子連れファミリー必見!ニンテンドーミュージアム徹底ガイド~楽しみ方・見どころ・グッズ情報まで~
ニンテンドーミュージアムとは?家族で楽しめる任天堂の新スポット
ニンテンドーミュージアムは、任天堂の歴史とゲームの世界を親子で体験できる新しい観光スポットです。京都府宇治市の旧・任天堂宇治小倉工場の敷地に、2024年10月にオープンしました。花札から最新のNintendo Switchに至るまで、任天堂がこれまで生み出してきた数々の製品やゲームが一堂に会し、その**娯楽の歴史を「知る」と「体験する」**ことができるよう工夫されています。子どもから大人まで年代を超えて楽しめる内容になっており、ゲームファンのパパ・ママはもちろん、ゲーム経験が少ない方でも「見たことがある!懐かしい!」と感じられる展示が満載です。

館内は展示エリアと体験エリアに分かれており、昔懐かしいゲーム機やキャラクターグッズの展示を眺めたり、実際にゲーム体験にチャレンジしたりできます。小学生や未就学児の子どもでも楽しめる工夫が随所にあり、親子で一緒に盛り上がれるのが魅力です。任天堂キャラクターのフォトスポットや限定グッズが揃うショップ、オリジナルメニューが味わえるカフェも併設されており、家族で半日たっぷり遊べる体験型博物館になっています。
アクセス・基本情報:場所、営業時間、チケット予約方法
所在地: ニンテンドーミュージアムは京都府宇治市小倉町にあります。最寄り駅は近鉄京都線「小倉駅」(東口から徒歩約5分)と、JR奈良線「JR小倉駅」(北出口から徒歩約8分)です。京都駅から近鉄電車で約20分とアクセスも良好です。※駐車場はありません。自家用車やタクシー、バイク・自転車での来館はできませんので、子連れでも公共交通機関を利用しましょう。駅からは案内表示が出ており、道に迷う心配もありません。
営業時間: 10:00~19:00(最終入館は18:00頃までが目安です)。火曜日が定休日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始(12/30~1/3)は休館となります。屋内施設なので天候に左右されず、暑い夏や寒い冬でも快適に過ごせます。
チケット予約: ニンテンドーミュージアムは完全予約制です。事前に公式チケットサイトから日時指定の入館チケットを予約する必要があります(2025年現在、抽選方式で約3か月先まで予約受付)。予約には無料のニンテンドーアカウント登録が必要で、当選後にクレジットカード決済でチケット購入となります。当日券の販売や直接行って入場はできませんので、必ず事前予約を済ませましょう。人気施設のため抽選倍率が高い日もありますが、「行きたい日が当たらなかった…」という場合も諦めず、別日程で再チャレンジしてみてください。
入館料金: 大人(18歳以上)3,300円、中高生2,200円、小学生1,100円、未就学児は無料です(全て税込)。未就学児はチケット購入こそ不要ですが、入館時に保護者同伴が必要です。また小学生以下の子どもだけでの入館はできず、必ず18歳以上の大人が同行するルールとなっています。家族分のチケットは同時に予約・購入しましょう。なお障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名は割引料金(各1,100円)になる制度もあります。
入館時の流れ: 予約した日時にミュージアム受付へ向かいます。チケットはスマホでQRコードを提示する形ですが、代表者の本人確認書類(運転免許証やパスポート等)の提示が求められます。子どもの分は顔写真付きIDでなくても大丈夫ですが、当日の参加者全員の氏名確認があります。セキュリティチェックも厳重で、入口では空港さながらの手荷物検査があります。金属探知ゲートをくぐり、荷物はX線検査機へ預けてチェックを受けます。ペットボトル飲料など中身が見えない飲み物は「一口試飲してください」と言われることもあり、安全管理は万全です。初めての子どもは少し驚くかもしれませんが、「飛行機に乗る時みたいな検査だよ」と伝えるとワクワクして協力してくれることもあります。スムーズに入場するため、受付時間には余裕を持って到着し、事前に荷物の中の危険物確認や飲み物の用意などを済ませておきましょう。
入館証とコイン: セキュリティゲートを通過すると、各来館者に「入館証」と呼ばれるICカードが渡されます。これは館内でゲーム体験に使うコインが記録されたカードです(後述)。入館証のデザインは事前に選択可能で、クラシックなドット絵マリオ柄か、自分のNintendoアカウントと連携して自分のMiiアバターを印刷したものかを選べます。家族でデザインを揃えたり、お子さん用にマリオ柄、大人はMiiなど選ぶのも記念になります。未就学児(入場無料の乳幼児)には入館証は発行されませんが、3歳以上の未就学児には代わりに「専用の体験カード」がゲートで渡されます。これは子どもが保護者の入館証と一緒にゲームを遊ぶ際に使うカードです。小さなお子さんでも楽しめるよう配慮されていますので安心です(詳しい使い方は後述します)。
館内の構成と回り方のコツ
ニンテンドーミュージアムは主に2階建ての本館(展示棟)と、隣接する別館(カフェ&ワークショップ棟)から成ります。本館は2階が「知る」展示エリア、1階が「体験する」ゲームエリアとなっており、任天堂の過去から現在までを見て触れて楽しめる構成です。入館手続きを終えてゲートを抜けると、まず誘導に従いエスカレーターで2階展示フロアへ上がります。基本的には2階から順路が始まりますが、その後は館内で1階と2階を自由に行き来できます。ご家族のペースで見どころを回りましょう。
効率的な回り方のポイント: 2階の展示エリアでは貴重な資料や製品が多数展示されており、写真撮影は禁止されています。一方、1階の体験エリアは基本的に撮影OK(撮影可のマークが表示されています)で、家族で写真を撮りながら遊べます。そのため、先に2階の展示をゆっくり見学し、後から1階で思い切り遊ぶという順番がおすすめです。特に大人は2階の展示に夢中になりがちですが、小さなお子さんは長時間の展示鑑賞に飽きてしまうこともあります。子連れの場合は2階の見学はほどほどに切り上げ、1階の体験エリアへ移動するタイミングを早めにすると良いでしょう。もし大人がもっと展示を見たい場合は、家族で分担して行動するのも手です(例えば片方の親が子どもと先に1階で遊び、もう片方の親が2階をじっくり見るなど)。館内はそこまで広大ではなく2フロアのみですので、合流もしやすいです。
ベビーカーでの移動: 館内はバリアフリー対応でエレベーターもあり、ベビーカーのまま入館できます。ただし1階の体験ゲームコーナーではベビーカー置き場に預ける必要があります(エリア入口に専用スペースがあります)。混雑時にベビーカーで動くのは難しいため、小さなお子さん連れは抱っこ紐を用意しておくと便利です。荷物は入口付近の無料コインロッカーに預けて、身軽に回りましょう(100円リターン式で大型荷物置き場もあります)。
休憩の取り方: 2階と1階の間に吹き抜けのロビーやベンチもあります。子どもが疲れたら無理せず休憩を挟みましょう。館内にはこの後紹介するカフェ「ハテナバーガー」もあり、軽食休憩が可能です。再入場はできないため、ランチや休憩も基本は館内で済ませることになります。お手洗い・授乳設備は館内に複数完備されているので安心です(多機能トイレが4か所、授乳室が2か所あります)。おむつ替え台や調乳用のお湯も用意されているので、赤ちゃん連れでも快適に過ごせます。ただし授乳室はこぢんまりしているため、混雑時は譲り合って利用しましょう。
では、ここからは各フロアや施設の詳細をさらにご紹介します。任天堂ファンの大人も子どももワクワクする見どころ満載の展示内容や遊び方のコツをチェックしていきましょう!
