マレーシア、マレー半島から島まで観光名所35選!
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Selamat tangahari!マレー語で「こんにちは」という意味なのですが午後2時以降は表現が変わります。言語の世界は興味深いですね。それはさておき、マレーシアというと皆さんは何を連想されますでしょうか?東南アジアなので綺麗な海、それかスコールの降るジャングル、安い物価などが思い浮かぶのではないでしょうか。
マレーシアはマレー半島に加えてボルネオ島などの離島も持つ意外に南北に長い国で、それだけのこともあって多様性に満ちた国でもあります。また、ランカウイ島などに行けばそこには紛れもなく美しい南国の海が広がっています。
さらに、この国の国民の多くはイスラム教徒であることをご存知でしたか?イスラム教徒というと中東のイメージが先行しがちですがマレーシアを含め東南アジアにも多くいます。ですからマレーシアでも美しいモスクを多くみることができます。
お待たせしました、それではマレーシアの観光名所35選の紹介をこれより始めさせていただきます!
1.ペトロナスツインタワー
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マレーシアというと双子のタワーで成っているあの超高層ビルを思い浮かべる方も少なくないのではないでしょうか?その超高層ビルの名前はペトロナスツインタワーで、国立石油会社であるペトロナス社によって建てられたことからこのような名前になっています。
高さは452mと20世紀最大の超高層ビルでしたが間もなく台湾の台北101に抜かれることになりました。以降も2本のビルが対になっているツインタワーという部類では世界最大で、人気観光スポットとしても定着しています。中でも夜景の評判が大変高く、ペトロナスツインタワーの展望台へは事前予約が推奨されるほどの大盛況です。事前予約はオンラインより可能です。
アクセス:KLCC駅よりすぐ
営業時間:09:00~21:00
入場料:80MYR
公式サイト:https://www.petronastwintowers.com.my/en
2.クアラルンプールタワー
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB-kl-%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC-2720830/
ペトロナスツインタワーは夜景で定評を得ていましたがクアラルンプールのビュースポットはクアラルンプールタワーも劣りません。よくKLタワーと呼ばれるこの建物は高さ421mのテレビ塔で、テレビ塔としては世界第4位の高さになります。
ペトロナスツインタワーと同様にこちらにも展望台があり、さらに加えてスカイデッキと呼ばれるものがあります。スカイデッキは窓ガラスがないかわりに直接景色を眺められる展望台で、そこにはスカイボックスと呼ばれる展望台の外側にせり出しているガラスの箱のようなものが2つあります。靴を脱いで入るスカイボックスはガラス張りなだけはあって真下も見えるのでスリル満点な空中散歩のような体験を楽しむことができます。
アクセス:ラジャチュラン駅もしくはブキッナスス駅より徒歩10分
営業時間:09:00~22:00
入場料:52MYR(屋内展望台のみ)
105MYR(スカイデッキ込み)
公式サイト:https://www.menarakl.com.my/
3.ムルデカスクエア
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マレーシアは1957年までは英国統治下にあったマレーシアはやがてムルデカスクエアと呼ばれるようになるこの広場で1957年8月31日午前0時、ユニオンジャックが降ろされると現在のマレーシア連邦の前身となる旧マラヤ連邦国旗が掲揚されて独立を宣言しました。
名前にあるムルデカとはマレー語で独立を意味する語彙なのですが、それはこの広場にて英国からの独立を宣言したことに由来しています。毎年8月31日になるとこの広場で盛大に独立記念イベントが開催される他、周辺には歴史的建造物が多く集まっているので観光の文字通り中心となる場所にもなります。
アクセス:マスジッドジャメ駅より徒歩6分
公式サイト:https://www.munoha.com/
4.ブキッビンタン
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/kal/klcc.html
東京に渋谷があればクアラルンプールにはブキッビンタンありです!クアラルンプール中心部にあるクアラルンプール随一の繁華街として名高く、域内にはショッピングセンターやホテル、レストランなどが集積しています。そして実は世界4位の買い物天国にクアラルンプールが入っており、実際に年3階の超大型セールが行われます。
