成田山新勝寺

成田山新勝寺
photo by @db.pon
家内安全、交通安全を祈るお寺。関東でも有数の参詣人を集める人気の寺で、節分の時は芸能人が豆を撒くイベントも繰り広げられます。

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成田山新勝寺の基本情報


【ふりがな】なりたさん しんしょうじ
【 住所 】千葉県成田市成田1
【アクセス】「京成電鉄 京成成田駅」または「JR線 成田駅」より徒歩10分
【営業時間】境内は24時間開放
【 料金 】無料


成田山新勝寺 公式ページ

成田山新勝寺でさらに運気を上げる過ごし方を紹介

「成田山新勝寺」は、世界各国と日本を結ぶ空の玄関成田空港を擁する千葉県成田市にあります。

ご本尊を不動明王とする「成田山新勝寺」は、四季を通して多くの参詣客が訪れています。

参詣の人々がお参りの行き帰りに通る道に沿ってたくさんの店が軒を連ねていて、お参りのお土産や特産品を買うこともできます。

成田山新勝寺へのアクセス

「成田山新勝寺」へのアクセスは、「京成電鉄 京成成田駅」または「JR線 成田駅」から徒歩で10分くらいのところにあります。

京成電鉄では、上野駅から特急で約65分、空港第2ビル駅からは約8分です。

JR線では、東京駅から横須賀線/総武線直通の「快速エアポート成田」で約70分、空港第2ビル駅からは約8分、上野駅から常磐線我孫子駅経由で約80分です(京成電鉄もJR線も大晦日には、終夜運転となります)。

自動車では、東関東自動車道成田ICから、国道295号線へ出て、寺台インターへ向かってください。 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)を利用する場合は、大栄JCT(6月7日開通)で東関東自動車道に乗り継ぎ、成田ICで降りてください。

駐車場

「成田山新勝寺」の周辺には駐車場が複数ありますが、中でもおすすめのが「市営駐車場」です。

第一駐車場:成田市花崎町532-2
第二駐車場:成田市上町561 
第三駐車場:成田市幸町481-2

第一~第三駐車場共に表参道から徒歩5分圏内なのでとても便利です。
使用料も入庫から3時間までの1時間までごとに100円、入庫から3時間を超えた後の30分までごとに100円とリーズナブルな価格体系となります。

成田山新勝寺で運気を上げる方法

1、御本尊不動明王を参拝

お不動さんとして親しみ愛されている御本尊不動明王は、弘法大師空海が自らの手で作り出したと言われています。

真言宗の開祖である空海は、不動明王を一本の木から彫り出す際に、ひと彫りするごとに三度の礼拝をしたそうです。

強い信念のもとに作られた御本尊不動明王は、1000年以上の時を経てもそのパワーは絶えることなく多くの人に注がれます。

「成田山新勝寺」へ参詣の際には是非本堂に行かれることをおすすめします。

2、願い事を護摩木に書く

毎日本堂ではご祈祷がされる時間があります。たくさんの人の願いが書かれた護摩木を御護摩の火に投げ入れることで、これらの願いが叶うようにとご祈祷がされます。


その際に、護摩木を託した人だけでなく、一般の見学者も一緒に本堂に入ってご祈祷の時間を過ごすことができます(護摩木は境内にある御護摩受付所で予め申し込むことができ、家内安全など、いろいろな願いを書くことができます)。

僧たちの厳かなお経を唱える低い厳かな声が、堂内の空気を清めていくような雰囲気です。

途中で本堂の向かって左側にある大きな太鼓が鳴り響きますが、初めての人は驚くほどの響きです。

堂内に飾ってある金色の飾りがその音に共鳴して振動します。

堂内は土足厳禁です(お堂に上がる前に履物を脱いで備えられたビニール袋に入れて持参します)

