一生に一度は行きたい!ノルウェーのお薦め観光スポット20選
出所:https://global.hurtigruten.com/destinations/norway/#
大ヒット映画「アナと雪の女王」の舞台となり、ビートルズや村上春樹の名作「ノルウェーの森」でロマンを掻き立てられるノルウェーは、スカンジナビア半島の西に位置し、北欧の中でも人気の観光地です。日本とほぼ同じ面積で南北に長く、西海岸線全域に世界最大のフィヨルドや氷河が広がり、オーロラ、白夜など日本では体験できない自然の絶景を堪能することができます。1905年に独立して立憲君主制となり、世界遺産や中世の街並みも残り、歴史と自然が融合した美しい国ノルウェーの魅力をご紹介してまいります。
1.オスロ
出所:https://www.cu-camper.com/de/magazin/europa/europa-metropolen/wohnmobil-mieten-oslo/
1048年ヴァイキング王ハーラルによって築かれたオスロは、「神の牧草地」という意味を持つほど緑の多い町で、湖も数多く点在します。オスロ市創立900年を記念して建てられた市庁舎は、ノーベル平和賞の授与式が行われる場所として有名で、オスロで生まれ育った画家ムンクの作品「人生」などが飾られています。
西側のビィグドイ地区は多くの博物館が集結し、ノルウェー各地から170以上の建物を集めた「ノルウェー民族博物館」や、バイキングの歴史を見学できる「バイキング博物館」など必見の博物館も多数あります。またオスロはコーヒーのバリスタ世界王者を2度も出すなどコーヒー王国としても知られるので、市内最大のメインストリート「カールヨハン通り」を散策する際には、是非カフェに立ち寄って味わってみて下さい。
名称: Oslo/オスロ
空港から市内までの距離: 47km
アクセス: オスロ・ガーデモエン空港から市内へ
電車(エアポートエクスプレス): 空港駅→中央駅、所要時間/20分、料金/NOK190
国鉄(NBS): 空港駅→市内、所要時間/23分、料金/NOK101
バス(エアポート・エクスプレスコーチ): 到着ロビー→オスロ駅、所要時間/50分、料金/NOK175
タクシー: 到着ロビー→市内中心部、所要時間/40分、料金/NOK800~1200
公式サイト: https://www.visitoslo.com/en/
2.ノルウェー王宮/オスロ
出所:https://www.kongehuset.no/fotoalbum.html?tid=114555&sek=&kategori=112475
オスロの小高い丘の上に建つ淡いイエローの建物は、現国王一家が居住する王宮です。1822年から26年の歳月をかけて1848年に完成した王宮は、当時の君主スウェーデン国王カール・ヨハンの命で建築家リンストウによって建てられたもので、正面にはカール・ヨハンの騎馬像が立っています。
宮殿内部はツアーで舞踏ホールや謁見室、会議室などを見学でき、裏の王宮公園は1847年の開館以来市民に開放され、いつでも自由に散歩できます。毎週平日の13時半には衛兵交替式もあり、国王滞在時には王室楽隊の演奏を聴くこともできます。1848年築の王宮厩舎も見学可能です。
名称: Det kongelige slottet/ノルウェー王宮
住所: Slottsplassen 1, Oslo
アクセス: トラム12・13・19番と地下鉄全線/「ナショナルテアートレ駅」下車→徒歩5分
開館時間: 夏期のみ一般公開、月~木曜日/11:00-17:00、金曜日/12:00-17:00、
土・日曜日/10:00時-17:00
定休日: なし (夏期以外は一般公開なし)
入場料: 大人/NOK135、子供/無料(3歳未満)
公式サイト(市庁舎): http://www.kongehuset.no/
3.オスロ大聖堂/オスロ
出所:https://www.visitoslo.com/en/product/?TLp=14133
オスロ駅のすぐ近くに建つオスロ大聖堂は1697年創建のルーテル派の総本山で、1850年にはシンボルとなる銅製の尖塔が増築され、その様式はバロック、ネオゴシックなどの変遷を経て、内部には様々な芸術作品が残っています。
内部にある6000本のパイプを持つ巨大オルガン、エマニュエル・ヴィーゲランが手掛けたステンドグラス、ヒューゴ・モールが1500㎡のアーチ天井に描いた巨大天井壁画、バロック様式の祭壇など、数々の芸術作品が見所となっています。夏期には毎週土曜日の正午にオルガンコンサートが開かれています。
名称: Oslo domkirke/オスロ大聖堂
住所: Karl Johans Gate 11, Oslo
アクセス: トラム11・13・17・18番/「ストールトルヴェ」駅下車→徒歩1分
国鉄/「オスロ中央駅」下車→徒歩5分
