【完全版】トルコ観光の人気スポット32選
アジアとヨーロッパを結ぶ交易の中心地として長いこと栄えてきたトルコ。
それぞれの文化が長い年月をかけて癒合したことで、独自の文化が花開きました。
また、歴史的にもキリスト教とイスラム教が交錯した地域でもあったので、その名残が建物や土地に保存されています。
ここでは、トルコに行ったら絶対行ってほしい、人気観光スポット32選を集めました。旅行のスケジュールに合わせて、ここに紹介した場所に行ってみてください。
カッパドキア
1~4番までは、カッパドキアのおすすめ観光スポットを紹介します。ギョレメ国立公園とカッパドキアは1985年に世界複合遺産に登録されました。非常に個性的な景色が見れる場所なので、トルコに行く際はぜひ訪れてください!
1.ウチヒサール
ウチヒサールはゴツゴツした岩山を中心に作られた村で、長いこと要塞として使われていました。岩の上部には無数の穴が開いていて、ハトの糞を集めて肥料として使っていた「ハトの家」も見ることができます。
ウチヒサールからはカッパドキアの絶景を見渡すことができるので、カッパドキア観光のはじめにおすすめです。
・アクセス:ギョレメ発ネヴシェヒル行きバスに乗り、ウチヒサールで下車
・営業時間:8:00-20:00
・入場料:10トルコリラ(要塞に上る場合のみ)
2.パシャバー国立公園
カッパドキアには「妖精の煙突」と呼ばれる場所が2か所あります。そのうちの一つがパシャパー国立公園。周囲の火山の噴火によってできた凝灰石が長い年月をかけて風雨に浸食され、今のような形になったといわれています。きのこのような岩が続く不思議な光景から「妖精の煙突」と呼ばれています。
国立公園の中には修道院や教会も点在しているので、観光をしていても全く飽きません。
・アクセス:ギョレメ村からタクシーで約10分、またはギョレメ村郵便局最寄りバス停からZELVE行きバスに乗車
・営業時間:24時間
・入場料:無料
3.ラブ・バレー
もう一か所、「妖精の煙突」で有名なのが「愛の谷」と言われている「ラブ・バレー」。きのこの形をした奇岩に囲まれた場所で、標高も高いので、観光地としても人気のスポット。
そしてここに来たら、ぜひ気球ツアーに参加することをおすすめします。ラブ・バレーを空から一望する体験は別格です。気球ツアーは非常に人気なので、2~3週間前までには予約をしたほうが良いとのこと。行くことが決まったら、早めに予約をしてしまいましょう!
・アクセス:ギョレメ村郵便局最寄りバス停からAVANOS行きバスにてラブバレー前で下車。なお、早朝はタクシーのみ。
・営業時間:24時間
・入場料:1時間175トルコリラ~
4.カイマクル地下都市
カッパドキアには、ローマ帝国の迫害を逃れてきたキリスト教徒たちがひっそりと暮らしていたといわれる、地下都市があります。その数なんと250以上。その中でも規模として他を圧倒しているのがカイマクル地下都市です。
カイマクルは地下8層にまで都市が広がり、2万人以上が住んでいたといわれています。教会や食料貯蔵庫、学校にワイナリー、井戸などが存在し、各階層は階段や通路でつながれているため行き来が可能です。当時の技術の高さがうかがえる場所です。
・アクセス:ネブシェヒルからデリンクユ行きバスに乗車、カイマクルで下車
・開館時間:8:00~19:00(冬季は17:00まで)
・入場料:15トルコリラ
4.ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館は、かつてイスラム教徒から迫害を受けたキリスト教徒が集まって住み、岩窟教会や聖堂、修道院などを作った場所がもととなっています。
現在は30ほどの教会が野外博物館として公開されており、各教会にある美しいフレスコ画が有名です。鮮やかな色彩を使って描かれたフレスコ画は「カッパドキア様式」と言われており、一見の価値ありです。奇岩群の中でキリスト教徒の息吹を感じてみたい方、ぜひ訪れてみてください。
・アクセス:ギョレメにてバス下車、そこから徒歩20分
