タワー・オブ・テラー【ディズニーシー】徹底攻略!

タワー・オブ・テラー

ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにあるアトラクション「タワー・オブ・テラー」を徹底攻略します!タワー・オブ・テラーは、ディズニーリゾートの数ある絶叫アトラクションの中で最も怖いと言われているんです。なぜなら、ジェットコースターは全然平気!だという人でもフリーフォール系のアトラクションだけは苦手だという人が多いからなんです。タワー・オブ・テラーのようなフリーフォール系と言われるアトラクションは、高い所から垂直に激しく落下するため、堪らない浮遊感が襲います。苦手な人は多いですが、同じくらい好きな人もいるので、タワー・オブ・テラーはディズニーシーの中でも、大人気のアトラクションになっています♪




タワー・オブ・テラーの概要

エリア:アメリカンウォーターフロント
タイプ:ライド/スピード/スリル/怖いキャラクターが登場/暗闇を進む
所要時間:約2分
乗車人数:22名

利用制限

・身長102㎝未満の方は利用不可です。
・乗り物に1人で座り、安定した姿勢を保っていられない方は利用不可です。
・高血圧の方、心臓、首などに疾患のある方はご利用をご遠慮ください。
・乗り物酔いする方や、その他アトラクションに乗車し悪化するおそれのある症状を持っている方はご利用をご遠慮下さい。
・妊娠中の方はご利用をご遠慮ください。
・高齢の方はご利用をご遠慮ください。

悪天候について

タワー・オブ・テラーはアトラクション内も、待ち列も完全屋内なので雨の日や悪天候の日でも安心して楽しむことができます。ディズニーシー内のアトラクションの中で、アトラクション自体も待ち列も両方が完全屋内なのはかなり少ないため、雨の日は待ち時間が増えてしまうこともあるかもしれません。

タワー・オブ・テラーのバックグラウンドストーリー

タワー・オブ・テラー

実はタワー・オブ・テラーは知る人ぞ知る、細かく作り上げられたバックグラウンドストーリーが存在するアトラクションです。エレベーターに乗車する前に、ホテルの創立者であり、冒険家のハイタワー三世の記者会見やハイタワー三世が、最上階から落下する音声が聞けます。また、ディズニーのキャストといえば、明るく笑顔というイメージがありますが、タワー・オブ・テラーでアナウンスしているキャストさんの声には暗い雰囲気が出ていて、より恐怖心が煽られます。

それでは、タワー・オブ・テラーのバックグラウンドストーリーについて詳しくご紹介していきます♪

大富豪で探検家のハリソン・ハイタワー三世は、様々な貴重品を収集するのが趣味でした。1899年、彼はコンゴ川流域に住む原住民ムトゥンドゥ族と出会います。彼らはハイタワー三世とその仲間たちを歓迎して、彼らに料理を振る舞いました。その時ハイタワー三世の秘書である、スメルディンは彼らが振る舞ってくれた全ての料理に火が通っていないことに違和感を覚えていました。

そして食事が終わった後、ムトゥンドゥ族の首長は、守り神である「シリキ・ウトゥンドゥ」という偶像を見せます。これを見たハイタワー三世は、この偶像が欲しくてたまらなくなりました。彼は首長に譲ってほしいと懇願しましたが、首長は首を縦には振りませんでした。そこでハイタワー三世はいつものように力づくで偶像を奪い去りました。

実はこれはムトゥンドゥ族の作戦でした。というのも、以前からムトゥンドゥ族の中では多くの失踪者が出ていて、みんなこの偶像に怯えていました。他の部族に渡そうとしようとしたり、どこかに埋めたりしようとしたこともありましたが、この偶像には掟が存在していたのです。その掟がこちらです。
・燃やしてはいけない
・崇拝しなければいけない
・閉所に置いてはいけない
・他人に渡してはいけない
・放置してはいけない
・恐れなければいけない

