根津美術館

根津美術館
photo by @chibi_maruchan59
まるで京都に来たかと思うほど、日本の伝統文化を感じられる美術館ということで「外国人観光客が選ぶ行ってよかった美術館」にて1位を獲得しました。また、日本庭園も都会の喧騒を忘れさせてくれる素敵な時間が過ごせられると思います!

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根津美術館の基本情報


【 住所 】東京都港区南青山6−5−1
【アクセス】地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線 〈表参道〉駅下車 A5出口(階段)より徒歩8分/B4出口(階段とエスカレータ)より徒歩10分/B3出口(エレベータまたはエスカレータ)より徒歩10分、都バス渋88 渋谷~新橋駅前行 〈南青山6丁目〉駅下車 徒歩5分
【営業時間】午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)展示室 / ミュージアムショップ /庭園 / NEZUCAFÉ 休館日:月曜日・展示替期間・年末年始ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日
【 料金 】[特別展]一般1300円、学生(高校生以上)1000円 [企画展]一般1100円、学生(高校生以上)800円

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表参道にある大人たちの都会のオアシス「根津美術館」ってどんなところ?

東京都内には多くの美術館があります。中でも根津美術館は、表参道というおしゃれに敏感な人も多く集まる流行最先端スポットに位置しながら、本格的な庭園を持つしっとりとした趣きある美術館のひとつ。そんな都会のオアシスのような「根津美術館」を紹介します。

根津美術館ってどんなところ?

根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた根津嘉一郎氏による日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するためにつくられました。

山梨県に生まれ、若い頃から古美術に興味を持っていた喜一郎氏は、明治29年(1896)東京に本拠を移すと、実業家、政治家として活躍する一方で茶の湯にも傾倒するようになり、美術品の収集にもより夢中になりました。

そしてそのコレクションを「衆と共に楽しむ」ことが初代嘉一郎の願いでした。その遺志を継いだ二代目根津嘉一郎が、昭和15年に財団を創立し、翌年根津美術館を開館するに至りました。

平成18年から3年半をかけた大規模な新創工事で、以前の新館を建物免震の収蔵庫への改築、新たな展示館(本館)の建築なども行われました。

財団設立当時は4,643点だった所蔵品の数は、平成28年3月末の時点で、7,420件に。中には、国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件が含まれています。

根津美術館の基本情報

開館時間

午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
展示室 / ミュージアムショップ /庭園 / NEZUCAFÉ

休館日

月曜日・展示替期間・年末年始
ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日

所在地

〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1

TEL

03-3400-2536

入園料

特別展
一般:1300円(1100円)
学生【高校生以上】:1000円(800円)

コレクション展
一般:1100円(900円)
学生【高校生以上】:800円(600円)
*( )は20名以上の団体
*小・中学生以下は無料。
*受付で障害者手帳を提示すると、ご本人様と同伴者1名様まで、団体料金にて入館できます。

荷物が多い場合は、1FまたはB1Fにロッカーがあるので利用しましょう。各階へ行くエレベーター、ベビーベッド、車椅子用トイレも完備されているので、どなたでも心地よく鑑賞することができます。

根津美術館へのアクセス

公共交通機関を使って根津美術館へは地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線〈表参道〉駅下車、いちばん近いA5出口から徒歩約8分です。A5出口を出たら右へ。ブランドショップが並ぶみゆき通りをずっと進み、根津美術館前交差点を渡った場所にあります。また、バスでも行くことができます。駐車場も9台まで止めることができます。

所在地
〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1

TEL
03-3400-2536

地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線〈表参道〉駅下車
A5出口(階段)より徒歩8分
B4出口(階段とエレベータ)より徒歩10分
B3出口(エレベータまたはエスカレータ)より徒歩10分

都バス渋88 渋谷~新橋駅前行
〈南青山6丁目〉駅下車 徒歩5分

趣きのある建物について

2009年に作られた本館は、現代日本を代表する建築家隈研吾氏のよって設計されました。和の家屋を彷彿させる大屋根が特長です。


地上2階・地下1階の3階の構造で、延べ床面積は約4000㎡。エントランスからホール、そこから続くスペースには、絵画・書蹟、青銅器、茶の湯の美術など6つのギャラリーがあります。しっとりとした大人の雰囲気の中で、鑑賞できる空間になっています。

