海中宮殿

海中宮殿
photo by @fumikororo
与論町茶花沖1kmの水深18mの海底に古代ギリシャ宮殿をイメージした「海中宮殿」があります。このスポットには、3m80cmの柱2本と3mの折れた感じの柱1本と直径5m5cmの土台に円柱4本柱にドーム型の屋根を乗せた本殿があり、その本殿中央に海の守り神「かりゆし君」の像が鎮座しています。神秘的な雰囲気を堪能できる場所として与論島の新しいダイビングスポットとしてにぎわっています。海中宮殿で水中結婚式をあげることもできますよ。天窓がハート型にくり抜かれており、宮殿の中から上を覗くと太陽の光が差し込んでとってもロマンチック。周辺にはサンゴが生い茂っており、魚たちの棲み家となっています。比較的浅い場所にあるためダイビング初心者の方にもオススメのダイビングスポットです。

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海中宮殿の基本情報


【 住所 】〒891-9301 鹿児島県大島郡与論町茶花沖

海中宮殿
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ハート型の天窓がキュートで神秘的!鹿児島県与論島の「海中宮殿」

美しい海があることで知られる「鹿児島県の与論島」。海外からも注目を浴びている島です。その海中に「海中宮殿」と呼ばれるスポットがあるのをご存知でしょうか?スキューバダイビングの定番スポットになっていて、時には、「水中結婚式」まで行われる一風変わったスポットなんです。今回は、この「海中宮殿」に焦点を当ててみたいと思います。

人工的に作られた「海中宮殿」

今回紹介する「海中宮殿」は、茶花沖1km、水深18mほどのところにあります。古くからそこに残る建物ではなくて、「人工的」に作られた建物です。1999年から建設に入り、2003年7月8日に完成しました。作られた理由は、「奄美群島日本復帰50周年」&「町制施行40周年」&「パナウル王国建国20周年」のそれぞれを記念してのことです。

この「海中宮」は、ギリシャ宮殿をテーマに作られているため、日本ぽくない神秘的な雰囲気に溢れているのが魅力的。それらにプラスして、存在感のある柱も見逃せません。3m80cmの柱が2本、3mほどの柱が1本、土台の上に4本の柱があります。その姿は、海に沈んだ「伝説の都市」のような神々しさがあります。

ハート型の天窓がロマンチック

「海中宮殿」には、「天窓」がついているのも特徴です。こちらの天窓は、ハート型になっています。もちろん!人工的に作られたものです。下から覗くと、太陽の光が差し込んで、なんともロマンチック!この天窓を覗くためだけに、訪れる人も多いほどのスキューバダイビングスポットになっています。

日本有数のスキューバダイビングスポット

「海中宮殿」が建設された当初は、珊瑚のすみかになっていたそうです。そのため、今でもサンゴ礁がびっしりと覆い尽くしています。次第に、その珊瑚礁をすみかにするため、魚たちが集まってくるようになり、ダイビングスポットとして人気が出るようになったのです。

水中結婚式で一躍有名に

「海中宮殿」は、マリンスポーツで有名な場所なのですが、有名になった理由は、それだけではありません。「水中結婚式ができる」という口コミも広がって、有名になりました。新郎新婦が、タキシードやウエディングドレスを着たまま潜るというダイナミックな結婚式が可能です!ただ、結婚式を行っている間は、会話ができないのが唯一のデメリットかもしれません。

しかし、誓いのキスや指輪交換などは一通り行えます。基本的には、新郎と新婦の二人だけで式を挙げるのが一般的だそうです。しかし、参列者がいる場合は、船の上からその様子を眺めることができます。ちなみにこちらのダイビングは、結婚式以外の記念ダイビングにも使えます。大切な記念日を思い出深くしたいのであれば、検討してみてはいかがでしょうか?

初心者でもすぐに潜れるスキューバダイビングスポット

スキューバダイビングは難しい印象があると思います。しかし、「海中宮殿」の周辺は、海の流れがほぼないため、スキューバダイビング初心者でも潜れるスポットなんです。もちろん、初心者だけで潜れるわけではないので、インストラクターのレクチャーが必要になります。初心者が潜る際の順番としては、

・とりあえずプールなどで練習をして、道具の使い方を簡単にレクチャー
・ボートに乗っていざスポットへ!

