大阪市立科学館

大阪市立科学館
photo by @star_field301
宇宙とエネルギーをテーマに、200もの体験型展示やサイエンスショーなどを行っている科学館です。その中でも目玉は日本最大級のプラネタリウムで大きさは直径26.5mと世界でも有数の大きさを誇っています。

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大阪市立科学館の基本情報


【 住所 】大阪府大阪市 北区中之島4丁目2−1

大阪市立科学館
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公式ページ

「科学」と聞くと、なんだか堅苦しいイメージがあるかもしれません。しかしこの大阪市立科学館は、「宇宙とエネルギー」をテーマに、小さなお子さんでも遊びながら学べるという、科学を体感するユニークな施設です。4階建ての大きな建物は、館内が吹き抜けとなっており広々とした空間。各階にはそれぞれテーマがあり、宇宙や化学、電気とエネルギーなど、小学生でも理解しやすいよう、それぞれの展示に工夫が凝らされています。まるで遊園地のアトラクションのように、親子で遊んで楽しむコーナーもあります。また、この科学館で絶対に見逃せないのがプラネタリウム。直径26.5mという、日本最大級クラスの迫力です。輝く星空を眺めながら、専門スタッフたちが毎回、個性あふれる解説を聞かせてくれます。土・日・祝に実施されている「ファミリータイム」では、幼児~小学生までのお子さんと家族が対象。わいわいおしゃべりしながら星空を鑑賞してOKです。スタッフの話を聞きながら、ファミリーで宇宙旅行気分が楽しめます。お腹がすいたら、館内のレストランで食事もできます。さらに、科学館の敷地内には国立国際美術館もあります。科学を勉強したあと、美術鑑賞に浸るのもよいですね。家族で1日中遊んで楽しめる、おすすめの施設です。

楽しいプラネタリウムに熱い体験型の展示がおすすめ 大阪市立科学館

大阪市立科学館とは

大阪市立科学館は、大阪の中之島にある科学館です。

参加型の常設展示を中心に200ものアイテムやサイエンスショーが楽しめます。

一つ目の特徴は、各階の展示コンセプトがわかりやすく親しみやすいという点です。

フロアはそれぞれエネルギー、日常の科学、宇宙関連の展示にわかれています。

電気・エネルギーの展示は、他の科学館と同様、子供に人気の発電機類が大量に展示されています。

ただし、なかなか侮れないのは、核分裂連鎖反応の様子をピンポン球で表現しているモデルです。

私は、こんな展示をよその科学館で見たことがありません。

原子力発電の話なのにテンションmaxのお子さんをよく見かけます。日常科学の展示もよく工夫されています。

大阪らしく、繊維もくわしく取り上げられています。繊維の拡大図などが示されており、それぞれの繊維の性質が繊維のミクロな構造から生じるということがわかりやすく示されていました。

もちろん、繊維だけではなく、金、銀、銅、アルミニウム、チタンなど代表的な6種類の金属とその性質を紹介するだけではなく、その性質を応用した製品などが、その使用している部分をむき出しに展示されており、かなりわかりやすいです。

他にも、部品がバラバラになっているモーターバイクの展示など、小さい子が日常接している製品がどう動いているかをわかりやすく示す展示がいっぱいです。

ただぼんやり展示を眺めるだけではなく、実際に手に取っていろんなことが体験できるようになっているのが特徴です。

同時に楽しめるサイエンスショーは、科学の不思議を、専門スタッフが実験を通してわかりやすくデモンストレーションしてくれるので、子供だけではなく同伴の親も楽しめるイベントになっています。

実は、この大阪市立科学館は日本でできた最初の科学館かつ日本で最初にプラネタリウムを備えた科学館なのです。

しかも、設立時には、同じ中之島には大阪大学理学部が建っており、あの湯川博士が中間子論を構想した場所でもあります。

そんな、縁からかこの博物館は、宇宙関連の展示や原子物理関連の展示に大きな力を割いているようです。

ありきたりの惑星大きさ比較の展示やオーロラ関連の展示はもちろん、様々な宇宙線観測機器の中身がわかりやすく展示されています。

なんと、館内にふりそそぐ宇宙線が可視化されている、スパークチェンバーの中身をのぞいて、降り注いでいる宇宙線を実際に除くことができます。

難しいものも、直観的にわかりやすく示してくれる面白さがあります。

人工衛星のしくみやしごと内容が簡単にわかるような子供向けの展示から、大阪大学が昭和初期に開発した日本初の加速器やニュートリノ観測機器の実物など、少しマニアックな機器まで、幅広い層のニーズに対応する展示になっています。

