芥屋の大門

芥屋の大門
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日本三大玄武洞の中でも最大の大きさを持つ洞窟。高さ64m、奥行き90m、間口10mの大きさです。海にそそり立つ神秘的な奇岩・洞窟は、4月から11月に運行される観光船で、海上から眺めることが出来ます。

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芥屋の大門の基本情報


【スポット】芥屋の大門
【ふりがな】けやのおおと
【 住所 】福岡県糸島市志摩芥屋677
【アクセス】JR筑肥線 筑前前原駅 タクシー約20分
【最寄り駅】筑前前原駅
【営業時間】年中無休
【 料金 】無料
【クーポン】なし

芥屋の大門
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芥屋の大門(けやのおおと)

九州の北西、福岡県の西側に突き出ている糸島半島は、よく見ると竜が横向きの形になっています。

玄界灘を臨み、青い空と青い海と美しい自然に囲まれたこの可愛い糸島半島には、日本3大玄武洞の中でも日本一を誇る「芥屋の大門」があります。

国の天然記念物、芥屋の大門の特徴

糸島市志摩芥屋677に位置するこの芥屋の大門は、海にいろんな形の奇岩が突き出ていてごつごつしていて、巨大な玄武岩のかたまりという感じです。

洞窟もあるこの大門は、国の天然記念物に指定されています。

高さが64m、奥行きが90m、幅10mもあるこの「海の洞窟」は玄武岩が冷えて固まるときに収縮してできた6角形の柱でできたものです。

玄武岩からなる6角柱の岩のことを柱状節理と呼びますが、北九州北部の海岸によく見られます。

砂浜に突き出るこの芥屋の大門は「糸島の絶景」とも呼ばれ、糸島エリアのドライブコースとして福岡県民は元より遠方からわざわざ訪れる人々も多く、福岡の観光名所の一つになっています。

自然の力には驚くばかり、自然が作り出した豪快なオブジェとも言えます。

芥屋の大門へのアクセスは?

電車:JR筑前前原駅から芥屋行バスに乗り、終点まで30分。
車で:福岡市中心部より西に1時間くらい。筑前前原駅付近からだと所要時間20分です。海の眺めが素晴らしい糸島半島をぐるりと通っている県道54号線サンセットロードを走れば途中にあります。また半島の西側では県道604号線と交わっていて、そのまま進めば芥屋に着きます。

