽しみ方が多少変わるのも事実です。「雨の日は眺望よりキャラクター探しメインにしよう」「雪の日は無理せず展望台と地下街巡りで過ごそう」など、その日の状況に合わせて柔軟に楽しみ方を変えてみてください。子ども連れの場合、天候不良で野外の予定が中止になっても、テレビ塔があればしっかり旅行気分を味わえるので安心です。

それでは、実際にテレビ塔を訪れる際の時間配分について、モデルプランを考えてみましょう。所要時間に応じておすすめのプランを次の章でご紹介します。

所要時間別モデルプラン(30分〜2時間)

旅程や子どもの体調に合わせて、さっぽろテレビ塔で過ごす時間も人それぞれでしょう。ここでは、所要時間別に3通りのモデルプランを提案します。短時間でさくっと展望を楽しむプランから、周辺散策も含めたゆったりプランまで、状況に応じて参考にしてください。

30分コース:急ぎでも押さえるポイント満載

「次の予定があるけどテレビ塔も見たい!」という方には、30分で展望台を一巡りする短時間コースがおすすめです。

  • 10:00〜 地下鉄大通駅から直行でテレビ塔へ。3階でチケットを購入し、そのままエレベーターで展望台へ直行(9:00の開館直後なら待ち時間なしで上がれます)。
  • 10:10〜 展望台到着。東西南北ぐるっと一周歩きながら景色をチェック。写真撮影も忘れずに!1か所につき2〜3分眺めれば一周15分ほどで回れます。
  • 10:25〜 気になる望遠鏡があれば1台だけチャレンジ(100円玉準備)。札幌駅方面などピンポイントで見てみましょう。
  • 10:30 エレベーターで下り、退出。お土産ショップは時間が無ければスルーしますが、出口横のテレビ父さん顔ハメパネルでサッと記念写真1枚撮影して終了!

この30分コースなら、テレビ塔の**「展望台から景色を見る」という目的**はしっかり達成できます。子どもが小さい場合はどうしても時間がかかるかもしれませんが、要所を絞れば意外と短時間でも満足できます。朝イチで行けば空いていて快適ですし、その後の予定にも支障をきたしません。札幌滞在時間が限られているビジネス旅行者や乗り継ぎの合間観光などにも向いたプランです。

1時間コース:ゆっくり景色とショッピングを満喫

観光で訪れるなら、約1時間あればテレビ塔を満喫できます。こちらは標準的なファミリープランです。

  • 15:00〜 テレビ塔着。チケット購入後、エレベーター待ちがあってもこの時間なら比較的スムーズに展望台へ(夏休みや連休は混雑注意)。
  • 15:10〜 展望台でじっくり景色鑑賞。東西南北全方向から眺め、子どもと一緒に気になる建物を探したり写真を撮ったりします。怖窓にもチャレンジしてスリルを楽しみましょう。ひと通り見終えたらベンチでひと息つき、テレビ父さん神社でお参りも忘れずに。
  • 15:30〜 展望台内のスカイショップでお土産チェック。子どもがお気に入りを選ぶ時間も含め、10分程度ゆったり過ごします。記念メダルの販売機があればトライしたり、ガチャガチャで運試ししても良いですね。
  • 15:40〜 エレベーターで3階に降り、フォトサービスコーナーで撮影した写真(もし入口で撮ってもらっていれば)を確認。良ければ購入します。3階のキャラクターパネルでも写真撮影し、テレビ父さんショップをひと巡り。
  • 16:00 1階に戻り、テレビ塔を背に家族で記念撮影。塔前の広場や大通公園の様子を少し眺めてから次の目的地へ移動。

このプランでは展望台とお土産ショップ、写真スポットをバランス良く楽しむことができます。途中で子どもがぐずってもベンチ休憩を入れたり、トイレに行ったりする時間の余裕もあります。1時間あれば、テレビ塔の見どころをほぼ網羅できるでしょう。夕方16時くらい終了にすれば、夏場ならこの後大通公園で開催中のイベントを見たり、少し歩いて時計台を見学したりと他の予定にも繋げやすいです。