2階「知る」展示エリアの見どころ:任天堂の歴史を親子で体感
2階は任天堂の創業から現在に至るまでの歴代製品やゲームの展示エリアです。ここでは年代順に様々なアイテムが並び、任天堂が歩んできた歴史を追体験できます。ゲーム好きの大人にとっては懐かしいものばかりで、「うわぁ昔遊んだゲーム機がある!」「このソフト持ってた!」と子ども以上に興奮してしまうかもしれません。一方、ゲーム未経験のママでも「友達の家で見たことある」「CMで見かけた」など記憶に引っかかるものが多く、世代を超えて楽しめる工夫がされています。
展示内容の一例: ファミリーコンピュータ(ファミコン)やゲームボーイなど往年の名ハードから、ニンテンドー64、ゲームキューブ、Wii、そして最新のNintendo Switchまで、歴代のゲーム機本体やソフトのパッケージがずらりと展示されています。さらに任天堂の原点である花札やトランプといった創業当時の玩具類、ウルトラハンドやラブテスターといった昭和期のユニークなおもちゃ製品も見ることができます。親世代には懐かしく、子どもには新鮮なおもちゃがいっぱいです。「これパパが子どもの頃遊んだゲームなんだよ」「昔は画面が白黒だったんだね!」と、ぜひ親子の会話を弾ませながら見学してください。
キャラクターとゲームの進化比較コーナー: 中でも人気なのが、有名ゲームシリーズの画面グラフィックの進化を年代別に比較できる展示です。例えば『ゼルダの伝説』や『星のカービィ』『ポケットモンスター』など、誰もが名前を知っているシリーズの初代から最新作までのゲーム映像やキャラクター画像が並べて紹介されています。ピクセルの粗いドット絵だったキャラクターが、時代とともにどんどん美麗な3Dグラフィックに進化していく様子は圧巻で、大人も子どもも「すごい!」「昔はこんなにシンプルだったんだ!」と驚かされます。ゲームをプレイしたことがなくても視覚的に楽しめる展示なので、家族みんなで「どの時代が好き?」なんて話しながら見るのもおすすめです。
仕掛けやサプライズ演出: 2階フロアに足を踏み入れると、早速ユニークなお出迎えがあります。入口付近には何体もの「キノピオ(キノピオ隊長含む)」の人形が設置されており、頭に触れると「ホホッ!」と声を出す仕掛けになっています。子どもが思わずぺちぺち叩いてしまいそうですが、スタッフさんが常駐して写真撮影にも応じてくれるフォトスポット兼インタラクティブ展示なので、ぜひ一緒に記念撮影しましょう(※ここは撮影OKのエリアです)。キノピオたちが陽気に迎えてくれるおかげで、博物館の雰囲気に入りにくい小さなお子さんも笑顔になってくれるはずです。
また、展示エリアの壁面や天井にも注目。マリオやゼルダ、どうぶつの森など任天堂ゲームのキャラクターイラストが壁一面に描かれていたり、頭上にはふわふわ浮かぶカービィのオブジェが吊るされていたりと、遊び心がたくさん散りばめられています。展示ケースの脇には宮本茂さん(マリオやゼルダを生んだゲームデザイナー)の直筆サイン色紙が飾られているコーナーもあり、ファンにはたまらないディテールです。こうした小さな見どころも子どもと一緒に探してみると楽しいですよ。
2階を回る際の注意点: 前述のとおり、展示品の撮影は禁止となっています(公式サイトや一部エリアのみ撮影可能な展示を除く)。また貴重な資料が多いので、子どもが展示に触ったり走り回ったりしないよう注意しましょう。スタッフも各所にいますので、マナーを守って見学すれば安全に楽しめます。展示解説は基本的に日本語表記ですが、直感的に楽しめる内容が多いので小学生くらいなら飽きずに見られるでしょう。未就学の子には大人が簡単に説明してあげると理解が深まります。「これはおじいちゃんが若い頃に遊んだゲームなんだって」なんて三世代で会話するのも素敵ですね。
2階の展示を十分に堪能したら、次はいよいよ1階へ降りてゲーム体験エリアに向かいましょう!エスカレーターまたはエレベーターで1階に移動できます。途中に展示を見逃しても後でまた2階に戻ることもできますので、子どもの様子を見ながらフレキシブルに回ってください。
1階「体験する」ゲームエリアの遊び方:コイン制ゲームコーナー攻略
1階は実際に遊べる体験型ゲームアトラクションのフロアです。任天堂がこれまで手掛けてきた多彩なゲームや遊びを、最新の技術でリメイクしたミニゲームとして体験できます。大人にとっては懐かしい遊びの再現であり、子どもにとっては初めて触れるユニークなゲームばかり。家族みんなで夢中になれるでしょう。ここでは入館時に配布された「入館証(ICカード)」に付与されたコインを消費して各ゲームを遊ぶシステムになっています。
コインと体験ゲームのルール
コインの仕組み: 入館証1枚あたり10コインがはじめから入っています(このコインは館内の体験ゲーム専用で、当日限り有効)。各ゲーム毎に必要なコイン枚数が決まっており、ゲーム開始時に入館証を端末にタッチするとその分のコインが差し引かれます。例えば「2コイン必要なゲーム」を遊ぶと、残りコインは8枚になります。追加でコインを購入することはできないため、10コインの範囲で何を遊ぶか計画的に選ぶ必要があります。ただし、同じゲームを繰り返し遊ぶことも可能で、極端に言えばお気に入りのゲームだけ5回遊んでコインを使い切ることも自由です。
未就学児の体験について: 3歳以上の未就学児には「専用体験カード」が配られていますが、基本的に小さな子どもがゲームを遊ぶ際は保護者が付き添って一緒に操作する形になります。その場合、ゲームによっては保護者(入館証を持つ大人)のコインも消費される点に注意しましょう。例えば親子で協力プレイするゲームでは、親のコインも使います。とはいえ、未就学児でも保護者のサポートがあればほとんどのゲームを体験可能です(中には身長制限や器用さの関係で難しいものもありますが、詳細は次項で解説します)。
ゲーム体験の流れ: 各ゲームコーナーにはディスプレイにゲーム名と必要コイン枚数、同時プレイ可能人数などが表示されています。遊びたいゲームの前で待ち、自分の順番が来たらスタッフの指示に従って入館証をかざしスタートします。残りコイン枚数はゲーム筐体の画面などに常時表示されるので、「あと何回遊べるかな?」と子どもと相談しながら使いどころを考えましょう。コインがゼロになったら、それ以上は新しいゲームを体験できませんが、見学自体はできます。もしお子さんがコインをすぐ使い切ってしまっても、複数人で来ている場合は他の家族の入館証を代わりに使わせてあげることも可能です。実際、小さい子は面白がって次々と遊ぶので10コインがあっという間になくなることも…。そんな時は、まだコインが残っているパパやママのカードを代わりにタッチしてあげて一緒に遊ばせる、という柔軟な対応もOKでした。我が家でも子どもがコインを先に全部使ってしまいましたが、スタッフさんに確認したところ「ご家族内でシェアして遊んで大丈夫ですよ」とのことでした。
ゲームの待ち時間について: 人気のゲームには行列ができる場合があります。体験エリア自体は定員制限がありますが、それでも特定のゲーム機が1台しかないものは順番待ちになります。例えば**「ビッグコントローラー」や「ザッパー&スコープSP」は人気が高く、週末午後には20~30分程度の待ち時間が発生しました。ただ待機スペースは屋内で空調も効いていますし、30分以上の長蛇の列になることは今のところ少ないようです。しかし暗めの室内でじっと待つのは、小さなお子さんには少し退屈かもしれません。幼児連れの場合は、例えば先に比較的空いているゲームから遊んでウォーミングアップし、様子を見て混雑ゲームに並ぶなど工夫すると良いでしょう。もしくは午前早めの時間帯や夕方近く**は比較的待ち時間が短い傾向があるので、入場直後や終了間際に人気ゲームを狙うのも一つの手です。
では具体的に、1階で体験できる主なゲームアトラクションをいくつか紹介します。それぞれ任天堂の歴史にちなんだユニークな内容で、親子で盛り上がれること間違いなしです!