特に、すごいのは磁石のテーブルで、2008年に南部陽一郎博士がノーベル物理学賞を取得した「自発的対称性の破れ」が、この器具を通じて直観的に理解できてしまいます。

正直私は、「自発的対称性の破れ」なんて、文章をいくら読んでも理解できませんでしたが、方位磁石1000個の向きを磁石で乱してやったのち観察すると、不思議なことに局所的に方位磁石の向きがそろい始めて、気が付くとすべての方位磁石の矢印がさす方向が、終点始点とそろうようになるのです。

複雑な理論がちょっとした実験で直観的に理解できるような経験というのは、なかなかありません。

そんな、魅力的な展示がたくさんある大阪市立科学館で何よりもおすすめなのは、宇宙展示の代名詞プラネタリウムです。

宇宙展示の代名詞プラネタリウム

大阪市立科学館のプラネタリウムは、世界第5位直径26.5mのドームでのプラネタリウム・オムにマックスによる天体の映写はかなり迫力があります。

人工衛星が天体の近傍を走っていくシーンや、恒星を拡大するときに移動するかのように見せる演出なんて、3D映画以上の迫力で、少し恐怖を感じるレベルです。

なんと、この科学館のプラネタリウムは、ライブ形式で、解説員が生で天体に関する解説を行ってくれます。

しかも、解説員による解説が相当ユニーク。大阪で行われるプラネタリウムだけあって、一人のりつっこみに始まり、様々なギャグをとりまぜた面白トークが展開し、毎回毎回違う解説で何回いっても飽きません。

例えば、通常のプラネタリウムと同様に、その日の月の出時刻などがつかみとしてあるのですが、そんなときにカップルいじりをするなど、だいたい場内は笑いにつつまれています。

解説者は、観客からのヤジにすら面白く答える技量があります。

この笑いがあることで、迫力のある映像とともに語られる宇宙の真理が、より感動的に見えるのです。

担当者によって個性があり、マニアは好みの解説員がいるくらいです。

クリスマスの季節や、バレンタインになるとオリジナルイベントを行っていることがあります。

すごいときは、プラネタリウムとコンサートの共演まで行われていました。

天体に興味のない彼女と行ってもかなり盛り上がること間違いなし。

一般的な投影だけではなく、小さい子がおしゃべりしても大丈夫なファミリー向けの企画や七夕のころに行われる幼児向けの企画など幅広い年齢層で楽しめる、小さい子がいる家族にとってもありがたい企画がたくさんです。

世界第五位の迫力と楽しいトークで気が付けばあなたも天体博士に。是非、大阪市立科学館に行ってみてください。

そんな大阪市立科学館の開館時間は、9:30~17:00です。

料金は大人400円からで中学生以下は無料です。プラネタリウムは大人600円から中学生300円で楽しめます。

映画より少し安い料金で半日じっくり楽しめること請け合いです。

大阪市立科学館へのアクセス

大阪市立科学館は、大阪中之島のほぼ中央部、土佐堀川沿いに建っています。

市立科学館の建物自体も目立ちますし、隣にある国立国際美術館の恐竜骨格のような建物が目印になります。

JR大阪環状線福島駅を南に、堂島川を越えて土佐堀川沿いにでたところを左折してすぐ。

京阪中之島線渡辺駅5番口を出て川沿いに西進、最初の交差点を左折してすぐ。

専用の駐車場はなく、公共の交通機関の利用がおすすめです。

季節・クーポン情報

前述のとおり、もちろんプラネタリウムは季節に沿った企画になっています。

さらに、サイエンスショーも季節に合わせた企画になっているので、身近な現象がどんな仕組みでできているのか、それがどんな技術に応用展開されているのかを楽しく学ぶことができます。

基本的には、割引に必要なものは学生証です。学校によっては、協定校であったりして、さらに安い料金で利用することが可能です。

他には、大阪市立科学館 友の会に年会費3000円をはらって入会すると、年中無料で展示場に入場できますし、朝日友の会の会員は、プラネタリウムの観覧料が10%割引になります。

大阪市営地下鉄のピタパを示すと、展示場観覧料が割引になります。大人400円が360円へと少しお得になる方法がいっぱいです。

おすすめポイント

大阪市立科学館には、日常製品のしくみに触れたり、宇宙のダイナミックさや難しい原子物理の原則を体感できる常設展示に、日常見られる現象を科学的に考えることのできるサイエンスショーなど面白い展示がいっぱいです。

何より、国内最大級のプラネタリウムドームで国内で一番面白いトークと一緒に楽しめる、プラネタリウムがおすすめです。

お子さんから大人まで、カップルなど幅広い層が驚きと発見を楽しむことができる科学館です。

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