広島城

広島城
by http://www.rijo-castle.jp/
鯉城と呼ばれ、安土桃山時代から江戸時代の日本の城で、日本三大平城の1つです。毛利輝元が太田川河口のデルタ地帯に築いた平城で、天守閣は原爆によって全壊してしまいましたが1958年以降に再建されました。また、体験コーナーでは、鎧や兜、打掛などの時代衣装での記念写真撮影ができます。

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広島城の基本情報


【スポット】広島城
【ふりがな】ひろしまじょう
【 住所 】広島県広島市中区基町21-1
【アクセス】JR広島駅から路面電車またはバスで約10分

広島城
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鯉城 〜広島復興の象徴、広島の心に思いを馳せる〜

広島城は広島を代表する観光スポットです。広島駅からのアクセスも良く、そのほかの観光スポットとの接続も良いので効率良く攻めて、充実した広島観光を目指しましょう。

広島城の基本情報

広島城は季節によって開館時間が異なっていますので、必ず公式HPで確認をする事が重要です。

お城の周囲「二の丸」は入場無料のスペースとなっています(9:00〜17:30/夏季)。

天守閣への入場は夏季(3〜11月)ですと9:00〜18:00となっています。

いずれも30分前には新規入場を中止してしまいますのでご注意ください。

天守閣の入場料は大人が370円と大変手頃な価格設定となっています。

一般的な各種減免(学生価格、等)での入場がある他、文化の日などは無料開城が行われたりします。

広島城は毛利輝元が築いた城として有名です。

現在の天守は再建された物で、内部は歴史資料館として展開されています。

文化財として注目を集める他、桜の名所、天守ライトアップなどでも注目を集めています。

お城のお祭り(秋)が開催される時期には、二の丸でのイベントなども好評です。

広島城と言えば「毛利家」ですので、城内も周辺も毛利関連のPRに力を入れていますので、特に、お城好き、歴史好きな方へのお土産選びなども楽しめます。

広島城の観光所要時間は、およそ60分を予定していただければと思います。

また、お気をつけ頂きたいのは、天守閣に『車椅子では上がれない』とう事です。

エレベータ設備が無く、途中まではスロープで見られますが、天守には出られませんのでご注意ください。

車椅子で無くとも、お身体が不自由な方(階段の上り下りにお手伝いを必要とする方)は事前にお問い合わせください。

広島城へのアクセス

広島を訪れる方の多くが、JR広島駅を起点にすると思いますので、ここでは広島駅からの主だったアクセスに限って交通手段別にご紹介します。

生憎、広島城の目の前まで到達する公共交通機関は存在しませんので、前後の旅程などからアクセスルートを判断していく形になると思います。

路面電車 / 通称:広電、もしくは市内電車
もっとも分かりやすく、公式ページでもトップ掲載されているのが路面電車利用でのアクセスです。

JR広島駅の地上口(中央口)に出ると、もう直ぐに目の前を路面電車が行き交っている様な光景なので迷う事はありません。

路面電車には幾つかの系統番号がありますが、ここでは『1・2・6系統』を選びましょう。

降車するのは8個目の電停『紙屋町東』もしくは9個目の電停『紙屋町西』です。

正直、どちらで降りても何も変わりませんし、降りてから歩く距離も変わりません。

2つの電停は、大きな交差点を挟んで向かい合っているだけです。

路面電車を降りたら上述の大きな交差点がありますが、4方向の中で『唯一、路面電車の線路が無い道 (方角としては北になります)』が広島城へのルートです。

横浜そごう(広島店)や広島県庁(高層ビルです)を左手に見て進み、更に進むと左手にはひろしま美術館などが見えてきます。

更に直進を続けると突き当たりに広島城の城壁が見えてきます。

ここまで、ゆっくり歩いて15分位ですので、気候が良い時であればアクセスルートとして十分に推奨可能です。

徒歩
路面電車を待って、降りて、そこから15分歩く位だったら、最初から歩いちゃえ!というパターンもあります。

広島駅の中央口から真西に向かっておよそ20分。2km程度のウォーキングです。

地図をご確認頂ければ明白ですが、本当にただひたすら西へ歩くだけで着いてしまいます。