係の人に言って、車いすでも堂内に入れていただけます。

3、御火加持(おひかじ)でご加護をいただく

本堂でのご祈祷の途中で、「御火加持」をしていただくことができます。

自分の身代わりとして霊験あらたかな御護摩の炎に、財布やカバンなどを預けてかざしていただくのが「御火加持」です。

僧侶の方がその場で数人分を預かって、御護摩の炎にかざした後戻していただきます。

「御火加持」は護摩木のお願いをしていない一般の人もやっていただけます。

4、ご真言を唱える

御火加持の後はお不動様のご真言を唱えます(ご真言が書かれたカードが備えられていて持ち帰ることができ、堂内には大きな字で書かれたものもあります)。

不動明王のご真言は、元々インドの古語であるサンスクリット語で書かれていたものを音写したものです。

のーまく さんまんだー
ばーざらだん せんだー
まーかろしゃーだー
そわたや うんたらたー
かんまん

5、お手綱参拝

ご祈祷をされた僧たちが退席されたら、お不動様に近いところをお手綱に触れながら参拝できます。

本堂の右側に並んで進むと、お不動様の左手に結ばれた五色の羂索を手で触ることができます。

より近くでご利益をいただけるような気分になります。

四季折々の成田山公園

「成田山新勝寺」の境内は広く、梅・桜・藤・菊・紅葉と四季それぞれの美しさがあります。

松尾芭蕉や高浜虚子など著名な文人たちの句碑もあり、よりお庭の風情が感じられるようになっています。


大きな池には鯉が泳ぎ、池に突き出した東屋(浮御堂)から池を見下ろしたり、手をたたいて鯉を呼んだり、池に架けられた小さな橋を渡るときにも、水面と周囲の緑のコントラストが美しく、癒しが感じられる公園です。


お正月には初詣でたくさんの人が訪れる「成田山新勝寺」ですが、一年を通して催し物があります。

節分には芸能人や力士、歌舞伎俳優などが豆まきをします。「成田山新勝寺」では「鬼は外」とは言わずに「福は内」だけしか発声しません。


それは、不動明王の前では鬼さえも悪い心を改めるので、鬼はいないということからだそうです。

梅が咲き始めると梅まつりがあり、桜もたくさん植えこまれているので暖かくなると花見ができます。

公園内には小さな滝(雄飛の滝)もあり、飛び石を歩いて滝に近寄るとマイナスイオンを感じるような気がします。

地下に埋められた壺に水の雫が当たるときに音がする水琴窟もあり、耳をよせて聞いてみると不思議な音で神秘的です。

「成田山新勝寺」と歌舞伎

歌舞伎の市川家は屋号が「成田屋」とされています。歌舞伎座などでの歌舞伎公演の際に大向こうから「なりたや~」と声をかけられるのは、市川海老蔵さんです。


市川家が成田屋の屋号となったのには深い縁があったからです。初代市川團十郎は優れた歌舞伎俳優でしたが、その芸を継がせる子供がいませんでした。

そこでどうか子供が授かりますようにと、「成田山新勝寺」の当時の本堂である薬師堂で祈願をしました。そうして授かったのが二代目の團十郎です。

親子での共演が叶った初代は、「成田山新勝寺」に大神鏡を奉納して感謝の気持ちを表しました。さらにこの舞台の成功もあって、「成田山新勝寺」にちなんだ屋号の「成田屋」を名乗ることになりました。

その後も「成田山新勝寺」と市川家の縁は続き、当代の海老蔵さんもお不動様への信仰が篤いことで知られています。

「成田山新勝寺」の参道

現在の参道はセットバックされたり、電柱を無くして地中化したりしてきれいに整備されています。

「成田山新勝寺」への最寄り駅である「成田駅」から参道を歩いていると、石で造られた干支の石像がところどころにあります。

自分の干支を探しながら歩くのも楽しく、「生まれ歳の守り本尊」を知ることもできます。

ちなみに酉年の守り本尊は、まさに「成田山新勝寺」の不動明王です。

いろいろな飲食店もあり、特にウナギのお店が多いせいか、参道を歩いているとウナギを焼くなんとも言えない良い匂いがします。


お土産の店もたくさんあり、らっかせいなど千葉県の名産品や手作りの竹籠など、見て回るのも楽しい参道です。

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