一生に一度は行きたい!オランダのお薦め観光スポット22選

オランダ観光
出所:https://www.insider.com/the-netherlands-holland-difference-official-name-2020-1

欧州ベネルクス3国の一つオランダは、チューリップや風車が有名なのどかな観光国で、日本の九州とほぼ同じ面積で、どの観光地にも2時間以内で移動できる便利な小国です。国土の4分の1が海面下に位置し、「低地の国」という意味のNederland/ネーデルラントが正式国名に充てられており、国中に張り巡られた運河の景色もオランダならではの観光名所です。ゴッホやレンブラントなどの巨匠を生み出した芸術の国でもあり、東方貿易で栄えた黄金期など、新旧の歴史や文化が息づく絵画のような美しいオランダで、是非訪れたいお薦めの観光スポットをご紹介してまいります。




1.アムステルダム

アムステルダム
出所:https://www.lefigaro.fr/voyages/48-heures-a-amsterdam-du-classique-jordaan-au-tres-en-vogue-quartier-de-pijp-20191107

アムステルダムの起源は13世紀に漁村として始まり、川をダムで堰き止めたことに由来して命名されました。14世紀に置かれたハンザ同盟によりバルト海の貿易の中心地として発展し、17世紀は東方貿易の独占権を持つ東インド会社の設立で黄金期を築き、世界の金融の中心地でもありました。

伝統的に移民を歓迎する町で、思想・言論の自由が早くから保証され、ヨーロッパ各国から多くの文化人が移住し、現在は170国以上異なる国籍の人が住む、コスモポリタンな街となっています。

中央駅から扇形に広がった旧市街に流れる運河は、合計165本、全長100kmに及び、架けられた橋は1200以上と、まさにオランダのベニスと呼ぶにふさわしく、その美しい町並みは2010年に世界遺産に登録されています。

【基本情報】
アクセス:
スキポール空港から市内へ
  空港バス(397番):所要時間/30~40分、料金/6€
  国鉄:所要時間/13~17分、料金/4.3€
  タクシー:所要時間/20分、料金/50€
公式サイト:https://www.amsterdam.nl/en/

2.中央駅/アムステルダム

中央駅/アムステルダム
出所:https://theculturetrip.com/europe/the-netherlands/articles/a-brief-history-of-amsterdams-centraal-station/

アムステルダムと各都市を結ぶ主要駅で、1889年オランダ人建築家ピエール・カイパースによって設計されました。建設は人工島を作ることから始まり、その上に8687本の木杭を基礎として建てられています。国立美術館を設計したカイパースらしく、ゴシックとルネッサンスを融合した繊細な建築様式で、駅舎東側には貴賓席と車寄せが設けられ見学も可能です。

貴賓席の隣には、19世紀にカイパースが設計した一等車の待合室を改装したレストランがあり、豪華な内装に包まれて、お手頃価格でお食事が楽しめます。この駅は日本の東京駅のモデルとも言われ、2006年には両駅が姉妹駅となっています。中央駅裏に5年に1度世界中から帆船が集まる壮大なお祭りもあるので、時期が合えば、併せてお楽しみ下さい。

【基本情報】
名称: Station Amsterdam Centraal/アムステルダム中央駅
住所: Stationsplein, 1012 AB Amsterdam
営業時間(ヴィジターセンター): 9:00-18:00
定休日: なし
入場料: 無料
公式サイト:http://www.amsterdam.info/central-station/

3.王宮/アムステルダム

王宮/アムステルダム
出所:https://nl.wikipedia.org/wiki/Paleis_op_de_Dam

旧市街地の中心にあるダム広場に、建築家ヤコブ・ファン・カンペンの設計で1648年に建築された王宮です。元々は市庁舎として建てられましたが、「ローマ帝国」になぞらえた豪壮な佇まいは、当時ヨーロッパ最大の市庁舎として「世界の8不思議」に数えられていました。1794年のフランス侵攻により、ホランド王国の国王となったルイ・ナポレオンの居城として、内装は豪華な装飾に改装されました。