2時間コース:周辺散策も一緒にじっくりコース

せっかく来たなら周辺も含めてゆったり過ごしたいという方には、最大2時間ほどかけたプランがおすすめです。テレビ塔内外をとことん楽しみ尽くしましょう。

  • 13:00〜 お昼を済ませてテレビ塔に入館。まず地下のテレ地下グルメコートでデザートタイムにします。子どもにはソフトクリーム、自分たちはコーヒーでほっと一息(またはお蕎麦や軽食でもOK)。ゆっくり小休止して英気を養います。
  • 13:30〜 エントランス横の札幌観光案内所でパンフレットをゲット(希望者はスタッフに質問もできます)。子どもが飽きないうちに3階へ上がり、チケット購入して展望台へ。
  • 13:40〜 展望台フロアでゆっくり景色鑑賞。昼間の眺望を存分に堪能します。写真を撮ったり望遠鏡を使ったり、テレビ父さん神社で盛り上がったり、思い思いに過ごしましょう。途中、家族写真も何枚か撮っておきます。
  • 14:10〜 展望台で混雑していなければ、このまま少し待機。14時15分頃からテレビ塔の「毎正時アナウンス」(毎正時に鐘の音が流れ時報とともに案内が流れる演出)が聞けるので、それも体験します。
  • 14:20〜 展望台を降り、スカイショップでお土産タイム。子ども達が迷うだけ迷ってお買い物。記念メダル作成機があれば刻印したり、スタンプを押したりアクティビティも満喫します。
  • 14:40〜 1階に降り、テレビ父さんショップも冷やかし。お土産を買い足したり、その場で食べられるおやつ(テレビ父さん人形焼き等が売っていれば)を買って子どもと食べ歩き。
  • 14:50〜 大通公園に出てテレビ塔を見上げ、「こんなに高いところにいたんだね〜」と振り返ります。そのまま公園内を西2丁目、3丁目方面へ散策。噴水や花壇、とうきびワゴンなどがあれば立ち寄り、遊びながらゆっくり進みます。
  • 15:20 西3丁目辺りで折り返し、地下鉄入口へ。もしくは公園で少しベンチに座って景色を楽しみ、子どもを遊ばせてから16時前に解散。

2時間コースでは、テレビ塔内で1時間強、公園散策や食事休憩に40〜50分というイメージです。このプランなら、テレビ塔と大通公園をセットで楽しめて満足度も高いでしょう。特に天気が良い日は、公園の散歩も子どもにとっては楽しいアクティビティになります。途中でトイレに行く時間や、子どもが走り回る時間もしっかり取れますので、かなり余裕を持った過ごし方ができます。

もちろん、もっと長く滞在することも可能ですし、逆に子どものお昼寝時間に合わせて短縮することも可能です。上記モデルプランは目安として、自分たちのペースに合わせてアレンジしてみてください。

チケット購入方法と混雑ピーク・ベストな訪問時間帯

次に、チケットの購入方法や混雑状況、ベストな訪問時間帯について解説します。特に人気スポットゆえに混雑が予想されるテレビ塔ですので、ピークを避けてスムーズに楽しむための情報は大切です。子ども連れの場合、長時間の行列は避けたいもの。上手に計画を立てて、快適に観光しましょう。

チケット購入方法と事前準備

さっぽろテレビ塔の展望台チケットは、基本的に当日現地購入が一般的です。前述のとおり3階のチケットカウンターで買えますが、混雑時期にはチケット購入列ができることもあります。事前にチケットを用意しておけば、列に並ばずスムーズに入場できる場合もあります。

事前購入の方法としては、旅行予約サイトや割引サービスを利用するのが便利です。例えばJTBやじゃらんnetではオンラインで日時指定なしの展望台チケットを購入できます(有効期間内の好きな日に使える)。それらを印刷したものやスマホ画面を持参すれば、現地で引き換えするだけなので時短になります。KLOOKやKKdayといった海外観光客向けサイトでも割引チケットが販売されており、当日窓口で予約確認画面を見せれば入場券と交換してもらえます。これらは通常料金より10〜30%程度安くなることもあるので、家族分購入すればかなりお得です。

また、コンビニで発券できる前売り券(道内のセブンイレブン等で販売)や、札幌市内のホテルフロントで委託販売しているケースもあります。宿泊ホテルに聞いてみると、提携して割引チケットを扱っていることもあるのでチェックしてみてください。

現地で購入する際は、現金以外の支払い手段も用意しておくと安心です。窓口では交通系ICカード(SuicaやKitacaなど)や主要クレジットカードも使用可能ですので、小銭をジャラジャラ出す手間なく購入できます。子ども連れだと荷物や抱っこで手が塞がりがちなので、キャッシュレス決済はありがたいですね。

