インドネシア観光で外せない観光スポット30選!
photo by @hal731xx
世界有数の島嶼国家で赤道直下のインドネシア。東南アジアからオセアニアにかけて東西に約5,100㎞、南北約3,000㎞という広大な国土に、その数およそ10,000以上の島々が連なると言われています。
国土の広さは日本の5倍、さらに人口も約2億人と世界第四位の大国には、訪れる人々を魅了する観光スポットが目白押し。今回はその中でも一度は訪れたい厳選観光スポット30選を、人気の島ごとにご紹介していきます。
バリ島
日本からの直行便も就航しており、日本人だけでなく世界中の観光客から注目を集める東南アジア有数のリゾート地バリ島。この島独特の文化と伝統は、インドネシアの中でも特異な存在です。
1.モンキーフォレスト(ウブド)
出所:https://www.monkeyforestubud.com/
デンパサール国際空港から車で約90分、バリ島随一のライステラスが広がる風光明媚なリゾート地ウブド周辺には、主に長期滞在する外国人が多く居を構えます。
メインストリートは「ジャラン・モンキーフォレスト」。
その通りの突き当りに、その名の通り約200匹の猿が暮らしている森があります。
観光地のため猿たちは人慣れしており、直接手で餌を渡すという少しスリルのある体験もできます。ですが中には観光客の持っている食べ物を取ったり、帽子やバッグに攻撃するという凶暴性のある猿も。
おススメは観光客がまだそれほどでいなく、日が高くなる前の午前中の滞在です。
アクセス:デンパサール国際空港よりチャータータクシーで約90分。ウブド市内中心部。
営業時間:毎日8:00~19:00
入場料:大人Rp20,000、子どもRp10,000
2.ウブド市場(ウブド)
photo by @marinaaaaa09
東南アジア諸国の中で市場(パサール)はいわば庶民の台所。ここインドネシアでも街の各所に地元の人がよく通うパサールがあります。
バリ島内でも有数の規模を誇るウブドのパサールは、朝の6時には身動きが取れないほどの混雑ぶりになります。とれたて野菜や果物などの食料品だけでなく、バティックや木彫り、お菓子など観光客に定番のお土産も所狭しと並んでいます。
値段交渉さえいとわなければ、ウブド滞在中に一度は訪れたい必見の観光スポットです。
アクセス:デンパサール国際空港よりチャータータクシーで約90分。ウブド市内中心部。
営業時間:毎日5:00頃~18:00頃まで(店舗による)
入場料:無料
3.王宮内の演劇鑑賞(ウブド)
出所:https://pixabay.com/ja/images/search/ウブド/
芸能と文化の街ウブドの中心的存在として観光客に人気のスポットが、ウブド王宮です。
レゴンダンスやバロンダンス、トランス、そして日本でも有名なケチャダンスなどバリ舞踊とガムランの演奏パフォーマンスは、幻想的な雰囲気を一層高めます。特におススメは「サダ・ブダヤ」というウブド王宮内でも中心的グループの公演。ウブドで最初に観光客向けに公演を行ったパイオニア的存在であり、日本でも公演を行うなどその実力は折り紙付き。
現在は毎週月曜日と金曜日の定期公演を行っているので、タイミングの合う方はぜひご覧ください。
アクセス:デンパサール国際空港よりチャータータクシーで約90分。ウブド市内中心部。
営業時間:毎日19:30~、各劇団の公演があります。
入場料:入場自体は無料(各イベントの観賞には別途料金が必要)
4.ネカ美術館(ウブド)
出所:Google Street View
絵画収集家として有名なネカ氏のコレクションが展示された、バリ絵画の神髄に迫ることのできる有名観光スポットです。入り口で日本語版のガイドブックが販売されているため、言葉がわからない方でも充分楽しむことが出来ます。
第1~第6までの展示館があるため、興味のある方は1日いても飽きない場所。その中でも特に有名なのは第6展示館にあるルドルフ・ボネ作「アルジュナ・ウィワナ」。