ウィレム1世のオランダ帰還後、王宮は王室所有のものとなり、現在は主に王室行事などに使用されています。市庁舎としての機能は残り、税金庁・保険庁といった役所が入っていますが、ナポレオン時代に施された2000点の豪華な家具、タペストリー、シャンデリア他、大理石の床に世界地図が描かれた中央ホールは豪華絢爛で、かつての海運王国オランダを偲ばせます。

【基本情報】
名称: Koninklijk Paleis Amsterdam/王宮
住所: Nieuwezijds Voorburgwal 147, 1012RJ Amsterdam
アクセス: 中央駅から徒歩12分、トラム/1・2・4・5・9・16・24・25乗車→Dam下車
開館時間: 10:00-17:00
定休日: 不定
入場料: 大人/10€、 子供/9€
公式サイト:www.paleisamsterdam.nl




4.アムステルダム国立美術館/アムステルダム

アムステルダム国立美術館/アムステルダム
出所:https://www.arcadis.com/en/asia/what-we-do/our-projects/europe/netherlands/rijksmuseum-amsterdam/

17世紀の黄金期に活躍した、オランダを代表する巨匠レンブラントやフェルメール他、19世紀の天才画家ゴッホらの傑作を一挙に楽しめる、オランダ最大の美術館です。中央駅の設計者カイペルスによる建造物で、2013年には10年の歳月を経て改修工事を終えました。

館内にはオランダ画家を中心に、中世ルネッサンス期から20世紀まで5000点以上の作品が展示され、たっぷり美術鑑賞を楽しめます。見所はレンブラントの壮大な「夜警」、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」「手紙を読む青衣の女」や、フェルメール2点しか残さなかった風景画の一つ「デルフトの小路」他、ゴッホの「自画像」などがあります。

またバロック期フランドルの名匠ヴァン・ダイクの作品や、ルネッサンス期を代表するイタリア人画家フラ・アンジェリコの「聖母子」など、見逃せない所蔵品が数多く展示されています。

【基本情報】
名称: Rijksmuseum Amsterdam/アムステルダム国立美術館
住所: Museumplein/Museumstraat 1, 1071 CJ Amsterdam
アクセス: 中央駅 から/トラム2・5番乗車→RijksmuseumまたはHobbemasstraat下車
       トラム/6・7・10番乗車→Spieglegracht下車
開館時間: 9:00-17:00
定休日: なし
入場料: 大人/20€、18歳以下/無料
公式サイト:http://www.rijksmuseum.nl

5.ゴッホ博物館/アムステルダム

ゴッホ博物館/アムステルダム
出所:https://www.blinktravel.guide/amsterdam/van-gogh-museum

国立美術館から歩いてすぐのところにある、フィンセント・ファン・ゴッホの作品を中心とした美術館で、年間200万人が訪れる人気の観光スポットです。1973年に開館し、初期の代表作や、パリ、アルル時代の作品他、同時代のゴーギャン、ロートレック、ミレーらの作品や、ゴッホが収集していた日本の浮世絵など、約200点の油彩画、約500点の素描画他、約750点の書簡が展示されています。

20世紀の美術に多大な影響を及ぼした、19世紀ポスト印象派の天才画家ゴッホは、生前はほとんど評価されず生涯売れた絵はたった1点という悲劇の画家でした。有名な「ひまわり」は勿論、「馬鈴薯を食べる人々」「アーモンドの花咲く枝」なども展示されています。

ゴッホの作品は、世界で2番目にゴッホの作品を所蔵しているという、アムステルダム郊外のクレラーミュラー美術館でも楽しめます。アルル時代の有名な「アルルの跳ね橋」「夜のカフェテラス」はそちらの美術館に展示されています。

【基本情報】
名称: Van Gogh Museum/ゴッホ美術館
住所: Museumplein 6, 1071 DJ Amsterdam
アクセス: 中央駅 から/トラム2・5番乗車→Van Baerlestraat下車
開館時間: 日〜木 9時〜19時 金 9時〜22時 土 9時〜21時
定休日: なし
入場料: 大人17ユーロ
公式サイトURL:https://www.vangoghmuseum.nl/

6.アンネ・フランクの家/アムステルダム

アンネ・フランクの家/アムステルダム
出所:https://www.cntraveler.com/activities/amsterdam/anne-frank-house