混雑しやすい時期・時間帯

さっぽろテレビ塔は年間を通じて多くの観光客が訪れますが、特に混雑しやすい時期というものがあります。ここでは一般的に混雑が予想される時期と時間帯をまとめますので、計画の参考にしてください。

<混雑しやすい時期>

  • ゴールデンウィーク(4月末〜5月初旬): 大型連休で道内外から観光客が集中します。市民向けイベントや子ども向け無料入場デーなどが設定される場合もあり、長蛇の列が発生することも。
  • 夏休み(7月下旬〜8月中旬): 学校の夏休み期間は家族旅行が増えるため混雑します。特にお盆(8月13日前後)はピークで、市民や帰省客も重なり非常に賑わいます。
  • 年末年始(12月末〜1月初旬): 帰省や旅行シーズンで人出が多いです。年始は営業時間短縮や休業日がある年もありますが、開いている日は混む傾向にあります。
  • 春休み(3月下旬)・秋の連休(シルバーウィーク等): 学生や家族旅行者が増え、普段の平日より人手が多くなります。
  • イベント期間中: 前述の**雪まつり(2月)ホワイトイルミネーション(12月)の開催時は、絶景スポットとして人気が爆発し非常に混雑します。雪まつり期間は展望台への入場制限や整理券対応になることもあるほどです。また、大通公園の紅葉見頃(10月)ライラックまつり(5月末)**など、公園イベント時も若干人が増えます。

<混雑しやすい時間帯>

  • 日中〜夕方のピークタイム: 一般的に16時半以降〜日没後にかけてが一番混みます。これは夜景目当てのお客さんが増えるためです。特に日の入り時間(季節によりますが17〜19時頃)の前後は、夕景と夜景両方を見ようとする人で込み合います。
  • 土日祝日の午後: 休日の13時〜16時くらいは観光のゴールデンタイムで、団体ツアーや家族連れで賑わいます。エレベーター待ちが発生し、展望台も人で埋まることがあります。
  • 大型イベント開催日の昼〜夕方: 雪まつり期間の日中、イルミネーション点灯直後の時間など、イベント絡みでは通常以上に混雑します。雪まつり中は昼間でも30分待ちの列ができたり、イルミネーション時期の週末夕方は展望台に入るのに調整が入ったりも。
  • 連休中の午前: 普段午前中は空いていることが多いですが、連休となると朝イチから来る人も多いです。特にGWやお盆期間は開館直後から一定の混雑となる場合があります。

このように、混雑ピークは主に連休・長期休暇の午後〜夜と覚えておくとよいでしょう。子ども連れですと、混雑時の人混みや長時間待ちは避けたいところです。次に、そうしたピークを外したベストな訪問時間帯について考えてみます。

比較的空いている時間帯・狙い目

混雑を避けるなら、以下のような比較的空いているタイミングを狙うと良いでしょう。

  • 平日午前中: 一般的に平日の朝〜正午前は空いています。9:00の開館から11:00頃までは団体客も少なく、ゆったり見学できます。通勤ラッシュも過ぎていますし、小さいお子さん連れなら午前中の方が機嫌も良いことが多いので、この時間帯はおすすめです。
  • 昼食時間帯(12:00〜13:00): お昼時は観光客も食事に行くため、展望台は一時的に空くことがあります。ただしその後14時頃からまた増え始めるので、昼食のタイミングをずらしてこの時間に登るのも一つの手です。
  • 夕方遅め〜夜遅め: 夜景は見たいけど混雑は嫌という場合、20時以降が狙い目です。特に平日の20時〜21時台は比較的余裕が出てきます。札幌の日没時間にもよりますが、夏場であれば夜8時でも十分暗いですし、冬場はすでに真っ暗なので夜景鑑賞に支障はありません。最終入場21:50ですが、その近くになるほど人は減ります。ただし小さな子の場合は眠くなってしまう時間帯なので、無理のない範囲で。
  • イベント前日・終了直後: 雪まつりやイルミネーションの前後は意外と狙い目です。雪まつり準備中の1月末や、終了翌週などは展示物こそないものの通常期平日並みに空いていたりします。またイルミネーション点灯開始直前(夕方4時台)も、まだ人が押し寄せる前でゆっくり観られます。
  • 天気が悪い平日: 雨や雪の日の平日は、外観光を避ける方が多くなるためテレビ塔もそこまで混まない傾向です。観光客自身も減るため、室内目当ての方だけになるイメージです。ただし学校の遠足や修学旅行が雨天時に流れてくるケースもあり、そうなると逆に学生さんで賑わうこともあるので一概には言えません。

