竹島水族館

竹島水族館
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深海生物の展示をメインとした水族館。小さいながらも、ここでしか見られないような珍しい深海生物がみられたり、笑えてユニークな展示があったりすることからファンも多い施設です。深海生物が気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか?

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竹島水族館の基本情報


【 住所 】愛知県蒲郡市竹島町1−6

竹島水族館
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公式ページ

隠れた実力派!センスと笑いがあふれる「竹島水族館」

水族館といえば、何万匹もの魚が巨大な群れを成して泳ぐ巨大水槽や、かわいいイルカやアシカのショーといったものを思い浮かべます。

しかし、そんな定番の展示がひとつもないのにも関わらず、大きな人気を集めている水族館が話題になっています。

それが愛知県の竹島水族館。

竹島水族館は知恵とアイデア、そしてユーモアを活かした展示で大人気を集めているのです。

竹島水族館の基本情報

まず竹島水族館の基本情報から見ていきましょう。

竹島水族館があるのは愛知県の蒲郡市。

アクセスは電車の場合、JR東海道本線、または名鉄蒲郡線の蒲郡駅から徒歩15分。

蒲郡駅からバスを利用した場合は竹島遊園下車。所要時間は約5分です。

車を利用した場合には、東名高速道路音羽蒲郡インターチェンジからオレンジロードを経由すると便利です。

開園は9:00から17:00。閉館の30分前まで入場が可能です。

料金は大人500円、小中学生200円。小学生未満は無料です。

休館日は毎週火曜日。火曜日が祝日の場合は翌日が閉館です。

なお、春休みやゴールデンウィーク、夏休み、冬休みの期間は火曜日も開館していますが、6月の第1水曜や、年末など不定期で休館となることもあるので、あらかじめホームページなどで情報を確認しておいたほうがいいでしょう。

竹島水族館の熱帯淡水の生き物

さてそんな竹島水族館ですが、到着してまず目に入るのは、年季の入った建物です。

いかにも地方のさびれた水族館という風情で、この外観を見ただけで不安になり、引き返す人もいたそうですが、それもそのはず、竹島水族館は五十年を超える歴史を持った水族館です。

館内に入るとまず迎えてくれるのは、熱帯淡水の生き物。

小型の珍しい種類の魚や水草などが展示されていますが、ここの見どころは展示変化の激しさ。

ついこの間までいた魚が消えていたり、また別の新顔が入っていたりと、水族館らしくない安定感のなさが逆に魅力。

独自ルートで集めてくるという魚も他の水族館ではあまり見られない種類が多く、マニアにも人気となっています。

竹島水族館の熱帯の大型淡水魚

続いて現れるのが熱帯の大型淡水魚。

熱帯に住む大型のナマズ、ハイギョ、観賞魚などのコーナーで、こちらは先ほどの小型の淡水魚コーナーとはまったく逆に、安定感が魅力です。

というのも大型の魚のほとんどは小さな時から飼育員が世話をして大きくしたものばかり。

そのため、何度も通ううちに顔なじみになって親しみが湧くという人も少なくありません。

竹島水族館の三河湾の魚

続いては「三河湾の魚」というコーナーですが、こちらが実は竹島水族館の魅力のひとつ。

というのも、竹島水族館の目の前、三河湾で捕獲された魚が集まってくる水槽です。

アジやカレイ、スズキ、アイナメなど食卓でもおなじみの魚が飼育されていますが、そのほとんどが飼育展示の係員が自ら海へ出かけ、釣ったり潜ったりして捕まえたものばかり。