世界的ベストセラーとなった「アンネの日記」が書かれた家を、当時の生活そのままに保存して一般公開している博物館です。1942年から2年間ナチスの迫害を逃れて、家族らと移住してきたアンネ・フランクが隠れ家として住んでいた家で、年間100万人が訪れています。

隠れ家に通じる本棚でカモフラージュした回転ドアや屋根裏部屋などそのまま残り、アンネや家族の言葉が家の随所に書き記されています。「未来を築くためには、過去を知らないといけない」というアンネの父の言葉と共に、平和を願うアンネのメッセージを深くかみしめることができる神聖な空間です。

【基本情報】
名称: Anne Frank House/アンネ・フランクの家
住所: Prinsengracht 267, 1016 GV Amsterdam
アクセス: 王宮から徒歩10分、トラム/13・14・17番乗車→Westermarkt下車
開館時間: 4~9月/9:00-22:00、11〜3月/9:00-19:00(土曜日/~21:00)
定休日: なし
入館料: 大人/9€
公式サイトURL:http://www.annefrank.nl

7.運河クルーズ/アムステルダム

運河クルーズ/アムステルダム
出所:https://www.getyourguide.jp/amsterdam-l36/amsterdam-stadtkanal-bootsfahrt-t8271/?utm_force=0

運河の町アムステルダムならではの楽しみ方の一つが運河クルーズです。地上とは違い水上から眺める17世紀の街並みを見ながら、童話の世界のような異次元トリップを満喫できます。中央駅周辺から、様々な運行会社がクルーズプランを提供しており、ほとんどが日本語など多言語で対応しているので、街の概要を知る上でもとても便利です。

所要時間はほぼ1時間で、途中下車して観光もできる「ホップ・オン・オフ」もオプションで選べます。近年はサービスも多様化し、ディナー、カクテル、チーズ&ワイン、パンケーキ、ピザなどなど、用途に合わせてロマンチックな特集グルメクルーズも提供されています。体力に自信がある方は、ペダルボートをレンタルして漕ぎ進むことも可能です。

【基本情報】
名称: Lovers Canal Cruises/ラヴァーズ運河クルーズ
住所: Prins Hendrikkade 25, Amsterdam
アクセス: アムステルダム中央駅 西側
運行時間: 夏期/9:00-22:00、冬期/9:30-21:30
定休日: なし
料金: 大人/17€、子供/11€
公式サイト:https://www.lovers.nl/




8.ハイネケン・エクスペリエンス/アムステルダム

ハイネケン・エクスペリエンス/アムステルダム
出所:https://xohotels.com/fr/heineken-2-2/

ハイネケンは甘みに特徴があり世界的に人気のあるオランダのビールで、1875年のパリの品評会では金賞を受賞しており、160年以上前から国際的に評価の高いビールです。「ハイネケン・エクスピリエンス」は、1863年創立のハイネケンのビール醸造工場が1988年に閉鎖した後、1991年に跡地を博物館としてリニューアルオープンした、体験型ミュージアムです。

館内には歴史や醸造工程などの展示の他、「The Brew You Ride」では、乗り物に乗って自分自身がビールになり、醸造工程に入っていくという疑似体験を満喫できます。試飲コーナーでは楽しい音楽をBGMに、パーティ気分で極上ビールを最低2杯は試飲できます。またビールを注ぐ体験ブースもあり、最後には無料ギフトももらえてお得感満載の博物館です。

土産コーナーでは、ハイネケンの公式グッズ他、自分の名前の刻印入りのグラスやラベル入りボトルを特注して購入できるので、旅の記念にいかがでしょう。

【基本情報】
名称: Heineken-Experience/ハイネケン・エクスペリエンス
住所:Stadhouderskade 78, 1072 AE, Amsterdam
アクセス: 中央駅からトラム/16・24番乗車→Stadhonuderskade下車
開館時間: 10:30-19:00
定休日: なし
入場料: 大人/18€、12~17歳/12.5€
公式サイト:https://www.heineken.com/Heineken-Experience/Heineken-Experience

