リニア鉄道館
リニア鉄道館の基本情報
【スポット】リニア鉄道館
【ふりがな】りにあてつどうかん
【 住所 】愛知県名古屋市港区金城ふ頭3丁目2−2
【アクセス】あおなみ線 金城ふ頭駅 徒歩約2分
【最寄り駅】金城ふ頭駅
【営業時間】10:00~17:30(最終入館は17:00)
【 料金 】大人1,000円、小中高生500円、幼児(3歳以上)200円
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供する場合があります
リニア鉄道館
が含まれる観光マップ
鉄道ファンじゃなくてもOK!「リニア鉄道館」の魅力
愛知県名古屋市にある「リニア鉄道館」は、日本最大級の鉄道に関する博物館です。
鉄道と聞くと、マニア向けの、一部の人しか楽しめないものと思うかもしれませんが、「リニア鉄道館」に関してはそんな心配は不要!
もちろん鉄道マニアや鉄道オタクもうならせる展示品もありますが、鉄道に興味がない、それほど詳しくない人でも十分楽しめえるアミューズメント施設なのです。
リニア鉄道館の基本情報
まず「リニア鉄道館」の基本情報から見ていきましょう。
「リニア鉄道館」へのアクセスは、名古屋から出ているJRあおなみ線の金城ふ頭駅下車、徒歩2分。
開館時間は10:00~17:30。最終入館は閉館の30分前までとなっています。
休刊日は毎週火曜日ですが、祝日の場合には翌日が休館日となります。
また、春休みや夏休み、ゴールデンウィークなどの場合は開館されていますが、年末年始の期間は休館となるので、お出かけの前にホームページなどで情報を確認しておきましょう。
入館料は大人が1000円、小中高校生は500円、幼児(3歳以上の未就学児)は200円となっています。
そのほか団体の場合割引もあります。また、有効期間内なら何度でも入館できる高校生以下対象のパスポートが販売されていることもあるので、ファンの方はチェックしてみるといいでしょう。
リニア鉄道館の1階
さて、「リニア鉄道館」には様々な鉄道や、最先端のリニアモーターカーまで、鉄道に関する様々な展示が行われ、2階立て建物は見どころで一杯ですが、まずは順番に見ていくことにしましょう。
建物に入ったゲストをまず迎えてくれるのは、新幹線の切符売り場を思わせるエントランス。ここで入場券を購入します。
そして入り口をくぐりますが、ここは鉄道の博物館というイメージを覆すようなデザインで、テーマパークのアミューズメント施設のような気分が盛り上がります。
そのトンネルを抜けてまず目に入るのが三つの鉄道です。
蒸気機関車、新幹線、リニア新幹線という時代を超えた三つの車両が並ぶ姿はまさに壮観。
鉄道ファンでなくても心をつかまれるはず。
特にリニア新幹線は、ここでしか見ることができないものなので、鉄道ファンでなくても興味がわいてくるでしょう。
ここで展示されているリニア新幹線は実際に乗車することも可能。内部がどのようになっているか、自分の目で確かめることができます。
また、マニアにとってうれしいのが新幹線。ここで展示されている新幹線は試験用の300Xというモデルで実際に乗車したのは関係者のみという車両なので、このモデルを目当てにしている人もいるのだとか。
そしてその三両の奥にあるのがメインの広場。
ここにはこれまで運行されていた在来線と新幹線が32両展示されています。
新幹線ゾーンにはもっとも古い0系から最新の700系まで4種類。
それぞれの車両の前ではスタッフが待機、声をかければすぐに記念撮影してくれます。
新幹線ゾーンには、線路を補修するための専用車両、ドクターイエローの展示も。
この新幹線は通常の乗客が乗車するタイプではない、整備専用の車両なので、実際のものを目にした人も少なく、非常に人気があります。
ドクターイエローの内部には車両点検の様子を示した展示もあり、ファンの人にも楽しめる作りです。
各新幹線は乗車が可能で、中にはすでに廃止された食堂車の展示などもあって、子どもだけでなく往年の姿を知っている人は懐かしい気分になるでしょう。
