JR下灘駅

JR下灘駅
photo by @mtresort14
四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅。日本一海から近い駅と知られ、鉄道ファンからも人気が高く写真撮影を楽しまれる方も多いです。数々の映画やドラマのロケでも使われることが多く、最近では藤原竜也さん主演のドラマ「リバース」や木村拓哉さん主演の映画「HERO 特別版」で登場したことで有名です。夕日の絶景スポットとしても知られているので、時間帯を合わせて訪れてみるのも良いですね。

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JR下灘駅の基本情報


【ふりがな】しもなだえき
【 住所 】〒799-3312 愛媛県伊予市双海町串
【アクセス】JR松山駅からJR下灘駅まで約45分

JR下灘駅
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絶景が楽しめる駅「JR下灘駅」へのアクセス方法や見どころ

JR下灘駅とは?

JR下灘駅について
JR下灘駅(しもなだえき)は、愛媛県の伊予市双海町大久保にあります。四国旅客鉄道(JR四国)の予讃線(愛ある伊予灘線)の駅です。こちらの駅には観光列車「伊予灘ものがたり」が停車することから、絶景を求める観光客の他、鉄道ファンにも人気の駅です。

駅はそれほど大きくなく、単式ホーム1面1線の地上駅になります。初めは島式ホーム1面2線、つまり線路が2つあったのですが、向井原から内子間の新線開業がされた後、駅舎の方にあった1線を撤去したのです。

JR下灘駅の駅舎
JR下灘駅は元々は木造駅舎で、それが少しずつ綺麗に改装されながら現存している、今ではあまり見かけることのない珍しい駅舎です。駅の中には待合所があり、その他には今はもう使われていない出札口もあるのです。

JR下灘駅は駅員さんのいない駅
JR下灘駅は駅員さんが配置されていない、いわゆる無人駅です。以前はたばこ店もありそこに店員さんもいたのですが、そのお店が休業したことで今では駅員無配置駅になっています。

JR下灘駅の1日平均の乗降人員は、約60人程度とされています。ここは下灘集落より約1kmほど東にある駅で、近くには海を埋め立てて造られた港や市役所、郵便局、小学校や中学校もあります。観光目的で降りる人も多いので、無人駅ですが全く人がいないということはないのです。むしろ、観光目的で来る人が多いので、GWや夏休みなどの長期休みはなかなかの混み具合を見せます。

JR下灘駅は日本一海から近い駅

JR下灘駅はかつて、駅ホームのすぐ下に波が打ち寄せるくらいに線路と海岸が近接している駅でした。そのため、「日本一海に近い駅」とも呼ばれていたのです。海を埋め立てるようにして国道378号が開通しましたが、今でもホームから伊予灘を眺めることができます。

鉄道ファンにおすすめポイント

電車の中から撮影
JR下灘駅での撮影の前に、JR下灘駅へ向かう電車の中から窓の外を眺めてみましょう。1両編成の電車に乗って窓際の席に座れば、美しい海の景色を見ることができるのです。人がいないようなら、海とは反対側の席に座ってそして電車の席、窓、その向こうの海を入れて撮ってみると素敵な写真に仕上がります。

駅を出て外から撮影
JR下灘駅はバックに空と海、そしてその手前に電車という、鉄道と景色を楽しみたい鉄道ファンにおすすめの景色を眺められる駅です。一旦JR下灘駅を出て、そしてちょっと後ろに下がって撮影をすると、空、海、電車の景色をバッチリ写真に収められるでしょう。屋根と椅子も入れつつ撮影してみると、画面に広がりが出るのでおすすめです。

JR下灘駅での撮影ポイント

入道雲
JR下灘駅のおすすめ撮影時期は夏、8月の晴れた日中です。周りに太陽を遮る建物がなくて暑いものの、入道雲とJR下灘駅という景色は絶品なのです。是非夏にJR下灘駅へ行く機会があれば、晴れの日を狙ってみましょう。

雪景色
雨が降ると空が曇って思うような写真が撮れない、でも雪の日は同じ曇りでも幻想的な写真が撮れます。愛媛県は雪が降らないと思っている人も多いでしょう、しかし2月から3月にかけてのとくに冷え込む時期には雪がちらつくこともあります。雪が降ると曇っていて海もどんよりしていますが、滅多に撮れない雪とJR下灘駅という写真が撮れるので諦めずに行ってみましょう。

夕日
JR下灘駅といえば海、その海が最も美しく冴えるのが夕方です。海に沈む夕日とJR下灘駅、そして夕日が沈んだあとに訪れる青い風景、通称マジックアワーとJR下灘駅の景色はそう見れるものではありません。

