南京町

南京町
photo by @rihomoteki
神戸市中央区の元町通と栄町通にまたがるチャイナタウンです。横浜中華街・長崎新地中華街に並ぶ「日本三大中華街」に選ばれているこちらのスポット。中華まん、ラーメンなどの中華料理屋さんの屋台が並び、歩いているだけで食欲がわいてくること間違いなし。あちこちで人気のお店に列ができ、買ったかと思えば早速歩きながら口にする人も珍しくはありません。また珍しい中華料理の材料や、中華雑貨も買えるので中国旅行に来た気分を味わえるかも!?春節祭などのイベントもあり、たくさんの観光客であふれるエリアです。最寄り駅は神戸市営地下鉄海岸線の旧居留地・大丸前駅ですが、元町駅や三宮駅などからも歩いてアクセスできます。旧居留地、メリケンパークなど神戸の雰囲気漂う観光スポットも近くです。

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南京町の基本情報


【 住所 】兵庫県神戸市中央区栄町通1−3−18
【アクセス】JR神戸線/阪神電車の「元町駅」から徒歩約5分
【営業時間】店舗により異なりますが年中無休で11:00~18:00営業の店舗が多いです。
【 料金 】入場料無料

南京町
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食べ歩きに中国雑貨!魅力いっぱいのチャイナタウン神戸・南京町

兵庫県神戸市中央区に位置する南京町は元町通と栄町通周辺の通称名称の中華街(チャイナタウン)で、横浜・長崎と並ぶ日本の三大チャイナタウンと言われています。

東西はおよそ200メートル、南北はおよそ100メートルのコンパクトなエリアに中華料理店や中国雑貨店、珍しい中華食材を取り扱っているお店など100店を超えるバラエティ豊かな店舗が密集している事からテイクアウトの食べ歩きから高級店まで中華料理のグルメスポットとして観光客に非常に人気があります。

三宮や元町からもほど近く、最寄り駅からは徒歩圏内となっていて、電車以外にもマイカーなど交通のアクセスもとても便利な場所です。

南京町では年間を通して様々なイベントが行われており、その中でも有名なのが旧暦のお正月を祝って多い時ではおよそ50万人の観光客が訪れる人気イベントが「春節祭」です。

華やかな新年の祝賀ムードに包まれた南京町の中心部に位置する南京町広場では獅子舞の演舞や太極拳、コンサートをはじめとした多くのイベントが催され、春節祭は神戸市の地域無形民俗文化財にも指定されています。


その他にも4月の日曜日には伝統芸能が披露される「興隆春風祭」が、9月頃には秋の収穫を祝した「中秋節」が行われ、12月には柔らかな光が幻想的な「南京町ランターンフェア」など、いつ訪れても楽しめるのが南京町というスポットの大きな魅力です。

南京町のおすすめグルメ&スポット

神戸・南京町の名物と言えば、何と言っても本場の中華料理です。食べ歩きにも最適な気軽に食べる事ができる肉まんから小籠包や餃子、ラーメンや揚げ物など、どれを食べようか迷って思わず目移りしてしまうほどのバリエーションです。

老祥記(ロウショウキ)の「元祖豚饅頭」

その中でも南京町に行った時には多くの人が立ち寄って連日お店の前には行列ができ、トップクラスの人気を誇っているのが中心部の南京町広場に面した場所にある大正四年に創業した中華の名店「老祥記(ロウショウキ)」の「元祖豚饅頭」です。

しっとりとした皮に包まれた具は肉汁がジューシーで絶妙な味付けで、片手に乗る程度の小さめサイズの肉まんで、いくつでもペロッと食べられてしまう美味しさです。

毎日お昼時は南京町広場まで行列がはみ出すほど混雑しますので、空いている少し早めの時間帯に来店するのがおすすめです。1個90円で注文は3個からとなっています。6個以上購入すると店内でも飲食が可能ですが、店内は混雑していますのでテイクアウトして店先で食べている方が多い印象です。

毎週月曜日が定休日ですが、お休みの日は南京町広場のななめ向かいにある姉妹店である「曹家包子館(ソウケパオツーカン)」で老祥記の豚饅頭を購入する事が可能です。

なお、老祥記の営業時間は18時半までとなっていますが、売り切れ次第終了となってしまいますので、確実に食べたいという方は早めの時間に足を運びましょう。

大同行(ダイドウコウ)の「ブラック豚まん」

老祥記と並ぶ南京町の肉まんと言えば「大同行(ダイドウコウ)」の「ブラック豚まん」です。

イカスミを練り込んだインパクト抜群の真っ黒な肉まんの中にはごろっとサイコロ状の角切り豚肉と甘みのあるキャベツなどの具材がぎっしりと詰まっていて、見た目だけでなく味もお墨付きです。