1階体験エリアの主なゲームと魅力
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ビッグコントローラー(2人用・各プレイヤー2コイン消費)
巨大なファミコンコントローラーの形をしたデバイスを2人で操作する体験です。懐かしの四角ボタンのファミコンパッドがビッグサイズのクッション型になっていて、親子や兄弟で息を合わせてボタンを押すことでゲーム内のキャラを動かします。協力プレイでゴールを目指す内容で、家族で力を合わせる楽しさを味わえます。普段小さいコントローラーに慣れている子どもには新鮮で、大きなボタンを「せーの!」で押すたびに大笑いでした。ファミコン世代のパパママには感涙もののデザインで、写真映えも抜群です。 -
ザッパー&スコープSP(1人用・4コイン消費)
ファミコンの周辺機器「光線銃(ザッパー)」やスーパーファミコンの「スーパースコープ」を使ったシューティングゲームです。暗いブース内で銃型コントローラーを構え、画面の的を狙い撃ちます。**『ダックハント』や『ワイルドガンマン』といった昭和の光線銃ゲームを現代版にアレンジしたような内容で、命中すると派手な音と光の演出があり爽快です。最近のゲームではあまり体験できないエイム体験(狙い撃ち遊び)**に、6歳の子も大興奮でした。Splatoon(スプラトゥーン)好きなお子さんなら「これがインク銃の元祖だよ」と教えてあげると興味津々で遊んでくれるでしょう。 -
ウルトラマシンSP(1人用・2コイン消費)
任天堂が昭和に発売したおもちゃ「ウルトラマシン」(ピンポン球を連続発射する野球練習玩具)をモチーフにしたバッティングゲームです。ピッチングマシンから飛んでくるやわらかい球をタイミングよくバットで打ち返します。ブース内に幾つか的が設置されており、当たると天井のランプが光ったり音が鳴ったりと派手なリアクションが起こります。野球好きのキッズはもちろん、普段スポーツしない子でも当たりやすい軽い球なので楽しめます。我が家の6歳児はこれが大ヒット!「もう一回やりたい!」と帰る直前に再挑戦するほど気に入っていました。体を動かす系のゲームなので、小休止後の眠気覚ましにも良いですよ。 -
ウルトラハンドSP(1人用・1コイン消費)
こちらも昔のおもちゃ「ウルトラハンド」(伸縮するマジックハンド)を使ったゲームです。画面の左右からコロコロと転がってくる大小さまざまな**マルマイン(ポケモンの丸い爆弾キャラ)**を、実物大のウルトラハンド型コントローラーで掴み取ります。掴んだマルマインを狙いを定めて土管にポイッと落とすと、見事爆発!打ち上げ花火が上がる演出が流れて成功となります。操作自体はシンプルですが、ハンドを開閉する感覚が独特で意外と難しく、大人でも熱中してしまいました。うまく掴めた時の爽快感に子どもも拍手喝采です。 -
ラブテスターSP(2人用・各2コイン消費)
2人で手に握った金属部分の反応から相性度(ラブ度?)を測定する、ちょっとユニークなゲームです。元になった「ラブテスター」は1960年代の任天堂製玩具で、当時は恋人同士で相性占いを楽しむおもちゃでした。ミュージアムのラブテスターSPでは、親子や兄弟でも遊べるアトラクションとしてリメイクされています。2人がそれぞれのデバイスを握るとドキドキする演出音が鳴り、最後に相性スコアが表示されます。「親子の愛情度は100%!?」なんて結果が出ると盛り上がりますよ。家族でニヤニヤ笑いながらチャレンジしてみてください。 -
ゲーム&ウオッチSP(BALL/MANHOLE)(1人用・1コイン消費)
任天堂初期の携帯ゲーム「ゲーム&ウオッチ」を体験できるコーナーです。シンプルな液晶ゲームの**名作『BALL(ボール)』と『MANHOLE(マンホール)』**がプレイできます。どちらもモノクロ画面でキャラクターを左右に動かすだけの単純なルールですが、これが意外と難しくハマります。お子さんにとっては「何このゲーム!?画面がモノクロでしょぼい…」なんて最初は見えるかもしれませんが、実際やってみると「これむずかしい!でももう一回!」と夢中になること請け合いです。親は懐かしさで思わず本気になってしまうかも。短時間で終わるのでコイン残りわずかの時にも遊びやすいですよ。 -
ニンテンドークラシック(1~2人用・1コイン消費)
ファミリーコンピュータやスーパーファミコン、NINTENDO64といった往年のゲームソフトの一部をプレイできるコーナーです。Nintendo Switch Onlineで配信されている懐かしのタイトルを、1回7分間だけ遊ぶことができます。タイトルは時期によって変わる可能性がありますが、マリオ、ゼルダ、カービィなど有名どころが数種類ずつ用意されています。例えばファミコン版『スーパーマリオブラザーズ』に親子で挑戦してみたり、ママが子どもの頃好きだった『星のカービィ64』を子どもに見せてあげたり…と好きなレトロゲームを試遊できます。2人プレイに対応しているソフトなら1コインで2人同時プレイOKなのも嬉しいポイント(画面上の注意書きに「※2人プレイの場合もコイン消費は1人分のみ」とあります)。ここでは家族みんなでワイワイ交代しながら、短い時間でゲームの雰囲気を味わってみてください。お子さんが過去のゲームに興味を持つきっかけにもなりますし、「昔のマリオって難しいね!」なんて発見もありますよ。
以上、主な体験ゲームを紹介しましたが、このように1階エリアには任天堂の創意工夫あふれるミニゲームが全部で9種類揃っています。射的やスポーツ、協力プレイや対戦などバラエティ豊かなので、家族それぞれがお気に入りを見つけられるでしょう。
ゲーム体験エリアを120%楽しむコツ
最後に、体験エリアで後悔しないためのポイントをまとめます。
- 遊びたいゲームに優先順位をつける: 10コインですべてのゲームを網羅することはできないので、「これは絶対やりたい!」というものを家族で事前に話し合っておきましょう。特にお子さんの希望を最優先にすると満足度が高いです。好きなキャラクターや得意そうなジャンルのゲームから挑戦させてあげましょう。逆に小さい子には難しそうなもの(例:精密な照準が必要なザッパー系など)は後回しにし、大人のコインが余ったら挑戦するくらいでも良いです。
- コイン配分と再挑戦の計画: お気に入りのゲームは「おかわり」したくなるかもしれません。我が家では息子がウルトラマシンSPを相当気に入って2回プレイしました。リピートしたい分のコインも残しておくと、「もう一回やりたかったのにコインが足りない!」という事態を避けられます。子どもは勢いで全部のゲームに手を出してしまいがちなので、親がうまくナビゲートしてあげましょう。