9.キンデルダイク

キンデルダイク
出所:http://www.jadescapades.com/kinderdijk/

海抜マイナス2mというロッテルダム南東のキンデルダイクでは、13世紀から悩まされていた排水問題を解消するため、1740年代に干拓地の排水を目的として19基の風車が設置されました。この治水技術のお陰で酪農や園芸の産業が発展し、風車は製粉、製材、製油、染料の製造など、幅広い用途に使われてきました。

17世紀の東方貿易によるオランダの黄金時代を支えたのも、造船製材用の風車が貢献したと言われており、日本の咸臨丸が建造された場所としても知られています。現在も風車を管理しながら家屋に住民が生活しており、1997年には「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」として世界遺産に選ばれています。

【基本情報】
名称: The Mill Network at Kinderdijk-Elshout/キンデルダイク=エルスハウトの風車網
住所: Nederwaard 1 2961 AS Kinderdijk
アクセス: アムステルダム中央駅→Rotterdam Lombardijen駅下車
       →バス90番乗車→Molenkade下車
所要時間: 列車約75分+バス40分
開館時間: 夏期/9:30-17:30、冬期/11:00-16:00
定休日: 11〜3月上旬の平日
入場料: 大人/3.5€
公式サイト:https://www.kinderdijk.nl/

10.ザーンセ・スカンス

ザーンセ・スカンス
出所:https://en.wikivoyage.org/wiki/Zaanse_Schans

アムステルダムから北へ15km、電車で20分ほどの郊外にあるザーンセスカンス風車村は、17~18世紀の伝統的な緑色の壁の家屋が残り、「緑の町」と呼ばれる静かな村です。18世紀には600基以上の風車が密集し、製材、製紙、塗装、製油などに活躍し、世界初の工業地帯を形成していましたが、現在は4基のみが残存しています。

風車の内部には、見学できる造船所、白鑞工場、木靴工場、チーズ工場などがあり、各工場では現役の職人によるデモンストレーションも楽しめ、村全体がテーマパークのような趣です。風車で作られるチーズを使った料理を園内のレストランで食事したり、伝統的な木靴をお土産に買ったり、オランダ観光の際は是非立ち寄りたいスポットです。

【基本情報】
名称: Zaanse Schans/ザーンセ スカンス
住所: Schansend 1, 1509 AW Zaandam
アクセス: アムステルダム中央駅 から/ザーンセ・スカンス行きバス 391乗車→Zaanse Schans下車
       国鉄/Koog-Zaandijk駅下車→徒歩15分
開館時間: 4~9月/9:00-17:00、10~3月/10:00-17:00
定休日: なし
入場料: 大人/12€、子供/6€で
公式サイトURL:http://www.dezaanseschans.nl/

11.ユトレヒト

ユトレヒト
出所:https://www.flixbus.fr/bus/utrecht

アムステルダムから南に30km、電車で30分ほどの郊外に位置するユトレヒトは、国内最大の大学がある学生の町で活気があり、8世紀から宗教の中心として栄えた歴史を持つ古い町並みなど、運河の景色と共にお洒落な雰囲気をたたえています。

街のランドマークでもあるドム塔は高さ112mで、塔の上からはアムステルダムやロッテルダムまで見渡せます。毎週土曜日のカリヨンコンサートは、ロマンチックな鐘の音が中世の街並みに溶け合って印象的です。

ミッフィーやオルゴール博物館はこの町の必見ミュージアムですが、他にも中央博物館や国立美術館、19~20世紀の蒸気機関車など60種類以上展示している鉄道博物館など見所満載の博物館が多く林立しています。また世界遺産に登録されたシュローダー邸、聖マルティン大聖堂、運河沿いのカフェが建ち並ぶ散策道など、1日たっぷり観光を満喫できる街です。

【基本情報】
リスボンからの距離: 40km
アクセス: アムステルダム中央駅からIntercity(NijmegenかMaastricht行き)乗車
       →Utrecht Centraal Station下車
所要時間: 30分
運賃: 7.5€
公式サイト:https://www.visit-utrecht.com/

12.ミッフィー博物館/ユトレヒト

ミッフィー博物館/ユトレヒト
出所:https://seemoredutch.com/prodotto/utrecht-museums-full-of-history-and-culture/?lang=it