大同行では豚まんの他にも一口餃子やチャイニーズバーガー、話題の台湾スウィーツ・豆花(トウファ)も人気です。定休日は水曜日となっています。

ユンユンの小籠包

もうひとつおすすめしたいのがビーフンと焼き小籠包の人気店「ユンユン」です。焼きビーフンで有名なケンミン食品の直営店で、テレビ番組でも紹介された焼き小籠包は1個100円で、ひとつひとつ手包みで作られており、外側はカリッとしていて中はもちもち、肉汁が溢れ出す熱々の作りたてが食べられます。もちろん元々はビーフンの専門店ですので、ビーフンも人気の一品です。

なお、ユンユンは不定休となっていますので確実に行きたい場合は電話(078-392-2200)で確認しましょう。営業時間は11:30から19:30となっています。

フォトジェニックな門も必見!

グルメ以外にも南京町には名物スポットが存在します。その中でもひときわ目を引くのが豪華な装飾が施された門の数々です。

東にあるのが「長安門」西にあるのが「西安門」南にあるのが「南楼門」で、東の「長安門」は大理石で造られた重厚な雰囲気の門で龍の彫刻が施されています。


夜にはライトアップされ、昼間とはまた違った雰囲気が楽しめます。西の「西安門」は南京町にある楼門の中で一番新しいもので、2005年に造られました。

こちらも夜にはライトアップされ、華やかな雰囲気が記念撮影にもぴったりです。南の「南楼門」は南京町にある楼門の中で最も歴史があり、1982年に造られました。

他の楼門と比較するとやや小ぶりな印象ですが、最寄りの元町駅に通じている事からチャイナタウンの玄関口となっています。

南京町を観光する際の持ち物・服装

南京町は街中にあるので持ち物は通常のお出かけ程度のもので大丈夫ですが、持っていると便利なのはウエットティッシュです。

食べ歩きで手が汚れた時にも手を洗える場所が少ないので重宝するでしょう。

そのほか、中華料理はニンニクを使った料理が多いので食べた後の臭いが気になる方はミントタブレットや息をリフレッシュしてくれるガムなどを持って行くと良いでしょう。

駅からも近く、街歩きですので特別な装備は必要ありませんが、海沿いに位置していますので肌寒い時期は冷たい風をシャットアウトできる上着などがあれば体温の調節ができて便利です。

食べ歩きで歩き回る場合はハイヒールなどではなく歩きやすく履き慣れた靴がおすすめです。バッグを持つ際は両手が自由になるショルダーバッグやリュックサックなどが便利でしょう。

南京町のまとめ

南京町は神戸の市街地でありながら活気ある中国の雰囲気が満喫でき、心もお腹も満たしてくれる魅惑のスポットです。

お腹がいっぱいになったら次は可愛い中国の雑貨のショッピングを楽しんで下さいね。

南京町への交通アクセス

電車の場合

最寄り駅はJR神戸線/阪神電車の「元町駅」で、徒歩で約5分となっていますが混雑具合によってはもう少し時間に余裕をみた方が良いでしょう。

元町駅の東口から海側に出て道路を横断し、左側にある大通り(鯉川筋)を渡らずに右に曲がって直進すると元町商店街の入口の先に見えてくるのが南京町の楼門です。

元町駅からのもうひとつのルートは、海側(神戸駅の方向に向かった時に左側)に出て前の道路を渡って右に曲がった先の信号を左折、旅行代理店と元町商店街のファミリア本店の先にあるのが南京町です。

阪急電車の場合は「神戸三宮駅」から徒歩で約10分です。新幹線を利用する場合は「新神戸駅」で地下鉄山手線に乗り換えて「県庁前駅」から徒歩で約7分となっています。

お車の場合

最寄りのインターチェンジは「京橋IC」となっています。京橋ICを降りて突き当りにある信号のない三叉路を右折し、その先にある京橋南詰三叉路を右折、国道2号線の京橋交差点を左折して西に向かい、歩道橋があるメリケン波止場前交差点を右折してメリケンロードの先にあるのが南京町です。元町駅や栄町通の周辺に数か所、コインパーキングがあります。南京町は車両の通行が禁止されています。

神戸南京町の詳細

住所は、〒650-0023 兵庫県神戸市中央区栄町通1-3-18です。営業時間は店舗によります。入場料は無料です。

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