明治大学博物館(拷問博物館)
photo by @snaplace_insta
明治大学博物館(拷問博物館)の基本情報
【スポット】明治大学博物館(拷問博物館)
【ふりがな】めいじだいがくはくぶつかん(ごうもんはくぶつかん)
【 住所 】東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階
【アクセス】JR中央線・総武線 御茶ノ水駅 徒歩約3分
【最寄り駅】御茶ノ水駅
【営業時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【 料金 】無料
【クーポン】なし
明治大学博物館(拷問博物館)
が含まれる観光マップ
ギロチンや石抱き責めも展示!恐怖の拷問博物館の基本情報を公開
拷問博物館って、どんなところ?
東京都千代田区にある明治大学駿河台キャンパスには、3つの常設展示を行う博物館があります。日本の伝統工芸品の全体像が分かる「商品」部門、石器時代から古墳時代までの各遺跡をコレクションした「考古」部門、そして罪と罰の観点から絵画や文書だけでなく、実際の拷問器具まで展示してある「刑事」部門の3部門から成り立っています。
もともとは、3つがそれぞれ独立して開館していたようですが、現在は統合されているため、効率よく見学できます。
今回この記事では、刑事部門にあたる通称「拷問博物館」と呼ばれる場所をご紹介します。
ここはマスト!拷問博物館の見どころ
拷問博物館では、江戸時代から明治時代までの逮捕から拷問・処刑までの流れを展示しています。
江戸時代では逮捕する時に、実際どのような器具を使っていたのか?囚人はどのように扱われていたのか?などを絵画や文書を通じて視覚的に理解することができます。
江戸の「捕者三道具」 突棒 刺又 袖からめ pic.twitter.com/m3NOQMnk
— 月探偵 満月飛地 (@tukiakari3) February 15, 2013
当時は、逮捕の際に罪人が逃げないように、このような捕者三道具を駆使していました。
現在のように、さっと手錠を出して逮捕できる時代ではなかったようで、多くの労力が必要だったんですね。
罪人は、逮捕されたのちに取り調べに移ります。この際、罪人が黙秘をしたり否認をするようなことがあればこのような拷問具を使っていました。
裁判が終わり、罪の軽い人には、手鎖や入れ墨といった処罰の方法もあったようです。
ただし、場合によっては処刑と判断されることも当時は多くありました。
数多くある拷問器具の中から、いくつか厳選してみました。
【石抱き責め】
自白させる主流としてこちらの石抱き責めが男女問わずに、当時は多くの罪人に対して用いられていました。
拷問博物館
石抱拷具
小雨センセーはこの状態で生活しているのかと思うと感動
小雨大豆ファン、酔狂倶楽部ファンなら是非行ってみて欲しい pic.twitter.com/ymELvRqbc1— hiro (@hiro32674708) January 26, 2018
正座をさせられた上に重さ50kgもある石を置かれ、この拷問に長時間耐え続けなければなりません。
あまりの重さに耐えかねて、無実だったのに自白をしてしまう人もいたようです。
【鋸(のこぎり)引仕置の刑具】
この刑は、当時の主流だった磔刑よりさらに重罪を犯した罪人に課せられます。
当時の大罪とは主人や親を殺すことです。ただし、この方法での処刑はあまりにも残忍性があるため、実際には数例しか執行されなかったようです(諸説あり)
鋸引仕置だけは勘弁してくだせ〰️‼️
獄門首台((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル pic.twitter.com/ldq1Gj36Vu— てらの たびと(寺 旅人) .。.。o○役員連中が五月蝿いから在宅勤務になっちまってよー‼️ (@TERATABIST) August 26, 2017
実際の処刑方法としては、穴のあいたところに首だけ出ている状態で、2日間、罪状と名前の書かれた旗と共に晒し者にされます。その後、この状態のまま市街地を1日中引き廻しにされ、最終的には処刑場で首をのこぎりで切られてしまうという屈辱と苦しみを強いられます。
また、日本の拷問器具だけではなく、ギロチンやニュルンベルクの処女作など海外の拷問も展示されています。
【ニュルンベルクの処女】
別名「鉄の処女」とも呼ばれるこの像は、聖母マリアやハンガリーの伯爵夫人であるバートリ・エルジェーベトがモデルになっていると諸説あります。
拷問博物館に行ってきた。石抱きにアイアンメイデン、ギロチン。 pic.twitter.com/o2yMS8UghV
— 8413第七師団 (@8413) November 12, 2016
拷問博物館でなく屋外に飾ってあれば、可愛らしくも見える像ですよね。
しかし、罪人をこの鉄の処女の内部に入れて扉を閉じると、それと同時に扉に取り付けられた多くの鉄の棘に、全身を刺されて絶命してしまう…という想像を絶する処刑方法なんです。
注意点
大学に併設されている博物館ですので、基本的には無料ですが特別展示の場合は有料のこともあるので、事前にチェックをしましょう。
その他、大学が祝日の振替で平日が休みの時は、こちらの博物館も休館となります。
また、当時の絵画や実際の拷問器具は、かなりリアリティのある内容となっています。
小さなお子様をお連れになる時はどの展示物を閲覧させるか注意しましょう。
アクセス
車で行く場合
首都高速5号池袋線の西神田出口から1.3km、または首都高速都心環状線の神田橋出口から1.1kmとなっています。
明治大学博物館には専用の駐車スペースがないため、明治大学リバティタワーの地下駐車場(有料)を利用しましょう。
電車で行く場合
JR御茶ノ水駅が最寄駅となり、そこから徒歩5分です。
メトロをご利用の場合は、丸ノ内線の御茶ノ水駅または千代田線の新御茶ノ水駅(B1出口)より、それぞれ徒歩8分です。
明治大学博物館(拷問博物館)の基本情報
・名称:明治大学博物館(刑事部門)
・住所:〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1アカデミーコモンB1
・電話番号:03-3296-4448
・営業時間:10-17時(入館は16:30まで)
・定休日:日曜日、祝日、夏期休業日(8/9-8/16)、冬季休業日(12/28-1/4)
※8月の土曜日に臨時休館があるため、大学のホームページを確認しましょう。
まとめ
明治大学博物館は都心からのアクセスも良好で、無料で見学ができるため、気軽に行って楽しめます。また、日本の人権の歴史に触れて勉強できる良い機会ともなります。
展示品や絵画も多くあるので、普段はあまり博物館や美術館に行かない方も、退屈せずに楽しめるよう工夫がされています。
日常生活では体験することができない刺激を、ぜひ一度味わってみてください
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