- 待ち時間対策: 行列のあるゲームに並ぶときは、子どもの機嫌と体力に配慮しましょう。並んでいる間にゲーム内容の話をしたり、「次はあれで遊ぼうか」と作戦会議したりして、退屈しないよう声かけすると良いです。小腹が空いてぐずりそうな場合は、列に並ぶ前に持参した幼児用おやつでエネルギー補給しておくのも◎(※持ち込みはベビーフードやアレルギー対応食、幼児用のおやつ程度に限られます)。抱っこで待つ場面もあるかもしれませんので、親も体力温存を意識しましょう。
- 小さい子が遊べるかスタッフに相談: 公式にも「未就学児でも保護者サポートがあれば体験可能。ただし身長が低いと十分操作できない場合あり」と案内があります。例えば踏み台が必要な場合や、2人同時プレイ機を子ども1人で使いたい時など、困ったらその場のスタッフさんに相談してみてください。安全に配慮しつつ、できるだけ子どもが体験できるよう手助けしてくれます。
- 写真・動画撮影を活用する: 1階では撮影OKなので、ゲームに挑戦するお子さんの姿をぜひ写真や動画に収めましょう。笑顔でコントローラーを握る姿や、成功して飛び跳ねて喜ぶ瞬間など、素敵な思い出になります。また、一部の体験ゲームでは自動撮影サービスもあります。ゲームプレイ中のハイライトを機械が撮影し、後から専用サイトでダウンロードできる仕組みです(利用したい場合はゲーム前に入館証のQRコードをスキャン登録する必要あり)。こうしたサービスもうまく活用して、家族の思い出を残してくださいね。
体験エリアを遊び終えて出口に向かう通路には、ちょっとした演出があります。現在のNintendo Switchから始まり、Wii、64、スーパーファミコン、ファミコン…と逆年代順に歴代ハードのパネル展示が並び、最後は創業当初の花札の大きな収納棚と「任天」と書かれた額看板で締めくくられています。これは任天堂がかつて使っていた看板とのことで、まさにすべての歴史を体感し終えたフィナーレにふさわしい演出です。ゲームで遊んだ興奮冷めやらぬ子ども達も、この通路を通れば自然と「楽しかったね!」と振り返りモードになるでしょう。
体験ワークショップ「花札づくり」に参加してみよう(希望者向け)
通常の展示・ゲーム体験に加えて、時間が合えばぜひ挑戦したいのが**有料ワークショップ「ちょっと、花札をつくろう」**です。こちらは任天堂の原点である花札を実際に作ってみる体験ができる教室型プログラムで、館内別館の2階に専用スペースがあります。参加は当日受付制(定員あり・先着順)で、入館後すぐ1階インフォメーションカウンターで申し込む必要があります。定員に達すると締め切りになる可能性があるため、ワークショップ希望の方は入館したらまず受付で予約しておきましょう。
内容: 花札の12か月分の絵柄のうち好きな1か月を選び、その月に対応する4枚の花札カードを実際に作成します。例えば「1月(松に鶴)」を選べば、その絵柄の4枚札を自分で印刷・仕上げして持ち帰ることができます。作業机には刷毛やインク、型など専用の道具がずらりと用意され、本格的な札作り体験ができます。スタッフが手順を教えてくれるので、工作が好きな小学生くらいなら自分でどんどん進められるでしょう。未就学児の場合は保護者の方が一緒にやってあげればOKです。インクで汚れてもいいようにエプロン等が貸与されます。
所要時間と雰囲気: ワークショップの所要時間は約30~40分です。開始時間になると一斉に作業スタートし、みんな黙々と札を刷ったり色付けしたりします。作業中、教室内にはマリオやゼルダ、どうぶつの森など任天堂ゲームのBGMがBGMとして流れていて、曲が変わるたびに「これ何の曲だっけ?」と参加者同士でちょっと盛り上がったりもしました。親子で協力して作るも良し、家族それぞれ別の月を選んで出来上がりを見せ合うも良し、世界に一つだけの任天堂お土産が作れる貴重な機会です。
料金: ワークショップ参加は入館料とは別料金です(目安として数百円~千円程度、詳細は当日案内)。支払いはその場で電子マネーや現金が使えます。完成した花札は乾かして簡易なパッケージに入れて持ち帰れますので、旅の思い出になりますよ。なお、小さなお子さんは飽きてしまう可能性もあるので、兄弟で参加する場合は下のお子さんの様子にもご注意ください(難しい工程はスタッフがサポートしてくれます)。
ワークショップは必須ではありませんが、時間に余裕があり任天堂のものづくり体験にも興味があるファミリーにはとてもおすすめです。子どもにとっては「花札って何?」と新鮮でしょうし、大人にとっても任天堂のルーツを再確認できる有意義なプログラムです。
ミュージアムショップ「ボーナスステージ」徹底紹介:限定グッズとお土産選び
ニンテンドーミュージアムの楽しみの一つが、館内限定グッズが手に入るミュージアムショップです。その名も「ボーナスステージ」!ゲームでいうボーナス面のようなワクワク感を味わえるショップで、入口ではスタッフさんが「ようこそボーナスステージへ!」と声をかけて迎えてくれます。ショップは1階ロビーに併設されており、入館者のみ利用可能です(※ショップだけの利用で入館することはできません)。展示見学・ゲーム体験の最後に立ち寄るのが一般的ですが、混雑状況によっては入館後すぐにショップに行って購入することも可能です。一部人気商品は売り切れや購入制限が発生することもあるため、どうしても欲しいものがある場合は早めにチェックする方が良いでしょう。
限定グッズのラインナップ: ボーナスステージでは任天堂公式の各種グッズに加え、ニンテンドーミュージアム限定の商品が販売されています。例えば以下のようなアイテムがあります。
- 歴代ハードロゴ入りマグカップ・Tシャツ: ファミコンやスーパーファミコン、NINTENDO64、ゲームキューブ、Wiiなど歴代ゲーム機のロゴデザインがあしらわれたマグカップやTシャツ。懐かしいロゴにファン心がくすぐられます。家族でお揃いのハードTシャツを着て写真を撮るのも楽しそうですね。
- ミュージアムロゴグッズ: 館のロゴマークが入った文房具や雑貨も人気です。例えばミュージアム限定デザインのペンケースやノート、クリアファイルなどは手軽なお土産にぴったり。また、ミュージアム名入りのTシャツやトートバッグもあり、「行ってきた記念」を形に残せます。