美術館の鑑賞の後は、ウブドの中でも絶景のライステラスが一望できるカフェ「インドゥス」で贅沢なアフタヌーンを楽しんで。
アクセス:ウブド市内中心部よりタクシーで約10分。
営業時間:毎日9:00~17:00
入場料:大人Rp50,000、子ども(12歳以下)は無料。
5.ゴアガジャ
photo by @hal731xx
日本語に意訳すると「象の洞窟」を意味するゴアガジャは、毎日欧米や日本人観光客を乗せたたくさんの観光バスが集まる、ウブド近郊の代表的な観光スポットです。
大きな口を開けたような入り口を中に進むと、バリ島の神様の象徴ガネーシャ像や3体のリンガ(男性器)が祀られているのが目に留まります。さらに奥に進むと合計15の横穴があり、かつての僧侶がここで瞑想をしたり生活を送った居住エリアということがわかります。
洞窟から少しだけ離れた敷地内にある沐浴場の女神も必見です。第二次世界大戦以降で発見された遺跡としては、バリ島で最も完全な形で残っていると言われており、この地がたびたび神話で登場する所以を垣間見ることが出来ます。
アクセス:ウブド市内中心部よりタクシーで約30分。
営業時間:毎日9:00~17:00
入場料:大人Rp15,000、子どもRp7,500
6.タナロット寺院
photo by @hirokkuma928
地元バリの人々が口々に「世界で一番美しい夕日を見るならタナロットだ」と称するほど、タナロット寺院の夕陽は訪れる旅行者を感動させること間違いなしです。また、満潮時には砂浜に海水が流れ込み陸の孤島になることから、数あるガイドブックでは「神に選ばれた土地」というキャッチフレーズもたびたび登場します。
夕陽のベストなタイミングは18時半前後。寺院を見下ろす展望台のビュースポットは先着順のため、早めの確保をおススメします。少し時間のある方は近くの高級ホテル「ワカガンガ」でのカフェタイムはいかがでしょう。真っ白な砂浜と素晴らしいライステラスの両方を一度に見ることが出来る人気のカフェは、一度は訪れたい魅力の場所です。
アクセス:デンパサール国際空港からタクシーで約60分。
営業時間:毎日7:00~19:00
入場料:大人Rp30,000、子どもRp15,000
7.ジャティルイ
出所:https://pixabay.com/ja/images/search/ライステラス/
バリ島を象徴する景色と言えば緑が一面に広がる「ライステラス」。その景観がバリ島で最も美しい場所と言えば、ジャティルイがまずは挙げられます。
バリ島を旅行していると地元の人々は皆、眼鏡をかけている方をほとんど見かけません。一説には「バリの人は毎日緑豊かなライステラスを見ているから、視力が悪くならないんだ」と言う説も。真偽のほどは定かではありませんが、少なくとも「目に良い緑」を存分に味わいたいならばジャティルイをぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
決して大きいとは言えない村の中で、観光客に人気なのは「ビリーズ・テラス・カフェ」。田園の眺望を楽しめる人気のレストランでは、毎日インドネシア料理が中心のランチブッフェも実施されています。
アクセス:デンパサール国際空港・クタなど南部エリア・ウブドなど中部エリアより所要60分~90分。
営業時間:特になし
入場料:特になし
8.ブサキ寺院
photo by @73pey
バリ島最大の聖地にして、人々の信仰の拠り所アグン山の麓に位置する、バリ・ヒンズー教の総本山です。
標高900mに位置するため、朝は肌寒いほど。ブサキ寺院とは大小30程度の寺院の総称で、境内ではバリ島全土から訪れた信仰者が参拝する姿が後を絶ちません。
観光客にも人気のパワースポットですが、悲しいことに旅行者を狙ったスリや窃盗などの軽犯罪も少なくない場所としても有名です。特に人混みにはあまり近寄らないこと、あるいは言葉巧みに誘ってくる現地ガイドには依頼しないなどの自衛の意識が求められます。
アクセス:デンパサール国際空港からタクシーで約2時間。ウブドなど中部エリアより約90分。