まとめると、**「平日」「午前」「遅めの時間」**が混雑回避のキーワードになります。可能なら旅程を平日に組む、週末でも朝早めに行くなどで、だいぶ快適度が違ってくるでしょう。小さなお子さん連れだと行動時間も早めになりがちなので、結果として混雑を避けられることも多いです。逆に夜景目的で夜に行く際は、夕食を先に済ませて20時頃登るなどしてピークをずらしてみてください。

混雑時の工夫と注意点

どうしても混雑する時間に当たってしまった場合の対策も考えておきましょう。

  • チケットを事前購入しておけば、窓口の列をスキップできます(引換が必要でも専用レーンが用意されることも)。
  • ベビーカーで並ぶのが難しければ、一人が列に並びもう一人が子どもと近くで待つ、という方法も。合流時にスタッフに事情を説明すれば柔軟に対応してもらえることがあります。
  • エレベーター待ちが長い場合、スタッフの指示に従って安全にお待ちください。お子さんが飽きないよう、列では好きなおもちゃやおやつを準備しておくと良いでしょう。
  • 展望台が混雑しているときは、走ったり窓際に駆け寄ったりしないよう注意が必要です。迷子にならないよう、常に手を繋ぐか抱っこで移動しましょう。
  • トイレは事前に必ず済ませ、混雑中に「トイレ!」となって慌てて降りる羽目にならないよう気をつけてください。
  • 雪まつり時など、展望台の入場整理券が配布される場合もあります。その際は指定された時間に再集合する形になりますので、他の場所で待ち時間を過ごすようにしましょう(地下街で暖をとる等)。最新情報は公式サイトや現地掲示を確認してください。

混雑を完全に避けるのは難しいですが、少しの工夫でかなりストレスを減らすことができます。せっかくの観光、できるだけ笑顔で楽しみたいですね。

最後に、実際に子ども連れでさっぽろテレビ塔を訪れた家族の体験談をお届けします。リアルなファミリー視点のストーリーが、これから訪れるあなたの参考になれば幸いです。

子連れファミリーの体験談:さっぽろテレビ塔を訪れてみて

ここでは、子ども連れでさっぽろテレビ塔を訪れた家族の体験談を紹介します。実際の体験を通して、ファミリー目線でどのように楽しめたのか、生の声をお伝えします。きっとご自身の旅行プランのイメージづくりにも役立つはずです。

小学生と幼児を連れてテレビ塔へ:家族みんなで大満足

(以下、2児のママであるAさんの体験談です)

今年の夏休みに、夫と小学1年生の長男、2歳の次男を連れて札幌旅行をしました。初日の午後、札幌に着いて真っ先に向かったのがさっぽろテレビ塔です。長男は以前から「高い塔に上ってみたい!」と言っていたので、札幌に行くなら絶対連れて行ってあげようと思っていました。

お昼過ぎに地下鉄大通駅に到着し、案内板に従って地下通路を進むと、迷うことなくテレビ塔の入口に着きました。次男はベビーカーに乗せていましたが、段差もなくスムーズ。エレベーターで3階まで上がり、そこで入場券を購入です。平日だったこともありほとんど並ばずに買え、「幼児は無料ですよ」と教えてもらってラッキーな気分(知ってはいたのですが、改めて得した気分になりますね)。長男も子ども料金500円で入れるので、家族4人で大人2人分の料金でした。

エレベーターで展望台に上がるとき、係のお姉さんが「もうすぐ着きますよ〜」と声をかけてくれて、長男はワクワクが頂点に。「ドキドキするね!」と私の手を握りしめていました。扉が開いた瞬間、「わぁ〜!」と長男が歓声。窓いっぱいに札幌の街並みが広がり、そのスケールに感動したようです。次男はまだ景色の凄さは分からない様子でしたが、それでもキラキラ光る景色に興味津々で指をさしていました。

まずは東側(大通公園側)の窓へ。大通公園がまるで模型みたいに見えて、「噴水が小さい!」「人がアリみたいだね」と長男。下を歩いている人々を見つけては「あのへんに僕たちが居たんだよ」とか、「あ、リスの形の花壇がある!」とか、興奮気味に話していました。私は「遠くに海が見えるよ、あれが石狩湾かな?」と教えたり、主人は「ほら、あれが時計台だよ」とガラスに貼られた案内表示を頼りに教えたり。家族みんなで、見えるもの探しゲームのように景色を堪能しました。