- ビッグコントローラークッション: 中でもひときわ目を引くのが、先ほど体験ゲームでも登場した巨大コントローラー型クッションです!ファミコン、スーパーファミコン、ニンテンドウ64、Wiiの4種のコントローラーをそれぞれモチーフにした大判クッションで、抱き枕のようなサイズ感。触り心地はベルベット調で高級感があり、ボタン部分の文字も刺繍で再現されています。お値段は各11,000円(税込)と少々お高め(64コントローラーのみ形状が複雑なため13,200円)ですが、ファンにはたまらない逸品です。1人1点までの購入制限がある人気商品で、午後には品薄になる日もあるようなので、欲しい方は早めに手に取りましょう。ちなみに大きいですが軽いため、そのまま持って館内を回っても負担にはなりません。実際に購入された方は、誇らしげにクッションを抱えて展示を見ていましたよ。
- 小皿セット&ハンカチ: 任天堂ゲームのドット絵やキャラクターがデザインされた豆皿(小皿)のセットや、それとお揃い柄のハンカチも販売されています。例えばスーパーマリオのコインやキノコ、ゼルダのトライフォース、どうぶつの森の葉っぱアイコンなど、ファンシーな絵柄が食器やハンカチになっていて、キッチン用品として普段使いできそうです。こちらは特にママ世代に人気で、「ゲームグッズだけどオシャレ!」と好評でした。
- キャラクター雑貨・玩具: この他にもマリオやカービィ、ポケモンなど任天堂キャラクターのぬいぐるみ、キーホルダー、フィギュアといった定番グッズも一通り揃います。ただしショップ限定品ではない一般商品もあるため、「ここでしか買えないもの」を狙うなら限定マークが付いたアイテムがおすすめです。例えばミュージアム限定デザインのピンズやガチャガチャ景品風キーホルダーなど、小物類もチェックしてみてください。中にはブラインドパッケージ(開けるまで中身のキャラが分からない)のコレクションキーホルダーもあり、ランダム要素が楽しいですが人気ですぐ売り切れることもあるそうです。
ショップ利用のポイント: 子どもと一緒にショップに入ると、どうしても「あれ買って!これ欲しい!」となりがちですよね。ニンテンドーミュージアムのグッズは魅力的なものが多い分、価格もやや高めの設定です。例えばTシャツは数千円、雑貨も1,000円超えのものが多く、複数買うとすぐ大台に…。ですので、事前に予算と買うものの目星を付けておくと良いでしょう。公式サイトやSNSでグッズ情報が公開されているので、「今日は○○だけね」と子どもと約束してから行くのも手です。我が家では案の定、子どもがおねだり攻撃を発動しましたが、交渉の末なんとか何も買わずに退出しました(親的には限定品に心惹かれたものの、お財布事情と照らして涙をのんだ次第です…)。子連れだと冷静な判断が難しいので、パパママ間で役割を決め、「パパは予算管理役、ママは子どもをなだめる役」と連携プレーで乗り切りましょう。
一方で、遠方から来て「次いつ来られるか分からないし…」という場合は、思い切って記念に一点買ってしまうのも良いと思います。特にミュージアム限定品はここでしか手に入りません。思い出としてカタチに残るものがあると、帰宅後もミュージアムでの体験を振り返って楽しめますよね。キーホルダー1つでも子どもにとっては宝物になりますし、家族写真を挟めるマグネットフレームなんかも売っているので、家に帰って写真をプリントして飾れば最高の旅行記念になるでしょう。
支払い方法: ショップ(およびカフェ)では現金のほか、クレジットカード、交通系IC、主要なQRコード決済など各種キャッシュレス決済が利用可能です。レジで戸惑わないよう、お会計時はスムーズに。なお、商品によっては購入個数制限があります。先述のクッションや一部グッズはお一人様○点までと決まっていますので、欲張り過ぎに注意です。また、品切れ情報も随時店内に掲示されています。お目当てが売り切れていたら潔く諦めるか、スタッフに再入荷予定を聞いてみると良いでしょう。
混雑状況: ショップ内はそれほど広くないため、入店制限がかかる場合もあります。特に土日や大型連休はレジに列ができることも。展示エリアが混雑している時間帯は、逆にショップが空いているケースもあります。余裕があるなら午後早めか夕方頃にショップを覗いておき、買うものを決めておいて退出前に購入するのも一つの方法です。
買い物を終えたら、ショップの外にある袋詰め用の台で荷物を整理しましょう。必要であればロッカーに預け直して身軽に帰路につくこともできます(閉館までに取り出しを忘れずに!)。以上がボーナスステージでのグッズ購入ガイドです。財布と相談しつつ、ここでしか手に入らない任天堂グッズをゲットしてくださいね。
カフェ「ハテナバーガー」でひと休み:オリジナルメニューも魅力
館内で遊び疲れたら、本館隣の別館1階にある**カフェ「ハテナバーガー」**で休憩しましょう。ミュージアム利用者専用のカフェで、任天堂の世界観を取り入れたオリジナルフードやドリンクが楽しめます。名前の通り「?」ブロックがテーマになっており、内装の随所にマリオのステージを彷彿とさせるデザインが施されています(※ただし過度なキャラクター装飾ではなく、一見シンプルで落ち着いた雰囲気です)。小さなお子さん連れでも入りやすいカジュアルなカフェですよ。
注文方法: カフェ入口で案内スタッフから席用のQRコードを受け取ります。空いている席を自分で確保し、テーブルにあるスタンドにQRコードをセットしましょう。注文は各自のスマートフォンから専用サイトにアクセスして行います(QRコードを読み込むとメニュー画面に飛びます)。メニューを選んでスマホ上で注文確定すると、席まで料理を持ってきてくれる仕組みです。完全キャッシュレスのセルフオーダー制なので、スマホ操作が不慣れな方は事前にスタッフに聞いておくと安心です(Free Wi-Fiも提供されているので通信環境も心配不要です)。子連れの場合、親が代表してまとめて注文するとスムーズでしょう。
主なメニュー: 看板メニューはなんといってもオリジナルハンバーガー!自分好みの具材を組み合わせて作るカスタムバーガーで、その組み合わせパターンは27万通り以上とも言われています。バンズやパティ、チーズ・野菜・ソースなどを選んでオーダーでき、オリジナルの「マイバーガー」が作れます。迷った場合は既成の基本メニューもあり、例えば「ワサビバーガー」「シンプルバーガー」「チーズバーガー」などが用意されています。ワサビバーガーは京都らしく和のテイストですが、辛みはマイルドで小学生でも美味しいと言って食べていました。シンプルバーガーやチーズバーガーはキッズ向けにピッタリです。添えられるポテトもほくほくで、遊び回ってお腹が空いた子ども達も大満足でした。