開館時間: 月~日曜日/10:00-16:00
定休日: なし
入場料: 無料
公式サイト: http://www.oslodomkirke.no/
4.ヴィーゲラン彫刻公園(フログネル公園)/オスロ
出所:https://www.locationscout.net/norway/7473-vigeland-park
1900年代に公共彫刻として名が知られ、ノーベル平和賞のメダルをデザインしたノルウェーの彫刻家アドルフ・グスタフ・ヴィーゲランが、オスロ市とのアトリエ貸与の交換条件として無償で市に提供した彼の全作品を無料で楽しめるのが、フログネル公園内にあるヴィーゲラン彫刻公園です。
彼が製作した鉄と花崗岩製の正門を抜けると、850mの軸線に沿って6つのセクションに分かれ、「人生の諸相」をテーマにした600体以上の人物像からなる212点の彫刻が並んでいます。橋に建つ銅像「怒りん坊」、8つのブロンズ像からなる「子供の遊び場」、公園のハイライトで121人の人物像からなる「モノリッテン」、人生の始まりと終わりを描いた「生命の環」など人気の名作も多く、じっくり観賞できる屋外美術館として1日中楽しめる公園です。
名称: Vigelandsanlegget/ヴィーゲラン彫刻公園
住所: Vigeland Park, Oslo
アクセス: トラム12番/「ヴィーゲランスパルケン駅」下車→徒歩1分
開館時間: 24時間
定休日: なし
入場料: 無料
公式サイト: http://www.vigeland.museum.no/no/vigelandsparken
5.オスロ国立美術館/オスロ
出所:https://painting-planet.com/the-scream-by-edvard-munch/
オスロ大学の裏手に1836年設置されたオスロ国立美術館は、ノルウェーの有名な画家エドワルド・ムンクの「叫び」の油彩が展示されていることで有名な公立美術館です。他にも「思春期」など彼の代表作が、2階のムンク展示室に沢山展示されています。
ムンクだけでなく、1800~1900年代のノルウェーを代表する画家の作品も多く所蔵し、「風景画の父」と言われるダール、「リアリズムの巨匠」クローグなどの作品の他、ゴッホ、モネ、モディリアーニ、ドガ、ルノワール、ピカソ、ロダンなど、近代ヨーロッパの有名な芸術家たちの作品も展示されています。
名称: Nasjonalmuseet for kunst, arkitektur og design/オスロ国立美術館
住所: Universitetsgata 13, Oslo
アクセス: トラム11・17・18番/「チュリンロッカ駅」下車→徒歩 1分
トラム12・13・19番/「ナショナルテアートレ」下車→徒歩7分
開館時間: 月~水・金曜日/10:00-18:00、木曜日/10:00-19:00、土・日曜日/11:00-17:00
定休日: 月曜日、1/1、12/23~25・31、5/1・17、イースター、祝日
入場料: 大人/NOK100
公式サイト: http://nasjonalmuseet.no/
6.ムンク美術館/オスロ
出所:https://www.visitoslo.com/en/your-oslo/new-architecture/on-the-horizon/lambda/
エドワルド・ムンクの作品をもっと見たいという方には、オスロの街はずれにあるムンク美術館も必見です。5点ある「叫び」のうち4点や「マドンナ」など1100点の絵画、18000点の版画、4700点の線画を含む合計28000点以上の、ムンクが世に残したほぼ全作品が展示されています。
ムンクの遺言で全てオスロ市に寄贈されていますが、2020年にはオペラハウスのあるウォーターフロントのビョルヴィカ地区に移転予定です。内設のカフェでは「叫びケーキ」を是非いただいてみて下さい。
名称: Munch-museet/ムンク美術館/オスロ
住所: Tøyengata 53, 0578 Oslo
アクセス: 地下鉄/「トイエン駅」下車→徒歩5分、バス20番/「ムンクムセー駅」下車→徒歩2分
開館時間: 火~日曜日/10:00–16:00、毎月最終木曜日/10 :00-21時、夏期/10:00-17:00
定休日: 月曜日
入場料: 大人/NDK110、シニア/NDK50
公式サイト: https://www.munchmuseet.no/
7.オペラハウス/オスロ
出所:https://norge.sandalsand.net/operahuset-i-oslo/
オスロ中央駅からすぐのウォーターフロントの「ビョルヴィカ地区」に2008年にオープンしたオペラハウスは、国立オペラ・バレエ団の本拠地となる歌劇場です。フィヨルドに浮かぶ氷山をイメージした斬新なデザインは、ニューヨークの「グラウンドゼロ」などを設計したノルウェーの「スノーヘッタ設計事務所」が手掛け、数々の国際的な賞を受賞しています。
