県立長瀞玉淀自然公園(長瀞岩畳)

県立長瀞玉淀自然公園(長瀞岩畳)
photo by @nononozomi
荒川の流域から秩父の山々などを含む広大な区域の自然公園です。公園内には長瀞岩畳や、五百羅漢などたくさんの観光名所があり、歴史と景観と自然のすべてが楽しめる県立公園です。特に岩畳は新緑や紅葉の景観が素晴らしく、ライン下りや各種アウトドアで観光客に人気のスポットになっています。雄大な自然の中を船頭さんの掛け声を聞きながら船でのんびりライン下りはいかがでしょうか。頬に涼風を感じながら四季折々の自然と秩父赤壁の風景を楽しむことができます。

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県立長瀞玉淀自然公園(長瀞岩畳)の基本情報


【スポット】県立長瀞玉淀自然公園(長瀞岩畳)
【ふりがな】けんりつながとろたまよどしぜんこうえん(ながとろいわだたみ)
【 住所 】埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
【アクセス】秩父鉄道 長瀞駅 徒歩約5分
【最寄り駅】長瀞駅
【営業時間】年中無休
【 料金 】無料
【クーポン】なし

県立長瀞玉淀自然公園(長瀞岩畳)
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アクセス便利な「長瀞岩畳」を徹底紹介!ラインくだりと地元グルメで大満喫

長瀞玉淀自然公園ってどんな場所

埼玉県にある長瀞玉淀自然公園。その一番の見どころが国指定の名勝・天然記念物に指定される「長瀞岩畳」です。幅約50メートル、長さ約600メートルの岩畳が、荒川に沿って続きます。秩父鉄道長瀞駅からも徒歩5分とアクセスが容易なうえに、周囲には商店街など見どころも多くあります。桜や紅葉の季節はとくに人気で多くの観光客が訪れます。

長瀞岩畳の周囲には、散策のために遊歩道が設けられています。足元は平らな場所が多く小さな子供でも歩きやすいものの、そばには川も流れているので目を離さないように気をつけて下さい。徒歩以外に、荒川のライン下りも人気です。船に乗りながら、同じ目線で長瀞岩畳を見ることができます。

長瀞玉淀自然公園の見どころ

自然に作られた芸術「長瀞岩畳」

岩畳とは、畳のように平に広がる岩場のこと。日本にいくつもある岩畳の中でも、とりわけ面積が広いのが長瀞岩畳です。荒川に沿って広がり、川の対岸は秩父赤壁と呼ばれる絶壁が続きます。


散策路を歩いていると、埼玉県立自然博物館の前に「日本地質学発祥の地」の石碑があります。これは1878年、日本全国の地質を調査していたドイツ人地質学者ナウマン博士が長瀞を訪れ、長瀞の地質学的価値の高さを認めたことに由来します。それ以降、多くの学者がこの地を訪れ、地質学の研究を行いました。

「長瀞ラインくだり」で絶景とスリルを一緒に楽しむ

長瀞岩畳と周囲の景色を楽しむのには長瀞ラインくだりが最適です。歩いてはいけない場所の景色も、舟からなら簡単に見ることができ、春は桜を、夏は川の涼しさを、秋は紅葉を満喫できます。


ラインくだりを盛り上げてくれるのは船頭さん。和舟をたくみにあやつりながら、周囲の見どころを案内してくれます。ラインくだりのコースはAコース、Bコースの2コース。水量が多い時は流れも速く、3キロを15~20分で進みます。どちらが良いか選べない、という方はAコースBコースを通しで楽しむことも。
天候によっては運行できない場合もあるので、事前に公式サイトでご確認下さい。

長瀞岩畳の紅葉は息をのむ美しさ!