・開館時間:8:00-18:00
・入場料:30トルコリラ
5.ローズバレー
日本ではあまり有名ではないですが、海外の旅行客に大人気のスポットがこちら。
ローズバレーという名前の通り、日没になると周囲の大地が一面ピンク色になる絶景ポイントなのです。静かで雄大な自然の中、刻一刻と色が変化するサンセットを見るのは非常に貴重な体験になること間違いなし。
ツアーなどに入ると周囲を探索できるので、より詳しく回りたい方にはおすすめ。ただしアップダウンのある道を歩くことになるので、スニーカーなどの歩きやすい足元が良いでしょう。
・アクセス:ギョレメにてバス下車、そこから徒歩
・開館時間:24時間
・入場料:サンセットツアー車一台50ドル(4名まで)など
6.トゥズ湖
トゥズ湖はトルコ語で「塩の湖」という意味で、文字通り塩を多く含んだ塩湖です。世界で有名な塩湖といえば南米ボリビアにあるウユニ塩湖ですが、トルコにも美しい塩湖があるのです。
大きさはウユニ塩湖の6分の1程度。真っ白い大地と真っ青な空、という絶景を見たい方は夏季(7~9月ころ)に訪れることをおすすめします。夏の時期は湖の水が干上がり、30㎝ほどの塩の層ができるのです。
さらにトゥズ湖は豊かな生態系も持っています。フラミンゴが生息しているのですが、白い大地にピンクのフラミンゴが降り立っている光景は非常に美しいです。また、トゥズ湖の塩は食べてもおいしいです。トルコ国内の塩の70パーセントがトゥズ湖で作られた塩として販売されています。
・アクセス:アンカラからバスで3.5時間ほど
・営業時間:24時間
・入場料:無料
7.サフランボル
シルクロードの宿場町として栄えていたサフランボル。サフランの集積地として機能していたそうです。トルコの伝統的な建物が当時のまま保存されており、街全体が世界遺産に登録されています。
ブドゥルルックの丘で美しい街並みを一望したり、石畳を歩きながら木造の家屋を眺めたり、お土産としてサフランを買ったりなど、時間をゆったりと使う観光がおすすめです。
ちなみに、ロクムというお菓子はサフランが張っていて、サフランボルでしか食べることができないので、機会があればぜひ食べてみてください。
・アクセス:イスタンブールなどからバスで移動
・営業時間:24時間
・入場料:なし
8.アヤソフィア博物館
イスタンブールを象徴する建物の一つである、アヤソフィア博物館。この建物は世界遺産に登録されています。アヤソフィアは、もともとはキリスト教の建物として建てられましたが、その後イスラム教のモスクとして使われていた時期もありました。そのため、一つの建物の中にキリスト教とイスラム教の名残が残っているのです。
高さ約55m、直径約31mもある巨大なドームを中心に、モザイク画や支柱など、とにかく大きさに圧倒されます。この大きさの建築物は、6世紀に建てられたものとしては奇跡的だとされ、ビザンツ建築の最高傑作と称えられました。イスタンブールを観光する際には外せない観光スポットの一つです。
・アクセス:スルタン・アフメット駅から徒歩4分ほど
・営業時間: 9:00-19:00(夏期)、9:00-17:00(冬期)
・入場料:30トルコリラ
9.ブルーモスク(スルタン・アフメット・ジャニー)
「世界で最も美しいモスク」と言われているブルーモスク。壁や支柱、天井を覆っている模様がほのかに青みを帯びているため、そのように呼ばれています。1616年に完成して以降、多くの人を惹きつけてやまない場所です。
世界で唯一、6本のミナレット(尖塔)を持つモスクで、2万枚もの青い装飾タイルや260のステンドグラスで覆われています。溜息ができるほど、非常に美しいモスクです。モスク内はじゅうたんが敷かれていて、荘厳な雰囲気になっています。
・アクセス:スルタン・アフメット駅から徒歩4分ほど
・営業時間:8時30分~12時30分、13時45分~16時40分、17時40分~19時
・料金:なし(任意による寄付)
10.トプカプ宮殿