営業時間:毎日日の出~日没まで
入場料:大人Rp16,000、子どもRp8,000
9.バリ西部国立公園
出所:Google Street View
バリ島の地図で言うと本当に西の端、デンパサール国際空港からでもタクシーで約4時間かかる最西端に、野生動物とダイビングで有名な国立公園があります。
公園内のエコツアーは単独ではなくガイド同行が義務づけられています。ですが彼らはさすがプロ。旅行者お目当てのカンムリシロムクドリの居所や鹿、猿、野鳥など、存分に野生動物の見学を手助けしてくれます。
もう一つ、せっかくバリ島の最西端まではるばる訪れたのですから、本場のダイビングやシュノーケリングをトライしてみては。最寄りの船着場から約30分ほどの船旅で気軽に訪れることのできる無人島「ムンジャガン島」にはバリ島のビーチとは比べ物にならないほどの真っ白な砂浜があちらこちらに存在しています。
アクセス:デンパサール国際空港からタクシーで約4時間。ムンジャガン島へはさらにチャーターボートで約30分。
営業時間:特になし
入場料:1人Rp20,000、ガイドを雇う場合は1時間Rp200,000程度
10.スミニャックスクエア(スミニャック)
photo by @akiakieee
バリ島の南部エリアに位置し、最近特に観光客に人気のスポットがスミニャック。レストランやホテルのレベルはバリ島随一とも評され、クタやレギャンのような混沌とした雰囲気を避け、ひたすらのんびり時間を優雅に楽しみたいという旅行者にとってはおススメのエリアです。
そのスミニャックでご紹介する観光スポットが「スミニャックスクエア」。特に女性にはおススメしたいハンドメイドのバリ雑貨店や有名ブティック店、気軽に休憩できるカフェなどが入った、1日いても飽きない旅行者に人気のショッピングセンターです。
アクセス:デンパサール国際空港からタクシーで約30分。スミニャック中心部。
営業時間:毎日9:00~22:00(店舗による)
入場料:無料
11.クタビーチ(クタ)
photo by @ekko_umzw
バリ島のビーチの中でも最も賑わうビーチです。クタ市内の繁華街からも近くアクセスがしやすく、サーファーや観光客で常に活気があります。
白い砂浜に青い海と言うよりは、サーフィンをはじめとした各種アクティビティを楽しむのがおススメ。周辺には日本人インストラクターが常駐しているダイバーショップもあり、半日程度のレッスンで初心者でも波の上に立つことが出来るくらいには上達できます。
ここクタビーチはバリ島でも比較的、トラブルが多い場所としても有名です。ジゴロや詐欺まがいの話にはくれぐれも近づかないことが賢明です。
アクセス:デンパサール国際空港からタクシーで約15分。クタ中心部からは徒歩10分程度。
営業時間:公共のビーチのため特になし
入場料:公共のビーチのため無料
12.ウォーターボム・パーク(クタ)
出所:https://www.instagram.com/waterbombali/
約4haの広大な敷地には、時速70kmで急斜面を駆け落ちるウォータースライドや、約250mもの流れるプールなど各種アクティビティが目白押しです。
このウォーターボム・パークの最大の魅力は何と言っても、家族みんなで遊べる点です。キッズエリアがあったり豊富な屋台も出ていたり、遊び疲れたらマッサージ施設で過ごすのもよし。家族みんなで一日中楽しめるクタの観光スポットです。
アクセス:デンパサール国際空港からタクシーで約15分。クタ中心部。
営業時間:毎日9:00~18:00
入場料:大人US$33、子どもUS$21
13.ガン・ポピーズ(クタ)
出所:Google Street View
パッケージツアーではなく個人旅行者で、ちょっと節約志向の方は「ガン・ポピーズ」に居を構えてみては。
ガンとは「小道」の意味。つまり、「ポピーズ通り」には長期滞在者向けの格安ホテルが集中しています。バンコクのカオサンロード、ホーチミンのファングーラオエリアと並んで、東南アジアでも有数のバックパッカー向けエリアです。
