東京国立博物館
photo by @lunareclipsenzm
東京国立博物館の基本情報
【スポット】東京国立博物館
【ふりがな】とうきょうこくりつはくぶつかん
【 住所 】東京都台東区上野公園13-9
【アクセス】JR上野駅 公園口から徒歩10分、東京メトロ銀座線・日比谷線 上野駅から徒歩15分
【最寄り駅】上野駅
【営業時間】9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
【 料金 】一般1,000円、大学生500円、高校生以下および18歳未満、70歳以上は無料
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンが提供される場合があります
東京国立博物館
が含まれる観光マップ
緑に囲まれた東京国立博物館。博物館好きの人もそうでない人も、一度は行っておきたい!
都民の憩いの場でもある上野恩賜公園。
その中には、上野動物園をはじめ、東京都美術館、国立西洋美術館などの有名な施設が並んでいます。
東京国立博物館もその中の一つで、日本最古の歴史ある博物館です。
東京国立博物館へのアクセス
JR「鶯谷駅」の場合
東京国立博物館に一番近い駅は、JRの鶯谷駅です。
しかし、東京国立博物館の入り口は正門一つですので、正門に行くために遠回りしなくてはならず、地図で見た感じよりはかなり歩かなければならないことに注意してください。
まず、駅の南口を出たあと、左に曲がり、寛永寺第一霊園を右手に見ながらまっすぐ進みます。
すると(少し道がずれていますが)十字路のような場所に突き当たりますので、進行方向はそのままでまっすぐ前に進みます。
十字路のうち、木が生い茂っているのが東京国立博物館の敷地の角ですので、それを目印にしてください。
その木が茂った角を右手に見ながらまっすぐ進みます。
400メートルほど進むと、少し太めの道(都道452号線)が左右から交差している交差点にさしかかります。
その交差点を右に曲がって少し進むと東京国立博物館の正門がありますので、そこから敷地に入ることができます。
道の途中には案内板がいくつか立っていますので、それを参考にすれば迷わずにたどり着けると思います。
京成本線「京成上野駅」の場合
改札を出て(改札は一カ所のみです)、左手側の「正面口」から駅を出ます。
出口を出て左側に進むと階段があるので、それを上ります。(京成上野駅という青い看板が目印です)
階段を上ると、右手側に次の階段が見えるので、それを上ります。
あとはその進行方向のまま、まっすぐに歩き続けてください。
上野公園は敷地も広く、細い道などもあるため、階段を上った後は敷地内の案内を頼りに進んだ方がわかりやすいと思います。
まっすぐ進むと、都道452号線との交差点にさしかかります。
都道452号線を挟んで向かい側が東京国立博物館の敷地になっています。
JR「上野駅」、銀座線・日比谷線「上野駅」の場合
JRのパンダ橋口から出て橋を渡るか、公園口から出て横断歩道を渡り、上野恩賜公園の敷地に入ります。
あとは公園内の案内板を頼りに進んでください。
東京国立博物館の主な展示室
本館
入り口である正門から見て正面に見えるのが本館です。
もともとの旧本館は明治15年に建てられたのですが、大正12年に起きた関東大震災で大きな被害にあい、昭和13年に建て直されて今の本館となりました。
歴史を感じさせる外観が特徴で、重要文化財に指定されています。
日本の美術品・工芸品や歴史資料が主に展示されています。
1階ではアイヌ・琉球に関する資料の他、漆工や刀剣、陶磁などの工芸品を見ることが出来ます。
2階では仏教美術(仏像など)、江戸時代の着物、浮世絵、能の面などを見ることが出来ます。
特に浮世絵は、教科書でも見たような有名な画家(葛飾北斎や喜多川歌麿など)の作品が多く展示されていますので、そこまで詳しくないという人も楽しむことが出来ます。
館内のところどころソファが置かれていて、休憩を取っている人も居ました。
本館の展示品だけでもかなりのボリュームが有り、足が疲れますので、適度に休憩を取るのがいいと思います。
平成館