ショッピングセンターについてはパビリオンやスターヒルギャラリーなどが有名です。また、ブキッビンタンから少し道を逸らすとアロー通りやインビ通りのようにマレーシア料理やカンボジア料理、中華料理、インド料理などの屋台が所狭しとひしめく空間が広がっています。
アクセス:ブキッビンタン駅下車
公式サイト:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/kal/klcc.html
5.チャイナタウン
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/modelplan/kl/basic.html
マレーシアは東南アジア屈指の多民族国家なだけのことはあってそれが最も反映されやすい場所のひとつがチャイナタウンです。チャイナタウンはニューヨークや横浜中華街など、世界中にありますがここクアラルンプールの場合はなんと中国仏教寺院の隣にヒンドゥー教寺院が建っているという光景も珍しくないのです。
これぞまさに多民族国家であるからこその特徴なのですがもうひとつチャイナタウンで楽しみたいのはやはりグルメです。ここはマレーシア人が本場(中国)より美味しいと評するマレーシアの中華料理の宝庫で、チキンライスや飲茶屋台などにチャレンジしたいところです。
アクセス:パサール・スニ駅より徒歩3分、KLセントラルより1駅
公式サイト:http://www.tourismmalaysia.or.jp/modelplan/kl/basic.html
6.セントラルマーケット
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/modelplan/kl/basic.html
先ほど紹介したチャイナタウンからほど近いところにあるのがセントラルマーケットという市場になります。ここは買い物にもってこいの観光スポットで、マレーシアの名産品であるナマコ石鹸を買うのであればセントラルマーケットで確実に見つかります。
他にもパティック柄のパレオ、エスニック調の洋服まで様々なショップが所狭しと軒を連ねています。また、2階に登れば主にペナンやマラッカを中心に独自の発展を遂げたニョニャ料理を食べることのできるプレシャスというレストランがあり、ニョニャナシレマなどが人気のメニューとなっています。
アクセス:パサール・スニ駅より徒歩3分
営業時間:10:00~22:00
公式サイト:http://www.Bukit Bintang.com.my/index.php
7.国立モスク
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/modelplan/kl/basic.html
マレー語でマスジッド・ネガラと呼ばれる国立モスクは1965年に完成し、最大収容人数15000人と大規模なモスクになります。建造物としてのモスクの特徴はまずは壁面やミナレットにある美しい幾何学模様があります。
さらにモダンなデザインもまたモスクとしてはかなり珍しいのですが、このモスクのモデルとなったのはサウジアラビアのメッカにあるマスジッド・アル・ハラームとのことです。広大なモスクの内部には霊廟もあり、そこで功労者といわれた歴代首相が眠っています。見学は無料ですが肌の露出は控えるように心がけてください。
アクセス:KTMクアラルンプール駅より徒歩5分
営業時間:09:00~12:00、15:00~16:00、17:30~18:30(土~木曜日)
15:00~16:00、17:30~18:30(金曜日)
入場料:無料
公式サイト:http://www.tourismmalaysia.or.jp/modelplan/kl/basic.html
8.スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/modelplan/kl/basic.html
クアラルンプールからは少し離れて郊外にあるモスクを紹介するのですが実はマレーシア最大のモスクは国立モスクではなく、ここスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスクになります。シャー・アラムというところにそれはあるのですがマレーシア最大であることに加えて東南アジア2番目の規模を誇るモスクでもあります。
このモスクの特徴は青の色をふんだんに使っているところで、それが由来でブルーモスクとも呼ばれています。モスクへの入場はもちろん、英語が堪能なガイドさんも無料で解説してくださりますし、スカーフなどのレンタルも無料で利用できます。
アクセス:パサール・スニ駅より750番バスで1時間程度
営業時間:10:00〜12:00、14:00〜16:00(月~木曜日)
10:00〜12:00、14:00〜16:00、17:00〜18:30(土・日曜日)
入場料:無料
公式サイト:http://www.mssaas.gov.my/
9.プトラモスク
