聖フィリッポ西坂教会

聖フィリッポ西坂教会
photo by @obym_trip
サグラダ・ファミリアを手掛けたスペインの有名な建築家、アントニオ・ガウディを日本に紹介した今井兼次が設計した建造物。カトリック系の日本人が中心となり建てられた教会で、壁やそびえ立つ塔に埋め込まれている焼き物は、京都から長崎までの道沿いで作られた焼物で、二十六聖人が歩いた道のりを表しているそうです。設計者である今井氏は、カトリック信徒であり、信仰と建築が一体となった中世カトリックの世界を実践し続けたガウディの創作方法に共鳴し、この聖堂にガウディのエッセンスを盛り込んだといわれています。二つのそびえ立つ塔は、一方が殉教者の喜び、もう一方は人々の喜びが呼応する天の門を意味しています。

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聖フィリッポ西坂教会の基本情報


【スポット】聖フィリッポ西坂教会
【ふりがな】せいふぃりっぽにしざかきょうかい
【 住所 】長崎県長崎市西坂町7-8
【アクセス】長崎電気軌道 西浜町駅 徒歩約10分
【最寄り駅】西浜町駅
【営業時間】9:00~17:00(年中無休)
【 料金 】無料
【クーポン】なし


聖フィリッポ西坂教会の概要

聖フィリッポ西坂教会は、長崎県長崎市西坂町に位置する歴史的なカトリック教会です。この教会は、1597年に日本で最初の殉教者となった26人の聖人を記念して建てられました。教会の美しい建築と静かな雰囲気は、訪れる人々に深い感動を与えます。特に、教会内のステンドグラスや彫刻は見どころの一つです。

聖フィリッポ西坂教会の楽しみ方

聖フィリッポ西坂教会を訪れる際には、その歴史と美しい建築をじっくりと楽しむことができます。まず、教会の外観を見てみましょう。ゴシック様式の建築は、細部にわたる装飾が施されており、写真撮影にも最適です。特に、教会の正面にある大きなステンドグラスは、光が差し込むと美しい色彩を放ちます。

教会内に入ると、静かな祈りの空間が広がります。ここでは、訪れる人々が静かに祈りを捧げることができるようになっています。教会の内部には、26人の殉教者を記念する彫刻や絵画が展示されており、その歴史を感じることができます。特に、祭壇の背後にある大きなステンドグラスは、訪れる人々に深い感動を与えます。

また、教会の周辺には、殉教者たちの記念碑や資料館もあります。これらの施設を訪れることで、当時の歴史や背景についてより深く理解することができます。資料館では、殉教者たちの遺品や当時の資料が展示されており、彼らの信仰と勇気を感じることができます。

さらに、教会の周辺には美しい庭園が広がっており、散策を楽しむことができます。庭園内には、四季折々の花々が咲き誇り、訪れる人々に癒しのひとときを提供します。特に春には桜が美しく咲き、写真撮影にも最適です。

聖フィリッポ西坂教会を訪れる際には、ぜひ地元のガイドツアーに参加してみてください。ガイドツアーでは、教会の歴史や建築について詳しく説明してくれるため、より深い理解を得ることができます。また、地元のガイドからは、教会にまつわる興味深いエピソードや逸話を聞くことができるかもしれません。

最後に、教会の近くにはカフェやレストランもありますので、観光の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。地元の美味しい料理を楽しみながら、教会での感動を振り返ることができます。

聖フィリッポ西坂教会へのアクセス

聖フィリッポ西坂教会へのアクセスは、長崎市内から非常に便利です。長崎駅からは徒歩約15分で到着します。また、長崎電気軌道の「西坂」電停からも徒歩約5分と、公共交通機関を利用しても簡単に訪れることができます。車で訪れる場合は、近隣の駐車場を利用することができます。

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