新幹線エリアの反対側にある在来線のコーナーも、懐かしい電車が並んでいるので、子どもよりも大人の人に人気の展示になっています。
また、広場の左右には様々な展示が行われています。実際に新幹線に使用されるモーターやブレーキ、新幹線の試作モデルのほか、電車の上に取り付けられているパンタグラフにも実際に触れるなど、電車に関する様々な展示がなされています。
鉄道ジオラマ
さらに人気は、東海道新幹線沿線など、日本を代表する風景を再現した鉄道ジオラマ。
こちらは日本最大級の面積を誇るという展示で、リニア新幹線や新幹線、在来線など、今見たばかりの模型が走り回っています。
さらにこちらが面白いのは時間の移ろいを再現していること。通常の運転の風景ではなく、夜間作業などをジオラマで発見することができます。
このジオラマはかなり細かい部分まで再現しているので、じっと眺めていると思わぬ発見をすることもできるでしょう。
運転シミュレーター
鉄道ジオラマと同じぐらいに人気を誇っているのが、「運転シミュレーター」。
こちらにはN700系新幹線と、211系、313系在来線の実物大の運転席を再現。
実際にそこに乗り込んで操作することができます。
ただし、非常に人気施設となっているので抽選や先着順となる場合があるため、あらかじめホームページで確認しておくほうがいいでしょう。
そのほか一階には超電導リニアについての技術の説明や時速500キロというリニアの速さを体験できる装置などもあるので、興味のある人はぜひご覧ください。
リニア鉄道館の2階
それでは続いて二階に上ってみましょう。
こちらは展示室や映像シアターなどが並ぶコーナー。
プラレールなどで自由に遊べるキッズコーナーもあり、子どもをこちらで遊ばせている間、大人が休憩することもできます。
二階のメイン展示はこれまでの鉄道の発達についての資料。
歴史展示室では鉄道が登場する前の時代から現代までの歴史を経済や文化などの観点から知ることができます。
また体験学習室では、鉄道に利用されている摩擦や遠心力といった物理の法則を紹介、模型を使用してわかりやすく物理の基礎を学べる施設です。
このほか、かつての鉄道で使用された制服や時計などの道具や鉄道の部品が展示された収蔵展示室、これまでの鉄道の歴史を映像で学べる映像シアターのほか、飲食スペースもあり、一階で展示されている鉄道を眺めながら食事が楽しめます。
駅弁ショップ
ここで楽しみたいのは、飲食スペースの近くにある駅弁ショップ。
ここでは名古屋駅の駅弁やサンドイッチ、東海道新幹線のコーヒーなどが提供されているほか、昭和39年の新幹線開業当時に東京駅で販売されていた幕の内を復刻した「昭和39年新幹線開業弁当」、昔の汽車の旅には欠かせなかった土瓶入りのお茶「汽車土瓶」などが販売されています。
とことん鉄道の楽しみにこだわった施設ならではの楽しみですが、さらに2階の飲食スペース以外にも、飲食可能の場所があり、それは屋外に展示されている電車の中。
もちろん動きはしませんが、電車の座席に座ってお弁当を食べていると、本当に鉄道で旅をしている気分になってきます。
ミュージアムショップ
また、リニア鉄道館で人気の場所といえばミュージアムショップ。
こちらでは様々なオリジナルの限定グッズが販売されています。
定番のお土産は超電導リニア新幹線とN700系新幹線をかたどった「ロングバームクーヘン」。
こちらはプレゼントにぴったりだと評判です。
また現在はリニアの原理を利用したおもちゃや、キッズ向けのステーショナリーなども人気がありますが、チェックしておきたいのは限定で行われる列車の廃車部品の販売。
車両の銘板や行先表示機の字幕、車掌専用の折り畳みイスなど、実際に使われていた物品が限定で販売されることもあるため、列車ファンにはひそかに注目されています。
このほかリニア鉄道館では、定期的に運転士体験などのイベントも行われています。
鉄道ファンのみならず、誰もが楽しめるリニア鉄道館。
名古屋近郊にお越しの際は、ぜひ足を向けてはいかがでしょうか。
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