ユトレヒト生まれの画家ディック・ブルーナが生み出したうさぎのミッフィーは、日本でも大人気の絵本のキャラクターで、ユトレヒトを訪れたら是非お子様と一緒に見学したいのがミッフィー博物館です。2016年にオープンしたこの博物館は、子供のための博物館で、テーマが異なる10の部屋があり、ミッフィーと一緒にヴァーチャルな日常世界を体験できるようになっています。

ミッフィー関連の作品は正面にある中央博物館に展示されているので、大人の方はそちらを見学できます。1940年代以降の表紙のミッフィー関連のポスターやポストカードの展示、世界各国語に訳されたミッフィーの絵本など、大人から子供まで楽しめます。

ミッフィーには街中でも出会うことができます。通りの信号機がミッフィーの形をしていたり、ミッフィー像はあちこちにあり、ミッフィー広場まであり、家族連れで楽しめるミッフィー尽くしの街を演出しています。

名称: Nijntje museum/ミッフィーミュージアム
住所: Agnietenstraat 2, 3512 Utrecht
営業時間: 火~日曜日/10:00-17:00
定休日: 月曜日
入場料: 大人/8.5€
公式サイトURL:http://nijntjemuseum.nl

13.オルゴール博物館/ユトレヒト

オルゴール博物館/ユトレヒト
出所:https://www.flickr.com/photos/ludov/42766380835

中世に建てられたゴシック様式の教会を改装して建てられた博物館で、1956年のオルゴール博覧会を機に開館しました。館内には数世紀以上伝わる自動演奏機会のコレクションが所蔵されています。コレクションは専門家が全て定期的に調律しており、教会の鐘カリヨンから、1775年の置時計型の自動演奏楽器、1900年代ヴァイオリンとピアノによるオーケストリオンと呼ばれる自動演奏器まで、様々な音色を今でも楽しむことができます。

毎週水曜日はアトリエを公開し、楽器のメンテナンスを見学することもできます。45分間の無料見学ツアーもあり、ショー形式で映像と音楽、ライトアップされた展示作品が映し出され、思わず音楽に合わせて踊りたくなるメルヘンなステージが楽しめます。土産店ではコレクションの楽器が自動演奏したCDなども売られています。

【基本情報】
名称: Museum Speelklok/オルゴール・ミュージアム
住所: Steenweg 6, 3511 JP Utrecht
アクセス: ユトレヒト駅から徒歩10分
開館時間: 火~日曜日/10:00-17 :00
定休日: 月曜日
入館料: 大人/13€
公式サイト: www.museumspeelklok.nl




14.キューケンコフ公園

キューケンコフ公園
出所:https://ibis.accor.com/promotions-offers/hotels-activities/owm003077-001-keukenhof-2018.fr.shtml

アムステルダム郊外にあるキューケンコフ公園は、32ヘクタールの広大な公園に800種類のチューリップ他、700万本以上のヒヤシンス、水仙、蘭、薔薇、カーネーション、アイリス、百合など、沢山の花々が咲き誇り、「ヨーロッパの庭」と呼ばれる最大級のフラワーパークです。開花時期の3月~5月の2ヵ月の期間限定で開園していますが、毎年100ヵ国以上から100万人の観光客が訪れる人気の観光スポットです。

約400年前にオランダで始まった球根栽培で発展したこの土地で、1949年に開催された国際球根展示会を機に、この公園が開園しました。園内には4つのパビリオンがあり、色とりどりの花の絨毯が楽しめますが、チューリップの見頃は4月中旬から下旬と言われています。

【基本情報】
名称: Keukenhof/キューケンホフ公園
住所: Stationsweg 166, 2161 AM Lisse, The Netherlands
アクセス: スキポール空港から直通バス→キューケンホフ公園下車
所要時間: 40分
運賃: 入場料とセットで大人/24.5€
営業期間: 3月下旬〜5月下旬/8:00-19:30
定休日: 上記期間以外
入場料: 大人/19€、子供/8€
公式サイトURL:http://www.keukenhof.nl/en/

15.キューブハウス/ロッテルダム

キューブハウス/ロッテルダム
出所:https://origineelovernachten.nl/accommodatie/nederland/zuid-holland/rotterdam/kubuswoning/511