広島滞在時間が長い方、街歩きが旅の楽しさの1つと位置付けている方には十分お勧めできるルートです。

途中にある「広島県立美術館」や「縮景園」もお勧めいたします。

広島市内循環バス:めいぷるーと
「とにかく公共交通機関で近くまで」とお考えの方にオススメです。

こちらは、広島駅地上「新幹線口(北口)」が起点です。

バスは巡回方向によって「オレンジ」「グリーン」の2系統用意されていますが『オレンジ』に乗車してください。

『広島城』で降車すると、お城までおよそ5分の距離となります。

タクシー
上述の様に、乗り物を降りたら広島城は目の前!という手段が無いというのが、広島城の最大の課題です。

複数でお出かけされている方々に於かれましては、広島駅からタクシーに乗ってしまうという手もあります。

お天気が悪い時や、体が不自由、少し体調が優れない時などの選択として頭に入れておくと便利です。

駅前から1.5km程、乗車時間は10分程度なので非常に便利&快適です。

広島城と原爆

広島城を見学するに際して必ず知っておくべき事は、旧来の広島城は『1945年8月6日の広島原爆で倒壊している』という事実です。

現在の広島城(天守閣を含む、現在の建造物群全て)は1958年以降に順次再建されたものです。

広島の方々の心の拠り所であり、広島のアイデンティティだった広島城の再建は、原爆被害からの復興期に於いて『広島再生』の象徴となり、広島人の誇りの再建でもありました。

これは、現在も広島の交通網で重責を担う路面電車にも同じ事が言えます。

訪問記

当方が広島城を訪問したのは、数年前の真夏のある日の午前中で、既に気温35℃近い猛暑日でした。

交通アクセスの項で紹介した様に、路面電車である程度近づいてから徒歩での入城です。

ただ、城内に着く頃には汗だくで大変な状態でした。

いずれの交通手段を選択するにせよ、城へは一定距離の徒歩が必要で、場内も建物内と木陰を除いてはほぼ日陰も無い様な状況ですので、真夏の訪問は熱中症への十分な警戒を必要とします。

城内に関しては、他の城と同様に見学ルートが整備・指示されており、お城に詳しくない方でも展示物や掲示物を含めて楽しめる様になっています。

お城好きな方は専門的な目線からいくらでも楽しめると思いますし、再建された城とはいえ、往時の築城哲学や、広島という場所の地理的諸条件や、往時の戦況や対立・同盟関係まで含めて、大いなる歴史に思いを馳せる事ができます。

当方は、正直、お城に詳しい訳ではありませんが十分に楽しめました。

広島城の高い位置から今の広島の町並みを眺めると、そこが一面焼け野原であったと言われても、全く想像が出来ませんでした。

広島城を訪問するというのは、やはり特別な行為だと切に感じる瞬間でもあります。

この城からほんの数百メートルの位置が爆心地であり、原爆ドームはあの姿のままで今に歴史を伝え、広島城はこうして再建されて広島の人の象徴として存在する。

この対比にこそ「広島」を感じます。

広島滞在は本当に多くの事を考えさせられる機会になると思いますので、ある程度の下調べや学習を伴って訪問することもお勧めしたいです。

また、朝9時から入城出来ることを最大限に活用し、午前中に広島城、お昼にお好み焼きを食べて、午後には宮島というルートも組みやすいはずです。

広島城周辺情報

城の周囲は庁舎や病院、文化施設なども集う広島の中心地の1つです。

原爆ドームなども徒歩圏内で観光の方が数多く行き交うエリアでもありますので、あちらこちらに飲食できるスポットも点在していますしコンビニなどもあります。

要所要所に道案内もあって、非常に動きやすいエリアです。

広島効率観光

広島は広域に渡る観光都市ですが、観光客に優しい印象です。

特に、一日乗車券やフリーパスの類は紹介しきれない程無数に存在しており、観光客が快適に過ごせる様に工夫されていることを感じられます。

ですので、ご自身の観光ルートに関しては、行き当たりばったりよりも、ある程度の行程を定め、それに適したフリーパスを見出すことこそが広島の観光の最大の効率化と言えます。

特に、広島のもう1つの観光名所である「宮島・厳島神社」にも足を運ぶ方が多いでしょうから、宮島へ渡るフェリーや、弥山登頂のロープウェイなどまで含めて、ご自身に適したフリーパスを選び抜けば完璧です。

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