江戸東京博物館

江戸東京博物館
photo by @salon.bellemere
江戸時代のジオラマや再現された建物が多数展示されており、現在の東京になるまでの経緯が歴史順に展示されています。地元の歴史や文化にまつわる資料などが展示されており、当時と変わらないリアルな江戸時代の江戸の姿、昔の東京の懐かしい姿を見ることができます。まるで江戸時代にタイムスリップしたような写真が撮れます。

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江戸東京博物館の基本情報


【 住所 】東京都墨田区横網1丁目4−1

江戸東京博物館
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公式ページ

リアルな模型でタイムスリップ気分!江戸・東京の歴史を感じる江戸東京博物館

日本の首都東京は、今から400年以上も昔から、日本の中心地として栄えてきました。

今では高層ビルが立ち並ぶ東京ですが、江戸時代や明治、大正、昭和には、今とは違った景色があったはずです。

江戸東京博物館は、そんな東京の歴史を知ることができる博物館です。

江戸東京博物館へのアクセス

江戸東京博物館は、「両国駅」のすぐそばに立地していますので、駅から迷うことなくたどり着くことができます。

電車の場合は、都営大江戸線またはJR総武線に乗り、「両国駅」にて下車してください。都営大江戸線ならA3・A4出口が便利です。

JR総武線は、東口から出てしまうと遠回りになってしまいますので、西口から出てください。

バスの場合は、都営バスの錦27・両28・門33系統に乗り、「都営両国駅前」にて下車してください。

江戸東京博物館の基本情報

観覧料
江戸東京博物館では「常設展」と「特別展」と二種類の展示を行っています。観覧料金は、常設展のみ・特別展のみ・常設展と特別展両方の三種類で異なります。特別展の内容は定期的に変わり、その展示内容は公式サイトで確認できますので、あらかじめど特別展を見るかどうか決めてから行くのが良いかもしれません。

常設展のみを観覧する場合
大人:600円(団体480円)
大学生・専門学校生:480円(団体380円)
高校生・中学生(都外) ・65歳以上:300円(団体240円)
中学生(都内)、小学生以下:無料
※団体は20名以上

「特別展専用券」「特別展・常設展共通券」の料金は、その時の特別展の内容によって変わる可能性がありますので、公式サイトをご確認ください。

開館時間
平日・日曜日は9:30~17:30 、土曜日は9:30~19:30が開館時間になっています。

休館日
毎週月曜日が休館日ですが、月曜が祝日または振替休日の場合、その翌日が休館日となります。心配な方は、事前に公式サイトでご確認ください。

写真撮影時の注意
常設展示(5階、6階)は写真撮影が可能ですが、フラッシュを使用できる場所は限られていますので、よく確認してから写真撮影しましょう。

江戸東京博物館の見どころ

日本橋の実物大模型
江戸東京博物館に入って一番最初に驚くのは、博物館内に架かっている橋ではないでしょうか。実物大で再現された日本橋は迫力満点で、橋の上から博物館内を見下ろすことが出来ます。下から見上げても素晴らしく、当時の舟乗りの気分が味わえます。

中村座の実物大模型
日本橋の模型の下には中村座の実物大模型があります。中村座とは江戸にあった歌舞伎劇場の一つで、模型にも歌舞伎役者の名前が書かれた札や、歌舞伎役者が描かれた絵が飾られています。

この模型の前では、「えどはく寄席」という催し物も行われています。私が行ったときには和楽器の演奏を行っていましたが、紙切りの実演なども行っているそうです。日時によって内容は違うようですので、公式サイトであらかじめチェックしておくといいでしょう。

こちらの催し物は、中村座の模型の前からだけでなく、先に挙げた日本橋の橋の上からも見ることができます。

住まいの実物大模型
日本橋や中村座などの他にも実物大模型はたくさんありますが、その中には建物の内部を再現した模型もいくつかあります。江戸の長屋や、戦時中の庶民の家、戦後の団地などが再現されています。

置かれている家具や小物も再現されていますので、当時の人々の暮らしをよりリアルに感じられます。特に団地の模型では、冷蔵庫やテレビ、ダイニングテーブル・チェア、などが置かれているのですが、やはり昭和らしいレトロな感じのものばかりで、現代との違いがよく分かります。