南側の窓に移動すると、豊平川やすすきの方面のビル群が見えました。「あそこがホテルの方向だね」と確認したり、「山がたくさん見えるね、どの山かな?」と長男が聞いてきたり。すぐそばに100円望遠鏡があったので試しに1回だけ覗いてみることに。ちょうど藻岩山方面を見てみたら、山頂の展望台施設まではっきり見えて大人もびっくり!「今度はあっちの山にも登ってみたいね〜」なんて話が広がりました。長男も交代で覗き、「おぉ!すごい!」と感嘆連発。次男は抱っこして覗かせましたが、よく分からない様子でキョトンとしていて、それもまた可愛かったです。

展望台内をぐるっと回っていると、中央付近に小さな神社を発見。これが噂のテレビ父さん神社!長男は「なんでこんなところに神社?」と不思議そうでしたが、テレビ父さんとお母さんの像が狛犬みたいにいるのを見つけてゲラゲラ笑っていました。せっかくなのでお賽銭を入れて、家族の健康をお願い。次男も見よう見まねで手を合わせてパチパチしていて和みました。置いてあったスタンプを持っていたノートに押して記念にしました(テレビ塔のスタンプ、いい思い出になります)。

続いて西側の窓へ移動。そこには**「怖窓」**と書かれたスポットが。長男は「え、こわそう〜ってなに?」と興味津々。見ると床から天井までガラス張りで、窓がちょっと外に傾いています。大人でもちょっとひるむ迫力でしたが、長男は怖いもの見たさでソロソロと近づき、意を決してガラスにぴたり!そして真下を覗きこんだ瞬間「うわっ、高っか!!」と飛びのきました(笑)。思わず手に汗握ったようですが、「でももう一回見る!」と言って、今度は私と一緒に手をつないで覗き見。地面がずーっと下にあるのが分かり、「車ちっちゃ!」「人が豆粒!」と大興奮でした。次男と主人は少し離れて見守っていましたが、次男も負けじと「だっこ!」とせがんできたので、主人が抱いてガラス際へ。さすがに2歳では理解できず「ふーん」といった感じでしたが、それでも下を指差したりしていました。結局家族全員で怖窓に挑戦し、最後は「怖かったけど楽しかったね!」と笑顔で盛り上がりました。

一通り景色を楽しんだ後は、そろそろお土産タイム。展望台の売店で子どもたちにお土産選びをさせました。長男は事前に「テレビ父さんのグッズを買うんだ!」と決めていたらしく、棚のぬいぐるみを真っ先に手に取り「これにする!」。2歳の次男は難しいかと思いきや、なんとテレビ父さんの顔がプリントされたボールを握りしめて放しません。どうやら柔らかいビニールボール(空気の入った小さいおもちゃ)がお気に召したよう。値段も手頃だったので、それも購入することにしました。私は自分用にクリアファイルと、可愛いテレビ父さんの絵が描かれたクッキー缶を買いました。レジで「子どもたちにステッカーどうぞ」とテレビ父さんシールをいただき、長男は大喜び。「これ自由帳に貼るんだ〜!」と早くも宝物です。次男もボールで遊びたくて袋をガサゴソ…割れ物じゃないしいいかと早速出してあげました。その場でポンポン弾ませて遊び始め、ショップの店員さんにも笑われてしまいました。

展望台を降りて3階に戻ると、顔ハメパネルが目に入りました。長男が「やりたい!」とダッシュ。テレビ父さんの絵の顔の部分が穴になっていて、そこに顔を出すとまるでテレビ父さんが抱きかかえているような構図になるものでした。長男が穴からニコニコ顔を出し、私がカメラを構えると…後ろで見ていた係の方が「撮りましょうか?」と声をかけてくれました。お言葉に甘えて家族4人でパネルに収まり(主人が次男を抱っこして2人で1つの穴から顔出し)、係の方にスマホで撮ってもらいました。出来上がった写真は全員満面の笑みで、なんともユーモラスな1枚に!「いい写真ですね〜」と係の方にも言っていただき、大満足でテレビ塔を後にしました。

外に出てから、大通公園を少し散策。テレビ塔の下から見上げると、さっきまで自分たちが居た展望台が遥か頭上に見えます。長男は「あんなに高いとこ登ったんだね〜!」と改めて驚いた様子。次男はまだよく分かっていませんが、持たせていたテレビ父さんボールを握りしめてご機嫌でした。公園ではトウモロコシの屋台で焼きトウモロコシを買って、皆でかぶりつきました。「おいしいね!」とほおばる子ども達の顔も幸せそうで、この旅行を計画して本当に良かったと思えた瞬間です。

