国立民族学博物館

国立民族学博物館
by http://www.minpaku.ac.jp/museum
現地から集めた民族に関する収蔵品約28万点を展示されている国内でも有数の博物館。「どうやって使うの?」と思える不思議なものやカラフルな民族衣装などとにかくインパクトがある物をたっぷり見れるので何か想像力を刺激したい時に行くと良いかもしれませんね。

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国立民族学博物館の基本情報


【スポット】国立民族学博物館
【ふりがな】こくりつみんぞくがくはくぶつかん
【 住所 】大阪府吹田市千里万博公園10−1
【アクセス】大阪モノレール 万博記念公園駅 徒歩約15分
【最寄り駅】万博記念公園駅
【営業時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【 料金 】一般580円、高校・大学生250円、中学生以下無料
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供

国立民族学博物館
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公式ページ

国立民族学博物館は、世界中の民族資料に触れることのできる場所。美しい衣装や暮らしの道具を眺めて、世界中を旅しよう!

通称「みんぱく」とも呼ばれる国立民族学博物館は、世界中から貴重な民族資料を収集、展示している施設です。

開館は1977年、以後多くの研究者が100万点もの資料を集めてきました。

通常展示ではその一部に触れることができ、世界の文化の豊穣さに魅入られる思いがすることでしょう。

また、博物館は太陽の塔で有名な万博記念公園内にあり、見学を終えた後でも散策やスポーツなど、一日楽しむことができる施設に恵まれています。

緑の多いこの場所は府民の憩いの場として知られ、休日には多くの家族連れが行楽に訪れます。

国立民族博物館とは

1974年に創立、二年後の77年に開館した文化施設です。

国立民族学博物館は、博物館であると同時に文化人類学、民族学の研究所でもあり、わが国の学術研究の進展に大きな役割を果たしてきました。

展示に関しては、一般客にも分りやすいよう、暮らしに密接した資料を多く用いており、異文化理解へのきっかけとなる工夫が凝らされています。

カラフルで美しい展示物に、世界への関心をそそられることは間違いありません。

国立民族学博物館へのアクセス

大阪空港からは、直通の大阪モノレールが便利です。万博記念公園駅で降り、公園内を北へ向かいます。太陽の塔を目印にして進んでいくとよいでしょう。

新幹線をご利用の方は、JR新大阪駅を降りて、地下鉄御堂筋線に乗り換え、その後千里中央駅で大阪モノレールに乗り換えます。同じく万博記念公園駅で下車して、北を目指して歩きます。

車でいらっしゃる方は、名神高速を吹田インターで降り、公園の外周に沿って北へ回ります。公園内には駐車場がいくつかありますが、民俗学博物館へのアクセスが一番よいのは日本庭園前駐車場です。ここからなら徒歩五分程度で博物館に着くことができます。

いずれも交通アクセスはかなり充実していますので、出かけるのにさほど不便を感じることはないでしょう。

世界の人々の暮らしを学べる通常展示

国立民族学博物館の展示には、常時見ることのできる通常展示と、期間限定で公開される特別展があります。

館内の大半を占める通常展示では、民族衣装や住居、食べ物など、一般客にとってなじみやすい資料が主に展示されています。

コーナーは、オセアニアからアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアの順に順路が設定されており、地球を東回りで一周できるようになっています。

カナダ先住民のトーテムポールやメキシコのアステカカレンダー、東アジアの砂絵や曼荼羅、アフリカの美しい布など、見ていて飽きることがありません。

音声ガイドも充実、資料を見ながら専門的な解説をきくこともできます。

また、動画などの映像資料も豊富にあって、分りやすく知識を得る工夫があちこちに凝らされています。

室内は資料を保護するために適正な温度に保たれており、非常に快適な環境で見学することができます。

お手軽気分で世界一周という、夢のような時間を楽しむことができるのですね。美しい衣装や珍しい道具に、興味が尽きることはありません。

学生さん、研究者の方はもちろん、小説を書く方やイラストレーターの方にとっても、大変刺激的な展示といえるのではないでしょうか。

特別展は、そのときしか見られない濃い展示が楽しめる

国立民族学博物館では、そのときどきに応じ、一つのテーマにしぼった特別展が開かれます。

過去には、中国の少数民族に関する展示があり、聖地巡礼、アラビアンナイト、世界の風呂敷など、ユニークな展示が行われました。

限られた期間内にしか見ることのできないものなので、興味のある展示の際には、ぜひお早めにお出かけになることをおすすめします。

旅の楽しみ、国立民族学博物館のお土産は?