大理石とガラス製の外観は、19000㎡の大理石部分に33000個の石が、ガラスの一部にはソーラーパネルが取り付けられています。スロープ型の屋根の上は歩くことができ、「手すりのない展望台」のような開放感を持って街の景色を一望できます。木を使った北欧らしい内部には、3つの劇場と1000室以上の部屋があり、ノルウェー最大の文化施設となっています。
名称: Operahuset i Oslo/オスロ歌劇場
住所: Kristen Flagstads Plass 1, Oslo
アクセス: オスロ中央駅から徒歩5分
開館時間: 月~金曜日/9:00-23:00、土・日曜日/11:00-23:00
定休日: なし、(キリスト教祝日)
入場料: 無料
公式サイトURL: http://www.operaen.no/
8.アーケスフーシュ城/オスロ
出所:https://fr.wikipedia.org/wiki/Citadelle_d%27Akershus
オスロのピーペル湾沿いの高台に立つアーケシュフース城は、1299年に国王ホーコン5世が対スウェーデンの要塞として建てたもので、7世紀に渡り軍事的な防衛拠点として重要な役割を果たしてきました。17世紀にクリスチャン4世によってルネサンス様式に改装され、現在も国防省が置かれるなど軍事施設として利用されています。
城内や庭園は一般公開されており、庭園からはフィヨルドや港町など開放的な景色が広がります。城の全体像を見るには市庁舎や対岸の港からがお薦めです。城内では王室が眠る王室霊廟、礼拝堂、地下牢の他、第2次世界大戦の戦犯を処刑した処刑場なども見学できます。
名称: Akershus slott og festning/アーケシュフース城
住所: Akershus Festning, Oslo
アクセス: トラム12・13・19番/「クリスチャニア・トーヴ駅」下車→徒歩7分
開館時間: (夏期)月~金曜日/10:00-16:00、日曜日12:00-16:00、
(9~12月)土~日曜日:12:00-17:00
定休日: 9~4月の月~金曜日
入場料: 大人/NDK100、学生・シニア/NDK60
公式サイトURL: http://www.forsvarsbygg.no/akershusfestning
9.ベルゲン
出所:https://www.booking.com/hotel/no/radisson-blu-royal-bergen.ja.html?aid=356995;label=gog235jc-1DCAsoqgFCGXJhZGlzc29uLWJsdS1yb3lhbC1iZXJnZW5IM1gDaE2IAQGYARW4AQjIAQ7YAQPoAQGIAgGoAgO4AoqdqPcFwAIB0gIkMDkzZmY2OTctMzA1Ny00YThhLThkYTQtN2Y5NjMxYWVlOTNl2AIE4AIB;sid=8d32d28f6a4e780c646d14ed843fb4f0;dist=0&keep_landing=1&sb_price_type=total&type=total&
ノルウェー西海岸に面し海産物の交易都市として栄えたベルゲンは、1217~1299年までノルウェーの首都で13世紀後半からハンザ同盟都市となりました。何度も火災に見舞われましたが、当時の中世の街並みが至る所に残り、大ヒット映画「アナと雪の女王」のアランデール王国の舞台にもなりました。
フィヨルド観光の重要拠点としても知られ、世界遺産の倉庫地区ブリッゲン、標高320mまでケーブルカーで上るフロイエン山とそこからの絶景展望、ハンザ同盟博物館、郊外のグリーグ博物館など観光には事欠かないお薦めの観光地です。
名称: Bergen/ベルゲン
オスロからの距離: 489km
アクセス: 電車(ベルゲン鉄道)/オスロ中央駅→ベルゲン駅下車
所要時間: 6時間30分
運賃: 片道/NDK750~
公式サイト: https://en.visitbergen.com/
10.ブリッゲン/ベルゲン
出所:https://blog.radissonblu.com/bergens-most-picturesque-spots/
中世にハンザ同盟で繁栄したベルゲンの面影が濃く残るのが、ベルゲン埠頭の東界隈に広がるブリッゲン地区です。ドイツ商人が建てた三角屋根のカラフルな木造建築が建ち並ぶ美しい街並みは、映画「アナと雪の女王」のモデルにもなり、1979年には世界遺産に登録されました。
当時はハンザ交易商人の貿易事務所や貯蔵庫として使われた家は、現在はブティック、レストラン、アトリエなどとして利用され、ベルゲン観光のメインスポットとなっています。港の奥で開催される魚市場は、1276年から730年以上の歴史を持ち、名産のノルウェーサーモンなどお土産を探すのにもお薦めです。2階には観光案内所もあるので是非立ち寄りたい必見スポットです。