トプカプ宮殿はオスマン帝国のスルタン、メフメット2世によって18年もの歳月をかけ1478年に建てられたもので、長い間スルタンの居城となっていました。その後、オスマン帝国の最盛期を築いたシュレイマン大帝が寵姫を住まわせたことで、ハレムとして使われるようになりました。
トプカプ宮殿は4つの大きな中庭で構成されており、その中庭のまわりに離れとなる建物などが並んでいます。見どころとしては会議の間、宰相室、ハレム、そして宝物館です。宝物館にはスルタンがコレクションしてきた財宝が収められており、86カラットもある「スプーン職人のダイヤモンド」や、3つの巨大なエメラルドがはめられている「トプカプの短刀」などは一見の価値があります。
・アクセス:スルタン・アフメット駅から徒歩10分ほど
・営業時間:09:30〜18:45(4/15-10/30)、09:30〜16:45(11/1-4/14)
・入場料:40トルコリラ、25トルコリラ(ハレム)
11.バシリカ・シスタン(地下宮殿)
バシリカ・シスタンはイスタンブールの地下にある巨大な貯水槽です。オスマン帝国時代まで、近くにあるトプカプ宮殿やアヤソフィア博物館の貯水施設として利用されていました。現存する東ローマ帝国の貯水池としては最大です。
長さ138m、幅65mの長方形となっていて、高さ9mの柱336本で内部空間を支えている作りとなっています。目玉の模様で装飾された支柱や、メデューサが彫られた石を使っているなど、とにかく見どころがたくさんあります。神秘的な地下空間に圧倒されること間違いありません。
アクセス:スルタン・アフメット駅から徒歩すぐ
営業時間:9:00-18:30(夏期)、9:00-17:30(冬期)
入場料:20トルコリラ
12.ドルマバフチェ宮殿
ドルマバフチェ宮殿はアブドゥル・メジト1世によって建てられた宮殿で、ボスポラス海峡に面した場所に建っています。
バロック様式の巨大な門や大理石によって作られた見事な外観、美しい庭園などがあり、来場者の目を楽しませてくれます。内部には285の部屋と43の広間、6つの浴室がありますので、非常に広いです。効率的に見たい方は内部で行われているツアーに参加することをおすすめいたします。
人気の観光地なので、行列が起きることもしばしば。ある程度時間に余裕をもって訪れましょう。
・アクセス:トラムヴァイT1番線またはフィニキュレルF1番線カバタシュ(Kabatas)駅、またはカバタシュ桟橋から徒歩3分ほど
・営業時間:9:00-16:00
・入場料:3トルコリラL(セラムルク)、20トルコリラ(ハレム)、40トルコリラ(セラムルク+ハレム)
13.カパルチャルシュ(バザール)
メフメット2世の命によって1461年に作られたバザールで、19世紀にかけて繰り返し増築工事をされたため、現在は巨大なバザールとなっています。
バザールの入り口は複数あり、中も迷路みたいになっているので、しっかりと場所を確認して迷子にならないようにしましょう。全部で約4000店舗ほどあるので目移りしてしまいますが、通りごとにある程度置いてある品物が分かれているので、自分のお気に入りを見つけて買い物を楽しみましょう。じゅうたんや革製品、宝飾品、洋服、香辛料など、とにかくたくさんあります。バザールの雰囲気を満喫しましょう。
・アクセス:トラムヴァイT1番線、チェンベルリタシュから徒歩3分ほど、トラム・ベヤズット(Beyazit)駅から徒歩2分ほど
・営業時間:8:30-19:00(店舗によって異なります)
14.スレイマニエ・モスク
イスタンブールで最も有名なモスクといえるスレイマニエ・モスク。スレイマニエ・モスクは1557年に完成したオスマン建築の最高傑作のひとつで、トルコの大建築家、ミマール・シナンによって建てられました。美しい曲線を持つドームに、4つのミナレットが美しいバランスで配置されています。
内装には上品なイズニック・タイルが使われていたり、繊細な幾何学模様にほれぼれとするステンドグラスなど、見どころがたくさんです。モスクにはスレイマン1世と愛妻の霊廟もあり、恋人たちがモスク前で待ち合わせをするスポットにもなっています。
