浅草地下街

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日本最古の地下街「浅草地下街」へご案内！3つの魅惑的なスポットに迫る

浅草の観光といえば雷門や仲見世通り商店街が有名で、一度は訪れたことがあるかもしれません。少し足を伸ばせば、スカイツリーやすみだ水族館にも行くことができるので、観光スポットとしては浅草は便利で人気な場所です。
でも、人気スポットだからこそ、人混みで1日観光するには疲れてしまうこともあるんですよね。そんな時には、観光客も少ないディープなスポットでちょっと休憩しませんか。
浅草にそんな場所があるの…？と思われる方もいるでしょう。

実は、あるんです。

この記事では、駅からのアクセスも抜群な浅草地下街をご紹介します。

浅草地下街ってどんな場所？

都市部をはじめとして各地で見かける地下街ですが、実は日本で最古の地下街と言われているものが、この浅草地下街なんです。
最古と言われているだけあって、その雰囲気は昭和を思い出させるようなレトロなお店が立ち並びます。大衆居酒屋や庶民的なレストランはもちろん、街中の1000円カットも驚く700円カットをしてくれる散髪屋や、占いといった多種多様なラインナップで飽きることがありません。

浅草地下街の見所スポット

100m足らずの商店街に、居酒屋や食堂、散髪屋、金券ショップなど多くのお店がひしめき合っています。
そんな個性がキラリと光るお店の中でも、根強い人気がある3店舗を厳選して紹介します。

コメジルシ

あやしげな雰囲気が漂うお店が多い中、初心者にうってつけで足を運びやすい居酒屋さんが、こちらです。

6月第1月曜日の着弾。新政頒布会、生酛と菩提酛の飲み比べ@浅草コメジルシ pic.twitter.com/HRsatMABUa

— dokubari (@dokubari) June 4, 2018

2014年に開店したカウンター7席、外席6席の小さな日本酒バーです。
外観は、他のお店に比べると親しみやすいため、昭和の雰囲気がある大衆居酒屋だと常連さんでないと入りづらい雰囲気もないです。
浅草の「一人飲みしやすいランキング」にもランクインしているお店なので、気軽に立ち呑みをしてみたいという方にもおすすめです。

普段はなかなかたくさんの種類を試せない日本酒でも、店員さんがそのお客さんの雰囲気や嗜好を見て選んでくれる「おまかせコース」というシステムもあります。

占い館　マーヤ

外観や看板はちょっぴり入りづらい雰囲気が出ているお店ですが、休日にはなんと10人以上もの行列ができるほど口コミで人気を集めた名店です。

【林修のニッポンドリル　浅草　占い館マーヤ】浅草ドリル旅　浅草いち当たる伝説の占い師　村川峰千さんのお店は？　2019/4/10放送#林修のニッポンドリル #台東区 https://t.co/bs0bXvnvA0 pic.twitter.com/ED5Ye6S2ju

— 旅リスト (@tabi_list) April 10, 2019

占い師は村川峰千さんです。この方は、文部科学省が管轄する「社団法人日本易学連合会」の理事長を務めているだけでなく、公認第607号認定鑑定士の称号をお持ちです。
つまり、公共機関も認定している占い師なんです。
占いの方法も九星気学、四柱推命、寄門遁甲行動術など自分に合った方法で依頼できるシステムだから、安心ですね。

また、電話の予約は受けていないようですので、実際にお店に訪問してみて、空き状況を確認しましょう。

福ちゃん

せっかく浅草地下街に来たのなら、昭和感のある大衆居酒屋にもチャレンジしてみたいですよね。
そんな中で定評があるのがこちらのお店です。

【浅草 焼きそば 福ちゃん】
日本最古の地下街「浅草地下商店街」で一番駅側の店。浅草Ｂ級グルメとなると名前があがる。アサヒのお膝元なのにサッポロを出すこだわりも。「焼きそば」ばかり有名だが多様なツマミも充実。サクッと安く呑むのに重宝 pic.twitter.com/lJC1yd0Osq

— 浅草スマートニュース (@asakusa_love) September 23, 2014

太麺の濃厚ソースのたまらない焼きそばが名物で、目玉焼きをトッピングするとさらにおいしさアップします。
浅草のB級グルメという評判はもちろん、価格も350円とかなりお手頃なんです。
そのほかにも、ラーメンやカレーライスなどの食事メニューも充実しています。
どのメニューも価格はリーズナブルなので、嬉しいものです。

番外編・昆虫食（ゲテモノ）の自動販売機

個性的な雰囲気は、お店だけではありません。
自動販売機には、こんなものまで売っているんです。

instagram @snaplace_insta

まだまだ日本では馴染みのない昆虫食ですが、こんなに気軽に買えてしまいます。

instagram @snaplace_insta

昭和の雰囲気も残しながら、食の最先端を駆け抜ける商店街ですね。

浅草地下街にある昆虫食の自動販売機！

私の連れのイタリア人たちは興味津々で盛り上がって、鈴虫？を買ってたw

ちなみに浅草の地下街は日本で一番古い地下街で、そこに通る銀座線は日本で一番古いメトロ。 pic.twitter.com/o0sHUOK2LB

— ネギ/ブロガーinイタリア (@neghidaku) December 25, 2019

注意点

以前、浅草地下街でダントツの人気を誇っていたタイ料理や「モンティ（MONTEE）」は、現在は移転しています。
また、お店によって開店・閉店時間や休業日が異なるため、お目当のお店の状況は確認してから行ってみましょう。

また、コインロッカーや通路など至る所に「就寝禁止」というポスターが貼ってあります。
安くてたくさん呑めるお店があるからこそ、呑みすぎて寝てしまわないように注意したいですね。

アクセス

入り口は「新仲見世商店街」と「松屋浅草前入口」があります。

「新仲見世商店街（新仲見世アーケード）」

商店街のアーケードを抜けると、左手側に地下街への入口階段があります。階段を降りると、賑やかな新仲見世商店街からレトロな雰囲気の商店街へ変化します。

「松屋浅草前入口」

松屋デパートの正面に着くと、大きな昭和感の漂う看板と地下街につながる階段が目印です。薄暗い階段を下りてていくと、突き当りに立ち食いそば屋があります。そこを左側に行くと地下街へつながっています。
また、東京メトロ銀座線の6番・8番出口から直結しているので、雨の日でも濡れずにすみます。

基本情報

住所：〒111-0032 東京都 台東区浅草 1-1-12
アクセス：東京駅から浅草駅までおよそ20分
営業時間・定休日：店舗によって異なる
店舗数：およそ20 店舗

まとめ

観光名所として有名な浅草ですが、実はこんなにもディープでノスタルジックな商店街があるんですね。
独特なレトロな雰囲気から一見入りづらいと感じますが、初心者でも親しみやすい人気店も多くあることも事実です。
都心の人混みにちょっと疲れてしまった時や、お仕事帰りにふらりと一杯呑んでみてはいかがでしょうか。