振り返ってみると、さっぽろテレビ塔は子連れでもとても楽しみやすい観光スポットでした。エレベーター移動で体力的な負担も少なく、展望台は暖かく安全だし、キャラクターのおかげで子どもも飽きずに過ごせました。なにより札幌の街を家族で眺めて共有できた時間が素敵な思い出になりました。長男は「また夜にも登ってみたい!」と次の目標ができたようです。次は雪まつりの時期にでも連れて行ってあげたいな…と密かに思っています。

(Aさんファミリーの体験談、ここまで)


いかがでしたか?実際のファミリーの様子を思い浮かべながら読むと、テレビ塔観光のイメージも一層具体的になったのではないでしょうか。お子さんの年齢や興味によって楽しみ方はいろいろですが、さっぽろテレビ塔は幅広い年齢層の子どもが楽しめる仕掛けがあるので、皆さんもぜひご家族で足を運んでみてください。

最後に、本記事でご紹介したポイントを簡単におさらいしましょう。

  • 基本情報: 札幌中心部・大通公園東端に位置し、9:00〜22:00営業。料金は大人1000円・小中学生500円(未就学児無料)。アクセスは地下鉄大通駅から徒歩1分、駐車場なし。
  • 展望台の見どころ: 地上90mから札幌市街を360度一望。昼は石狩湾や山々まで見渡せ、夜は煌めく夜景が堪能できる。季節ごとの景色も魅力で、冬は雪まつり会場を一望可能。望遠鏡で細部観察も楽しい。
  • 子どもと楽しめるポイント: マスコットキャラ「テレビ父さん」のフォトスポット多数。テレビ父さん神社や怖窓などユニークな仕掛けで子どもも大喜び。展望台は安全ガラス張り、エレベーターで移動も楽々。
  • お土産・グッズ: 展望台ショップと1階ショップでテレビ父さんグッズや限定土産を販売。子どもが喜ぶぬいぐるみやお菓子がいっぱい。購入体験も旅の思い出に。
  • 子連れ設備: ベビーカーOK(貸出無し)、授乳室は無し・おむつ替えは3階女性トイレに台あり。展望台にトイレが無いので事前に済ませる。館内禁煙・Wi-Fiあり。
  • 周辺スポット: 大通公園で散策やイベント観賞ができ、子どもを遊ばせる場にも困らない。テレビ塔地下や周辺に飲食店多数、北海道グルメやスイーツも楽しめる。時計台など他スポットとも連携しやすい。
  • 季節イベント: 雪まつりやイルミネーション時は展望台が特等席。ただし混雑必至なので計画を。夏祭りやビアガーデンでは賑わう様子を上から見下ろす楽しみも。
  • 天候対策: 雨・雪・猛暑でも屋内施設のテレビ塔なら安心。地下直結で雨に濡れず、暖房冷房完備で快適。悪天時は屋内観光先として活用しよう。
  • モデルプラン: 時間別に30分速攻プラン、1時間標準プラン、2時間ゆったりプランを紹介。滞在時間や子どもの様子に合わせてアレンジ可能。
  • チケット&混雑: 当日券は3階で。事前にネット予約や割引券利用でお得&スムーズに。混雑しやすいのは連休・週末の午後〜夜、雪まつり等イベント時。平日午前や夜遅めは比較的空いている。待ち時間対策やピーク回避を工夫して。
  • 体験談: 子連れ家族もテレビ塔で絶景とユニークな仕掛けに大満足。家族の楽しい思い出作りに最適なスポットであることが実感できる。

以上、盛りだくさんの内容となりましたが、さっぽろテレビ塔の魅力と楽しみ方を網羅してご紹介しました。**「さっぽろテレビ塔 子連れ」「札幌 観光 子ども」「さっぽろテレビ塔 見どころ」「札幌 展望台 観光」**といったキーワードが気になっていた皆さんにとって、本記事がお役に立てば幸いです。

札幌旅行の際は、ぜひご家族でさっぽろテレビ塔に足を運んでみてください。昼の爽快な眺めも良し、夜のロマンチックな景色もまた格別です。お子さんと一緒に札幌の街を見下ろす体験は、きっと心に残る素敵な思い出になることでしょう。安全で楽しいテレビ塔観光で、皆さんの札幌旅が笑顔あふれるものになりますように!ぜひ存分に楽しんできてくださいね。終わりまでお読みいただきありがとうございました。

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