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/modelplan/kl/basic.html
クアラルンプール国債空港とKLセントラル駅のちょうど中間点にあたる部分にプトラジャヤという町があるのですがそこにプトラモスクはあります。完成したのが1999年と比較的新しいモスクではありますがマレーシアの人気観光スポットのひとつとして定着しています。
バラ色がかった花崗岩を利用して建設されたドームがピンク色に見えることからピンクモスクとも呼ばれていますがピンク色なのは外側だけではありません。内部を見学すると外側のみならず内側までピンク色に染まっているのが圧巻です。
アクセス:KLIAトランジットのプトラジャヤ&サイバージャヤ駅で下車
営業時間:9:00~12:30、14:00~16:00、17:30~18:00(土~木曜日)
15:00~16:00、17:30~18:00(金曜日)
入場料:無料
公式サイト:http://www.islam.gov.my/masjid-putra/1243-profil
10.バトゥ洞窟
出所:https://www.malaysia.travel/en/nl/places/states-of-malaysia/selangor/batu-caves
マレーシアの定番観光スポットとして定着しているひとつの中にクアラルンプール郊外の野生の猿が多いことでも有名な洞窟があります。その名もバトゥ洞窟というのですがこの洞窟は自然だけでは終わりません。確かに4億年物時間を経た石灰岩の造形も圧巻ですが実はここは宗教的にも重要な場所です。なぜならここはマレーシア随一のヒンドゥー教の聖地でもあるからです。
洞窟に入る前に巨大なスカンダ神の像とほぼ同じ高さの階段をのぼるという試練がありますがこれを終えると壁画や展示物などがヒンドゥーの世界へ誘います。また、ヒンドゥー教最大の祭りであるタイプ―サムもここで行われますがややグロテスクな節もあるので推奨はされていません。
アクセス:KMUTERでBatu Caves駅で下車
営業時間:08:00-19:00
入場料:無料
公式サイト:https://www.malaysia.travel/en/nl/places/states-of-malaysia/selangor/batu-caves
11.スリ・マハ・マリアマン寺院
出所:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Sri-Mahamariamman-Temple.php
場所は再びクアラルンプールに戻りまして続いて紹介するのはスリ・マハ・マリアマン寺院というヒンドゥー教寺院になります。前にチャイナタウンの項で「中国仏教寺院の隣にヒンドゥー教寺院」という記述をしましたがこれがそのまさに例のヒンドゥー教寺院になります。
南インドでよく見られるドラヴィダ様式でできた寺院で、クアラルンプール最大にして最古の寺院でもあります。22.9mもの高さのある塔門には所せましとヒンドゥー教の神々が鮮やかに彫り込まれているところが圧巻です。なお、バトゥ洞窟で言及したタイプ―サムという祭りはここが出発点になります。
アクセス:パサール・スニ駅より徒歩3分
営業時間:06:00~20:30(金曜日は21:30まで、土曜日は21:00まで)
入場料:20セント(土足厳禁)
公式サイト:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Sri-Mahamariamman-Temple.php
12.マレーシアイスラム美術館
出所:https://www.iamm.org.my/
マレーシアイスラム美術館は国立モスクの隣にある美術館になります。名前の通りにイスラム世界に特化した美術展示を行っており、それもマレーシア国内のみならず世界各地のイスラム芸術を展示している、いわばイスラム世界の美を1か所に凝縮したような場所がここマレーシアイスラム美術館になります。
そしてこの博物館の魅力は館内の展示にとどまりません。高い天井にふんだんに自然光を取り入れるための大きな窓と、洗練された内装で落ち着いて過ごすことができるような設計になっており、モスクでもみられるような幾何学模様の装飾やドームも要注目です。中にはイランやウズベキスタンで見るような青いドームもありますよ。
アクセス:KLセントラル駅より徒歩10分
営業時間:10:00~18:00(月曜日は休館)
入場料:14MYR
公式サイト:https://www.iamm.org.my/
13.マスジッド・ジャメ
出所:https://www.facebook.com/jamekmosque2
ムルデカスクエアからほど近いところにクアラルンプール市内で最も歴史の長いモスクのひとつであるマスジッド・ジャメがあります。厳密にはスルタン・アブドゥル・サマド・ジャメ・モスクが現在の正しい名称で、完成した1909年から国立モスクの完成した1965年まではこのモスクがクアラルンプールの主要なモスクとしての地位を持っていました。
