海地獄

海地獄
by http://branch.his-j.com/01/121/recommended/sp/20160131172024.html
硫酸鉄が溶解して出来たコバルトブルーの色が幻想的な天然地獄。一見、涼しげに見えますが実際は98度もあるので決して触らないようにしてくださいね!

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海地獄の基本情報


【スポット】海地獄
【ふりがな】うみじごく
【 住所 】大分県別府市鉄輪559−1
【アクセス】JR別府駅から亀の井バスで約20分、「海地獄前」バス停下車すぐ
【最寄り駅】別府駅
【営業時間】8:00~17:00
【 料金 】大人400円、高校生300円、中学生250円、小学生200円
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供している場合があります

海地獄
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公式ページ

幻想的な風景がステキ!コバルトブルーの海地獄

海地獄の歴史

大分県別府市にある海地獄は、約1300年前に鶴見岳の噴火によってできました。

豊後國風土記にも記されている古くからある天然温泉。風土記に記されている頃は、常にお湯は出ておらず、突然熱湯が噴出し人が近づくこともできず木々までも枯らしてしまいました。

そんな危険な場所として、人々から敬遠されていたので「地獄」という名前がつきました。

その後、自然に今のようなコバルトブルーの色に変化し、池状になったことから「海地獄」と名付けられました。

明治時代になると、宇都宮則綱が千壽氏から海地獄を借りて、遊覧施設などを整え2銭の入場料を徴収し本格的な観光地としてスタートしました。

当時はあまり人気が無く、観光客はチラホラで陸軍の練習場として使われることが多かったです。

別府これをきっかけにして、市議が国に働きかけ、陸軍が通りやすい道路を整備してもらい、地獄めぐりができるような整備した道路が完成しました。

今では別府を代表する観光地となり、大勢の客でにぎわうようになりました。

地獄と庭園

海地獄は98度もある灼熱地獄。あたりは煙に包まれており湯気の間からは、コバルトブルーの美しい景色が眺められます。

透き通るような色合いなので、もっと温度が低くて入れたらいいのになと思うくらい綺麗です。

ここにはカゴが入っており、売店で温泉卵が販売されています。大分県の特級卵を使用して、うま味がギッシリ詰まっているので、いつものゆで卵とは違いますよ。

あつあつの卵はお塩付きで販売されているので、冷めないうちに食べてみましょう。

庭園には、海地獄の温泉が流れている池があり、温かいため熱帯の植物がみられます。

ハスの花はシーズンになると美しく咲き、幻想的な風景を見せてくれます。

また、日本一大きい「大鬼蓮」は丈夫な蓮の葉でもあります。体重の軽い小さな子供なら、蓮の上に立つ事ができる体験に参加できます。

5月の上旬から11月上旬までは綺麗な花も咲きます。

おみやげにはコレ!

