黒門市場

黒門市場
by http://shun-gate.com/roots/roots_24.html
「大阪の台所」と言われているスポット。こちらは580mのアーケードに約180店舗の生鮮・鮮魚店等が並んでいます。仕入れのために料理人さんたちも通うこちらのスポットで美味しい食材を探してみては?

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黒門市場の基本情報


【 住所 】大阪府大阪市中央区日本橋2丁目4番1号


公式ページ

食の都の台所、黒門市場

「京の着倒れ、大阪の食い倒れ」などと言われるように、大阪は食の都です。

そんな大阪の食を支えているのが黒門市場。

中央区日本橋の一丁目から二丁目にかけて広がる商店街です。

黒門市場の概要

アクセスは地下鉄千日前線の日本橋駅を降りてすぐ。

地下鉄の駅を降りて千日前通り、または堺筋から沿いに歩いていくとすぐに見つかります。

キタやミナミからも近いため、大阪城や通天閣など、一通りの大阪観光に飽きてしまったら黒門市場を訪ねてみるとよいでしょう。

東京の商店街は道路の左右に店が並んでいるタイプのものが多いですが、大阪では大き目の商店街にはアーケードがついていて、黒門市場もそのひとつ。

雨が降っていても傘を差さずに歩けるので、ちょっとぶらぶらしてみるのにも最高の場所です。

さて、もともと黒門市場は大阪の料理人が食材を調達するための市場でした。

大阪を代表する冬の味覚である最高級のフグをはじめ、マグロ、タイ、ウニなどの高級食材が集まるプロ向けの鮮魚店が多く並んでいましたが、現在は一般の過程や観光客向けに食べ歩きが楽しめる店も多く、プロでなくても緊張せずに買い物を楽しむことができます。

黒門市場の魚の名店

黒門市場には数多くの人気店がありますが、その中でも一番有名なのは「黒門三平」。

季節の魚介類を豊富に取りそろえた鮮魚店です。

店頭には、南は九州から北は北海道まで、選りすぐった旬の魚が並び、それを使った刺身や握り寿司も販売されています。

ここでは広いイートインスペースがあり、購入したものをすぐに食べることが可能です。

一番人気は「特選海鮮丼」。マグロやいくら、イカ、サーモン、ホタテなどが乗った海鮮丼は、まさに海の宝石箱。

お値段も1200円と比較的リーズナブルで、まさに食の街・大阪を実感できます。

もっとリッチに張り込んで!という人には「うにいくら丼」はいかがでしょう。

こちらは丼の半分がうに、残りの半分がいくらにおおわれたぜいたくな丼。

気の利いたことにそこにサーモンも乗っていて、サケの親子丼としても味わえます。

本場北海道で食べるのにも劣らない味で、人気が高いため夕方を待たずに売り切れてしまうこともあるほどだとか。

また黒門市場では提供されるメニューの中から優れた逸品を認定する「クロモンドセレクション」という制度を行っていますが、こちら「黒門三平」の「ロブスターと貝の味噌汁」は2014年の金賞を受賞しています。

しっかりと身の入ったロブスターを殻ごと入れてだしを取り、さらにあさりでうま味をプラスした海の味わいが存分に楽しめる味噌汁は、心も体も温めてくれます。魚介の中でもマグロが大好きという方にオススメしたいのは「まぐろや黒銀」。

鮮魚の中でもマグロで勝負するお店として有名で、とにかくマグロならこのお店として知られています。

こちらも鮮魚店ですが、カウンターが設置され、イートインが可能です。

なんといっても食べてみたいのは「生本マグロ三食丼」。

貴重な生の本マグロを使用したマグロ丼で、大トロ、中トロ、赤身の三食が楽しめます。

生の本マグロは脂身の味だけでなく、香りや触感も冷凍ものとは全く異なりますので、マグロ好きだけでなく、未体験の方にはぜひ一度試していただきたいメニューです。

リーズナブルなメニューなら「本マグロステーキ丼」がおすすめ。

周りだけを炙って中をレアに仕上げた本マグロのステーキがたっぷり乗った丼で、価格はなんと1000円以下。

このお値段で本マグロを楽しめるのは値段と味にうるさい大阪ならではでしょう。

また「まぐろや黒銀」では、「まぐろのトロと和牛のトロ丼」という数量限定のスペシャルメニューも用意されているので、こちらもぜひ一度は味わってみたいものです。

丼ものだけではなく。マグロの串カツ、コロッケ、マグロのサンドなどマグロを使った様々なメニューもあるので、こちらを食べながらぶらぶら歩くというのもいいかもしれません。