その後は大雨で崩壊するという不運な出来事もありましたが赤レンガ調が映えるこのモスクは昔と変わらず立派な姿を保っていて見ごたえありです。
アクセス:マスジッド・ジャメ駅で下車してすぐ
営業時間:8:00〜12:30、14:30〜16:00(土~木曜日)
15:00~16:00(金曜日)
入場料:無料
公式サイト:https://www.facebook.com/jamekmosque2
14.オランダ広場
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/index.html
2008年に世界遺産に指定されたマレーシアの古都マラッカ、そんなマラッカの最もシンボル的な存在になっている場所がここオランダ広場になります。18世紀のオランダ統治時代の間につくられたオランダ広場は周りの教会などの建物も含め、一面ピンク色のエリアということで大変フォトジェニックな光景を醸し出していますが実はオランダ統治時代はピンクではなく、白でした。
オランダ広場がピンク色に塗り替わったのは時代が進んで英国統治に入ってからのことになります。オランダ広場はマラッカの中心としてのみならず周辺の観光名所も近いので観光の出発点としても便利な場所です。
アクセス:マラッカセントラルより路線バスで40分
公式サイト:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/index.html
15.セントポール教会
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/heritage.html
オランダ広場の東南裏に美しい町並みを見下ろすセントポールヒルと呼ばれる小高い丘があり、そこに鎮座しているのがセントポール教会・礼拝堂史跡です。なぜ史跡という言葉がつくかというとこの教会は長きにわたって保存状態が劣悪だったために朽ち果ててついには壁面以外は殆ど原型を留めないありさまです。
この教会はポルトガル統治時代にできたカトリック教会で、あのフランシスコ・ザビエルを含め、まさにアジア方面の宣教師の活動拠点としての象徴もあったのですが以後プロテスタントのオランダ、英国と統治権が映ると管理されなくなりました。そんな歴史と美しい町並みを味わえるのがここセントポール教会です。
アクセス:オランダ広場より徒歩
営業時間:24時間
入場料:無料
公式サイト:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/heritage.html
16.サンチャゴ砦
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/heritage.html
ポルトガル統治時代の名残を今に残す史跡にセントポール教会の他にサンチャゴ砦があります。ファモサ要塞とも呼ばれるこの砦は1511年にポルトガルがマラッカ王国を打ち負かすとセントポールヒルを囲むように建造されたシンプルだが、堅牢な中世ヨーロッパのデザインを今に伝える建造物です。
英国統治に入ってから防衛上の必要がなくなったこの要塞を危うく爆破処理しかける際にこの重要性を力説したというエピソードもあるほどです。砦の門はもともと4つありましたが現在残っているのはそのうちの1つのみです。
アクセス:オランダ広場より徒歩
営業時間:24時間
入場料:無料
公式サイト:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/heritage.html
17.マラッカ川
出所:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/heritage.html
名前の通り世界遺産に指定された古都マラッカを流れているのがマラッカ川です。この川はそのままマラッカ海峡まで続いており、かつてはマラッカ海峡方面とマラッカ川上流域の間を物資を積んだ船舶が行き来する運河として需要が高かった時期がありました。いまではこのような光景を目にすることはありませんが川沿いに建つ古い建物はノスタルジックな気分にさせるでしょう。
また、フォトジェニックな壁画が一面描かれている区画もあるのでマラッカ川エリアは散歩が楽しいところになります。オランダ広場からリバークルーズに乗船することができ、乗船時間は概ね45分程度です。
アクセス:オランダ広場より徒歩5分
営業時間:09:00~23:00
入場料:18~23MYR
公式サイト:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/malacca/heritage.html
18.ペナン・プラナカン・マンション
出所:http://penang.attractionsinmalaysia.com/index.php