名称: Bryggen/ブリッゲン
住所: Bryggen 5003 Bergen
アクセス: ベルゲン駅から徒歩12分
開館時間: 24時間
定休日: なし
料金: 無料
公式サイト: https://stiftelsenbryggen.no/
11.ニーダロス大聖堂/トロンハイム
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%AD%E3%82%B9%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82-%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A0-2074343/
ノルウェー中部にある第3の都市でかつて王国最初の首都だったトロンハイムに、ニーダ川の河口という意味を持つニーダロス大聖堂があります。1070~1300年にかけて建設され、当時のヴァイキング王オーラヴ2世が埋葬されています。
ロマネスク様式とゴシック様式が融合し、特に正面の繊細な彫刻群は秀逸で、1905~1983年にかけて彫刻家たちの手に寄って復元されたものです。大聖堂の尖塔は展望台になっており、172段の階段を上ってアクセスすればトロンハイムの街並みやフィヨルドの景観を臨めます。かつて北欧巡礼の目的地として人気を集めていましたが、近年再度注目されこの大聖堂を目指す巡礼が復活しています。
名称: Nidarosdomen/ニーダロス大聖堂
住所: Kongsgaardsgata 2, 7013 Trondheim
アクセス: : トロンハイム中央駅から徒歩15分
開館時間: 月~土曜日/9:00-14:00、日曜日/13:00-16:00
定休日: なし
料金: 大人/NDK100、展望塔/NOK50
公式サイト: https://www.nidarosdomen.no/en/
12.ウルネスの木造教会
出所:https://www.fn.no/Undervisning/UNESCO
ノルウェーのルストラフィヨルドに面して、スターヴ教会(樽板教会)と呼ばれるヴァイキング建築の教会が11~12世紀にかけて数多く建てられましたが、ウルネスの木造教会は最古のもので「ヒルケ(教会)の女王」と呼ばれています。
腐食を防ぐために木材に松脂を塗って黒っぽい壁面、十字架の代わりに用いた龍頭、魚の鱗をイメージしたこけら板など、ヴァイキング文化と北欧の土着文化が密接に結びついており、1979年に世界遺産に登録されました。
名称: Urnes stavkirke/ウルネスの木造教会
住所: Ornes 104, 6870 ORNES
アクセス: オスロ空港→ソグンダル空港→ソグンダール市内→ソルヴォーン(船)
→ウルネス→徒歩15 分
開館時間: 月~日曜日/10:30-16:30
定休日: なし
料金: 大人/NOK100、 学生・子供/NOK80
公式サイト: http://www.stavechurch.com/urnes-stavkirke/
13.トロルトゥンガ/オッダ
出所:https://www.oiseauxvoyageurs.com/preparer-randonnee-trolltunga/
トロルトゥンガはノルウェー西部のオッダから17km離れた標高1000mにある、断崖絶壁から突き出た「トロルの舌」という意味を持つ岩で、世界一印象的な場所と言われる人気の絶景スポットです。眼下には5大フィヨルドの一つハダンゲルフィヨルドとフォルゲフォンナ氷河、コバルトブルーのリンゲダルス湖が広がり、幻想的な世界を独り占めできます。
トロルトゥンガまで往復22mの登山コースでは、高山植物や1900年代初頭に使われた厩舎旧跡などを楽しむことができます。往復10時間以上の上級コースなので十分な登山準備が必要です。
名称: Trolltunga/トロルトゥンガ
住所: Trolltunga, Odda 5750
アクセス: ベルゲン(バス)→オッダ市内バスステーション・995番→「Skjeggedalsvegen」下車→登山口
開館時間: 24時間
定休日: なし (冬期は危険)
入場料: 無料
公式サイトURL: https://en.hardangerfjord.com/odda/trolltunga
14.トロムソ
出所:https://www.kimkim.com/ab/oslo-to-tromso
北極圏にありノルウェー最大の都市トロムソは年中オーロラが楽しめ、夏は白夜を体験できる町として人気の観光地です。アムンゼンなど北極探検家たちの活動で発展し、造船所、大学、博物館なども開設され、木造の家並が続く美しい景色は「北欧のパリ」と呼ばれるほどです。
