日間賀島
日間賀島の基本情報
【スポット】日間賀島
【ふりがな】ひまかじま
【 住所 】愛知県知多郡南知多町日間賀島
【アクセス】名鉄河和線 河和駅から河和港までバスで約20分、河和港から高速船で約20分
【最寄り駅】河和駅
【営業時間】年中無休
【 料金 】無料(アクティビティや宿泊施設は別途料金がかかります)
【クーポン】特定の宿泊施設やアクティビティで割引クーポンが提供される場合があります
都会からすぐ近くのリゾートアイランド、「日間賀島」
都会で過ごすのも楽しいけれど、たまには少しゆっくりとした気分で心と体を充電したい。
できれば海でも見ながらのんびりと、でもあまり遠い場所に行く余裕はない。
そんなことを思い立ったときにはぴったりの場所があります。
それは愛知県の三河湾に浮かぶ離島、日間賀島です。
日間賀島は一周約6キロと非常に小さな島。
知多半島や渥美半島までは約10キロ、知多半島の先端である師崎からはわずか2.4キロの距離にありながら、非常にきれいな海が自慢の島です。
名古屋からも非常に近く、思い立ったらすぐに出かけられるリゾートアイランドなのです。
日間賀島へのアクセス
日間賀島へのアクセスは師崎港から名鉄海上観光の高速船で約10分。
人だけが乗れる高速艇や、車と同乗できるカーフェリーなどもあり、時刻表は名鉄海上観光のホームページでチェックできます。
料金は高速船の場合は師崎港から日間賀島までは片道で大人700円、往復で1340円。
子どもは片道が350円、往復では670円。
カーフェリーの料金は車の長さによって異なります。
またカーフェリーには自転車やオートバイの乗船も可能です。
また、高速船やカーフェリーが就航している時間外には海上タクシーを利用することもできます。
こちらは日間賀島観光協会のホームページを参考にしてください。
師崎港まではマイカーの場合は知多半島道路、南知多道路の豊丘インターチェンジ、東京高速道路豊川インターチェンジの利用が便利です。
電車の場合は名鉄電車内海駅からバスで30分、豊橋からは豊鉄バスで90分となります。
また河和港を利用する場合は名鉄電車河和駅から徒歩5分となります。
日間賀島の東港
さて、高速船で日間賀島に到着した場合、東港か西港、新井浜港などに到着しますが、ここでは日間賀島の玄関口ともいえる東港からの観光ルートを見ていきましょう。
東港から上陸すると、まず信号機が目に入ります。
信号機などどこにでもあると思うかもしれませんが、ここの信号は特別。
なんと日間賀島だけでなく三河湾に浮かぶ離島の中で信号があるのはここだけなのです。
そういう話を知っていると、普通の信号機が面白く見えてくるかもしれません。
日間賀島のお土産エリア
その信号機の向こう側は、いわば日間賀島のお土産エリアがあります。
港の売店「バルカ」では、日間賀島ならではのうす干し、ひもの、のり、わかめなどが販売されています。
ここ以外にも周辺には日間賀島の名産が多数販売されています。
「吉翔水産」では日間賀島特産の岩ノリのほか、アナゴ、タコなどをはじめとする季節の特産品が手に入ります。
地方発送も行っているので、ここでお土産の手配を済ませてもいいでしょう。
日間賀島のタコのモニュメント
またここでの撮影スポットとしては「タコのモニュメント」があります。
日間賀島には漁師の網にかかって阿弥陀如来像が引き上げられたという伝説がありますが、そのとき、阿弥陀如来像を守るようにからみついていたのが大きなタコ。
それ以来、日間賀島は「タコの島」と呼ばれるようになりました。
そのシンボルであるタコのモニュメントは島内にふたつあり、東港のタコは左側の脚、西港のタコは右側の脚を上げています。
また、タコが守った阿弥陀如来像はタコのモニュメントから少し進んだ場所にある「安楽寺」に安置されています。
実際に名物のタコを味わいたくなったら、東港の前にある「たいかいろう」が便利でしょう。
こちらは西港にある旅館の直営食堂。港で上がった魚介類を堪能することができます。