ペナン・プラナカン・マンションについて解説する前にそもそもプラナカンとは何なのでしょうか。プラナカンとはマレーシアを含め、ヨーロッパ諸国の統治下にあった東南アジアに移住してきた中華系移民で現地の住民などと結婚した子孫の末裔を指します。
そしてペナン・プラナカン・マンションとは当時実力者だった中国人の邸宅で、英国人との結びつきを重視していたので建物は中国、マレー、ヨーロッパの要素が混ざる建築様式になっており、これをプラナカン建築と言います。そんな様々な文化の入り混じった豪華で美しい邸宅は豊富な展示物や家具に溢れ、圧巻ですが内部の撮影は禁止ですのでその点に留意しましょう。
アクセス:ペナンフェリーターミナルより徒歩6分
営業時間:09:30~17:00
入場料:20MYR
公式サイト:http://www.pinangperanakanmansion.com.my/
19.チョン・ファッ・ツィー・ザ・ブルー・マンション
出所:https://www.cheongfatttzemansion.com/
プラナカン文化を代表する建築物と言ったらプラナカンマンションと合わせて押さえておきたいのがチョン・ファッ・ツィー・ザ・ブルー・マンションです。実はこの建物、1880年に最初は邸宅として完成して以来、今ではブティックホテルとして現役で、世界遺産にも指定されています。
このホテルの特徴は名前の通り建物が青いです。内部を見学できるツアーが1日3回実施されている他、2016年からホテル内でレストランも開業したので内部を見る機会が増えました。また、ブルー・マンションはペナン最強のパワースポットとも言われ、ペナン自体が山と海に挟まれた龍の籠と呼ばれる風水学上、縁起のいい立地であることなどに由来しています。
アクセス:ペナンフェリーターミナルより徒歩16分
営業時間:12:00~14:00(ランチ)
18:00~20:30(ディナー)
11 :00、14:00、 15:30 (平日のガイド)
11:00、14:00(土日のガイド)
入場料:18MYR(ガイドツアー)
公式サイト:https://www.cheongfatttzemansion.com/
20.カピタンクリンモスク
出所:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Kapitan-Keling-Mosque.php
ペナン島最大のモスクである共にマレーシア国内においても比較的規模の大きいモスクがこちらカピタンクリンモスクになります。白がベースの建物に黒いドーム、赤い屋根が外見上の特徴で、夜間になるとライトアップもされます。モスクの名前の由来となったカピタンクリンですがこのモスクを建てた人物の尊称になります。
その人物はムスリムの商人でカウダー・モフディンという人物で、最初はインドのムガール式で完成しました。時を経て1910年になると現在の姿であるムーア様式になりました。見学はモスクのインフォメーションセンターで受け付けてます。
アクセス:ジョージタウンバスターミナルより徒歩12分
営業時間:11:00~17:00(ただし礼拝中は不可)
入場料:無料
公式サイト:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Kapitan-Keling-Mosque.php
21.レッドガーデン
出所:https://www.facebook.com/redgardenpenang/
ペナン島と最も著名なホーカーセンターのひとつにレッドガーデンがあります。ホーカーセンターとは端的に表せば屋台村のようなところになります。レッドガーデンは世界遺産観光で立ち寄る観光名所が近いこともあって地元住民よりもどちらかというと観光客の方がどうしてもやや目立ちますが国際色豊かな食を味わえるとっておきのグルメスポットでもあります。
マレー系の屋台の他にタイ料理や中東料理などの屋台もあります。ペナン名物であるホッケンミーやアッサムラクサはもちろん、食べ物以外でもコピという練乳入りのコーヒーを楽しむこともできます。
アクセス:ペナンフェリーターミナルより徒歩16分
営業時間:17:00~26:00
公式サイト:https://redgardenpenang.business.site/
22.ガーニー・ドライブ・ホーカーセンター
出所:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Gurney-Drive.php
ペナン島のホーカーセンターと言えば海沿いにあるガーニー・ドライブ・ホーカーセンターがダントツの知名度を誇っています。それもそのはず、実はここはペナン島最大のホーカーセンターでもあるからです。
そんなホーカーセンターに100もの屋台が所狭しとひしめき合い、毎晩地元住民や観光客でごった返します。中華系とマレー系でそれぞれ屋台が棲み分けられているので攻略しやすいです。ペナン州の華やかで楽しい雰囲気を忠実に再現している屋台街で牡蛎オムレツやペナンラクサなどのローカル料理に舌鼓を打ちましょう!
