フルーツバス停

フルーツバス停
photo by @yaya_pon_pon
1990年に開催された「長崎旅博覧会」で長崎県の玄関口として県内に訪れる人たちをなごませるために作られたフルーツの形をしたバス停。国道207号線沿いを中心に、イチゴ、トマト、メロン、スイカ、オレンジの5種類が16ヶ所並んでいます。そのうち14基は国道207号線沿いに、2基は、山茶花高原までの県道にあります。ちなみに一番人気のフルーツバス停は海をバッグにした「井崎」にあるメロンバス停です!

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フルーツバス停の基本情報


【 住所 】国道207号線沿いにあるバス停(平原・小長井・長戸・支所前・井崎・大久保・阿弥陀崎等)

フルーツバス停
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公式ページ

長崎のインスタ映えスポット「フルーツバス停」

「フルーツバス停」は長崎県の国道207号線沿いに作られたフルーツ型のバス停です。バス停のデザインはイチゴやメロン、スイカなどのフルーツで、まるで童話の国に迷い込んだような雰囲気だと大きな評判。もちろんインスタ映えもばっちりで、長崎のインスタスポットとして大きな注目を集めています。

フルーツバス停とは?

フルーツバス停があるのは長崎県の国道207号線沿いのエリアです。長崎市内の中心部から佐賀方面に海沿いの道を進んでいくと、小長井地域に入ったあたりにフルーツの形をしたバス停がいくつも目に入ります。この国道沿いに設置されているのは、イチゴやメロン、スイカなど、全5種類のフルーツバス停。周辺の地域のバス停と合わせて16のフルーツバス停が国道沿いに点々と作られています。

このバス停が誕生したのは1990年に行われた長崎旅博覧会がきっかけとのこと。県外や海外から長崎を訪れる人たちの心を和ませ、目を楽しませるために、またこの地域の特産品であるフルーツをアピールするために、長崎の中心に向かうこの国道沿いに、当時の小長井町がフルーツをテーマにしたバス停を設置しました。

グリム童話の「シンデレラ」に登場する「かぼちゃの馬車」をモチーフにしたバス停は、大きな話題となり、地域の人はもちろん、遠方からバス停を眺めるために訪れる人もいるほど。これまでCMやミュージックビデオのロケ地になったこともあり、インスタグラムに注目が集まる現在では、インスタ映えを求めてさらに多くの人が集まっています。

フルーツバス停のフルーツたち

フルーツバス停があるのはJRの小長井駅を中心にしたエリアです。小長井駅を中心に佐賀県方向にしばらく進むと、まず左手に見えてくるのがイチゴ型のバス停です。種やヘタまできちんと再現されたイチゴのバス停は内部に入ることも可能で、中にはバスを待っているときのためのベンチが作られています。

いちごのバス停
photo by @yaya_pon_pon

さらに佐賀県方向に進むと、次はイチゴだけでなく、反対車線にはメロンのバス停が現れます。メロンのバス停も中に入ることができるほか、背景には有明海が広がっているため、海をバックにメロンのバス停の撮影をするのも人気となっています。

その後もさらに直進すると、次に右手に見えてくるのがトマトのバス停。実はトマトのバス停は、全バス停の中でも数が少なく、非常にレアな存在です。そのため、こちらのバス停も人気の撮影スポットとなっています。

トマトのバス停
http://isahaya-moriage-girls.com/archives/1359

次に見えてくるフルーツバス停は「スイカ」、このスイカのバス停は、周囲が石に囲まれているため、岩の中にスイカがごろんと転がっているようにも見えることからこちらも撮影場所として人気を集めています。

ちなみに、この207号線は名物の牡蠣を直火で焼いて楽しめる「牡蠣焼き街道」として有名な場所。国道のあちこちには牡蠣を焼いて食べられるお店が点在しています。もちろん、牡蠣焼きだけでなく、カキフライや釜めし、牡蠣の旬の季節以外でも、地元の名産である地魚料理なども味わうことができるため、フルーツバス停めぐりの旅の途中に立ち寄ってみることもおすすめです。