やはりここで楽しみたいのは「タコ」。たこぶつやたこ刺し、たこのから揚げなど、他では味わえない濃厚な旨みのタコ料理が目白押しです。
また日間賀島はタコだけでなくアナゴも有名。アナゴの白焼きや煮アナゴなど、ウナギにも負けないアナゴのうまさを堪能できます。
アナゴは梅雨から夏にかけてが旬なので、その季節に島を訪れる人にはぜひ味わってもらいたい名品です。
日間賀島のサンライズビーチ
さてタコのモニュメントを眺めたらそのまま海沿いを散策してみましょう。
この周辺は朝日が昇るのが見える「サンライズビーチ」。
夏休みの期間には、シュノーケリング、シーカヤック、ビーチヨガなどのイベントが行われます。
またイルカとのふれあいイベントもあり、それを目当てに訪れる観光客も少なくないと言います。
日間賀島のハイジのブランコ
サンライズビーチをさらに進むと現れるのが「ハイジのブランコ」。
これはアルプスの少女ハイジをイメージした木製のブランコ。
海を眺めながらブランコに乗れる全国でも珍しいスポットです。
このブランコの別名は「恋人ブランコ」。恋人同士で一緒に乗って海に向かって叫べば幸せになれるのだとか。
日間賀島の東港北側エリア
さらに進むと東港北側のエリア。ここはホテルや民宿の多いエリアです。
のんびりとした家族経営の民宿が多いため、自宅でくつろいでいるような気分で滞在を楽しむことができます。
また「カネヒコ水産」という特産物を販売しているお店もあります。
こちらはタコをはじめとする魚介類を販売するとともに、「島のおしゃべりができる店」とのことなので、もし島についてなにか知りたいことがあるときにはこの店に立ち寄ってみるといいかもしれません。
また周辺には「日間賀島資料館」があります。
ここでは昔のサメ漁や現代のタコ漁など様々な漁具の展示が行われています。
日間賀島の久渕港
さらに進むと久渕港が見えてきます。
ここはカーフェリーの発着所であるとともに、突堤は釣りの名所になっています。
日間賀島は近くに海礁があり、また三河湾と伊勢湾の潮流が重なる絶好の釣りスポット。
港の周辺では貸し釣り竿のサービスを行っている店もあります。
また観光協会では漁業体験などのアクティビティも行っているので、興味のある人は問い合わせてみるとよいでしょう。
日間賀島の西港
そのまま進んでいくとやがて西港に到着します。
ここでは右脚を上げたタコのモニュメントがお出迎え。
また夕暮れの美しい「サンセットビーチ」もあります。
さらに西港周辺も日間賀島のお土産スポットです。
ここではお土産はもちろん、食堂も多いので、日間賀島の魚介類を楽しみたいところです。
日間賀島はタコとアナゴが有名ですが、それ以外にも数々の魚介類が楽しめます。
たとえば10月から3月に楽しめるのは「フグ」。
冬の日間賀島ではフグ刺し、鍋、から揚げなどフグ料理もたのしめます。
また忘れてはいけない冬の味覚は「アワビ」。
こちらは炭火であぶり焼きにするという豪快なメニューが人気。
そのほかにも春先にはシャコやアサリ、初夏から夏にかけてはクルマエビ、寒くなってくるとカキなどのほか、一年を通して新鮮な地魚が楽しめるので、魚介類が好きな人は、一度は訪れるべき場所と言えるでしょう。
日間賀島のイベント
さらに日間賀島では一年を通して様々なイベントが行われています。
五月に行われる島の地形を生かした自転車レースや、夏に行われる伝統的なほうろく流しや花火大会などの「ぎおん祭り」、フグ漁解禁に合わせて行われる、フグ刺しをいかに美しく盛り付けられるかを競う「てっさ盛り付けコンテスト」など、どれもこれも個性的なものばかりです。
また、島には隠れた撮影スポットも多く、交番がタコの形をしていたり、マンホールがフグとタコのデザインだったりとニッチな楽しみも盛りだくさん。
面白い写真をSNSにアップしたいという人には持ってこいです。
最初の訪問は日帰りでも、次に訪れるときは一週間、二週間とゆっくり滞在したくなる。
日間賀島は知れば知るほど好きになる、そんな魅力にあふれている島なのです。
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