博物館を訪れる楽しみの一つに、ミュージアムショップでの買い物があるのではないでしょうか。

専門的な学術書はもちろんですが、何より魅力であるのが、ほかでは見られないユニークな雑貨です。

国立民族学博物館にももちろん買い物コーナーがあり、展示物をモチーフにした多くの品物が販売されています。

カレンダーや文房具、衣類、アクセサリーなど、見ているだけでわくわくするものがたくさんありますよ。

食堂もあり、世界のグルメを味わうこともできます。

見学の後は万博公園を散策しよう

万博記念公園は、1970年に開催された大阪万博の跡地を利用して作られました。

264ヘクタールもの広大な敷地には、植物を楽しめる自然公園や庭園、サッカーやサイクリングを楽しめるスポーツ施設、池、子供の遊技場など、たくさんの設備があります。

季節の花を楽しめることでも有名で、特に桜は「日本さくら名所100選」にも選ばれるほどの見事さです。

花見の名所でもあるこの公園には、春の時期には関西各地から大勢の人が訪れます。

またバラ園でも、万博開催時に世界の国々から贈られた美しいバラが花を咲かせます。

見ごろは五月の中旬から六月の中旬ごろで、さまざまな種類のバラを楽しむことができますよ。

バラ園は民族学博物館から歩いて数分の場所にあるので、その時期に訪れる方はぜひのぞいてみてください。

お子様連れの方は、公園内の池に浮かぶボート遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

白鳥のボートに乗って、ゆったりと川面を行き来することができます。

アクティブなお子様には、ローラー滑り台やトランポリンなど、体を動かして遊べる遊具もたっぷりそろっています。

船の遊具で冒険したり、町ではできない自転車遊びをしてみたりと、ご家族で訪れても、本当に飽きずに一日過ごすことができる公園です。

もちろんお帰りの際には、太陽の塔の前で記念撮影をお忘れなく。

服装について

博物館の見学だけなら特に注意することはありません。普段町へ買い物に出る服装で大丈夫です。

万博公園駅から十分程度歩きますが、きちんと整備されているので、女性の方がヒールで訪れてもさほど困ることは無いでしょう。

ただ、公園内の散策を考えるのであれば、歩きやすい靴のほうがいいかもしれません。

また、夏はクーラーがきいているので、気になる方は羽織りやすい上着を一枚用意しておくとよさそうです。

持ち物について

博物館内では写真撮影が認められています。ただしフラッシュは展示物を傷付ける可能性があるので、やめたほうがよいでしょう。

持ち物の中にカメラを準備しておくと、後で写真を見る楽しみができそうですね。展示物についてメモを取りたい方はメモのご用意もどうぞ。

もちろん、ミュージアムショップで素敵なペンとノートを買うのも楽しそうです。

小さいお子様をお連れの方は、館内でおむつ交換や授乳を行うことができます。

専用のスペースが準備されているので、ご安心ください。

休館日と展示時間について

万博記念公園が休みになる水曜日には、国立民族学博物館にも入ることができません。

ただし水曜日が祝日の場合は、その翌日が休館日になります。お出かけの際にはご注意下さい。

また、年末年始にも長期の休館日があります。カレンダーをご覧になって、当日が開館日かそうでないかを前もって確かめましょう。

開館時間は午前十時から午後五時までです。ただし、入館はその三十分前、午後四時半には締め切られてしまいますので注意が必要です。

国立民族学博物館は、大阪府の北部に位置しています。大阪というとお笑い、コテコテといったにぎやかなイメージがありますが、この一帯にはそうした印象はあまり感じられません。

閑静な住宅街であり、大学などの施設が多く立ち並ぶ地域です。緑も多く、ゆったりと過ごせる場所なのです。

博物館で世界の文化に触れ、公園の自然を楽しみ、イメージとは一味違う大阪をご堪能下さい。

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