また作品の鑑賞に適した調光を可能にする最新技術を取り入れているそうで、光の明暗だけでなく、太陽のような白い光から和ろうそくの暖かな光まで実現できる照明を用い、作品にも鑑賞者にも快適な施設になっています。

2009年のロゴも刷新

根津美術館の現在のロゴは、ドイツ人デザイナー、ペーター・シュミット氏によって2009年に新しくデザインされたもの。中国漢時代の碑文から採字した隷書体の館名、英語のNEZU MUSEUM、頭文字のNとMを意匠化したシンボルマークには、「燕子花図」をはじめとする屏風や竹のイメージが重ねられているそうです。

和の伝統を感じさせながらモダンな印象のあるロゴは、いまのそしてこれからの根津美術館そのもの。世界のすぐれたデザインに贈られるレッド・ドット・デザイン賞を受賞しています。

選りすぐりのコレクション

根津美術館では、国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件をふくむ7,420件(平成28年3月末の時点)を所蔵。ジャンルは絵画、書蹟、彫刻、金工、陶磁、漆工、木竹工、染織、武具、考古と多岐にわたり、日本・東洋古美術を中心に幅広い作品が所蔵されています。

また初代根津嘉一郎氏が茶の湯をたのしむなかで集めた茶の道具の数々もコレクションされています。また、初代嘉一郎没後に購入された作品、篤志家から寄贈された作品も多数。私立美術館でここまで作品寄贈が多いのは珍しいらしく、根津美術館への信頼の高さを表しているといえます。

気になる展覧会はホームページでチェック

根津美術館では、1,2ヶ月ぐらいの期間で展示内容が変わります。そのどれもが大人が満足できる一流のものばかり。テーマ展示や見られるNEZUコレクションもそれに合わせて入れ替わります。

「今度これ行こう」と思っていても、いざ行こうと思った時には終わっていたなんてことがないよう、ホームページでスケジュールをチェックしておきましょう。根津美術館は、毎回展覧会をお知らせするポスタービジュアルも素敵です。ぜひそちらもチェックしてみてください。

オアシスのような庭園

世界のブランドショップが集まる流行最先端スポットにありながら、日本的な本格庭園を持つのも根津美術館の良さ。入館者なだ誰でも自由に散策することができる、まさに都会のオアシスです。

石畳を進むとここが東京の真ん中とは思えないほどの景観。初代根津嘉一郎氏は、作り込みすぎずなるべく自然の状態を好んだようで、深山幽谷の趣のある庭園に田舎家風の建物や茶席を作り、「庭園講評会」を開いたりもしたそう。そんな初代の想いを引き継いだ緑豊かな庭園になっています。

鑑賞後はカフェでひとやすみ

庭園内にあるNEZUCAFEは、ずっと居たくなる心地よさ。大きなガラス越しに庭園の緑を眺めることができます。

オリジナルブレンドのコーヒーの他、スイーツやパイ、サンドイッチ、ニース風サラダなど、美術館のカフェではめずらしいくらいメニューも大充実。ここを目的に訪れてもいいぐらいです。美術鑑賞や散策の合間に、とっておきの時間を過ごすことができます。

最後はミュージアムショップもチェック

展覧会図録や所蔵コレクションの絵葉書などの定番アイテムはもちろん、根津美術館らしいオリジナルグッズもそろいます。

コレクション同様、洗練された大人なラインナップで家のインテリアにもなじみそうなものが多いです。「燕子花図」や根津美術館の新しいキャラクター、古代中国の青銅器「双羊尊」をモチーフにしたものなどが、人気の様子。来館の記念に、ぜひのぞいてみましょう。

茶室の貸し出しも

根津美術館では、庭園内の4席の茶室の貸し出しも行っています。表参道の庭園でお茶会なんて、きっと根津美術館だけではないでしょうか。お茶会以外にもいろいろな使い方ができそうです。

表参道で優雅なひと時を味わうなら「根津美術館」へ

ファッションの街、表参道にあるオアシスみたいな大人の場所。お買い物のついでに立ち寄れるアクセスの良さも魅力です。

表参道で最先端の流行に触れた後はぜひ根津美術館へ。いまとは異なる時代に生まれた、日本や東洋の美しい芸術品に触れてみませんか。

目と頭に心地よい疲れを感じたら、庭の緑をながめながらひとやすみ。最後は、チェックしておいた人気のレストランでディナーを。

一日を通して一流に触れる、これって表参道での理想的な過ごし方かもしれません。

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