日中の姿も美しいですが、夜のライトアップもとても幻想的でおすすめ。ぜひ訪れてみてください。
・アクセス:ラーレリ・ユニバーシティで下車、徒歩20分ほど
・営業時間:8:00-18:00
・入場料:なし
15.カーリエ博物館
もともと中世ではキリスト教の寺院だったカーリエ博物館。こちらでは東ローマ時代の美しいフレスコ画やモザイク画をみることができます。とくに金箔を使った聖画は非常に美しく、見ている時間を忘れてしまうほど。
2018年現在改修中のため、外観を見ることは残念ながらできませんが、内部の見学は可能です。
・アクセス:エディルネカブ駅より徒歩15分ほど
・営業時間:9:00-16:30
・入場料:15トルコリラ
16.ガラタ橋
ガラタ橋はイスタンブールの金角湾にかかる跳ね橋で、旧市街と新市街を繋いでいる橋です。1845年に開通し、その後何度か改修が行われ、今の姿になりました。この橋は長さ490m、幅42mもある巨大な橋で、徒歩やトラム、バスで渡ることができます。
ガラタ橋は二重構造になっており、上が車道、下はレストラン街になっています。ガラタ橋から日の出を見たり、日中にのんびり歩いたり、夜景を楽しんだりなど、思い思いにお過ごしください。有名なサバサンドも露店で売っているので、ぜひ試してみてください。
橋のたもとにもレストランや露店があるので、観光にも最適です。
・アクセス:カラキョイ駅下車すぐ
・営業時間:24時間
・入場料:無料
17.ジェバヒル
イスタンブールには伝統的な建造物もたくさんありますが、ショッピングセンターも充実しています。その一つがシシリ駅に直結しているジェバヒルです。
こちらはヨーロッパ最大級のショッピングセンターと言われており、屋内にはジェットコースターもあります。いつもたくさんの人でにぎわっているので、ちょっと気分を変える観光地としていかがでしょうか。
・アクセス:シシリ駅直結
・営業時間:10:00-22:00
・入場料:なし
18.ボスポラス海峡
ボスポラス海峡は、イスタンブールのヨーロッパ側とアジア側の間にある海峡です。陸から海峡を眺めるのもよいですが、おすすめはクルーズ船。大型船から小さな船まで、多数の種類があります。ガラタ橋やエミノミュ桟橋からのクルーズ船が出ているので、時間をチェックして申し込んでみましょう。
ポスポラス海峡クルーズからは、ドルマバフチェ宮殿やルメリ・ヒサル要塞、ボスポラス大橋、ベイレルベイ宮殿など、歴史的な建造物を船上から見ることができるおすすめツアーです。
・アクセス:エミノニュ駅徒歩すぐ
・営業時間:24時間(クルーズは会社による)
・入場料:なし(クルーズは会社による)
19.ルメリ・ヒサル要塞
ボスポラス海峡沿いに建っているのが、1452年にメフメット2世によって建てられたルメリ・ヒサル要塞です。コンスタンチノープルを攻略するために作られました。1万人の労働者と、1000人の石工職人を動員してわずか4か月で建てたといわれています。
海側から見上げる要塞は大きくどっしりしていて、まさに難攻不落な印象を受けます。ボスポラス海峡クルーズで見るのが最も見やすいです。夜はライトアップされており、日中とは一味違った姿を見ることができます。
・アクセス:カバタシュからバスでルメリ・ヒサル駅下車、もしくはボスフォラス海峡クルーズの折り返し地点
・営業時間:9:00-18:00(夏期)、9:00-16:30(冬期)
・入場料:5トルコリラ
20.ベイレルベイ宮殿
「王の中の王」を意味するベイレルベイ宮殿は、オスマン帝国時代のスルタンが夏に避暑先として使っていた宮殿でした。時の国家元首が滞在をした場所としても有名です。
ボスフォラス海峡大橋のたもとにあり、ドルマバフチェ宮殿よりも小さく、こじんまりとしています。バロック様式を取り入れたオスマン建築で、中には建てられたときから使われている家具や壁紙などが残っています。建築はサルキス・バルヤンによるものです。
ボスフォラス海峡クルーズで外観を見ることができますが、興味のある方は中ものぞいてみてはいかがでしょうか。
・アクセス:ベルレイベイバス停または桟橋から徒歩8分ほど