オーロラの絶景スポットでも有名な標高421mのストールシュタイネン山からは島を一望でき、ドミノのような外観が印象的な多目的センターを始め、博物館や教会など観光スポットも多々あります。地球最北のビール醸造所が提供するマックビールは、レストランで地元料理をいただく際の定番アペリティフになっています。
名称: Tromsø /トロムソ
オスロからの距離: 1120km
アクセス: 飛行機/「オスロ空港」→「トロムソ空港」→空港バスで市内へ
所要時間: 2時間+20分
運賃: 大人/NDK825~
公式サイト: https://www.visitdenmark.com/denmark/explore/ribe-oldest-town-denmark-gdk970118
15.ソグネフィヨルド/フロム
出所:https://www.fjordnorway.com/things-to-do/sognefjorden-p1593523
フィヨルドは氷河の浸食によって形成された谷に海水が進入した入り江のことで、フィヨルドが無数に連続する西海岸線で最大のフィヨルドが、全長204km、水深1308mを誇るソグネフィヨルドです。アクセスもバス、鉄道、船と種類も多く、フィヨルド観光の定番コースとなっています。
船からは断崖絶壁を流れ落ちる滝やのどかな田舎の風景など、7変化な風景を楽しめ、最奥部で分かれる世界遺産のネーロイフィヨルドやアウルランフィヨルドへと進んでいきます。船は途中下船も可能なので、各寄港地から異なる景色を眺めながら村散策を楽しんではいかがでしょう。
名称: Sognefjorden/ソグネフィヨルド
オスロからの距離: 540km
アクセス: 「オスロ中央駅」(電車・ベルゲン鉄道)→「ベルゲン駅」下車→電車/「ヴォス駅」下車
→バス/「グドヴァンゲン」下車→船/「フロム港」下船→電車/「ミュルダール駅」下車
所要時間: 電車/6時間30分+1時間15分+バス/50分+船/2時間+電車1時間10分
運賃: 電車/NDK750+NDK220+NDK130+NDK450+NDK400
公式サイト: https://en.sognefjord.no/
16.ガイランゲルフィヨルド/ガイランゲル
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AB-2419374/
ノルウェー観光で欠かせないフィヨルドの中で、長さと深さ共に最大級の西ノルウェーフィヨルド群にあるガイランゲルフィヨルドは、5大フィヨルドの一つとして屈指の観光スポットで、ネーロイフィヨルドと共に2005年に世界遺産に登録されています。
海岸から120km奥に伸びる入り江は美しいコバルトブルーに輝き、1500mの山々に囲まれた風景は「フィヨルドの真珠」と称えられています。幾つかある展望台の中でも絶景スポットなのが「ダールスニッパ展望台」と「フリーダールスユーエ展望台」で、ガイランゲルの町からバスツアーも出ています。
またガイランゲル~ヘルシルト間のクルーズツアーもあり、断崖絶壁から流れ落ちる「求婚者の滝」「花嫁のベール」「七人姉妹」と呼ばれる滝を船から眺めるのも印象的です。
名称: Geirangerfjorden/ガイランゲルフィヨルド
オスロからガイランゲルの距離: 310km
アクセス: オスロ(鉄道・飛行機)→オースレン→バスに乗換→ガイランゲル
開館時間: 24時間
定休日: なし
公式サイトURL: https://www.geirangerfjord.no/
17.リーセフィヨルド/スタヴァンゲル
出所:https://www.nasjonaleturistveger.no/en/routes/ryfylke?attraction=Lysefjorden-Preikestolen
ノルウェーの5大フィヨルドの一つリーセフィヨルドは、全長42kmに渡り高さ1km以上の断崖絶壁が広がり、光る性質を持つ花崗岩の地質から「光のフィヨルド」を意味する名前が付けられました。
見所は「教会の説教壇」「奇跡の展望台」と称される25m四方のテーブル状のプレーケストーレンで、高さ604mの崖に突き出た1枚岩から見下ろすフィヨルドの風景は、畏怖を覚えるほどの美しさです。1866年にここを訪れたヴィクトル・ユゴーもこの絶景美を詩に表しています。
名称: Lysefjorden/リーセフィヨルド
オスロからスタヴァンゲルの距離: 302km
アクセス: 飛行機/オスロ空港→スタヴァンゲル空港→フェリー/「タウ」下船 →バス/「プレーケストーレン」下車→登山口
所要時間: 飛行機50分+フェリー30分+バス25分
開館時間: 24時間
定休日: なし
公式サイト: https://lysefjorden.com/about-lysefjorden/
18. フロム鉄道