世界各地のバックパッカーが集まるという土地柄、特にレストランやお土産物などの物価は他エリアより若干安いと言われています。また両替も比較的レートが良い両替商が多いので、旅の合間にちょっと立ち寄ってみるのも良いかも。
アクセス:デンパサール国際空港からタクシーで約15分。クタ中心部。
営業時間:特になし
入場料:無料
14.バリ博物館(デンパサール)
出所:Google Street View
バリの州都デンパサール市内にある、バリを代表する博物館の一つです。訪れるとバリ島各地の建築様式で建てられた建物にまずは目を引かれます。
館内には歴史的な発掘品、現在の価値で数億円と言われている象牙の装飾品、さらにはバリ芸能や芸術に興味のある方にはたまらない仮面や伝統衣装、バティックなどの展示品が豊富です。
バリ島の伝統や風俗、歴史を肌で感じることのできる貴重な博物館です。
アクセス:デンパサール国際空港からタクシーで約50分。
営業時間:8:00~15:30(土曜日は休館)
入場料:大人Rp10,000、子どもRp5,000
15.ル・メイヨール博物館(サヌール)
出所:Google Street View
クタの喧騒から離れ田舎の素朴な雰囲気を楽しみたい旅行者に人気のエリア・サヌール。このエリアには、ベルギー人画家ル・メイヨールがかつて住んでいたアトリエが博物館として公開されています。
バリ島独特の絵画手法と違い、ル・メイヨールの絵のタッチは迫力ある筆使いが特徴です。現在は約90点の直筆の絵画が展示されています。建物全体が当時の調度品や彫刻をそのまま残していることから、絵画に詳しくない方でも昔のバリ島の住まいの雰囲気を体感できることでおススメです。
アクセス:デンパサール国際空港からタクシーで約60分。
営業時間:8:00~16:00(日曜日・月曜日は休館)
入場料:大人Rp10,000、子どもRp5,000
16.トヤブンガ温泉
出所:Google Street View
赤道直下のインドネシアで温泉?とびっくりする方も多いと思われますが、バリ島北部の景勝地「バトゥール湖」の湖畔沿いに湧くこの温泉は、源泉にプラスして湖の水が混ざることで適温の温泉となっています。
所在地はバリ島で随一の高原リゾート地「キンタマーニ」。涼しい山麓で湯治を満喫する旅のプランニングをすることができるのは、この地ならでは。ただし日本とは違いここは異国の地。入浴に当たっては必ず水着を持参する必要があります。
アクセス:デンパサール国際空港から近郊の街キンタマーニまでタクシーで約150分。ウブドより所要45分。
営業時間:7:00~19:00
入場料:入浴料Rp150,000、併設の温泉プールは別途Rp15,000
ジャワ島
首都ジャカルタや古都ジョグジャカルタ、高原の街バンドゥンなど、リゾート地バリ島とはまた趣の違った観光地がジャワ島には目白押し。日本からの直行便はジャカルタ・デンパサールのみの就航ですが、ぜひ時間に余裕があれば足を延ばして訪れてみたい観光スポットをご紹介します。
17.ボロブドゥール遺跡
出所:https://pixabay.com/ja/images/search/ボロブドゥール遺跡/
ジャワ島旅行のハイライト。世界最大級の仏教遺跡ボロブドゥールはインドネシア内で最も有名な観光スポットのうちの一つです。
建造は8世紀とも9世紀とも言われていますが、その後1000年以上も森の中に埋もれていたという話はあまりに有名です。
見どころはやはり、第一回廊から順に見ることのできる繊細なレリーフの芸術。これらのレリーフを順を追って想いを念ずることにより、心が清められ、救済を受けることが出来るという習わしです。
炎天下の中で広大な敷地を長時間歩いて見学することになるので、熱中症対策は忘れずに。出来れば見学は早朝の涼しい時間がおススメです。
アクセス:ジョグジャカルタ空港からタクシーで約60分。
営業時間:毎日6:00~17:00
入場料:US$20
18.プランバナン寺院