・営業時間:9:00-17:00(夏期)、9:00-16:30(冬期)
・入場料:20トルコリラ
21.ヒッポドローム(コンスタンチノープル競馬場)
ヒッポドロームは、東ローマ帝国に競技場があった場所で、世界遺産に登録されています。現在はスルタン・アフメト広場と呼ばれており、当時使われていた地面は2mほど地下に埋まっているとされています。かつては10万人を収容できる巨大な競技場だったといわれています。
広場には記念碑として2つのオベリスクと、「蛇の柱」と呼ばれる柱がたっています。ブルーモスクの近くにあるので、一緒に観光することをおすすめいたします。
・アクセス:スルタン・アフメット駅から徒歩4分ほど
・営業時間:24時間
・入場料:なし
22.エジプシャン・バザール(ムスル・チャルシュ)
イスタンブールのアジア側、エミノニュ地区にあるバザールがエジプシャン・バザール。
18世紀ころからエジプトから輸入されるスパイスが取り扱われるようになり、その後インドや中国など、シルクロードを経由してさらに多くの商品が集まりました。香辛料を使う店が集まったことから、「スパイスマーケット」とも呼ばれています。
ここでのおすすめは香辛料。日本ではなかなか目にすることのできない香辛料がたくさんそろっています。珍しいお土産にも喜ばれますよ。
・アクセス:トラム エミノニュ駅から徒歩3分ほど
・営業時間:8:00-19:00(店舗による)
・入場料:なし
23.イェニ・モスク
イェニ・モスクは旧市街にあるモスクで、エジプシャン・バザールに隣接しています。
16世紀にムラト3世の妻によって建てられはじめ、17世紀後半に完成しました。高さ36mのドームがあり、イズニク陶器のタイルで内部が美しく装飾されており、薄いピンク色をしています。美しいじゅうたんも敷かれていて、非常に雰囲気の良いモスクです。
エジプシャン・バザールとセットで観光すると効率的にまわれるのでおすすめです。
・アクセス:トラム エミノニュ駅から徒歩3分ほど
・営業時間:9:00-18:00
・入場料:なし(任意による寄付)
24.イスティクラル通り
スティクラル通りはイスタンブールの新市街にある、一番の目抜き通りとして栄えています。なによりも通りの雰囲気が素敵で、道の両端には19~20世紀ころの西洋風の建物が並び、その間をレトロで赤い路面電車が走っています。
路面ではトルコの名物料理もたくさん売っていて、ケバブやサバサンド、焼きトウモロコシにトルコ菓子のロクムなどを買うことができます。目抜き通りだけでなく、少し奥に入った路地にもおしゃれなカフェや雑貨屋があるので、お土産を探す場所としても最適です。
・アクセス:タクシム広場よりすぐ
・営業時間:店舗による
・入場料:なし
トルコ西部のパムッカレ
25番~26番まではトルコ西部のパムッカレのおすすめ観光スポットを紹介します。
25.パムッカレ
パムッカレとはトルコ語で「綿の宮殿」を意味し、昔から綿の産地だったことからそのように呼ばれています。100以上ある棚には温水が流れていて、そこに含まれている炭酸カルシムが長い時間をかけて堆積したことで、現在の光景が作られました。
日中は棚が空の光を反射し青く輝き、日没にはあたり一面夕日の色に染まります。非常に幻想的な光景で、観光地としてもとても人気です。ちなみに、温泉には足を浸すことも可能です。旅で疲れた体を癒してみてはどうでしょうか。
・アクセス:デニズリよりバスまたはタクシー
・営業時間:24時間
・入場料:なし
26.ヒエラポリス遺跡
ヒエラポリスは世界遺産に認定されているパムッカレの頂上にある遺跡で、紀元前190年にペルガモン王国の都市として作られました。
広大な敷地の中に、円形劇場をはじめ神殿の跡や浴場跡、列柱などがあり、かつて栄えていた様子に思いをはせることができます。少し歩くので、必要な方は馬車を利用することも可能です。
・アクセス:パムッカレ村から石灰棚を上ると到着
・営業時間:9:00-19:00
・入場料:20トルコリラ
27.エフェソス都市遺跡
