飛騨の里
飛騨の里の基本情報
【スポット】飛騨の里
【ふりがな】ひだのさと
【 住所 】岐阜県高山市上岡本町1-590
【アクセス】高山本線 高山駅 タクシー約10分
【最寄り駅】高山駅
【営業時間】8:30~17:00(季節により変動あり)
【 料金 】大人700円、小人200円
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンあり
飛騨の里
が含まれる観光マップ
懐かしい景色に会える!飛騨の里の見どころを紹介します
飛騨の里ってどんな場所
飛騨の里は岐阜県高山市のJR高山駅から車で10分程の場所にある集落博物館です。
昭和30年代ダム建設等により、歴史的価値のある飛騨地方の伝統建築である合掌造りの建物が次々と他県に移築されることに対し、地域でも保存するため1959年(昭和34年)に前身の飛騨民俗館として開園したのが最初で、現在園内には国の重要文化財4棟、県重要文化財7棟を含む、約30棟が移築、保存され、まるで昔話の世界のような、季節によって移り変わる飛騨地方の原風景を見ることができます。
合掌造り建物や、当時の人々暮らしに関連する展示物を見学できる他、当地の伝統工芸を体験できるコーナーもあります。
また700m程離れた場所に別館的な民族村もありこちらも見学できます。
飛騨の里の見どころ
アクセスもよく気軽に「飛騨」を満喫
飛騨のシンボル合掌造りの建物といえば、世界遺産に指定されている「白川郷」を思い出しますが、高山市中心部から片道1時間程かかります。
しかしここ飛騨の里ならJR高山駅から車で10分程で訪れることができ、時間が限られた旅でも気軽に合掌造りの建物を見学できます。
岐阜県高山市
「飛騨の里」
飛騨民俗村とも呼ばれる飛騨の里。
五阿弥池の向こうに広がる飛騨の山里の風景は、飛騨高山の古い町並みとはまた違った趣を感じさせてくれます! pic.twitter.com/9cBSDesWm5
— 日本のいいとこ。 (@Goooood_Japan) March 18, 2019
特に見ておきたいポイントは、開園当時からある「旧若山家」です。1797年に建築されたと言われる、国の重要文化財に指定される、合掌造りの魅力がいっぱいの建物です。
また、「車田」と言われる円形に稲を植えていく、日本では佐渡と高山にしかない珍しい形態の田んぼで、必見ポイントです。5月には実際に田植えの実演が行われます。
そして、「旧小林家」では飛騨の伝統工芸である一位一刀彫の実演も行われますので、タイミングがあえば是非見学したいものです。
車いす、電動カーベビーカーの貸し出しもあり、高齢者、身体の不自由方、小さい子供連れの旅でも安心です。また、リードを付け、排せつ物は自分で処理すれば、愛犬と来場することもできます。
ベストシーズンは紅葉も楽しめる秋
四季折々の姿を楽しめる飛騨の里ですが、紅葉の時期がベストシーズンといえるでしょう。
高山市は美しい紅葉の見られる条件の一つである寒暖差の大きい盆地にあり、鮮やかに色づく園内の木々と合掌造りとのコラボは、まるで昔話の世界を再現した、飛騨地方のみならず、日本の秋の里山の原風景のような景色に出会え、日本人だけでなく、外国人観光客も時を忘れて、その風景を見入っています。
例年見頃は10月中旬~11月上旬で、この期間の金・土・日・祝の20:30までライトアップされ、幻想的な風景を楽しめます。
この間の貼り忘れ写真
今年の紅葉は綺麗だなぁ('ω'〃)#紅葉 #飛騨の里 #岐阜県 #風景 #秋 #写真好きな人と繋がりたい #写真撮ってる人と繋がりたい pic.twitter.com/aPjLCUmRhB— (´・ω・`)けむっ (@utuorinn) November 10, 2017
雪化粧した合掌造りも美しい
豪雪地帯の飛騨地方で、屋根が雪の重みで潰れないため、雪下ろしの手間を少なくするために考えられた合掌造りの本来の姿を、冬の旅なら実際にその機能を目にすることができます。
ビジュアル的にも雪化粧した姿は水墨画のようで幽玄さを感じると評判です。そして、12月21日~25日はクリスマスバージョンで、1月上旬~2月末毎日20:30までライトアップされ、独特な雰囲気を味わえます。
飛騨の里 冬のライトアップ 雪蛍が舞う幻想的な景観 https://t.co/tlYxekzrVL pic.twitter.com/83gezl6FJH
— 比呂池写真事務所 (@hiroike7707) January 27, 2018
また長靴の無料貸し出しや、イルミネーションの期間には地元の酒蔵の酒粕を使った、暖かい甘酒を振舞ってくれますので、見学後は温まって帰れます。
民芸品作りも体験
合掌造りの建物を巡るともに、飛騨の里で楽しみは飛騨の人々暮らしを体験することです。
#飛騨高山 #さるぼぼ
実際に行くまでは飛騨高山って「さるぼぼしかないのかよ。」とか思ってたけど、結局は子供とさるぼぼ作りを堪能し、高山のファミマでファミマ仕様のさるぼぼ見つけて嬉しそうに買ってしまった。良い所だったなぁ♪ pic.twitter.com/ZBhlaxtObS— サイマン (@KHtSWYrpXvnF51p) December 2, 2019
10人以上で予約をすれば園内の古民家で、さるぽぽ、組ひも等の民芸作りのプログラムを体験できます。また、少人数の方は飛騨の里に隣接する「高山思い出体験館」で予約なしで民芸作りのプログラムを体験できます。
一番人気なのが飛騨の代表的な民芸品「さるぼぼ」作りです。さるぼぼというのは、飛騨の方言で猿の赤ちゃんの意味で、子供にはぬいぐるみとして、娘には良縁、子宝、夫婦円満、その他病気や事故が去る(猿)お守りとして贈る風習がありました。
初めての人でも1時間程度で作れますので、飛騨の旅の記念に体験してみるのもいい思い出になるはずです。
飛騨の里を観光する時の注意点
秋・冬のライトアップを見に行く際は、盆地である高山市は秋の紅葉の季節でも冷え込みますので、暖かいか服装で出かけられることをおすすめします。まして冬のライトアップ鑑賞はなおさらです。
また園内には飲み物の販売はありますが、レストラン等はありませんので、食事時間前後に来園される方は、それを踏まえてスケジュールを立てるのがよいでしょう。弁当を持参する場合は指定の場所で召し上がってください。
アクセス
公共交通機関の場合
JR高山本線高山駅からバス(飛騨の里線・さるぼぼバス)で10分
車の場合
中部縦貫自動車道高山西ICから約20分
駐車場 普通乗用車: 250台 ¥300
大型 10台 ¥1,000(料金はいずれも終日)
飛騨の里の基本情報
名称
飛騨の里
読み方
ひだのさと
営業時間
8:30~17:00 ライトアップ時は20:30
定休日
年中無休
まとめ
飛騨の里は飛騨の文化のテーマパークのような集落博物館です。
初めて飛騨を訪れた方は、是非来園されることをおすすめします。飛騨という地をより感じることができるでしょう。
また、飛騨を何度か訪れた方は、一言で合掌造りと言っても、建てられた時代、地域によって、違いがあります。移築棟が豊富な飛騨の里では、その違いを比べながら見学していくのもおすすめです。
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