また、JR小長井駅から高来町方面に進んでも、多数のフルーツバス停を見ることが可能です。

高来町方面に進んだ場合、まず見えてくるのはミカンのバス停。こちらは緑に囲まれているため、見落とさないように注意が必要です。

そのまままっすぐ進むと、今度はトマトとミカンが向かい合わせになったバス停が見つかるはず。この景色もとてもユニークなので、写真撮影にはおすすめです。ただし、周辺の歩道は狭くなっている場所や、段差のある場所があるため、撮影に夢中になりすぎて怪我などをしないように注意することをおすすめします。

みかんのバス停
http://isahaya-moriage-girls.com/archives/1359

その他、それぞれのバス停には風景などに大きく個性があるため、楽しい写真が撮れる場所を探してみるのもおすすめです。

フルーツバス停のクッキー

フルーツバス停を訪れた記念の人気のお土産ものといえば、「フルーツバス停クッキー」です。こちらは、近くの高来町にある「お菓子のいえ COCOLO」が販売している、フルーツバス停をモチーフにしたクッキー。2016年に行われた「フルーツバス停スイーツコンテスト」において、プロ部門の「優秀賞」を獲得した一品です。ドーナツのように真ん中に穴のあいたクッキーには、アイシングでイチゴやスイカ、ミカンなどが描かれています。

実はこれらのクッキーに描かれたフルーツは手書き。そのため、ひとつひとつ微妙に表情がことなります。価格はフルーツがすべてそろう5個セットが500円。また、フルーツバスをデザインしたドーナツの販売も行われています。フルーツバス停を訪れた記念に、いかがでしょうか。

フルーツバス停の時刻表

フルーツの形をしたバス停は全部で16ありますが、その路線を運航している長崎県営バスの運行時間は、朝六時台から夕方六時台までとやや短め。しかも多くの時間帯で一時間に一本の運行です。そのため、バスでの移動を考えている人は注意が必要です。また、バスは天候や道路状況によってダイヤ通りの運行ができない場合もあるため、時間には余裕をもって行動するのがおすすめです。

インスタグラムでのフルーツバス停の評判

長崎のインスタ映えスポットとして人気のフルーツバス停。「#フルーツバス停」として様々な写真がアップされています。複数のフルーツバス停を一枚の写真に収めたり、朝や夕方など時間を変えて撮影したりと、様々な工夫とアイデアで撮影された写真が並んでいます。特に周囲には海や自然、田園など非常に豊かな自然があるため、その風景とフルーツバス停のコントラストが面白いと話題になっています。

フルーツバス停周辺の観光スポット

実はフルーツバス停周辺にはインスタ映えする観光スポットが少なくありません。たとえば「シチメンソウの里」は、有明海で生息する珍しい植物である「シチメンソウ」が楽しめる場所。毎年11月ごろには、シチメンソウで干潟が真っ赤に染まる光景は非常に幻想的です。

また、同じ11月には小城市の「清水の滝」で「清水竹灯り」というイベントが行われます。これは竹の中に明かりを灯す「竹灯篭」が一万個も飾られる幻想的なイベント。この「清水竹灯り」も毎年多くの人が訪れます。

その他、縁結びスポットとして有名な諫早市の「眼鏡橋」などもあるため、フルーツバス停を訪れたときには、周辺の観光スポットにも足を延ばしてみることをおすすめします。

フルーツバス停は塗りなおしてピカピカに!

1990年に作られたフルーツバス停。最近ではインスタ映えするスポットとして人気となっています。ただし、建築から20年以上が経過しているバス停も多く、壁の色があせているものも目立っていました。そこで、2017年度に市は塗りなおしを決定。9月下旬から順次塗りなおしが行われ、次々とピカピカのバス停が誕生しています。塗りなおされてさらにフルーツらしさを増したフルーツバス停。見に行くなら今がチャンスかもしれません。

フルーツバス停へのアクセス

フルーツバス停のあるJR小長井駅周辺へは、諫早からの場合、自動車を利用すれば国道207号線を直進して約26分です。電車の場合は諫早駅から長崎本線に乗車、約28分です。

長崎からのアクセスは、車の場合は長崎自動車道を経由して約一時間、電車の場合は長崎本線を利用して約一時間となっています。

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