アクセス:ペナンフェリーターミナルより車で15分
営業時間:18:00~24:00
公式サイト:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Gurney-Drive.php
23.ペナン国立公園
出所:http://penang.attractionsinmalaysia.com/National-Park.php
ジョージタウンから気軽にハイキングに行きたいのであればずばりペナン国立公園です。101番バスがそのまま国立公園入口まで走るのでアクセスも大変便利ですし、さすがに国立公園とだけあって自然も豊かです。
この国立公園は山を上り下りしたその先に海岸(モンキービーチ)があるというハイキングルートでも知られていますがこの国立公園の名物はそれではなくオオトカゲになります。個体数が減り、希少生物となった2m級のトカゲにここでは手軽に会うことができます!また、モンキービーチですが文字通りこの海岸には猿も多く生息しており、豊かな自然を体感しつつ様々な生物に会うことができます。
アクセス:ジョージタウンンより101番バスで終点まで乗車
公式サイト:http://www.wildlife.gov.my/index.php/en/public/2016-05-10-02-34-43/peta
24.ペナンヒル
出所:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Penang-Hill.php
標高833mのペナン島で最も標高の高いところがペナンヒルになります。麓からペナンヒルの頂上まではケーブルカーが運行されており、他に2時間かけて登頂するトレイルコースも整備されています。
英国統治時代はフラッグヒルという名称で避暑地として親しまれ、今ではペナン島の街並みを一望できるビュースポットとして観光客らに人気のスポットとして定着しています。ただし、方角の都合上どうしてもサンセットには期待できないのですが一度暗くなれば極上の夜景を楽しむことができます。
アクセス:ケーブルカーの発着駅まではジョージタウンバスターミナルよりU204番バスを利用
営業時間:06:30~23:00(ケーブルカーの運行時間)
入場料:往復30~80MYR
公式サイト:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Penang-Hill.php
25.極楽寺
出所:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Kek-Lok-Si-temple.php
1893年に建築の始まった仏教寺院で1904年に第1期が完成しますがまだまだ終りではなかったのがこの極楽寺という仏教寺院です。その後も拡張を続け、1930年に巨大なパゴダが完成、そして拡張の勢いは衰えないまま巨大な観音像にも着手し、一度倒壊こそしましたが2002年に完成、現在も拡張が続いています。
こうしてマレーシア最大の仏教寺院となった極楽寺ですがこの仏教寺院は中国式、ミャンマー(ビルマ)式、タイ式の3種類の建築様式が混ざっている異例尽くしで興味深い寺院です。
アクセス:ジョージタウンバスターミナルよりU204番バスで1時間
営業時間:09:00~18:00
入場料:無料
公式サイト:http://kekloksitemple.com/
26.バトゥ・フェリンギ・ビーチ
出所:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Batu-Feringghi.php
ペナン島は文化やグルメが大変充実していますが果たしてビーチについてはどうなのでしょうか。実はペナン島の北部にあるバトゥ・フェリンギと呼ばれるエリアはペナン島屈指のビーチエリアとして知られ、域内に3つあるビーチの中で特に賑わっているのがバトゥ・フェリンギ・ビーチになります。
バナナボートやパラセーリングなどの各種マリンアクティビティや近隣ホテルのスパトリートメントも人気ですが18時になると海沿いの歩道に屋台が出現し始めてそこでグルメを楽しむこともできます。ガー二―・ドライブ・ホーカーセンターもここから近いです。
アクセス:ペナンフェリーターミナルより車で20分
公式サイト:http://penang.attractionsinmalaysia.com/Batu-Feringghi.php