ヨーロッパ最大の港で海の玄関口と言われるロッテルダムは、第二次世界大戦でナチス・ドイツの空爆で伝統的な町並みはほとんど破壊されました。今では新奇な冒険的なデザインのビルが次々と登場し、建築デザインの宝庫と言われるほど、芸術家たちが注目する町となっています。

中でも町のシンボルとなっているのが、1880年代にオランダの建築家ピート・ブロムが設計した「キューブハウス」で、積み木のようなキューブ型の建築物が45度傾き、今にも倒れそうな奇抜な形が目を引くデザインです。住人もいますが、一部は見学用に一般公開され、ホテルになっている部分もあるので、宿泊して不思議な空間を体験してみてはいかがでしょう。

【基本情報】
名称: Kubuswoningen/キューブ・ハウス
住所: Overblaak 70, 3011MH Rotterdam
アクセス: ロッテルダム駅から電車(ドルトレヒト行き)→Blaak下車→徒歩3分
開館時間: 11:00-17:00
入場料: 大人/2.5€、子供/1.5€
公式サイト: https://rotterdam.info/locaties/kijk-kubus-1/

16.デン・ハーグ

デン・ハーグ
出所:https://www.skyscanner.fr/hotels-a/pays-bas/la-haye-hotels/mercure-hotel-den-haag-central/ht-47025814

アムステルダムの南西に位置するオランダ第3の都市デン・ハーグは、国会議事堂や中央官庁、各国の大使館など政治の中心となっており、歴史的な首都として機能しています。女王の宮殿があることから「ロイヤルシティ」と呼ばれ、国際的な司法機関も多く設置されていることから「平和と司法の街」とも呼ばれています。

フロリス5世によって建設された「騎士の館」と呼ばれる国会議事堂では、9月に行われる議会開会式が、女王も登場する一大パレードとして盛り上がります。町には13~17世紀にかけて建てられた歴的建造物が建ち並び、ブレイン広場、グローテ・マルクト広場ではレストランやカフェが林立し、活気ある町並みを散策できます。

市内には有名なマウリッツハウス博物館、近代絵画の市立博物館、トリックアートで有名なエッシャー博物館などが集まる芸術の街でもあり、5km郊外には北海に面したリゾートビーチ、スヘフェニンゲンでのんびりと海辺の散歩も楽しめます。

【基本情報】
名称: Den Haag/デン・ハーグ
アムステルダムからの距離: 65km
アクセス: インターシティまたはSneltreinにて/「アムステルダム中央駅」
       →「デン・ハーグ中央駅」下車
所要時間: 40~50分
運賃: 大人/11.7€
公式サイト(Tejo社):https://www.denhaag.nl/en.htm

17.マウリッツハウス美術館 / ハーグ

マウリッツハウス美術館 / ハーグ
出所:https://www.hisour.com/fr/mauritshuis-den-haag-netherlands-52243/

美術館が林立する芸術の街デン・ハーグで一番有名な美術館が、ビネンホフの一角にある「マウリッツハウス美術館」です。17世紀にヤーコプ・ファン・カンペンが設計したオランダ古典様式の建物は、オランダの貴族ヨハン・マウリッツ伯爵の私邸として建てられ、1822年王立美術館として開館しました。2014年には2年の拡張工事を経て再開館しています。

この美術館を有名にしているのが、フェルメールが残した30点の作品のうち、3点がこの美術館に所蔵されていることです。中でも代表作「真珠の耳飾りの少女」を見るために訪れる観光客が後を絶ちません。他にも彼の生まれ故郷を描いた「デルフトの眺望」や「ディアナとニンフたち」、レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」「自画像」なども必見です。

【基本情報】
名称: Mauritshuis/マウリッツハイス美術館
住所: Plein 29,2511 CS The Hague
アクセス: デンハーグ中央駅/トラム10・16・17番→「Buitenhofu」下車
開館時間: 月/13:00-18:00、火~日/10:00-18 00、木/10:00-20:00
休館日: 9~3月の月曜日、1/1、12/25
入館料: 大人/14€
公式サイト: https://www.mauritshuis.nl/nl-nl/