という流れになります。ダイビングに必要な機材一式は、全部で20kgほどです。したがって、ある程度の体力がないと難しいかもしれません。最初は煩わしさもあるかもしれませんが、海中に入れば意外と重さは感じなくなるので、実際はそこまで難しいものではないと思います。

天候によってはスキューバダイビングに出れない時も

基本的に、よほどのトラブルがない限り、レクチャーを受けたその日のうちにスキューバダイビングできると思います。しかし、天候や海の状況によっては、ボートが出せない場合もあります。与論島を訪れる際に、スキューバダイビングする予定が最初から決まっている場合は、事前の天気予報の確認を忘れなく!

スキューバダイビングで見られる魚たちについて

「海中宮殿」付近でのスキューバダイビングではたくさんの魚たちが見られます。よく見られるのは、クマノミ各種、ミツボシクロスズメダイ、オランウータンクラブ、コクテンフグ、ツノハタタテダイ、etc。それにプラスして、運が良ければ、ウミガメや大きめの回遊魚を見ることもできます。与論島の海の透明度が素晴らしいため、これらの魚たちのカラーリングは、裸眼でも鮮やかに見えるのが魅力的。

また、「海中宮殿」付近は、ダイナミックな地形も見所の一つです。珊瑚礁の数の多さも相まって、陸地では見られない独自の地形を見せてくれます。ちなみに、サンゴ礁は踏んづけて痛めないように、浮遊を持続させるように気をつけてください。

与論島でスキューバダイビングする際の季節について

「海中宮殿」に限った話ではないのですが、与論島でスキューバダイビングする時は、季節の影響も把握しておくと、より充実したスキューバダイビングが楽しめます。与論島は、季節による風の影響が大きいのです。

サマーシーズンは、主に北側を潜ります。ウィンターシーズンは、南側を潜ることが多いです。与論島でスキューバダイビングする時は「海中宮殿」以外のスポットを潜りたい場合も多いと思うので、インストラクターに相談しておくと良いでしょう。

ちなみに北側の海は、魚影が濃いのがポイントです。ウミガメを始めとした大きな海の生き物に遭遇する確率も高いです。ちなみに、今回紹介している「海中宮殿」も北側にあります。

南側の海は、ダイナミックな地形に定評があります。豪快な珊瑚礁などが広まっていて、北側の海とは違った見所があるのです。もちろん、回遊魚もたくさんいますから、海の生き物が見れないわけではありません。

これらのスポットは、シーズンで使い分けるだけではなく、スキューバダイビングを希望しているお客さんの数に合わせて変更することもありますのでご了承ください!

SNS映えグッドのスポットとしてもおすすめ

ここまで紹介した内容でわかるとおり、海中宮殿付近は何とも言えない美しさに溢れています。そのため、SNS映えするスポットとしても人気があります。

実際に、「海中宮殿」のSNSを検索してみてください。ハート型のくりぬきを下から撮影したり、上から撮影したり、あるいは潜ってみたりetc。美しい「海中宮殿」の姿をSNSにアップしているSNSがたくさん出てくるはずです。

したがって、当スポットでスキューバダイビングする場合は、写真撮影もお忘れなく!海の流れが少なくて、透明度が安定している与論島の海なら、水中撮影が初めての人でも美しい写真が撮れることでしょう。

「海中宮殿」のアクセスについて

「海中宮殿」の住所は、〒891-9301鹿児島県大島郡与論町茶花沖です。茶花港からボートが出ています。ボートで5分ほど海を渡ると到着します。

「海中宮殿」のまとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、鹿児島の与論島にある「海中宮殿」にスポットを当ててみました。日本有数の美しい海を誇っているので、与論島に足を運んだ際は、是非訪れてみてください。

また、与論島の海の美しさはビーチからの眺めでも確認できます。したがって、スキューバダイビングする予定がない場合は、ビーチで軽く泳ぐだけでも与論島の海の素晴らしさがわかることでしょう。

また、与論島には海以外にもたくさんのスポットがあります。植物や建物など、歴史を感じさせるものがたくさんあるので、陸地での楽しみもお忘れなく!

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