長瀞の紅葉は例年11月上旬から下旬。荒川沿いにはモミジやクヌギ、ナラなどの美しい紅葉が見られ、川に写り込む様子が人気。これらを見るには長瀞ライン川くだりが最適です。


11月に入ると行われるのが「長瀞紅葉まつり」。長瀞の町全体が盛り上がります。月の石もみじ公園、寶登山神社、自然の博物館は紅葉の名所で、夜になるとライトアップされ綺麗です。

長瀞岩畳通り商店街でいただく地元グルメ


秩父鉄道長瀞駅から長瀞岩畳までは約400メートル、徒歩約5分。その間にあるのが、昔ながらの趣が残る商店街です。
いくつもの土産屋や飲食店が並びます。暑い日には冷たいアイスや飲み物をいただいたり、地元の特産品や、お土産品を選んだり。新しいお店も増えてきて、シーズン中は特に活気があります。
地元名物をいただきたい、という方には「瀞袋屋」のすまんじゅうがおすすめ。発酵させた麹を含んだ皮はフカフカ、中にはたくさんのあんこが詰まっています。手作りの甘納豆も有名で「豆の大沢屋」では、試食をすることもできます。


長瀞で食事をお考えの方は「松ばや」の鮎めしもおすすめ。まるっと一匹釜に入った鮎が、ご飯に合います。そんなに必要ないという方はテイクアウトの鮎の塩焼きもありますよ。

長瀞玉淀自然公園を観光する時の注意点

長瀞岩畳は自然にできたものなので、足場が悪く、雨に濡れると滑りやすい場所も。そのためヒールよりは、歩きやすい運動靴でおでかけ下さい。ゴールデンウィークやお盆などの連休、桜の季節、紅葉の季節は特に込み合います。駐車場も混雑するので、早めの行動がおすすめです。または秩父鉄道をご利用ください。電車から見える景色もきれいです。

長瀞玉淀自然公園周辺のおすすめ食事スポット

行列ができるほど人気「長瀞とガレ」

長瀞商店街を歩いていると、石畳に着く手前にあるのが「長瀞とガレ」です。一番人気は食べ歩きに最適な「みそ豚ガレドッグ」。秩父味噌につけた自家製みそ豚ソーセージを、ふわふわのガレットで巻いたもの。熱々の状態でいただきます。スモールとレギュラーの2サイズあるので、お腹のすき具合に合わせて選べます。

基本情報

営業時間:10時~16時半
定休日:不定休
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞447
アクセス:秩父鉄道長瀞駅から徒歩約5分
予算:200円~1,000円

天然水で作られたかき氷が話題の「阿佐美冷蔵」

長瀞といえばかき氷が有名。中でも明治23年創業の「阿佐美冷蔵」は毎日大行列ができるほど、並んでも食べたい人気店なんです。
それというのも、日本で数少ない天然氷で作ったかき氷を食べられる名店だから。綿菓子みたいなふわふわ食感のかき氷は絶品です。上長瀞駅から近い金崎本店と、長瀞駅から近い寶登山道店の2店舗あります。

基本情報

営業時間:10時~16時半頃(金崎本店)/10時~17時頃(寶登山道店)
定休日:木曜日(金崎本店)/火曜日(寶登山道店)
住所:埼玉県秩父郡皆野町大字金崎27-1 (金崎本店)/埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞781-4 (寶登山道店)
アクセス:上長瀞駅から徒歩約5分(金崎本店)/長瀞駅から徒歩約5分(寶登山道店)
予算:600円~1,000円

長瀞玉淀自然公園へのアクセス

東京駅から電車の場合、JR熊谷駅にて秩父本線に乗り換え、長瀞駅で下車。所要約2時間半。車の場合、関越自動車道の花園インター下車し140号線で長瀞岩畳へ。インターから約30分。

長瀞玉淀自然公園(長瀞岩畳)の基本情報

名称

:長瀞玉淀自然公園(長瀞岩畳)

読み方

:ながとろたまよどしぜんこうえん(ながとろいわだたみ)

まとめ

観光地として人気の長瀞玉淀自然公園。今回ご紹介した長瀞岩畳だけでも、長瀞岩畳通り商店街やラインくだりなど1日中楽しめます。秩父地域には、ほかにも秩父神社や美の山公園、SLパレオエクスプレスなど周囲にはたくさんの見どころも。

自然公園の良さは季節ごとに違う景色を楽しめること。一度訪れたことがある方も、初めての方も、ぜひ長瀞を訪れてみてくださいね。

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