この掟があるせいでムトゥンドゥ族は、どこかに埋めたり他人に渡したり、火を使う料理を出せなかったんです。この掟をどれか1つでも破ってしまうとその者に呪いがかけられるという恐ろしいものでした。掟通り、守り神のように崇拝するしかなかったムトゥンドゥ族は、誰かにこの偶像を盗んでもらうことを望んでいました。それを見事思惑通り、ハイタワー三世が盗んでくれたということです。

そして、同年12月31日、彼は自分のホテルである「ホテルハイタワー」で偶像のお披露目パーティーを開きます。そのパーティーにて行われた記者会見で、記者からその偶像は『呪いの偶像』ではないかと指摘されました。しかし、ハイタワー三世は記者をバカにして、全く信じようとしませんでした。

そして、彼は記者会見の後、ホテルハイタワーの最上階にある自室にシリキ・ウトゥンドゥを飾ろうとエレベーターに乗車します。それから15分後のことです。ホテル内では突然の停電が起こり、その直後叫び声が聞こえ、緑色の妖しげな光を放ち、エレベーターが落下しました。急いで落下したエレベーターの中を調べると、いるはずのハイタワー三世の姿はなく、シリキ・ウトゥンドゥと、彼が被っていた帽子だけが遺されていました。その日から、謎の失踪を遂げた彼の姿を見た者は誰もいなかったのです……。

その事件の後、人々は怖がってホテルを「タワー・オブ・テラー」と呼び、閉鎖されました。しかし、その謎の事件から13年が経った1912年解体される予定であったホテルが、ニューヨーク市保存協会の手に守られ、改修工事が行われました。そしてニューヨーク市保存協会が主催する、ホテルハイタワーの見学ツアーが開催されることになったのです。

タワー・オブ・テラーの怖さ

タワー・オブ・テラー

タワー・オブ・テラーには3つのコースが存在するそうなのです。コースはA、B、Cに分けられていて上昇や落下のタイミングが違うんだとか。感じ方は人それぞれ違うとは思われるものの、基本的にどのコースでも怖さのレベルは一緒なんだそうです。気になる方は、何度か乗車してみてコースの違いを感じてみるのも面白いかもしれませんね!

また、タワー・オブ・テラーには期間限定で普段よりも怖さレベルが上がるイベントが開催されていることがあります。期間は大体学生の来園が多くなる1月から3月に実施されています。1月や2月は閑散期ということもあり、パーク自体が空いていることが多いので、タワー・オブ・テラーが大好きという方は特に必見ですよ♪

この特別プログラムの間は、普段の落下回数が3回なのに対し、7回に増えているそうです。さらには普段とは違った動きが多く怖さレベルが格段に上がっています。タワー・オブ・テラーが苦手という方や挑戦してみたいけど怖いという方は、この期間は避けた方がよさそうです。しかし、演出なども増えているので気になる方はぜひチャレンジしてみてくださいね♪




タワー・オブ・テラーの怖さを減らす方法はあるのか?

タワー・オブ・テラーは他の遊園地でも見かけるフリーフォールタイプのアトラクションですが、このタワー・オブ・テラーは他の遊園地にはない恐怖感を感じるアトラクションだと言われています。それは、何かとなぜかというとエレベーターという狭い場所に閉じ込められたかのような恐怖を感じてしまうフリーフォールタイプの絶叫アトラクションだからだということです。本当のエレベーターに閉じ込められ、行き場がなくなった状況の感覚のまま、予測不可能に落下したり急上昇したりするという動きが、また違った恐怖を引き立てているというのです。

通常のフリーフォールタイプのアトラクションは、重力を利用して落下しているのですが、タワー・オブ・テラーは電気を使って急上昇や急降下をしています。そのため、一気に急降下したと思えば、その途中で一旦停止したり、そしてまた再び落ちはじめるという特徴的な動きが怖さを倍増させているんです。ですから通常のジェットコースターともまた違った恐怖を味わうことができます。

タワー・オブ・テラーはただの絶叫系アトラクションとは違い、映像や演出、そしてさきほどご紹介したホラー感あふれるバックグラウンドストーリーからも怖さが倍増すると言われています。絶叫系は苦手だけど一緒に来た相手が乗りたいがために一緒に乗ることになってしまったという方や、挑戦したいけど怖いから少しでも怖さを軽減させたいという方も多いはずです。

そこで、タワー・オブ・テラーの怖さを軽減させることができると言われている方法をご紹介したいと思います!