出所:https://pixabay.com/ja/images/search/プランバナン寺院/
インドネシアのバリ島は「バリ・ヒンズー」として島独特のヒンズー教が布教されていますが、実はそれはバリ島独自の特徴です。国全体では世界でも有数のイスラム国家として知られ、このプランバナン寺院は最も規模の大きなイスラム教寺院です。
その歴史は古く、860年頃に当時の王朝によって建設されたとされ、人目に出てくるまでには1733年のオランダ統治下に発見された時までさかのぼります。1991年には世界遺産登録、その後記憶に新しい2006年のジャワ島地震で甚大な被害を受けましたが、現在はほぼ修復され再び尊厳と風格を兼ね揃えた佇まいを見ることが出来ます。
高さ47mのシヴァ神、ブラフマ神、ヴィシュヌ神の3つの石像は必見です。
ボロブドゥールとプランバナンはそれほど離れていないため、1日で両方を見ることも十分可能です。
アクセス:ジョグジャカルタ空港からタクシーで約30分。
営業時間:毎日6:00~17:00
入場料:US$18
19.ブロモ山
出所:https://pixabay.com/ja/images/search/ブロモ山/
ジャワ島東部、スラバヤから約50㎞。最近日本でも火山活動が活発化したことで有名になった活火山です。現在は火山活動も落ち着いて緊迫した状況から改善されていますが、訪れる際には十分な情報収集をしていきましょう。
インドネシアではイスラム教が多く布教されていますが、ここブロモ山周辺はヒンズー教が信仰されていることでも有名です。おススメは日の出・日の入りにかかる時間帯のトレッキング。山麓にあるヒンズー教の寺院でトレッキングの無事を祈願し、巨大な砂地のクレーターを通り過ぎて、山頂のお鉢巡りをするトレッキングコースは観光客だけでなく、地元のインドネシア人観光客にも人気です。
アクセス:スラバヤから麓の街チェロモ・ラワン村まで車で120分。
営業時間:特になし
入場料:入山料としてRp250,000
20.ラグナン動物園(ジャカルタ)
出所:https://ragunanzoo.jakarta.go.id/language/en/
インドネシアの首都ジャカルタ郊外にある、家族で楽しめる人気の観光スポット。地元インドネシア人の遠足や修学旅行客も訪れています。
一番人気はアフリカンゴリラをはじめとする霊長類コーナーです。ボルネオ島産のオランウータンや、インドネシア特有のコモドドラゴンを含む、約300種の動物が園内には飼育されています。
さらに嬉しいのは入場料が格安のRp4,500という値段設定。わずか40円程度で1日遊べるお財布に優しい観光スポットです。
アクセス:ジャカルタ市内中心部からタクシーで約50分。
営業時間:毎日8:00~16:00
入場料:Rp4,500
21.イスティクラル・モスク(ジャカルタ)
出所:Google Street View
インドネシア国内におけるイスラム教の聖地とされ、毎週金曜日には数多くのイスラム教徒が礼拝に訪れている様子を見ることができ、この国と宗教の強いつながりを肌で感じることができる観光スポットです。
東南アジア最大規模のイスラム教施設だけあって、見学に当たっての規律もとても厳格です。入場に際しては靴を脱ぎ、手荷物は全て手荷物預け所に預けなければならないという徹底ぶり。観光客はイスラム教徒の礼拝所だけは立ち入り禁止ですが、それ以外の場所は自由に見ることができます。マナーと節度をもった観光を楽しみましょう。
アクセス:ジャカルタ市内の鉄道駅「クマヨラン駅」より約1km、徒歩15分前後
営業時間:毎日4:00~21:00
入場料:無料ですが、任意の寄付を求められるため素直に応じましょう
22.タマンミニ・インドネシアシアター(ジャカルタ)
出所:https://www.instagram.com/ilovetamanmini/
インドネシアは10,000を超える島が存在すると言われる世界随一の島嶼国家。当然ながらその全てを訪れるというのは無理がありますよね。