18.デルフト

デルフト
出所:https://www.aspireauctions.com/#!/catalog/337/1702/lot/69003

アムステルダムから電車で1時間ほどに位置し、起源は12世紀まで遡り、1572年にウィレム1世も住んだ街です。デルフト工科大学もある学生の街で、運河沿いには新旧の教会や王室所縁の史跡、マルクト広場など、観光スポットが目白押しです。

新教会には16世紀に暗殺されたウィレム1世やその子孫が眠り、高さ100mの塔からはロッテルダムやハーグまで見渡せます。この地で生まれこの教会で洗礼を受けた画家フェルメールは、故郷を描いた「デルフトの展望」という有名な絵を残しています。

イタリアのマヨルカ製法に端を発し、日本の伊万里焼の影響を受け、青い彩色で知られるデルフト焼きは、この地で生まれ、1653年に窯元「ロイヤルデルフト」として創業しました。今も手描きで絵付けを行う作業など、工房での職人技もじっくり見学でき、デルフト焼きの食器や雑貨は人気のお土産となっています。

【基本情報】
名称: Delft/デルフト
アムステルダムからの距離: 55km
アクセス: 「アムステルダム中央駅」からBreda行きIntercity乗車→「Delft」下車
所要時間: 40~45分
公式サイト: https://www.delft.com/




19. アルクマール

アルクマール
出所:https://www.ourworldforyou.com/alkmaar-holland/

アムステルダムから北西30kmに位置するアルクマールは、北オランダ地方の交易の中心として発展し、1365年に始まったチーズ市は今も昔の伝統的な商法で取引が再現され、街の主要な観光イベントとなっています。チーズ市は4月~9月の毎週金曜日の午前中に開催され、合計3万kg、2200個のホールチーズが並べられる様は圧巻です。作業はギルド所属の職人が、運搬、積み込み、投げる、測るなど分担して行われ、1つ10~120kgのチーズが目の前で慌ただしく移動していきます。

またこの町はオルガンの生産地としても知られており、1518年築の聖ラウレンス大教会には、1646年製作の天使が舞う金色のゴージャスな「シュットガーオルガン」など、世界的に有名なオルガン2基が設置されています。他にもビール博物館、ビートルズ博物館など、マニア垂涎の博物館見学も楽しめます。

【基本情報】
名称: Alkmaar/アルクマール
アムステルダムからの距離: 40km
アクセス: アムステルダム中央駅→「Alkmaar」駅下車→   
所要時間: 40分
運賃: 大人/7.6€
アルクマール チーズ市
期間: 4 ~ 9月の毎週金曜日
時間: 10:00-12:00
住所: Waagplein 2, 1811JP Alkmaar
公式サイト(アルクマールチーズ市): https://www.kaasmarkt.nl/en

20.チーズの町/ゴーダ・エダム

チーズの町/ゴーダ・エダム
出所:https://www.routard.com/idees-week-end/cid137329-pays-bas-gouda-l-autre-pays-du-fromage.html

オランダはゴーダ、エダムなどよく耳にするチーズの産地としても有名です。上記でご紹介したアルクマールのチーズ市で取引される、有名なチーズの原産地へ出かけてみませんか。

【ゴーダ】
オランダ南西に位置する町で歴史は13世紀に遡り、その名で有名なチーズの他、ワッフル、キャンドル、パイプの産地としても有名です。15世紀築の赤い木枠が美しい市庁舎では、30分置きにからくり人形が登場します。マルクト広場で4~8月に開催されるチーズ市も観光のメインイベントで、隣接する17世紀の計量所では、チーズ、キャンドル、パイプ製作の実演を見学することもできます。

聖ヤン教会は全長123mとオランダ一長い教会で、中世から残るステンドグラスの美しさは秀逸です。ゴーダには歴史的な古い風車が幾つもあり、1727年製のものや、「城の風車」「メリーゴーランド風車」と呼ばれる風車など、趣の異なる風車見学を楽しめます。

【エダム】
アムステルダムから北へ約20kmのアイセル湖近くに位置し、1230年にダムが建設されると運搬に課税されるようになったことから、町名は「川をせき止めたダム」という意味の「エダム」と名付けられました。