1、座席にしっかり座り、体を固定する

フリーフォールタイプの絶叫アトラクションは、落ちる際に体がふわっと浮く感覚が特徴です。その浮遊感が怖さが倍増させています。体が宙に浮くことを回避するためには、まず座席にしっかりと座ることがポイントになってきます。座席に座ったら、できるだけ背筋をまっすぐに張るように伸ばして、背もたれにしっかり背中をくっつけます。足も地面に踏ん張るようにつけて、座席の横にある手すりをしっかり両手で握りしめましょう。

椅子と体を一体化するように固定できれば、体が宙に浮く心配はありません。それでも浮遊感は感じますが、体が宙に浮いて飛んで行ってしまう恐怖はなくなるはずですよ!また、怖いからといって恋人や友達と手を繋いで乗車する方がいますが、その行為は逆に怖さが倍増するので注意して下さい!人と手を繋いでいることで安心するのは分かりますが、相手も自分も体が固定されていなければ宙に浮いてしまうので、人の体を頼りにするよりも手すりにつかまった方が怖さを軽減できますよ☆

2、目はつぶらずにまっすぐ真上を見る

人は怖いと思うと目をつぶってしまいがちですよね。ジェットコースターなどの絶叫アトラクションでも目をつぶってしまう方が多いのですが、目をつぶると余計に落下の感覚が伝わりやすくなってしまい、怖さが増してしまいます。目をしっかり開けて状況を把握できるようにしておいた方が実は怖くないんです!

さらに、落下前になったら、まっすぐ真上を向いて天井を見上げるとあまり落下している感覚が伝わらないのでおすすめです。タワー・オブ・テラーは真っ暗なアトラクションですが、それでも目が慣れてくると周りの光景が目に飛び込んできます。前を向いていると落ちている瞬間の光景が見えてしまいますが、天井を見ていると景色が変わらないのであまり落ちている感覚を感じないのです。

3、乗車前に動画などでアトラクションの雰囲気を確認しておく

タワー・オブ・テラーのことを何も知らずに乗車すると、その演出やエレベーターに辿り着くまでのストーリーの説明、雰囲気などで怖くなり、パニックになってしまうことがあります。そのため、事前に動画などでアトラクションの雰囲気やどのタイミングで落下があるのかなどを確認しておくと、パニックにもなりませんし心の準備もできるかと思います。

また、個人差はありますが怖さが軽減すると言われている座席があります。まず、タワー・オブ・テラーの座席は3列になっています。その中でも1列目が1番怖いと言われているんです。なぜなら1列目は窓の目の前なので思いきり高い場所からの外の景色が目に飛び込んでくるからです。予想以上に窓に近いので、他の座席よりも怖さが倍増します。

ですが、窓から1番遠い3列目が1番怖くないかと言われるとそうではありません。ほんの少しですが3列目は他の座席よりも高くなっているので高さが増しているんです。また、後ろに誰もいないという恐怖を感じてしまう方もいるみたいです。タワー・オブ・テラーはホラーの要素が強いので、そこの観点からも怖さが倍増してしまっています。

そこで、できるだけ怖さを軽減させたいという方におすすめなのは2列目です。2列目は足や体も踏ん張りやすい座席となっていて、窓からも距離がありますし、前にも後ろにも人がいるので安心感があるんです。もちろん個人差がありますので、2列目よりも他の座席の方が怖くなかったという方もいるかと思いますが、やっぱり前後に人がいるというポイントは大きいですよね!守られている感覚になるはずですよ☆

混雑状況にもよるかとは思いますが、2列目に座りたいという方は案内される前にタワー・オブ・テラーのキャストさんに伝えてみましょう!今まではとても怖かったけど、この3つのポイントを実践してみたら実際に怖さが軽減したという方も多いので、試してみる価値はありそうですね!