とくにおすすめの時期は夏、もしくは冬です。冬は空気も澄んで他の時期よりも夕日が美しく見れる時期なので、寒さを我慢してでも行ってみる価値があります。

駅舎から
JR下灘駅の写真で検索するとよく見かけるのが屋根と椅子、そしてホームと海といった写真です。しかしもうちょっとひねった写真を撮りたいという人には、駅舎からの風景をおすすめします。駅舎の中からは駅名票とホーム、そして海と空といった景色を見ることができるので、ここから撮ってみても面白い写真になるでしょう。

高台から
JR下灘駅の外からJR下灘駅と線路、そして海を一望できるスポットもあります。JR下灘駅から西へ約200m程行くと、少しひらけた場所に出るのです。ここからの眺めはあまり知られていないので、ちょっと変わった角度からJR下灘駅の景色を眺めたい人におすすめです。ただし周りは車通りも多いので、十分注意しましょう。

【注意喚起】インスタ映えを求めて不法侵入が多発!?

下灘駅近くにある海岸にて、まるで海に向かって続く線路「水の線路」が「千と千尋の神隠し」に出てきた風景と似ているということで近くにある造船所へ不法侵入するケースが増えています。

水の線路は、船を巻き上げて修理をするための仕事道具であり撮影をするために設けられたものではありません。また仕事現場である造船所へ不法侵入するのに加えてゴミを不法投棄する人も出てきて、造船所の方々は現在とても苦しんでいます。

こちらには立ち入らず、JR下灘駅をはじめとした公式のスポットでの撮影を楽しみましょう。

JR下灘駅は映画・ドラマのロケ地にも!

映画 よさこい旅行や男はつらいよ
フランキー堺が演じる主人公が勤める土佐大原駅として起用されました。また、男はつらいよのシリーズの第19作「寅次郎と殿様」のロケシーンとして、JR下灘駅のホームが映っています。

ドラマ リバースやHERO 特別篇
人気ドラマのリバース、そしてHERO 特別篇でもJR下灘駅が出てきます。他にもCMロケ地としても使われているので、ドラマやCMと一緒の構図で撮ってみるのもおすすめです。

青春18きっぷのポスターにも
JR下灘駅は青春18きっぷのポスターになんと3度も使用されました。青春18きっぷのポスターのキャッチコピーは例えば「前略、僕は日本のどこかにいます」、「思わず降りてしまう、という経験をしたことがありますか」が有名です。ポスターの写真を集めた書籍もあるので、そちらと同じ構図で撮ってみるのも面白いでしょう。

JR下灘駅へのアクセス方法

電車の場合
JR松山駅からはJR下灘駅まで約45分ほどです。一旦電車を降りて駅を出る場合は、次の電車の時間に注意しましょう。時刻表はこちら。JR下灘駅は土日でも電車の本数が少なく、2~3時間に1本程度しか来ない上に終電も早いので、遅くまで外を歩くなら泊まりが必須です。

時間の都合上、駅を出られない、でも夕焼けを撮りたいというときは、下灘駅に10分だけ停車する電車に乗ることをおすすめします。それは観光列車「伊予灘ものがたり」という電車です。道後編という16時10分に八幡浜を出発して16時30分に伊代大州、JR下灘駅に10分停車、18時22分松山駅到着の伊予灘ものがたりなら、難なく観光ができます。

車の場合
JR松山駅からJR下灘駅までは車で約1時間程度です。近くに駐車場がありますがあまり数多く駐車できない上に、すぐ満車になります。できれば公共機関でのアクセスがおすすめです。

JR下灘駅の夕焼けプラットホームコンサート

JR下灘駅では毎年9月の第1土曜日に夕焼けプラットホームコンサートが開催されています。そのコンサートの場所はなんと駅のホーム、夕日を見ながら美しい音楽を聴けるなんて、とても貴重な体験ができるのです。

JR下灘駅周辺の観光、食事スポット

夕焼けこやけライン
愛媛県は伊予市双海町から大洲市長浜町までの道路を夕焼けこやけラインと呼びます。海岸沿いの道路で、もしもレンタサイクルや車でJR下灘駅へ向かうのならここも意識してみましょう。

下灘珈琲
駅を出ると新しくオープンした下灘珈琲というカフェが見えてきます。ワゴン販売にオープンテラスというとってもキュートなお店です。インスタ映えもする上に、コーヒーも美味しいので休憩にいかがでしょうか。

本谷の棚田
JR下灘駅から約3kmのところには本谷の棚田があります。5月~6月の田んぼに水が張ってある時期はとくにおすすめ、水田に映りこむ夕日の赤色がとても綺麗です。

道の駅 ふたみ
JR下灘駅から約6kmほどのところに道の駅 ふたみがあります。お土産を買うならここがおすすめ、揚げたてのじゃこ天が美味しいので、是非食べてほしいです。

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