ここタマンミニ・インドネシアシアターは国内の多種多様な島の民族文化を、広大な敷地で再現したテーマパークです。島によって違う衣装や住居様式などを実際に見ることができ、日本人にとって少しマイナーな島にも触れることのできる貴重な施設です。
アクセス:ジャカルタ市内中心部からタクシー利用で約30分。
営業時間:毎日7:00~21:00
入場料:Rp15,000、施設内の各種アトラクションや入館料は別途必要
23.モナス(独立記念塔)(ジャカルタ)
出所:Google Street View
インドネシアの独立の象徴として、そして現在はジャカルタ市内のシンボル的存在の塔が、高さ132mの「モナス」です。観光客にとっての注目ポイントはやはり、大パノラマが眼下に広がる展望台。特に週末は外国人だけでなくインドネシア人も訪れるため、1時間待ちは当たり前の状況です。
ジャカルタ観光にモナスを組み込む場合はスケジュールに余裕を持ったプランを立てましょう。
アクセス:ジャカルタ市内中心部。ジャカルタ市内の鉄道駅「ガンビル駅」下車すぐ。
営業時間:毎日8:00~15:00
入場料:Rp5,000、展望台への入場料は別途Rp10,000
24.ジャカルタ・チャイナタウン
出所:Google Street View
世界各国に広がる中華系の街「チャイナタウン」ですが、イスラム教徒が多いジャカルタにもこのチャイナタウンは存在します。エリアを訪れたとたん、中華料理の屋台が所狭しと並んでいるその様は、インドネシア国内とは思えない雰囲気が漂っています。
観光で訪れた方にぜひ手に取ってみてもらいたいのが、チャイナタウンで売られている漢方。店先では簡単なカウンセリングの後に、スタッフの方が症状に合う漢方を調合してくれるのは嬉しい点です。
旅先の病気は旅先で治せとよく言われますが、案外お土産としても重宝される漢方製品を探してみるのはいかがでしょうか。
アクセス:ジャカルタ市内の鉄道駅「コタ駅」から徒歩10分。
営業時間:特になし
入場料:特になし
25.アンチョール・タマン・インピアン
出所:https://www.instagram.com/ancoltamanimpian/
日本で言うところの遊園地とディズニーランドがセットになったような、老若男女問わず楽しめるインドネシア一のアミューズメント施設です。
人気はウォータースライダー付きプールのある「アトランティス・ウォーター・アドベンチャー」やアシカなどのショーが楽しい水族館など。
全て回るには一日かかりますが園内のほとんどの施設は屋外にあるため、万全な熱中症対策が必要です。
アクセス:ジャカルタ市内中心部からタクシー利用で約30分。
営業時間:毎日10:00~20:00
入場料:Rp25,000、施設内の各種アトラクションや入館料は別途必要
26.アジア・アフリカ会議博物館(バンドゥン)
出所:Google Street View
学校の歴史の授業で一度は耳にしたことがあるという方も多い「アジア・アフリカ会議」。バンドゥンにあるこの博物館は、その名が示す通り記念すべき第一回が行われた会議室として有名です。
館内には主催国インドネシアのスカルノ氏をはじめとした、当時の主要国の偉人の写真や資料が展示されており、特に年配の旅行者にはぜひおススメしたい観光スポットです。
アクセス:ジャカルタからバンドゥンまではバスで約3時間。バンドゥン中心地。
営業時間:毎日8:00~16:00(曜日によって異なる)
入場料:無料ですが、任意の寄付を求められるため素直に応じましょう
27.トゥルスミ(チルボン)
出所:Google Street View
インドネシアの伝統工芸「バティック」の工房が数多く並ぶ、ジャワ島の街チルボンの観光スストリート。バティックとはロウで生地を染色して様々なデザインを作る、インドネシアを代表する染色工芸です。チルボンのバティックはインドネシア内でも品質が良いことで有名で、週末にはジャカルタから観光バスが訪れるほど、この街のバティックは人気があります。