そのため、季節によって魚の数が減ったり増えたりするので、旬ということがしっかりわかる作りになっています。

続いて現れるのは、「キラキラたけすいリーフ」。

こちらはサンゴやカクレクマノミなどの熱帯魚が飼育されています。

竹島水族館のウツボの水槽

そして見えてくるのが竹島水族館の名物「ウツボの水槽」。

こちらは多数の壺のなかでウツボを集団飼育。

グロテスクだと毛嫌いする人もいますが、眺めていると一匹ずつに個性が見えてくるようになり、そうするともうこの水槽の前から離れられなくなるそうです。

竹島水族館の三河湾大水槽

「ハコフグ・カワハギ・オコゼ」などの水槽に続いて見えてくるのが、地元の海を再現した「三河湾大水槽」。

大型のエイやサメなど迫力のある魚が泳いでいます。

竹島水族館のカピバラ

そしてこの隣にいるのが竹島水族館のもうひとりのスター「カピバラ」です。

至近距離で眺めるカピバラには水族館にも関わらず人気が殺到しているそうです。

竹島水族館の上からサンゴ

続いて最近リニューアルされた「上からサンゴ」の水槽。

こちらは普通の水族館のように横から眺めるのではなく、上から眺めるというスタイルでの鑑賞が楽しめます。

竹島水族館の深海魚の水槽

そして次も竹島水族館の人気生物の水槽です。

それが「巨大タカアシガニ」を始めとする深海魚の水槽。

こちらも竹島水族館の目玉水槽のひとつ。

地元漁師さんの網にかかった深海魚を引き受けているため、普通の水族館ではめったにみれないものが揃っています。

特に、竹島水族館では漁師さんから直接深海魚を入手するため、網にかかったその日に魚を手に入れ、水槽に放つこともあり、昨日までいなかった珍しい魚が急に増えているなんてこともしばしばなのだとか。

このフットワークの軽さも竹島水族館の人気の秘密になっています。

竹島水族館の温帯から熱帯、サンゴ礁の魚

深海を過ぎれば次は温帯から熱帯、サンゴ礁の魚と続いていきます。

このエリアも、たびたび飼育されている生物が変わることで人気です。

他の水族館のように巨大な水槽を使用するとなかなか展示の内容を変えることができませんが、竹島水族館では小型の水槽を使用しているため、展示の変更が容易。

そのため、お客さんが飽きる暇もないほどすぐに展示の内容が変わっていくそうです。

竹島水族館の「日本の川魚」「熱帯の変わった淡水魚」

続いての「日本の川魚」「熱帯の変わった淡水魚」のコーナーでは、サカサナマズやカエルなど、「変わった顔」にテーマを絞った魚を展示。

特に貴重な動物には大きく「珍」のマークがついていて、分かりやすく、個性的なコーナーとなっています。

竹島水族館の「さわりんぷーる」

「クラゲ」のコーナーを抜けると、次は生き物に直接触れることができる「さわりんぷーる」。

こちらでは冬は深海生物、夏は身近な海の生き物に触れられる場所ですが、「可愛くない」生き物が多いのも特徴。

触りたいとは思えないのについ触ってしまう、そしてファンになってしまうという不思議なループが生まれる場所です。

こちらでもすぐに展示が変わるので、何度訪れても新しい生物との触れ合いが楽しめる場所でもあります。

続いてはエサやり体験ができるプール、そしてサンゴと水草がゆれる水槽「まったりうむ」と続きます。

竹島水族館の「アシカのプール」

ラストに控えているのは「アシカのプール」。

こちらは10:30、12:00(土日のみ)、13:30、15:00にアシカショーが開催されますが、こちらも他の水族館とは違い、不思議なゆるさが特徴です。

派手な芸をするわけではないけどなぜか笑ってしまう、一見の価値のあるオンリーワンのアシカショーです。

このオンリーワンのスタイルは竹島水族館を象徴するともいえるもので、館内のポップや解説文にもその特徴が表れています。

同じ魚の解説でも、手書きのものやイラストが入ったもの、普通の水族館では教えてくれないような「おすすめの食べ方」といった情報まで、スタッフの個性によってかき分けられているため、ごくありふれた魚でも飽きることがありません。

竹島水族館のイベント

さらに竹島水族館ではおりおりに行われるイベントも特徴。

普通は食用には適さないとされる深海生物を食べたり、世界一臭い缶詰の臭いをかぐイベントなど、他では絶対に真似しないようなものも開催されることもあり、それだけでもここを訪れる価値があるといわれています。

竹島水族館のまとめ

これだけを聞くとふざけた水族館のように思われるかもしれませんが、竹島水族館を貫いているのは来館するお客様と、そして魚を第一に考える姿勢。

水槽の窓が子どもの目線の高さになっているのもそのひとつ。

また、竹島水族館では展示の入れ替わりも魅力のひとつですが、それは展示の水槽に入りっぱなしになっている魚を休ませる意味もあるのだとか。

そういった努力によって、地方の小さな水族館ながら高い満足度を誇るようになりました。

高い志と深い知識によって支えられた竹島水族館、ぜひ一度訪ねる価値がありそうな場所です。

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