かつて33の造船所が建ち並ぶ造船業の町として発展しましたが、17世紀以降の港湾業衰退後は、赤い小さなチーズボールで有名なエダムチーズの世界進出が、町の経済を支えてきました。

【基本情報】
名称: Gouda/ゴーダ
アクセス: 「アムステルダム中央駅」かfらIntercityまたはSprinter乗車
      →「Gouda駅」下車
所要時間: 約50分
運賃: 13.35€
公式サイト: https://welcometogouda.com

名称: Edam/エダム
アクセス: 「アムステルダム中央駅」かfらバス乗車→「Edam」下車
所要時間: 30分
運賃: 10€ (1日券)
公式サイト: http://www.edam.com/

21.ズヴォレ

ズヴォレ
出所:https://www.agoda.com/ja-jp/city/zwolle-nl.html?cid=-151

アムステルダムから北東約100kmに位置する、中世に栄えたハンザ同盟の城塞都市で、修道院や大聖堂など中世の面影が色濃く残っています。14世紀建立のノートルダム大聖堂にあるペッパーポット塔は、75mの塔を持つ町のランドマークです。15世紀建立のゴシック様式の聖ミカエル教会には、世界的に有名な4段鍵盤のシュニットガーオルガンがあります。15世紀のブローレン教会を改装した美しい書店「ワーンデルス・イン・デ・ブローレン」も、教会の建築様式を活かした町の見所の一つとなっています。

長年に渡ってミシュラン3つ星を維持しているオランダでもっとも有名なレストラン「デ・リブライエ」もあるグルメな街で、地元名産の「ペッパーポットチーズ」や「ブルーフィンガークッキー」など召し上がってみてはいかがでしょう。

【基本情報】
名称: Zwolle/ズヴォレ
アムステルダムからの距離: 100km
アクセス: 「アムステルダム中央駅」Intercity→「Zwolle」下車      
所要時間: 1時間
参考サイト: https://www.kayak.com/Zwolle.14357.guide

22.マーストリヒト

マーストリヒト
出所:https://www.holland.com/fr/tourisme/destinations/maastricht/shopping-a-maastricht-a-labri.htm

欧州連合設立のマーストリヒト条約が締結された町として有名なこの町は、ケルト人が最初に住みつき、西暦1世紀に歴史が遡るオランダ一古い町と言われています。9世紀にはノルマン人に占領され、13~
14世紀にかけて築かれた2重の城壁は、今もオランダ最古の門「地獄の門」など一部が残り、要塞都市の片鱗を覗かせています。

オランダ最古のセルファース橋や最古の聖セルファース教会、ロマネスク様式が美しい聖マリア教会、1659年から5年の歳月をかけて完成した市庁舎など、歴史を感じさせる建築物が沢山あります。700年以上前にドミニコ会修道院の教会として建てられた建造物は、「ブックハンデル・ドミニカン」という本屋に改装され、教会建築を活かしたフレスコ画や天井画など、美しい本屋として必見の観光名所となっており、主祭壇は落ち着けるカフェになっています。

【基本情報】
名称: Maastricht/マーストリヒト
アムステルダムからの距離: 180km
アクセス: 「アムステルダム中央駅」IC→「Maastricht」下車      
所要時間: 2時間30分
運賃: 大人/54€
公式サイト: https://www.visitmaastricht.com/



まとめ

日本の長い鎖国時代にも唯一貿易を許されていたオランダは、日本に様々な技術や文化をもたらし、深いつながりを感じずにはいられない国です。

国の歴史を紐解くと、他のヨーロッパ諸国と違って宗教に固執せず宗教で人を洗脳することなく、経済優先の東方貿易で黄金時代を築き、外国人と自由に交流し移民を積極的に受け入れて来た、ボーダーレスでオープンな国民性が垣間見えます。

そんなお国柄が芸術家を引き寄せ、世界的な芸術家を多く輩出したのでしょう。運河と花と風車のどかな田園風景、芸術と歴史の息づく中世の街、奇抜なデザインの建築群など、昔と今をつなぐオランダらしさを再発見してみませんか。

まとめ
出所:https://www.freepik.com/premium-photo/zaanse-schans-netherlands-klompen-clog-dutch-wooden-shoes_7002415.htm




SNS映えマップから探す SNS映えマップから探す