温泉卵を堪能したら、お土産なる商品を売店で買いましょう。

「入浴剤 マグマオンセン」海地獄の温泉水を瞬時に粉末化した本格的な入浴剤。

無機イオンや微量金属などの成分が、天然温泉のまま保たれています。

これを自宅のお風呂に入れると、目の前で見たコバルトブルーの湯船に変わります。

冷え性や肩こりにも効能があり、本格的な温泉が手軽に再現されます。

1トンの温泉水から2~3キロ程度しか取れないので、とっても貴重な入浴剤です。

袋タイプはここでしか購入できないから、お土産に最適ですよ。

そして、もう一つ甘党さんには「地獄蒸し焼きプリン」かなり大きめのサイズなので、食べごたえのあるプリンです。

タマゴと牛乳、砂糖だけで作ったプリンなので安心して食べられる手作りの味。

3つ以上買うとブランデーソースがもらえるので、まとめ買いがおすすめです。

濃厚な味わいは、クセになって一個食べても、また食べたくなるおいしさです。

足湯

園内にはコバルトブルーに輝く、海地獄からとった源泉に入れる足湯があります。

実際は98度しますが、時間をかけて冷ましてちょうどいい湯加減でいつでも入れます。

とっても広いスペースなので、ゆっくりと楽しむ事ができます。足が温まると体中ポカポカになって、何だか眠くなっちゃいます。

屋根付きなので雨の日でも利用でき、車いすでも入れるようになっています。無料なのでぜひ入ってみましょう。

レストラン 海

園内を楽しんだら、ここは大分の名物が食べられます。店内は、小上りがあり靴を脱いで食事ができるスペースや、天気のいい日に最適なテラス席もあります。

名物は「釜揚げうどん」「ちゃんぽん」「だんご汁」です。大分の郷土料理でもあるだんご汁は、だんごを手で伸ばした薄い感じのたんごがみそ味のスープに入っています。

野菜が多く入っており、食べると体がポカポカに。辛い物が得意な人は、「地獄だんご汁」にチャレンジ。

激辛のたんご汁で、口の中が地獄のようになります。勇気のある人は注文してみましょう。

そして、大分県の名物とり天とセットになった「釜揚げうどんととり天セット」。サクサクジューシーな鶏肉を揚げたとり天は、お店によって味が違うので要チェックです。

おにぎりや小鉢がセットになっているので、かなりボリュームがありお腹いっぱいになれる定食です。

入場料金

海地獄一か所料金
「個人」大人400円、高校生300円、中学生250円、小学生200円
「30名以上の団体」大人300円、高校生200円、中学生180円、小学生160円
「身体障害者」大人200円、高校生150円、中学生130円、小学生100円

地獄めぐり共通観覧券
「個人」大人2100円、高校生1350円、中学生1000円、小学生900円
「30名以上の団体」大人1300円、高校生1350円、中学生1000円、小学生900円
「身体障害者 個人」大人550円、高校生450円、中学生250円、小学生250円
「身体障害者 30名以上」大人400円、高校生350円、中学生160円、小学生160円
「幼児団体 10名以上」400円

アクセス

車でアクセス
大分自動車「別府IC」より右折、県道11号を鉄輪温泉方面に約3キロ直進、車で約5分。無料駐車場完備です。

路線バスでアクセス
JR別府駅西口~亀の井バス2.5.41.43番鉄輪行きで20分~「海地獄前」または「鉄輪」で下車鉄輪から血の池地獄は、16番のバスで「血の池地獄」下車

高速バス
別府~福岡・別府~長崎「鉄輪」下車

定期観光バス
別府駅と由布院駅より定期観光バスが運行。地獄めぐり8個所と運賃とガイド付きで3600円です。2時間20分くらいかけて案内してくれるコースです。

タクシーでアクセス
別府駅から海地獄まで約15分、1500円くらいで到着。亀川駅から海地獄まで約10分、1200円くらいで到着。

住所
大分県別府市大字鉄輪559-1

電話
0977-66-0121

営業時間
8:00~17:00

地獄めぐり

海地獄でたっぷり楽しんだら他の地獄も巡ってみませんか。

海地獄の他に6個所の地獄があり、グルリと廻ってみると特徴の違いや見どころも多くあり楽しめます。

地の池地獄
ここは日本で一番古い天然の地獄です。見た目は赤く、血に染まったような怖いイメージがする地獄池です。地下の高温と高圧下で、自然に化学反応を起こして酸化してこのような色になりました。赤い熱泥が地層から噴出する度に、赤く染まっていく不思議な温泉です。血の池から湧き出た年度は皮膚病に効果的なので、軟膏が販売されています。敷地内には大きなお土産屋さんや、無料で入れる足湯もあります。

鬼山地獄
鬼山地獄は別名ワニ地獄とも呼ばれ、園内では温泉熱を利用してワニを飼育しています。クロコダイルやアリゲーターなど約70頭のワニが見られます。中でも、ひときわ大きく目立つのが全長4mもある「イチロウ」です。三代目になるイチロウは、体重が500kgもあり大迫力!他のワニとは存在感が違うので、すぐに見つけられますよ。ちなみに、初代のイチロウは71才の世界一長寿で亡くなり、今ではマレーシア伝統家屋内で剥製として見られます。毎週水曜日と土日はワニの餌付けが見られるので、迫力のあるお食事タイムは必見です。

一番美しい海地獄
地獄めぐりでは7か所の地獄を見て回れますが、一番綺麗なのは海地獄です。コバルトブルーの色合いは、一度見ると思い出になり印象的です。蓮の花のシーズンにあわせて出かけると、幻想的で一段と記憶に残る旅が楽しめます。

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