トゥルスミのバティック工房は、そのほとんどが店舗兼自宅というシステムのため、営業時間が厳密には決まっていないという店舗もちらほら。出来れば開店している店舗もまばらな平日を避け、週末に訪れた方が無難です。
アクセス:チルボン中心部からタクシーで20分前後
営業時間:8:00~19:00(店舗により異なる)
入場料:特になし
スマトラ島
インドネシアの島の中で最西端の一つ、スマトラ島はジャワ島やバリ島の観光地化された雰囲気とは違い、まるで昔の日本のような素朴な景観が今なお色濃く残っている島です。観光客も前述の2島と比べると明らかに少ないです。その分観光客慣れしていない地元の人々との触れ合いや、物価の安さ、大自然の景観など、この島に訪れる旅行者に、また違ったインドネシアの一面を見せてくれます。
28.トバ湖
出所:https://pixabay.com/ja/images/search/トバ湖/
なんと周囲100㎞もある東南アジア最大の湖です。毎年夏の時期の1週間は「トバ湖フェスティバル」が行われ、スマトラ島の伝統芸能だけでなく各種マリンスポーツの大会などが行われます。観光客だけでなく地元の人々にとっても、この地域の一大イベントです。
スマトラ島有数の観光地ではありますが、漂う雰囲気はゴージャスとは程遠いもの。まさに「のんびり」過ごすのがこの観光地での一番の楽しみ方。実際に訪れると時間がゆっくり流れているのが体感できます。
アクセス:スマトラ島北部の主要都市メダンからバスで5時間程度
営業時間:特になし
入場料:特になし
29.シバヤ山登山
出所:Google Street View
スマトラ島有数の高原リゾート地「ブキティンギ」周辺にある、標高2095mの見事な山肌が印象的な山です。
ブキティンギ自体の標高が2,000m前後のため、登山と言っても日帰りで十分帰ってこれるトレッキングコースです。
おススメは個人ではなく、現地発着のオプショナルツアー。コース中は特に矢印等もなく地図を頼りに進むしかないので、ガイド付きのオプショナルツアーを利用したほうが無難です。
アクセス:スマトラ島北部の主要都市メダンからブキティンギまでバスで2時間程度
営業時間:特になし
入場料:入山料としてRp5,000
30.グヌン・レウセル国立公園
出所:https://pixabay.com/ja/images/search/スマトラ島/
世界自然遺産にも登録されているこの国立公園。観光客のお目当ては、国立公園内にある「オランウータン・ビューイングセンター」の餌付け見学ツアーです。
元来は人々とは離れた生活をしていたオランウータン。文明の発展により住む場所を少しずつ侵され、結果人間と接しざるを得なくなったことで身体的にも精神的にも傷ついてしまったオランウータンをここでは、適切に保護し、最終的には森に戻す取り組みが行われています。
それ以外にも広大な敷地内には希少動物のスマトラゾウやサイ、世界最大の花として有名なラフレシアなども見ることができます。
アクセス:スマトラ島北部の主要都市メダンから拠点の街ブキッ・ラワンまでバスで3時間程度
営業時間:7:00~15:00(オランウータン・ビューイングセンター)
入場料:Rp225,000
駆け足でインドネシアの主要観光スポット30選をご紹介してきました。
日本からの直行便は現在、首都ジャカルタとリゾート地バリ島への2フライトのみですが、時間さえ許せば今回ご紹介できなかった他の島の観光スポットもぜひ訪れてみたいところです。
特に、「バリ以上のにバリらしい」と評される人気のリゾートアイランド「ロンボク島」やジャグルと野生動物の宝庫「カリマンタン島」、ダイビング好きには憧れの「スラウェシ島」、近代国家シンガポールからアクセス抜群の「ビンタン島」などは、今回紹介した島とは違った印象を旅行者に抱かせてくれます。
この記事を参考に、ぜひあなただけの特別なインドネシア旅行をプランニングしてみて下さいね。
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