27.セピロック・オランウータン・リハビリテーションセンター
出所:http://sabah.attractionsinmalaysia.com/Sepilok-Orang-Utan-Sanctuary.php
場所は移りましてボルネオ島になります。ボルネオ島というとオランウータンが有名で、そんなオランウータンを保護する施設としては最大級のセピロック・オランウータン・リハビリテーションセンターがマレーシアのサバ州にあります。ここでは保護されたオランウータンを再び野生に帰すためのリハビリテーションを中心に行っており入場料はそんな活動を財政的に支えています。
オランウータン以外にもカニクイザルやリスなどの野生生物も見れますが何と言ってもここ以上にオランウータンを近くで目にすることができるところはあまりありません。
アクセス:サンダカン到着後、車で30分
営業時間:9:00~12:00, 14:00~16:00(金曜日以外)
9:00~11:00, 14:00~16:00(金曜日)
入場料:30MYR
公式サイト:http://www.sabahtourism.com/destination/sepilok-orangutan-rehabilitation-centre/
28.キナバル山
出所:http://www.sabahtourism.com/
同じくボルネオ島にあるキナバル山はマレー語でキナ(中国)とバル(未亡人)の組み合わせでできた名前で、中国の王子とその未亡人という伝説も残っています。そんなキナバル山は標高4095mと日本の最高峰富士山より高く、また、マレーシア最高峰の山でもあります。
世界で最も生物多様性に富む山のひとつとしても知られ、キナバル山一帯で100種以上の動物と6000種以上の植物が生息しており、中でもウツボカズラという食虫植物が異彩を放つ存在になっています。登山時にはガイドの随行が義務付けられています。
アクセス:コタキナバル市内よりツアーバスか送迎バスを利用
公式サイト:http://www.sabahtourism.com/destination/kinabalu-national-park/
29.市立モスク(コタキナバル)
出所:https://mbrkk.business.site/
場所はコタキナバル市内に移りまして市立モスクになります。コタキナバルのシンボル的な建物であるとともにコタキナバル市内のモスク中で最も観光客の受け入れ態勢が整っているモスクになります。青が美しいこのモスクは白とのコントラストでさらに優雅に見えます。
また、このモスクは水上モスクという珍しいつくりになっており、サンセットや夜間のライトアップのときに映し出されるモスクも幻想的と評判です。
アクセス:コタキナバル市内中心部より車で10分
営業時間:08:00~12:00、14:00~15:30(金曜日は見学不可)
入場料:無料
公式サイト:https://mbrkk.business.site/
30.シグナルヒル展望台
出所:https://www.sabahtourism.com/destination/signal-hill-observatory-platform/
コタキナバル市内から最も手軽にジャングルトレッキングを味わえ、その先に無料で入れるシグナルヒル展望台はあります。歩いていく場合は車道に沿うよりも森の中のトレイルを利用した方が近道になります。シグナルヒル展望台に着くとそこからコタキナバルの街並みやその向こうにある南シナ海を眺めることができます。夕陽スポットとしても好評です。
アクセス:中心部より徒歩もしくはタクシー
営業時間:09:00~23:00
公式サイト:https://www.sabahtourism.com/destination/signal-hill-observatory-platform/
31.パヤ島海洋国立公園
出所:https://www.malaysia.travel/ja-jp/jp/places/states-of-malaysia/kedah/pulau-payar-marine-park
プラナカン文化で有名なペナン島とマレーシア屈指のリゾートアイランドとして有名なランカウイ島のちょうど中間点の位置にパヤ(パヤール)島があり、この島のある海域一帯は海洋国立公園に指定されています。
