2021年のインスタ映えスポットランキング発表!2022年に流行するキーワードは「再現性」

2021年 インスタ映え
photo by @meg_ummy

SNS映え投稿分析のスナップレイスは、インスタグラムの様々なデータを独自のアルゴリズムで分析し、2021年にインスタ映え度の高かったスポットを抽出し、ランキングTOP10を発表しました。また、2021年に流行ると予想されるインスタ映えスポットの特徴についてもご紹介します。過去のインスタ映えランキングはこちら(2020年2019年)。




2021年「インスタ映え」の傾向

2020年に引き続き、新型コロナウィルス流行による「外出自粛」の影響があったものの、昨年に比べてお出かけスポットに関する投稿は増加しました。
ただ、外出をすることに対する世間の目の厳しさや、十分にソーシャルディスタンスが取りやすい「密になりにくい」スポットに関する投稿が引き続き立ちます。
また気軽に海外旅行へ行けない情勢を踏まえ、国内にいながらも海外旅行気分を味わえるスポットも例年以上に人気でした。


2022年「インスタ映え」スポットの特徴予想

2022年は「再現性」のあるスポットがインスタ映えスポットとしてより注目を集めると予想されます。
「再現性」とは、インスタグラム上で見つけた素敵な写真を「真似して撮影したい」と思った時に、どんな人でも「真似がしやすい」かが鍵です。
例えば、モデルのような素敵なポージング在りきで成り立つスポットではなく、ポージングに不慣れだったり、容姿に自信が無かったりする人でも比較的に「サマになる」写真が撮りやすいスポットを意味します。
具体的には「引きのアングルで撮影をした時にも絵になる」「後ろ姿で撮影をすることでストーリー性が出る」「シャッターを押す人がいない場合でも撮影をしやすい要素がある」ことが今後インスタ映えスポットを作るうえでも重要です。






2021年のインスタ映えスポットランキングTOP10

分析対象のデータと抽出手法

分析対象データは、SNS映えの基準に従ってSNSから抽出し、スナップレイスに掲載される全国約10,000スポットです。それら全スポットの2021年のSNS投稿データを分析し、2021年のインスタ映えスポットTOP10を集計しました。

1位. プラトン装飾美術館(兵庫県神戸市)

プラトン装飾美術館
Photo by @mihorin_34

2020年3位から順位を上げ「プラトン装飾美術館(イタリア館)」が1位にランクイン。18世紀から19世紀のヨーロピアンアンティークや家具、調度品をはじめ彫刻や絵画などが展示された個人の家です。
人気の撮影方法「鏡越しショット」映えするゴージャスな雰囲気が漂う鏡をはじめ、マスク姿でも映える「後ろ姿ショット」にも合う地下へ向かう小道など昨今のインスタトレンドに最適なスポットが散りばめられているのが人気の理由と考えられます。
このように「この場所ならこう撮る」など、事前に映える写真の撮り方が分かりやすいスポットは「再現性」が高く、2022年も引き続き人気のインスタ映えスポットとなると予想されます。

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2位. アカオハーブ&ローズガーデン(静岡県熱海市)

アカオハーブ&ローズガーデン
Photo by @r_m720

2020年1位に引き続き、今年も2位にランクインしたのが「アカオハーブ&ローズガーデン」です。
海を見渡せるブランコやフレームベンチなどインスタグラムでも人気のフォトスポットが「ソーシャルディスタンスを取りやすい屋外」にあるため、コロナ禍でも積極的にインスタ映えする投稿が行われていました。
またロケーション的に引きで撮影をした場合でも映える写真が撮影しやすいこともあり、体型や顔に寄せた写真を撮影するのには抵抗がある方でも撮影ハードルが低いため幅広いターゲット層に受けやすいインスタ映えスポットだと考えられます。

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3位. 金沢21世紀美術館(石川県金沢市)

金沢21世紀美術館
Photo by @73__ari

プールの中に入ったような写真が撮影できるレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」の写真が有名なスポットですが、「鏡越しショット」の人気上昇を踏まえ屋外の球体オブジェ越しに映し出された自分の姿を撮影する写真のポストが多く見られました。
また昨年に引き続きうさぎのような形をした椅子で「うさ耳ポーズ」「顔隠しポーズ」「向かい合わせ」ショットも人気です。

金沢21世紀美術館屋外展示
Photo by @raco_028

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4位. #ジハングン(福岡県福岡市)

ジハングン
Photo by @watane0321

自動販売機の中に入れるフォトスポットや巨大ブランコ、どこでドア風なピンクのドアなどフォトスポットを詰め込まれたスポットです。
また昨今のインスタトレンドである「淡色」とも相性のいい流木で出来たハート形のオブジェなど自分のインスタイメージに合ったフォトスポットで撮影が出来るのも人気の要因だと考えられます。

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5位. 志摩地中海村(三重県志摩市)

志摩地中海村
Photo by @u0nagan

まるで敷地内に足を踏み入れると地中海のような雰囲気が漂う「地中海村」がランクイン。コロナ禍で海外旅行へ行けない中、まるで日本とは思えない非日常感溢れた写真が撮影できることからインスタ上で人気を集めました。

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6位. 八坂庚申堂(京都府京都市)

八坂庚申堂
Photo by @hobbitrip

京都の元祖インスタ映えスポットとして人気な八坂庚申堂が今年もランクイン。色鮮やかな「くくり猿」の前で写真撮影を行うことは引き続き人気ですが、今年は後ろ姿や横向きなどのショットが目立ち「マスク姿」でも映えやすいポーズが目立ちました。

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7位. 未来心の丘(広島県尾道市)

未来心の丘
Photo by @komukasa

白い世界が広がった風景がギリシャのサントリーニ島を彷彿させると人気の「未来心の丘」が今年もランクインしました。
インスタグラムでは「淡色」や「白」などの色合いがトレンドであるため、そのようなトレンドとも相性が良い「未来心の丘」は2022年も引き続き注目を集めると考えられます。

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8位. 生石高原(和歌山県有田郡)

生石高原
photo by @ggak_k

「火上げ石」と呼ばれる岩の上に座り、まるで断崖絶壁に座っているようなインパクトが強い写真が撮れると人気の「生石高原」が今年もランクイン。
また「淡色ブーム」に相まって、昨今では「ドライフラワー」や「パンパスグラス」がインスタ映えするアイテムとして使用されることが増えています。
生石高原では「すすきの名所」とも知られているため、パンパスグラスに似た「すすき」はインスタ映えする草花としても再注目されている経緯から「すすき」と一緒に撮影をした投稿も目立ちました。

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9位. SHIBUYA SKY (東京都渋谷区)

shibuya sky
Photo by @hononphotogram0413

まるで柵が無いように見えるガラス張りの壁と都会を見下ろす絶景との組み合わせが話題のスポット。ガラスの壁と壁同士が交わるコーナー箇所で絶景が伝わりやすいショットの投稿が人気です。また施設内にはミラー状になった壁があり、絶景を背景にした「鏡越しショット」を楽しめるのもインスタ映えスポットとして人気を集める要素の一つです。

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10位. 陶板名画の庭(京都府京都市)

陶板名画の庭
photo by @meg_ummy

屋外で「最後の審判」をはじめとする陶板画が展示されている「世界で初めての絵画庭園」
特徴的な建築や美しい名画と共に人物写真を撮影する際は「引きのアングル」だからこそその美しさがが際立つ、絵画の色彩トーンが直近のインスタカラートレンドと相性が良いなどの理由から「新しい京都のインスタ映えスポット」として注目を集めています。

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