サンセットロードとは、桜井二見ケ浦から前原泉川(雷山川)河口の弁天橋までの33.3㎞のことで、その道中には美しい夕日が見られることで有名です。

ドライブ中、四季折々の海の景色を楽しむことができ、山には秋のツワブキの黄色い花が咲き乱れるのや、紅葉を見ることもできます。

冬には荒波と風によってできる「浪の華」が見られます。サンセットロードはその名の通り、とてもきれいな夕日を眺めることができるので、恋人とのドライブには一押しです。

芥屋の大門展望所への行き方

駐車場から展望所へ行くには、標識に沿って小道を上ります。少し上がればきれいな海と空の景色が見えてき、そこからは鳥居を見降ろします。

大小さまざまの小石が積まれた鳥居をあとに、そこからはアーチのように木々に覆われた少し危なっかしい道が続きます。

しばらく歩くと展望所へという看板があるのでもう一息。入り口からは約10分ほどで展望所に着きます。

そこからの眺めは絶景!!海と空が一体になっていて、水平線が見えます。

とはいえ、海の眺めは素晴らしいけれど、残念ながら洞窟は沖の方を向いているので、展望所からは見えません。

洞窟は遊覧船で海から見ることをおすすめします

洞窟を見るには、遊覧船に乗ります。芥屋大門から南の方に旅館や民宿、レストランのある漁港へ向かうと、芥屋大門遊覧船乗り場があります。

そこは歩行者専用になっているので車での通り抜けは禁止です。近くの無料駐車場に車を入れて歩き、乗り場で乗船券を買いましょう。

遊覧船の営業時期と料金

遊覧船は4月から11月に営業をしています。乗り場のチケット売り場で乗船券を購入します。

1人700円で、所要時間は往復で25分から30分です。最低2人から船を出してくれますが、もし1人の場合は次の便を待つことになります。

チケット売り場からのアナウンスに耳を傾けてくださいね。小型の船には「大門遊らん船」と書いてあり、糸島市のマスコットキャラクター「いとゴン」も描いてありますよ。

注意点として

絶景を臨める展望所に行くには、途中けもの道のような場所も通ります。

おしゃれなハイヒールや滑りやすいビーチサンダルはやめて、歩きやすい靴で行くことをお勧めします。

夏には虫も多いので、虫よけスプレーをするか、長袖のシャツやパンツの着用をお勧めします。ほんの10分くらいの道のりですがご用心。

また、遊覧船の営業は4月から11月までとは言え、4月や11月の海は寒いです。

その時期や梅雨の時期には上から羽織れるトレーナーかウインドブレーカーを一枚持って行きましょう。

絶景を撮るのにiPhoneやカメラも是非お持ちくださいね。

マスコットキャラクター「いとゴン」とは?

「いとゴン」は竜の子供で男の子ですが、年齢不詳。彼の家が「芥屋の大門」です。

糸島半島が竜の形をしていることは先に述べましたね。その糸島の「いと」ドラゴンの「ゴン」を使って「いとゴン」という名前になりました。

チャームポイントは糸島半島の形をした頭で、お座りが特技、話す時は語尾が「ゴン」になったりしてとっても愛嬌者です。

1月10日いとの日が誕生日です。いつも持っている花は「ハマボウ」という糸島市の花で、7月に綺麗な黄色い花を咲かせます。

噂では、いとゴンのおなかをなでると好きな人と結ばれるとか!みんなを幸せにする「いとゴン」ですよ。

近くのおすすめスポット1:芥屋海水浴場

芥屋の大門から南の方へ行くとすぐに、芥屋の海水浴場があります。

この海水浴場は遠浅で透明度があることで有名です。

浅瀬が続くので子供にも優しく、夏には家族連れがとても多いです。

白い砂浜やどこまでも透明な海を見ていると、ここが日本であることを忘れてしまいそうです。

シーズン中は海の家がたくさん建ち並び、花火大会なども行われとても賑わっています。

駐車場には240台の車が収容できます。簡易トイレも設置され、海水が汚れることもなく安心して過ごすことができます。

この芥屋海水浴場はその快適さから、環境省指定の「快水浴場百選」にも名を連ねています。

近くのおすすめスポット2:桜井二見ケ浦の夫婦岩

糸島半島のもう一つの名所が二見ケ浦の夫婦岩です。

海岸から150mほどの玄界灘にぽっかりと浮かぶ2つの大小の島が夫婦岩と呼ばれ、桜井神社として崇敬されており、県の名勝、日本の渚百選、日本の夕日百選に選ばれています。

岩と岩の間には大きなしめ縄が張ってあり夫婦の絆を感じます。

白い大鳥居が岩の手前に美しく立ち誇っていて、ここもサンセット時には絶景です。

芥屋大門からサンセットロードを福岡市内に向かって帰るときには、夕方前に是非お立ち寄りください。

近くのおすすめスポット3:レストラン・カフェKOKOPELLI

芥屋の大門のすぐ近く山側に、KOKOPELLIココぺリというお洒落な一軒家のレストランがあります。

海の見えるロマンチックなレストランとして、ドライブデートスポットにもなっています。

野菜料理にこだわりがあり、ランチが人気。特製パンやカレーもとっても美味しく、土の温かみのある器でのおもてなしや、置いてあるお洒落な雑貨も気が利いていて女性に大人気です。

海を眺めながら恋人との会話も弾みますよ。もちろん子供連れも多いです。

住所:糸島市志摩芥屋703-5
電話:(092)328-1901
営業:6月~9月11am~15pm、17pm~日没により1時間後閉店。平日は15~17pmは閉店ですが、土日祝日はお昼閉店なし。10月~5月11am~日没により1時間後閉店、ランチ営業、日曜営業になっています。

芥屋の大門のおすすめポイント

いかがでしたか?豊かな自然と美しい海の傑作である芥屋の大門は、ダイナミックで心躍るスポットです。

大自然の作り出した壮大なオブジェを是非ご覧ください!

福岡市内から車でほんの1時間、電車とバスでのアクセスもできます。

都会の喧騒を忘れ、自然の中にたたずむと心洗われ、自分がとても心豊かになれる気がしますよ。

そんな芥屋大門で、心ゆくまでゆったりとした贅沢な時間を過ごしてみませんか?

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