マレーシア西岸部では最初に指定されたところで、この島はあらかじめツアーなどで申し込まないと訪れることができないようになっています。極めて高い透明度と真っ白なホワイトサンドビーチでスノーケラーやダイバーなどに人気です。
アクセス:ランカウイ島より高速船で50分(ただしツアーなどに申し込むこと)
公式サイト:http://www.eastmarine.com.my/en/
32.パンタイ・チェナン
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%81-%E6%97%85%E8%A1%8C-%E8%A6%B3%E5%85%89-%E7%A0%82-%E6%B5%B7-3024603/
パンタイとはマレー語でビーチを意味する単語で、パンタイ・チェナンとはすなわちチェナンビーチと言い換えることができます。ランカウイ島では最大級のパブリックビーチで、この近辺にさらに繁華街も形成されているので島内で最もにぎわっているビーチになります。
空港からのアクセスもいいところが売りです。また、木曜日になると海沿いにナイトマーケットが出現して屋台が集まるのでそこでグルメを楽しむという過ごし方もできます。
アクセス:空港よりタクシーで15分
公式サイト:http://www.tourismmalaysia.or.jp/region/lan/beach.html
33.ランカウイ・ケーブルカー
出所:http://www.panoramalangkawi.com/
空港からは12㎞、繁華街のあるパンタイ・チェナンからは20㎞離れたところにランカウイ・ケーブルカーがあります。ランカウイ島を一望できるビュースポットで、ゴンドラ(パノラマスカイ)で頂上を目指します。
そのゴンドラは乗る種類によって運賃が異なり、標準ゴンドラと透明ゴンドラがあり、床までガラスになっている透明ゴンドラはやや高くなりますが絶景を味わうなら透明ゴンドラも候補に入れましょう。また、1台あたり550MYR払えば貸し切りも可能です。
アクセス:空港、パンタイ・チェナンよりタクシーでそれぞれ20分、30分
入場料:55MYR~105MYR
公式サイト:http://www.panoramalangkawi.com/
34.スカイブリッジ
出所:http://www.panoramalangkawi.com/
ランカウイ・ケーブルカーで頂上にたどり着いて10分ほど歩いたところにスカイブリッジというつり橋があります。スカイブリッジはケーブルカーの料金に含まれていないので別途支払うのですがさすがはつり橋、遮るものがないので絶景を思う存分楽しむことができます。
スカイブリッジ移動用のケーブルカーもありますがスリリングとは言え、絶景を満喫したいのであればスカイブリッジを歩いて渡るのが王道です。
アクセス:ランカウイ・ケーブルカーで登頂後徒歩10分
入場料:5MYR
公式サイト:http://www.panoramalangkawi.com/
35.スルタン・アブ・バカール・モスク
出所:http://johor.attractionsinmalaysia.com/Sultan-Abu-Bakar-State-Mosque.php
最後に紹介するのはシンガポールとの国境に接するマレーシア第2の都市、ジョホールバルのスルタン・アブ・バカール・モスクになります。近代ジョホールの父アブ・バカールに名前は由来しており、実際にこのモスクはジョホールの近代化の象徴でもあります。
現在ではジョホールバル最大のモスクであるほか、白を基調とした英国のビクトリア様式で作られたマレーシアで最も美しいモスクとしても知られています。
アクセス:ジョホールバル中心部よりタクシー利用
公式サイト:http://johor.attractionsinmalaysia.com/Sultan-Abu-Bakar-State-Mosque.php
いかがでしたでしょうか?ムスリムが多数住むマレーシアなだけにイスラム世界の美を味わう機会が紹介したモスクや美術館でもみられたように豊富です。それと同時にマレーシアは多民族国家でもあるので独特な多様性を存分に味わうことができるでしょう。そして豊かな自然も楽しめる、そんな宝箱のようなマレーシアを訪れてみませんか?
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