ハンバーガー以外にも軽食メニューが多少あり、日によって変わるスペシャルドリンクやスイーツも見逃せません。例えば宇治ならではの「グリーンティーフロート」(抹茶ソーダにアイスクリームを浮かべたもの)や、かわいらしい色合いの「ピーチ&チーズドリンク」(桃風味とチーズクリームのデザートドリンク)などが提供されていました。子どもには定番のメロンソーダにアイスを乗せたクリームソーダが人気で、「ポップメロンソーダ」というメニュー名でした。季節によって新メニューが登場する可能性もあります。訪れた時期のおすすめをぜひ試してみてください。ドリンクはテイクアウトカップで提供されるので、飲み残しても持ち歩けて便利でした。
店内の楽しみポイント: ハテナバーガーのインテリアにも遊び心が光ります。入口の待合スペースには、なんと任天堂の漢字ロゴが刻まれた昔の木箱(通い箱)がテーブル代わりに使われていました。任天堂が花札やカードを運ぶ際に使っていたという木箱で、ファンには感激のアイテムです。また店内壁には、『どうぶつの森』シリーズでコンプリートすると入手できる「がくいりポスター」がずらりと額装されて飾られていました。魚・虫・化石・美術品のコンプリート特典ポスターが現実に再現されているなんて、ゲームファンならニヤリとする演出です。他にも、ゼルダの伝説のコミック版作者・姫川明先生による描き下ろしイラストのステンドグラス風パネルが設置されていたり、店内照明の色調がマリオの地下ステージっぽかったりと、さりげなくゲームの世界観を感じられる空間になっています。
利用時の注意: カフェ利用も事前予約制ではありませんが、席数に限りがあります。ランチタイムは混雑することがあるので、時間をずらすか、展示観覧の合間に早めの軽食を取るのも手です。なお、飲食物の持ち込みは基本禁止ですが、離乳食やアレルギー対応食、幼児のおやつ程度は持ち込み可となっています(ゴミは各自持ち帰り)。小さな子が急にお腹が空いたとき用に、おせんべいやボーロなど簡単なおやつを持参しておくと安心です。カフェでの食事中、ベビーカーはテーブル横に置けるスペースもありますが、混雑時は折りたたんで足元に置く方が良いかもしれません。
メニューはファストフード中心なので、小学生くらいの子ならしっかり食べられる量です。未就学児で量が多い場合は、保護者と取り分けるかポテトを分け合うなどするとちょうど良いでしょう。食後にはカフェ近くの中庭で少し体を動かしてリフレッシュするのもおすすめです(中庭については次のフォトスポット紹介で触れます)。しっかり休憩してエネルギーを補充したら、また元気に館内を回れますね。
敷地内&館内のフォトスポット:ここでしか撮れない写真を撮りまくろう
ニンテンドーミュージアムは、フォトジェニックなスポットの宝庫でもあります!館内外の至るところに写真映えする仕掛けがあるので、ぜひカメラ(スマホ)を手に家族の思い出を残しましょう。いくつかの絶好のフォトスポットを紹介します。
- マリオの土管&ハテナブロック(中庭): 入場ゲートを抜けると開放的な中庭エリアに出ます。そこに早速目に飛び込んでくるのが、大きな緑色の土管と「?」ブロックのオブジェです!スーパーマリオシリーズでお馴染みのアイテムが再現されており、思わず「ヤッホー!」とマリオのように飛び込みたくなります。この土管&ブロックの前で記念撮影するのが定番中の定番。オブジェの周りには常にスタッフさんがいて、家族写真を撮ってくれます(カメラを渡せば快くシャッターを押してくれますよ)。比較的回転が早いのでそれほど行列にもなりませんが、人気スポットゆえ人が絶えないので譲り合って撮影しましょう。注意: 小さなお子さんは土管によじ登りたがるかもしれませんが、危ないので乗らないように!実際に子どもが土管上に立ってしまい、スタッフさんに「降りてね~」と優しく注意されている場面もありました。
- マリオのゴールポール(屋外): 中庭を散策していると、ふと旗竿にぶら下がるマリオのフィギュアがあるのを発見できます。これはマリオがステージクリア時に掴むゴールポールを模したフォトスポットです。頭上高くにマリオが旗とともに掲げられており、一緒に写真に収めるとゲームのワンシーンのようでユニークです。つい見逃しがちなので、お庭を探検するように周囲を見渡してみてください。
- ピカチュウの「ポケふた」(敷地内マンホール): 敷地内の地面にも注目!なんとポケモンのマンホール蓋、通称「ポケふた」が設置されています。宇治市にちなみ、デザインは人気ポケモンのピカチュウと特産のお茶を組み合わせた可愛いイラストです。ポケふたの横には初代ポケモンが発売されたゲームボーイの形をした案内板もあり、親子で「ここにあった!」と探し当てる楽しみがあります。ポケモン好きのお子さんは是非一緒に記念撮影を。地面にあるので寝転んでピースするのもアリですが、周囲に人がいる時は邪魔にならないようさっと撮りましょう。
- カービィ自販機(屋外): 中庭の片隅には、ひときわ目立つピンク色の自動販売機があります。これは『星のカービィ』最新作に登場する「ほおばり変形自販機」を模した特別デザインの飲み物自販機です。一見するとカービィが自販機を丸呑みしたようなユーモラスな見た目で、カービィファンでなくても写真を撮りたくなりますよ。実際に飲み物も買えるので、撮影ついでに喉を潤しても◎。細部まで凝っており、よく見ると側面にゲーム内のエフェクトが描かれていたりします。
- ゲームボーイ型の傘立て(エントランス): 入口付近にある傘立てにも遊び心が。上から見るとまるで初代ゲームボーイ本体のようなデザインになっているんです!グレーの四角い筐体に十字ボタンや画面の絵が描かれていて、気づいた人から「おおっ!」と歓声が上がります。残念ながら鍵部分まではゲームボーイではないですが、それでも十分ニヤリとできる仕掛けです。傘を預ける際はぜひ上部を見てみてください。雨の日限定の小ネタですが、写真に収めれば自慢できるかも。
- 館内キャラクターフィギュア(各所): 先述の2階入口のキノピオたち以外にも、館内には所々にキャラクターの人形や模型があります。例えば1階ゲームエリアの一角にはカラフルなヨッシーのフィギュア(模型)がいたり、歴代ハード展示の途中にマリオやリンクの等身大パネルがあったりします。展示エリアでは撮影NGのものもありますが、撮影可マークが付いているキャラクター模型は遠慮なくカメラを向けましょう。一緒に写るもよし、アップで撮っても可愛いです。