タワー・オブ・テラーの待ち時間

タワー・オブ・テラー待ち時間

タワー・オブ・テラーはディズニーシー内でかなり人気のアトラクションです。平日でも待ち時間は90分から120分ほど、週末や祝日などの混雑時には180分ほどにのぼることもあります。この待ち時間は開園から閉園まであまり変動がないため、どの時間帯になら空いているということもないんです。ディズニーシーはディズニーランドよりもアトラクションが少ないため、1つ1つのアトラクションの待ち時間が長いです。ショーや食べ歩きなど、アトラクション以外のことも楽しみたいという方は、できるだけ待ち時間を少なくしたいですよね。

そんな時はファストパスを収得しましょう!タワー・オブ・テラーのファストパスは平日であればお昼すぎまで残っている可能性が高いですし、週末や祝日の混雑時でも午前中いっぱいは残っていることが多いです。「ソアリン:ファンタスティック・フライト」や「トイ・ストーリー・マニア!」のように開園直後にファストパスが終了してしまうこともないので、優先順位が2番目以降でも収得できる可能性が高いですよ☆

他のアトラクションのファストパスを狙っているという方は、開園直後にまっすぐタワー・オブ・テラーへ向かうという手もあります。開園直後であればまだ並んでいるゲストあ少ないので、少ない待ち時間で乗車することができます。また、ファストパスを収得できなかったという方は、多少ですが待ち時間が少なくなっている、ハーバーショーが行われている時間帯、もしくは閉園前がおすすめです♪

おすすめの乗車時間

タワー・オブ・テラーは、東京ディズニーリゾート内で、一番高い59メートルの高さを誇る建物です。エレベーターが最上階まで上がった時に外が見えるようになっているので、東京ディズニーシーの景色を一望することができるんです♪そのため、やっぱりおすすめは夜に乗車することです。ライトアップされたディズニーシーの夜景はとっても綺麗なんです☆

もちろん、お昼の景色も雰囲気があります。お昼と夜では全く違った景色を見ることができるのもディズニーシーの魅力ですので、どちらの景色も見てみるのもいいですよ!ただ、エレベーターの窓が開き、外が見えるのは落下の直前なので恐怖心が勝っている方は、景色を見ている余裕がないかもしれません。

最上階で写真撮影がある

エレベーターが1番上まで上がると窓が開き、ディズニーシーの景色を一望することができるとご紹介しましたが、その瞬間に写真が撮られる仕組みになっています。写真撮影のため、何秒間かエレベーターが停止します。その直後は激しい落下が待っていますが、余裕がある方はポーズを決めてみて下さいね♪恋人同士や友人同士で、アトラクション乗車前にどんなポーズをするか決めておいても面白いですよね!ここで撮られた写真はアトラクション終了後に、確認することができますよ☆

アトラクション終了後に出口から繋がっているショップで写真を確認し、そのまま購入することができるんです。そのショップが「タワー・オブ・テラー・メモラビリア」です。このショップはツアーの開催にともない、ニューヨーク市保存協会がホテルが営業していた当時のままの内装を残して営業しているんです。写真だけではなく、ここでしか手に入らないタワー・オブ・テラーのユニークなグッズが多数販売されています☆

最後に

ディズニーシーの大人気アトラクション、「タワー・オブ・テラー」について詳しくご紹介しましたがどうでしたか?タワー・オブ・テラーはただ怖い絶叫系のアトラクションではなく、細かく作り上げられたバックグラウンドストーリーが魅力やその演出が魅力的なんです♪エレベーターに乗車する前に、実際にハイタワー三世の記者会見の映像やエレベーターが落下する時の彼の悲鳴が聞けるのですが、これがまた尚更恐怖心を掻き立てますよね。そのドキドキ感がクセになってしまうファンも大勢いますので、ぜひ一度はタワー・オブ・テラーの見学ツアーに参加してみてはいかがでしょうか♪ですが、エレベーター乗車を決めた後の責任は自己責任ですので覚悟して臨んで下さいね♪




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