出店・屋台の実物大模型
さらに、江戸時代の出店のお寿司屋さんや屋台の実物大模型があります。特に、江戸時代のお寿司は現代のお寿司よりもサイズが大きかったと言われていますが、その実物大の模型を見ることもできます。江戸時代のお寿司は、赤酢でシャリが握られているのでご飯が赤く、またネタも酢で漬けられていたようです。

江戸東京博物館のお寿司屋さん

江戸のミニチュア模型
実物大模型をいくつか紹介しましたが、ミニチュアの模型も多数展示されています。三井越後谷江戸本店や、長屋、両国橋などが、細かく作り込まれた模型は、長時間見ていても飽きません。

この模型は建物も素晴らしいのですが、特に見ていて楽しいのが「人」の再現です。スイカ売りや魚売り、米を運ぶ馬、船遊びをする人々、親の仕事を手伝う子どもなど、生き生きとした人々の姿がそこにあり、当時の江戸の賑やかさが伝わってきます。

また、これらの模型は、一定の間隔で動いたり音声が流れたりしますので、しばらく模型の前で待っていると、見逃さずに楽しむことができます。

明治の銀座のミニチュア模型
明治の銀座の様子もミニチュアで再現されています。江戸からはがらりと様子が変わっており、また現代とも異なる風情の建物があり、明治独特の空気を感じることができます。まだ着物を着ている人がほとんどですが、帽子や傘など、洋風のものも見られます。人力車や馬車が走る様子も見られます。

江戸時代の出版物
江戸時代の様々な出版物が展示されています。当時の子ども向けの本であった赤本の例として「分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)」が展示されています。今の日本でもおなじみのお話なので、一度は読んだり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。見ることが出来るのは表紙だけですが、茶釜に化けた狸の絵が可愛いです。

黒本「大福長者物語」や黄表紙「霞之偶春朝日名(かすみのくまはるのあさひな)」なども解説付きで展示されています。有名な本の中では、曲亭馬琴の「椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)」が展示されています。挿し絵がついているのですが、その挿し絵を担当しているのが葛飾北斎です。迫力のある絵が印象的です。

江戸時代の教科書
寺子屋に通っていた子ども達も読んでいたであろう教材が展示されています。「消息往来」では消息、つまり手紙の文例などが書かれていたり、「画本(えほん)商売往来」では商業に必要な知識や教訓が挿し絵つきで紹介されていたりします。

どれも漢字で書かれていることが多く、当時の子どもの教養の高さをうかがい知ることが出来ます。

ボランティアによる展示ガイド

ボランティアによる展示ガイドが行われています。詳しい解説を聞きながら博物館を廻るのが好きな方におすすめです。

内容は2時間ほどあり、日本語以外にも英語や中国語などの解説があります。当日申し込みと事前予約があります。当日申し込みの方は6階の受付に、事前予約野方は電話で申し込みをしてください。

ちょっと一息、館内の休憩場所

博物館をずっと歩いていると、意外と疲れるものです。レストランとカフェが1階と7階にありますので、途中の休憩をおすすめします。

「江戸」東京博物館、というだけあって、和を感じるメニューが豊富です。

来館の思い出におみやげを

1階と5階にミュージアムショップがありますので、そこでおみやげを買うことが出来ます。公式キャラクターの「ギボちゃん」のグッズも買えます。

ちなみに「ギボちゃん」は、日本橋の模型にもある「擬宝珠(ぎぼし)」からきているのだそうです。

お得な情報

2016年に開館した「すみだ北斎美術館」のチケットを提示すると、江戸東京博物館常設展の観覧料金が2割引になります。また、江戸東京博物館のチケットで、すみだ北斎美術館の割引が受けられます。

すみだ北斎美術館は、江戸東京博物館から東に300~400メートルほど歩いたところにありますので、江戸東京博物館を訪れるついでにすみだ北斎美術館にも行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

江戸東京博物館では、江戸から現代の東京になるまでの歴史を知ることが出来ますが、江戸東京博物館の近くには隅田川、両国国技館、浅草寺、スカイツリーがあり、博物館の周辺からも、その時代の流れを感じることができます。

是非周辺の観光と合わせて、江戸東京博物館にも足を運んでみてください。

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