エフェソスはトルコの西、小アジアの古代都市で、世界遺産として登録されています。エフェソスには古代ローマからローマ帝国の時代に作られた遺跡が残っています。
そしてエフェソスは非常に広大です。2400人も収容できる円形劇場や、かつてあった港への道であったアルカディアン大通り、セルシウス図書館、アゴラ市場、ヴァリウスの浴場、教会堂、公衆トイレなど、とにかく見るべきポイントがたくさんあります。古代都市としては非常に機能がしっかりと作られており、当時の人々の技術の高さに目を見張ります。
・アクセス:セルチュクのオトガルよりバスで10分ほど
・営業時間:9:00-19:30(夏期)、9:00-17:00(冬期)
・入場料:25トルコリラ
28.トロイ遺跡
ホメロスの叙事詩『イーリアス』で有名になったトロイ。歴史で習った方も多いと思いますが、その遺跡が実際にトルコで発掘されました。発掘したのはドイツ人のハインリッヒ・シューマンで、彼は『イーリアス』を信じて発掘を続け、トロイ遺跡を発見したのでした。こちらも世界遺産に登録されています。
トロイ遺跡の入り口には、有名なトロイの木馬が再現されています。今現在も発掘作業が続いており、すべてに丁寧な解説がついているわけではないですが、歴史的にも有名な遺跡を目の当たりにできるチャンスです。興味のある方、ぜひ訪れてみてください。
・アクセス:チャナッカレ(Canakkale)からミニバスで30分ほど
・営業時間:8:30-18:30(夏期)、8:30-16:30(冬期)
・入場料:15トルコリラ
29.メヴラーナ博物館
13世紀末に建てられた、旋回舞踏で有名なイスラーム教神秘主義のメヴラーナの総本山だった場所です。現在は博物館として一般公開されています。
創始者メヴラーナの棺や預言者ムハンマドのあごひげを入れた箱、修行場、霊廟、衣装、世界で2番目に小さいコーランなどが展示されています。
・アクセス:アンカラ(Ankara)からバス3時間。鉄道コンヤ(Konya)駅から4kmほど
・営業時間:9:00-18:30(夏期)、9:00-16:40(冬期)、月曜日は10:00-
・入場料:なし
トラブゾン
30番~32番はトラブゾンの観光スポットを紹介します。トルコのほかの場所と比べると知名度はまだ低い場所なのですが、黒海に面した美しい街です。また黒海沿岸のため海産物が有名で、とくにイワシが特産品となっています。
30.スメラ修道院
トラブゾンで最も有名な観光地がスメラ修道院です。4世紀ころに造られ、その後改修などを繰り返して現在の姿を保っています。この修道院は断崖に張り付くように造られていて、下から見ると圧巻です。
また修道院の内部の壁や外壁の一部に描かれている鮮やかなフレスコ画も大変美しく、一見の価値あり。
・アクセス:トラブゾン市内からバスで移動
・営業時間:―
・入場料:8トルコリラ
31.アヤ・ソフィア
トラブゾンで最も歴史のあるアヤ・ソフィアです。長いことモスクとして使われてきましたが、現在は博物館として観光客が利用することもできます。中央にはドームが、左右には瓦屋根のあるビザンチン・キリスト教寺院様式です。
中にあるフレスコ画の保存状態が良く、鮮やかな色彩や繊細な模様などを十分に観察することが可能です。建物自体が高台にあるので、そこから街を見下ろすこともできます。
・アクセス:市内からバスで移動、もしくは徒歩
・営業時間:―
・入場料:なし
32.ボズテペの丘
トラブゾンの街を一望できるのがここボズテペの丘です。天気の良い日はとても見晴らしがよく、ヨーロッパ風の綺麗な街に突き出すイスラム寺院のミナレットや、青くて大きな黒海を観ることができる絶好の観光スポットです。
丘の上にカフェもあるので、そこで休憩をしながらおいしいコーヒーを飲むこともできます。あまり混んでいないので、ゆっくりしたい方にもおすすめです。
・アクセス:市内からバスで移動
・営業時間:24時間
・入場料:なし
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