マグロといえば「まぐろエン時」も外せないお店です。

こちらはマグロを専門に扱うお店で、提供される「国産本マグロ大トロにぎり」は大人気メニューとなっています。

魚介類では「魚問屋深廣商店」も有名なお店です。

こちらは様々な魚介類を扱っていて、店頭でさばかれた魚が次々と売れていきます。

暖簾のようにオススメの魚介が書かれた大きな紙が並ぶ様子は、いかにも活気あふれる黒門市場の魚屋という風情です。

こちらにもイートインスペースが設けられていて、店頭で販売されている商品はその場で味わうことが可能です。

こちらの名物は「お好み海鮮丼」。なんとご飯代300円をプラスすれば店頭の刺身などを選んでお好みの海鮮丼を楽しむことができます。

ふぐやはもなど大阪らしい味もあり、他では楽しめない海鮮丼を味わえるでしょう。

大阪らしいふぐをもっと味わいたいというひとには「浜藤」がおすすめ。

こちらは店頭でさばいた「てっさ(ふぐの刺身)」「てっちり(ふぐのなべ)」などを持ち帰ることもできますが、座敷やカウンターも用意されているので、本物のフグの味を楽しみたいという人でも安心コースを頼めば府引き、から揚げ、てっさ、てっちりと、フグ料理のすべてが味わえるのでオススメです。

黒門市場の肉の名店

黒門市場は魚介類だけと思われがちですが、肉でも名店があります。

「丸善食肉店」は黒毛和牛にこだわった名店。もちろん肉を購入するだけでなく、食べ歩きように無料調理のサービスも行われています。

店頭の鉄板で焼かれる黒毛和牛の香りは、黙って素通りできないと大評判です。

もちろんイートインスペースもあり、キタやミナミで食べれば数万円という鉄板焼きが非常にリーズナブルに味わえることから外国人観光客にも大人気のお店となっています。

黒門市場でフルーツ

肉や魚を堪能したら、デザートにフルーツはいかがでしょう。

黒門市場でフルーツといえば「ダイワ果園」。こちらは老舗の高級フルーツ店で、関西のデパートにも直営店を出店している有名店です。

店頭ではしぼりたてのフルーツジュースを提供、一流店の果物がカジュアルに味わえると大人気を集めています。

それだけではく、ケーキショップが併設され、フルーツをたっぷり使ったフルーツタルト、黒豆や栗のクリームを使用した「大阪黒門ロール」はお土産などにも喜ばれ、大阪のひそかな名物ともなっています。

黒門市場でカフェ

歩き回って疲れたら、「伊吹珈琲店」でちょっと休憩はいかがでしょうか。

こちらは昭和の懐かしい雰囲気が今に残る喫茶店。チェーン店では味わえない落ち着きとくつろぎを提供しています。

観光客にはまだ知られていないお店で、食材を買い出しに出た調理人、市場で働く人たちの休憩スポットとして使われています。

そのため味はお済つき。コーヒーは濃く、しっかりとした味。またサンドイッチも評判で、「卵トースト」「ハムトースト」は市場で働く人の疲れた体を癒しています。

パンは軽くトーストされ、その中に挟まったタマゴやハムはリーズナブルな値段ながらも、長く市場の人たちに愛されているだけはあるということが納得できる味わいです。

お店で使用されている豆は販売されているので、家でもこの味を楽しみたい、コーヒー好きな人へのお土産にももってこいでしょう。

このほか、黒門市場では大阪名物のたこ焼きや、大きなえびせんべいにたこ焼きを挟んだたこせん、イカ焼き、お好み焼きなどのお店もそろっています。

また大阪らしいしっかりとした出汁のうどんなどの名店もあり、大阪の食を堪能したいなら、ぜひ黒門市場に足を運んでみることをおすすめします。

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