平成館は平成11年に建てられた新しい建物です。
正門から見たとき、本館の左側に位置しています。
本館の趣のある外観とは異なり、近代的な外観となっています。
平成館は、1階が考古学的な展示が主になっていて、埴輪や土偶なども見ることが出来ます。
2階は特別展示室となっており、定期的に展示内容が変わります。
また、こちらの特別展示室は、通常の入館料だけでは見ることが出来ません。料金と展示内容は公式サイトで確認してからお出かけください。
私が行ったときは春日大社展が催されていましたが、2階の展示だけでも一周するのには結構な時間がかかりました。
特別展示室の展示が目当ての方は、本館よりも先にこちらの特別展示室を見ておくと良いと思います。
東洋館
東洋館は正門から見たとき、本館の右側に位置しています。
ここでは主に、中国を中心に、インド、朝鮮半島、エジプトなどの美術品や工芸品が展示されています。
インドやタイ、中国の仏像が展示されているため、仏像には詳しくない私でも、仏像の歴史や各地方の仏像を見比べ、楽しむことができました。
その他
法隆寺から献納された宝物を展示している法隆寺宝物館、洋画家の黒田清輝の遺言によって建てられた黒田記念館などがあります。
基本情報等
入館料
総合文化展(本館・平成館1階・東洋館)
一般:620円
大学生:410円
高校生以下、満18才未満、満70才以上は無料
特別展:平成館2階
公式サイトをご確認ください
休館日
月曜日が休館日になっています。
ただし、月曜日が祝休日の場合は、翌火曜日が休館日となります。
展示品はいつも一緒?
平成館2階の特別展は、定期的に内容が変わります。
また、総合文化展の中でも、さまざまな特集が定期的に組まれており、特集コーナーの展示内容が変わります。
例えば、2017年の2/21に訪れたときには、ひな人形の特集が行われていました。
どのような内容の特集が行われているかは、公式サイトの「年間スケジュール」のページの「特集」で確認することができます。
一日で全部回れる?
東京国立博物館は、その建物一つ一つが大きく、展示物もとても充実しています。
全館まわることは可能だと思いますが、ゆっくり丁寧に見ていると、一日のほとんどが終わってしまうと思います。
また、足もかなり疲れると思います。
私も、どうしても全部はじっくりと見ることができず、一部は歩き見で流したり、回るのを諦めたりしてしまいました。
どこに何が展示されているかは、公式サイトである程度事前に確認することができます。
全部回ろうと思って行くよりは、事前に自分が回りたい場所や、興味がある展示物をチェックして、効率良く回る方がいいかもしれません。
どんなものが展示されているか知りたい
展示物を事前チェックしたい方や、東京国立博物館は遠くて行くことができないけれど、どんな展示品があるのか見てみたい、という方におすすめなのが、こちらです。
ここでは、絵画や美術品、工芸品などを画像で見ることができます。
カテゴリー分けされていてとても見やすいです。
実際に博物館で見たけれど、もう一度じっくり見たいという人にもお勧めです。
デジタルライブラリーでは、和書や洋書を画像で見ることが出来ます。
実物のページを手でめくることはできませんが、デジタルライブラリーは画像ですので、表紙から中身まで、1ページずつ見ることができます。
江戸時代の出版物など、とてもカラフルで、見ていて楽しいです。
博物館は楽しい!
博物館へは小学校の頃しか行った記憶がない、勉強のイメージしかない、という方も多いかと思います。
博物館はちょっとハードルが高くて行きづらいという人もいるかもしれません。
しかし博物館、特に大人になってからの博物館は、意外な発見も多く、楽しいものです。
歴史に詳しい人は、展示物から当時の様子を想像して楽しむことが出来ますし、歴史に詳しくない人も、展示物の美しさや造形のおもしろさを楽しむことができると思います。
東京国立博物館は、子どもにももちろんおすすめですが、大人の方にこそおすすめしたいと思います。
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