- 屋上のドンキーコング?(駐車場): 実は敷地内バス駐車場の片隅に、大きなドンキーコングのイラスト看板があります。なぜ駐車場に…?と思いますが、遠くからでも目立つよう設置されたようです。送迎バスなどを利用する場合はぜひチェックしてみてください(一般来館者は車利用できないので、見る機会は少ないかもしれません)。
このように、ミュージアム内外は写真映えスポットだらけです。スタッフが常駐しているフォトスポット(例:中庭の土管や館内キノピオ)は遠慮なくお願いして家族全員の写真を撮ってもらいましょう。どのスタッフさんも撮影に慣れており、素敵な構図で撮ってくれますよ。また、館内には警備スタッフも多く、安全面に目を光らせてくれているので子どもがちょっと走り回ってもすぐ声掛けしてくれます(もちろん走らないのが一番ですが…)。家族みんなでかわいい仕掛けを探しながら写真を撮りまくるのも、ニンテンドーミュージアムの楽しみ方の一つです。
子連れで訪れる際の注意点・ポイントまとめ
最後に、子ども連れのファミリーがニンテンドーミュージアムをより楽しむための実用情報をまとめておきます。小さなお子さんを連れて行く際に気を付けたい点や、知っておくと便利なポイントをチェックしましょう。
- 所要時間・滞在目安: 家族でゆっくり回る場合、滞在時間はおよそ3時間前後が目安です。展示エリアに約1時間、体験ゲームに1~2時間、加えてカフェでの休憩やショップでの買い物時間を考えると、トータルで3~4時間程度を見ておくと良いでしょう。子どもの年齢や興味によっても異なりますが、最低でも2時間は欲しいところです。それ以下だと駆け足になってしまい、十分楽しみきれないかもしれません。逆にじっくり遊んでいたら「あっという間に閉館時間直前だった!」というケースもあります。特に未就学児連れの場合、途中でお昼寝やグズりもあり得ますので、時間には余裕をもって計画してください。例えば午前の回で入館してお昼を挟みつつ午後前半に見終える、というプランだと子どもの生活リズムに合いやすいです。
- 子どもの体調・機嫌管理: 館内は基本的に立ちっぱなし・歩きっぱなしになります。小さい子は疲れやすいので、こまめに座って休憩しましょう。展示エリアで抱っこし続けて腰痛…なんてことにならないよう、ベビーカーや抱っこ紐も適宜活用してください。お昼寝時間が決まっている乳幼児は、その前後を避けた予約時間を選ぶのもポイントです(例:お昼寝後の午後~夕方に行くなど)。また、館内は音や光の刺激が多く興奮しやすい環境です。興奮しすぎてテンションが上がりすぎたり、逆に疲れてぐずったりしたら、一旦静かな場所(トイレの手前やエントランスロビーなど)でクールダウンすると良いでしょう。
- 食事・水分補給: 前述の通り、飲食物の持ち込みは基本不可です。ただしペットボトルや水筒のソフトドリンクは持参OKなので、水分は十分用意してください(館内にも自販機があります)。アルコール類は不可です。食事は館内カフェで取るか、予約時間帯によっては来館前後に済ませるよう調整しましょう。子ども用におにぎりなどを持参して途中で…というのは原則NGなので注意です(持ち込みできるのは乳幼児の離乳食程度)。カフェメニューにはキッズメニューこそありませんが、ハンバーガー等をシェアすれば十分対応できます。子どもが空腹で不機嫌にならないよう、早め早めの補食・食事を心がけると安心です。
- トイレ・おむつ替え: 館内には多機能トイレが4か所あり、おむつ替えシートはそこで利用できます。また授乳室が2か所(本館1階と別館1階)ありますので、授乳中の赤ちゃん連れでも落ち着いてケア可能です。授乳室にはおむつ交換台やゴミ箱、授乳椅子にミルク用のお湯まで完備されています。男性も入室OKなので、パパがおむつ替えすることもできます。お子さんのトイレはなるべくゲーム体験前に済ませておくと安心です(特に並んでいる途中で「トイレ!」となると困りますので…)。トイレの場所はマップで事前に確認しておきましょう。
- 安全対策: 入場時のセキュリティチェックに始まり、館内には多くのスタッフが配置されています。子どもから目を離さないことは大前提ですが、万一迷子になってもスタッフにすぐ声をかければ館内放送などで対応してくれます。来館前にお子さんと「はぐれたら近くのスタッフにお話ししてね」と約束しておくと良いでしょう。また、展示物には触れない、走らない、階段では手をつなぐ等、館内マナーと安全ルールは最初に子どもに優しく言い聞かせてあげましょう。小学生くらいでも興奮すると走り出してしまう子もいますので、都度声掛けしてあげてください。スタッフさんも決して頭ごなしに叱ったりしませんので、困った時は協力を仰ぎましょう。
- その他便利情報: 館内ではFree Wi-Fiが提供されています(60分ごとに再接続が必要)。写真をその場でSNSにアップしたり、カフェ注文時に通信が不安定な場合などに使えます。また、忘れ物には十分注意しましょう。特に小さなお子さん連れだと、つい荷物や購入グッズを置き忘れがちです。ロッカーに預けた荷物も退出前に忘れず回収してくださいね。出口に近いロッカールームには両替機もあり、ゲーム用のコインと紛らわしいですがこちらは荷物用100円硬貨の両替機ですのでお間違いなく。
- 再入場不可&チケット確認: ミュージアムは一度出ると再入館はできません。例えばお昼を外で食べてまた戻る、といったことはできないので注意してください。チケット時間内であれば館内に滞在可能ですが、閉館時間には一斉退出となります。また、体験エリアなどでスタッフから入館証の提示やチケット確認を求められる場面があります(ワークショップ受付など)。入館証カードとスマホ上のチケット画面は常に持ち歩き、すぐ出せるようにしておきましょう。
以上、子連れ来館にあたっての留意点を挙げましたが、一番大切なのは家族全員が無理せず楽しむことです。大人はつい「せっかく来たから全部見なきゃ!」と頑張りがちですが、子どものペースに合わせて柔軟に動くのが結果的に満足度アップにつながります。「またいつか来ればいいや」くらいの余裕を持って、一つ一つの体験を親子で噛みしめてくださいね。
周辺のおすすめスポット:旅行プランに組み合わせよう
ニンテンドーミュージアムを目的に京都・宇治を訪れるなら、周辺の観光スポットもぜひ一緒に楽しみましょう。特に遠方からのファミリー旅行の場合、ミュージアムだけでなく近隣の見どころを組み合わせると充実した旅程になります。以下に子連れ家族におすすめのスポットをいくつか紹介します。
