2023年のインスタ映えスポットランキング発表!2024年に流行するキーワードは「コンテンツ力」

2023年 インスタ映え
photo by @snaplace_insta

SNS映え投稿分析のスナップレイスは、インスタグラムの様々なデータを独自のアルゴリズムで分析し、2023年にインスタ映え度の高かったスポットを抽出し、ランキングTOP10を発表しました。また、2024年に流行ると予想されるインスタ映えスポットの特徴についてもご紹介します。過去のインスタ映えランキングはこちら(2021年2020年)。




2023年「インスタ映え」の傾向

2023年は新型コロナウィルスの位置づけが「5類」へと変更になったことから、2022年に比べてお出かけスポットに関する投稿は増加しました。また、外出をすることに対する世間の目の厳しさも緩和されたことから、コロナ禍で避けられていた「密になりやすい」スポットに関する投稿も積極的に行われています。

但し、物価高や為替の影響もあり、引き続き国内にいながらも海外旅行気分を味わえるスポットへの需要は高いです。


2024年「インスタ映え」スポットの特徴予想

2024年は「コンテンツ力」のあるスポットがインスタ映えスポットとしてより注目を集めると予想されます。
インスタグラムでは2020年の短縮動画機能「リール」が登場して以来、従来ではフィード投稿されていたものも「リール」形式で投稿をするケースが増えています。
それにより、リールでも再生回数を得やすくなるような「コンテンツ力」のあるスポットが今後はインスタ映えスポットとして注目をされる可能性が高いです。
例えば、1つのスポットの中に所謂「見せ場」が複数あったり、誰かにシェアしたくなるような「情報性」があったりすることがポイントです。






2023年のインスタ映えスポットランキングTOP10

分析対象のデータと抽出手法

ランキングは、2024年1月3日にスナップレイス社が2023年1月1日から2023年12月31日までのスナップレイスに掲載される全国約12,000スポットを対象にSNS投稿データを、スナップレイスのSNS映え判定画像解析システムによって分析した結果を元に作成しております。

1位. SHIBUYA SKY(東京都渋谷区)

SHIBUYA SKY
Photo by @snaplace_insta

渋谷スクランブルスクエアの展望施設「SHIBUYA SKY」がランクイン。
渋谷上空229mの高さから、渋谷をはじめとする東京の街のパノラマ風景を一望することができます。
他の展望施設と比較して「SHIBUYA SKY」のガラス窓は囲いが目立ちにくい広い仕様のため、人の近くに絶景の背景が直ぐに広がるような迫力ある写真が撮りやすいのも人気の理由と考えられます。
また絶景を見渡せるエスカレーターも絶景の迫力や高揚感を伝える上で効果的な要素ですので、リール動画と相性が良い撮れ高があるのもポイントです。

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2位. 彫刻の森美術館(神奈川県足柄下郡)

彫刻の森美術館"
Photo by @tomoka.___

「彫刻の森美術館」には屋外の敷地内に様々な芸術作品が展示されています。
人物と一緒に撮影をするとその作品の大きさやインパクトの強さが引き立つダイナミックな作品が多いため、思わず写真を撮りたくなるような要素があるのも今回のランキングに入った原因と考えられます。

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3位. ACAO FOREST(旧名:アカオハーブ&ローズガーデン)(静岡県熱海市)

ACAO FOREST(旧名:アカオハーブ&ローズガーデン)
Photo by @k_iitigo

海と空の絶景が広がる「ブランコ」やフレームベンチなどインスタグラムでも人気のフォトスポットがある「ACAO FOREST(旧名:アカオハーブ&ローズガーデン)」
季節の花々で美しく彩られたり、施設柄花にちなんだ飲食類があったりと「見せ場」が複数あることもポイントです。

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4位. 志摩地中海村(三重県志摩市)

志摩地中海村
Photo by @u0nagan

施設一帯が地中海のような雰囲気を漂わせる「地中海村」
細部まで作りこまれた空間であるため、所謂「絵になりやすい」カットが撮りやすいのも
ランクインの理由に考えられます。
また、インスタ映えする要素として大切な「非日常性」も海外旅行気分が味わえる「島地中海村」は兼ね揃えていることもポイントです。

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5位. 金沢21世紀美術館(石川県金沢市)

金沢21世紀美術館
Photo by @73__ari

石川県の人気観光スポットの「金沢21世紀美術館」がランクイン。
特に椅子がまるでウサギの耳になっているスペースはインスタでも人気のスポットです。理由としてはインスタで人気の「淡色カラー」にまとめやすい写真が撮りやすいこと、アート要素のあるスポットながら写真を撮りやすい雰囲気であることが考えられます。
また自分の姿を映せる鏡面状のアートなど美術館の特性上、「見どころ」が多いのも理由の一つです。

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6位. 未来心の丘(広島県尾道市)

未来心の丘
Photo by @komukasa

足を踏み入れると白い世界が広がる風景のインパクトが強く、引き続き人気のスポット。
「白」のカラーは「淡色カラー」のアカウントと相性が良く、アカウントの世界観を盛り上げる写真が撮りやすいことがポイントです。
またギリシャのサントリーニ島を彷彿させる「非日常性」が高いのもインスタ映えする理由として考えられます。

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7位. プラトン装飾美術館(兵庫県神戸市)

プラトン装飾美術館
Photo by @mihorin_34

18世紀から19世紀のヨーロピアンアンティークや家具、調度品をはじめ彫刻や絵画などが展示された個人の家である「プラトン装飾美術館」がランクイン。
インスタグラムでは引き続き敢えて顔を映さない「顔隠しショット」が人気ですが、プラトン装飾美術館では「鏡越しショット」映えするゴージャスな雰囲気が漂う鏡や「後ろ姿ショット」映えする小道など「顔隠しショット」に適した場所が多いことが理由として考えられます。
またテラス席での食事などリール動画のコンテンツを作るうえでも見どころとなる要素があることも注目です。

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8位. 八坂庚申堂(京都府京都市)

八坂庚申堂
Photo by @hobbitrip

願い事を込めた色鮮やかな「くくり猿」が有名な八坂庚申堂が今年もランクイン。
くくり猿に願い事を書いてからつるす、そしてつるしたくくり猿の前で撮影と言った動作が伴うことから動画としても発信しやすいことも人気の理由の一つです。

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9位. 猪苗代ハーブ園(福島県耶麻郡)

猪苗代ハーブ園
Photo by @y.iruka

イベントごとにインパクトある華やかなインスタ映えするスポットが登場することで注目の「猪苗代ハーブ園」
また東北最大級のラベンダー畑を有するハーブ園かつ季節の花々も見られるスポットとしても有名ですが、特に展示されている植物と一緒に撮影がしやすい展示方法であることもインスタ映えする要素に起因していると考えられます。

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10位.京セラ美術館(京都府京都市)

京セラ美術館
photo by @c___ma20

日本最古の建築である京都市美術館をリニューアルした「京セラ美術館」がランクイン。
受け継がれた印象的な建築と共に写真撮影を楽しむ投稿がInstagramでは見受けられました。
特に螺旋階段を入れたショットが人気ですが、理由としては建築の美しさに加えて「淡色カラー」に馴染みやすい雰囲気であることも理由の一つとして考えられます。

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