出所:https://theculturetrip.com/europe/norway/articles/why-you-should-visit-norways-breathtaking-flamsbana-railway/
ノルウェー観光で3番目に観光客が多く年間50万人以上が訪れるという隠れた名所は、意外や意外フロム鉄道なのです。オスロ~ベルゲン間にあるミュルダール駅~フロム駅で1940年に運行が開始し、最大55%の急勾配の20kmの山間部を1時間かけて走る人気の鉄道で、数々の旅行メディアで世界の絶景鉄道の一つに選ばれています。
ルートにある20のトンネルのうち「ヴァトナハルセントンネル」では、180度旋回する馬蹄型カーブが見所です。断崖から流れ落ちる幾つかの滝も眺められ、落差93mのショースの滝では5分間停車し絶景をじっくり眺められます。フロム鉄道はドイツ製EI17型機関車が牽引し、列車内部はクラシックな内装で全席2等の自由席となっています。
名称: Flåmsbana/フロム鉄道
走行区間: ミュルダル駅~フロム駅
ミュルダル駅へのアクセス: 18章「ソグネフィヨルド」のアクセス参照
駅数: 11駅
路線距離: 20.2km
公式サイト: https://www.visitflam.com/activities/flamsbana—the-flam-railway/
19.アトランティックオーシャンロード
出所:https://theculturetrip.com/europe/norway/articles/why-norways-atlantic-road-is-the-breathtaking-route-you-need-to-visit/
世界の絶景ドライブロードに選ばれ、車のCMロケ地にもよく使われるアトランティック・オーシャンロードは、ノルウェー海に浮かぶ幾つかの小島を8つの橋で結ぶ8kmにわたる絶景ロードです。1983~1989年にかけて完成し現在は通行料無料となり、年間25万人以上の観光客が訪れています。
道中に4か所のビューポイントが設置され、見所の一つ「ストルセイスネ橋」は長さ260m、高さ23mで道が途切れ海に落下するような錯覚を覚えます。2005年には「世紀の技術賞」を受賞しており、ドライブ好きな人なら一生に一度は運転してみたい美しいドライブコースです。
名称: Atlanterhavsveien/アトランティック・オーシャンロード
住所: Atlanterhavsveien, 6530 Averøy
アクセス: 飛行機/オスロ空港→モルデ空港
所要時間: 1時間
運賃: NDK2500
公式サイト: https://en.visitnorthwest.no/activities-and-attractions/atlanticroad/
20.ブリクスダール氷河
出所:https://www.canuckabroad.com/places/place/briksdalsbreen-glacier/
ノルウェーの大自然観光の一つに氷河観光があります。ノルウェー南部にあるヨステダール氷河国立公園はヨーロッパ最大で、全長100km、幅15kmに及ぶ巨大氷河が現存しています。中でもブリクスダール氷河はアクセスしやすい氷河観光スポットとして人気があり、レストランや土産物店、ハイキングコースも充実しています。
ブリクスダール氷河は海抜2000m、厚さ600mもあり巨大規模ですが、近年の温暖化で氷を失いつつあり、青く神秘的な氷河登山もできなくなってきています。氷河が溶けて絶景が見れなくなる前に、是非一度訪れてみたい秘境の一つです。
名称: Briksdalsbreen/ブリクスダール氷河
住所: In Jostedalsbreen National Park, Norfjord, Sogn og Fjordane
アクセス: ストリーン・ローエン・オルデン(氷河バス)→「ブリクスダーレン」下車→徒歩約45分。(バスは6~8月のみ運行)
開館時間: 常時
定休日: なし
入場料: 無料
公式サイトURL: http://www.briksdalsbre.no
ヴァイキングが築いた国ノルウェーは、今や高福祉国家で幸福度がスイスに次いで世界第2位と高く、国民にも余裕とゆとりが感じられ、観光客を温かく迎えてくれます。
日本のように森林国でありながら、北極圏に近い厳しい自然が創り出す大自然は、ノルウェーでしか経験できない数々の神秘的体験や印象的な風景を心に刻んでくれます。
レストランでは世界一高級と言われるノルウェーサーモンをいただきながら、大パノラマの自然を心ゆくまで楽しんでみませんか。
出所:https://www.itinari.com/fr/kjeragbolten-hiking-the-stone-bridge-9s6t
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