- 宇治の歴史スポット(平等院鳳凰堂など): ミュージアムのある宇治市は、世界遺産平等院鳳凰堂や宇治上神社など歴史的名所を擁する街です。ミュージアム最寄の小倉駅から宇治駅方面へは少し距離がありますが、京阪バスの路線(#64系統)を利用すればミュージアム⇔宇治駅周辺を巡回しており便利です。平等院は10円玉のデザインで有名なお寺で、庭園散策など大人は楽しめますが、小さい子には少し渋いかもしれません。ただ境内の池にいる鳳凰像や鯉、美しい建築など、短時間でサッと見学すれば子どもも退屈せずにすみます。宇治と言えばお茶(抹茶)スイーツも外せません。宇治橋周辺には「中村藤吉本店」や「伊藤久右衛門」といった老舗の茶房があり、抹茶パフェやほうじ茶ゼリーなど甘味が楽しめます。ミュージアムで疲れたら、宇治茶カフェでひと休みするのも良いでしょう。ただし人気店は行列必至なので、お子さんと相談して無理のない範囲で。
- Nintendo KYOTO(任天堂オフィシャルストア京都): 任天堂ファンのご家族なら、京都市内中心部にある公式ショップ**「Nintendo KYOTO」もぜひ訪れてみてください。2023年にオープンした任天堂直営ストアで、東京・大阪に続く国内3店舗目として京都高島屋ショッピングセンター内にあります。店内ではNintendo Switchのソフト・グッズ販売のほか、京都店舗限定の商品も扱っています。お店の外観からして見どころ満載で、高島屋1階入口では土管から顔を出す大きなマリオ像**がお出迎えしてくれます。さらに屋上庭園にはマリオのゴールポール(旗)やブロック、POWブロックなどの巨大オブジェが設置されており、フォトスポットが充実しています。他の都市の任天堂ストアと比べ、和風の市松模様を基調にしたデザインで京都らしさを感じられるのも特徴です。ミュージアムで任天堂熱が高まったら、京都市内のこちらのストアにも足を運び、最後にもうひと盛り上がり…なんていうのも楽しいですよ(ただし混雑時は入店整理券が必要になる場合があります)。
- ポケモンセンターキョウト: ポケモン好きのお子さんには、京都駅前にあるポケモンセンター京都もおすすめです。ピカチュウや伝説のポケモン・ホウオウの像が飾られ、京都限定の和風ポケモングッズなども手に入ります。ミュージアム敷地内のポケふたでピカチュウに出会った後は、本物(?)のポケモンショップでさらに盛り上がりましょう。店内にはポケモンゲームの試遊台やカードゲームコーナーもあり、子どもは時間を忘れてしまうかも。新幹線利用の方は京都駅からも近いので、帰り際に立ち寄るプランが立てやすいです。
- 京都鉄道博物館&京都水族館(梅小路エリア): もし京都にもう一日滞在できるなら、京都鉄道博物館や京都水族館もファミリーに大人気のスポットです。特に鉄道博物館は実物のSL機関車から新幹線まで展示され、運転シミュレータやミニ電車乗車体験など、こちらもインタラクティブな施設です。男の子はもちろん女の子も楽しめる内容で、走り回れる広い館内は子どもにとって天国でしょう。隣接する京都水族館では愛らしいオオサンショウウオやイルカショーも見られ、動物好きの子にぴったり。両施設は京都駅からバスや電車で10分程度の梅小路公園エリアにあります。任天堂のゲームで遊んだ翌日は、乗り物や生き物の世界を満喫するのもメリハリがあって良いですね。
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「スーパー・ニンテンドー・ワールド」: 大阪のUSJ内にあるマリオのテーマエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」も、日程と体力に余裕があれば究極の聖地巡礼スポットです。マリオカートのライドアトラクションやヨッシーの冒険ツアーなど、任天堂のゲームの世界をリアルに再現したテーマパークは圧巻の一言。ただしUSJは一日がかりの大規模レジャーになるため、ミュージアムと同じ日に回るのは困難です。関西旅行の中で別日程で組み込むのがおすすめです。「ミュージアムで任天堂の歴史に触れ、USJでゲームの世界に飛び込む」という夢のような体験を計画してみてはいかがでしょうか。
これら周辺スポットとニンテンドーミュージアムを組み合わせれば、子どもにとって思い出深い旅になること間違いなしです。宇治界隈は子ども向けスポットが他に少ないですが、少しエリアを広げれば京都市街や大阪まで足を延ばせます。ご家族の興味や日程に合わせて、無理のない範囲でプランニングしてみましょう。
まとめ:家族みんなでニンテンドーミュージアムを満喫しよう!
ニンテンドーミュージアムは、任天堂が好きな人はもちろん、ゲームに詳しくない家族でも笑顔になれる魅力が詰まった体験型博物館です。実際に訪れた多くのファミリーが「期待以上に楽しめた!」「子連れでも大満足!」と口を揃えています。展示を通じて親は懐かしい記憶に浸り、子どもは新鮮な驚きを得て、体験ゲームでは一緒に盛り上がり、最後はお土産と写真で思い出を持ち帰る…まさに親子三世代で共有できるエンターテインメント空間と言えるでしょう。
館内はスタッフのサポートが行き届いており、バリアフリー設備や子連れ配慮も万全なので、小さなお子さん連れでも安心して訪れることができます。ポイントさえ押さえれば混雑日でも快適に過ごせますし、逆にちょっとした工夫で何倍も楽しさがアップします。本記事でご紹介した見どころや回り方のコツ、注意点を参考に、ぜひ素敵なファミリータイムをお過ごしください。
最後に、ニンテンドーミュージアムは季節や天候に左右されず通年楽しめるスポットですが、夏休みや冬休み期間は予約競争も激しくなります。計画はお早めに!抽選に申し込む際は家族皆さんで運を祈りましょう。当選した際には、お子さんと一緒に「入館証のデザインはどっちにする?」など事前準備から楽しむと、当日へのワクワクが高まりますよ。
子どもにとってはゲームの世界が現実に飛び出してきたような体験、大人にとっては子ども時代にタイムスリップしたような懐かしさ──そんな不思議な感覚を味わえるニンテンドーミュージアム。親子で手を取り合って館内を巡れば、笑顔と驚きがいっぱいの充実した一日になるはずです。ぜひ家族みんなでニンテンドーミュージアムを満喫し、素敵な思い出を作ってくださいね!
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