青森観光の外せない定番スポット22選
photo by @jojomen73
青森観光といえばりんごが有名ですが、それ以外にも青函トンネルやねぶた祭など、青森に来たら見逃せない必見の観光スポットがたくさんあります。そんな定番スポットを22個厳選して紹介します。
1. 白神山地
photo by @nu_autumn
白神山地は世界最大級の美しいブナの原生林が広がっており、世界自然遺産に登録されています。縄文時代に誕生したといわれており、人の手がほとんど入らない場所が多数ある貴重な原生林であるため、入山には許可が必要な場所もあります。ただ、十二湖周辺を散策するコースは許可の必要がありません。ハイキング感覚で楽しめる十二湖散策コースでは「青池」を観光でき、光の加減によって生み出される青色の湖水と周りの森林により、幻想的な光景をみることができます。
2. 奥入瀬渓流
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奥入瀬渓流は十和田八幡平国立公園の中にあり、水深が日本3位の十和田湖から流出する唯一の河川で、十和田湖畔からの約14kmの渓流を奥入瀬渓流と呼ばれています。渓流には遊歩道が整備されており、焼山から十和田湖畔の子ノ口へ向かっていくと、先に進むにつれて流れが激しくなっていく様子を見ることができます。中でも「阿修羅の流れ」と名前が付いたビューポイントは、苔の生えた岩の間を流れる水の激しくて雄々しい眺めを堪能することができます。
3. ねぶたの家 ワ・ラッセ
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青森の大きな祭りと言えば「ねぶた祭」です。ねぶた祭りは毎年8月に開催されていますが、ワ・ラッセでは1年を通してねぶた祭を体感することができます。ねぶた祭の山車には、色鮮やかに作られた大きな張りぼて人形が乗っていますが、ワ・ラッセでは大型ねぶたが展示されていて、大迫力なねぶたを間近で見学できます。また、ねぶた祭の踊り手である「はねと」を祭りと同じように体験できるので、大人から子供まで家族そろって踊りながら楽しめるスポットです。
4. 弘前城
photo by @sheetsandy
弘前城(ひろさきじょう)は、津軽統一を成し遂げた津軽為信が建築を計画し、2代目の信枚が1611年に建造しました。青森を代表する弘前城は、国の重要文化財に指定されており青森観光の名所となっています。1627年に天守閣が焼失してしまいますが、江戸時代末期の1810年に再建されました。弘前城の天守閣からは、日本三大桜名所として知られる「弘前公園」を眺めることができます。また、外せないスポットとしては弘前城の外堀です。毎年開催される「弘前さくらまつり」では外堀の水面が、桜の花びらで桜色に染まっています。
5. 青森観光りんご園
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_02201cb3510079403/
青森県と言えばおいしいりんごです。りんごの生産量が日本一の青森県には、多くのりんご園が存在します。青森観光りんご園は、八甲田山のふもとにある観光りんご園です。この地域は、昼夜の寒暖差が激しいため、おいしいりんごを作ることができます。もちろん、りんご狩りをすることができるのですが、入園料込みで300円と破格の値段でりんごをもぎ取ることができます。
6. 酸ヶ湯温泉
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_02201cd2110076330/
酸ヶ湯温泉は標高900mにある八甲田エリアで最も有名な温泉です。300年以上の歴史があり、酸ヶ湯温泉名物のヒバ千人風呂という巨大な混浴湯では、老若男女問わず温泉を楽しんでいます。混浴ではありますが、女性専用の時間帯もあります。また、5か所の源泉のうち「まんじゅうふかし」では熱い蒸気の上に木箱を置き、その上に腰かけて、湯治を行う人がいます。10日くらい湯治に費やす人も多いため、宿には湯治棟が設けられ自炊できるようなプランがあります。
7. 青函トンネル
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_02306cc3290032412/
青函トンネルは、構想から42年もの歳月をかけて建造された本州と北海道を結ぶ海底トンネルです。海底240m、総延長53.85kmの青函トンネルは、世界最長の海底トンネルです。青函トンネルの歴史が紹介されている「青函トンネル記念館」では、当時の資料をもとに音声や映像、立体モデルなどで、過酷だった工事の様子などが再現されています。また、青函トンネルの工事作業に使った坑道の体験ツアー「体験坑道」を楽しむことができ、地上では味わえない海面下140mの世界を体験することができます。
8. 三内丸山遺跡
photo by @akamai817
三内丸山遺跡は、日本で最大級の縄文集落跡です。遺跡に入ると柱穴がならぶ大型掘立柱建物跡を見ることができたり、復元された竪穴住居の中に入ることができます。遺跡内には「さんまるミュージアム」があり、三内丸山遺跡で出土した綺麗なグリーンの翡翠(ひすい)、高さ30センチほどある大型板状土偶、水晶でできた矢尻、当時から防腐処置が施された堀立柱建造物の柱跡から出土した栗の木、スマートフォンが入る位の大きさの縄文時代のポシェットなどが展示されています。
9. 八食センター
photo by @dfg_mgk
八食センターには、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や四季折々の旬の食材が所せましと並ぶ食品市場があります。また、店内で買った貝やエビ、魚などの魚介類を炭火で焼いてその場で食べられる七厘村や、ウニやイクラなどを惜しげもなく使用したのっけ丼を楽しむことができる厨スタジアムや味横丁があり、観光客のお腹を満たしてくれます。土産品も充実しており、八食センターに行けば青森のお土産に苦労することはありません。また、子供が遊べるわんぱく広場があるので、家族で安心して楽しめます。
10. 不老ふ死温泉
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_02323cd2110076341/
不老ふ死温泉は、日本海に面した黄金崎に最も近い温泉宿です。新館の大浴場からは日本海の波を見ながら温泉を楽しむことができます。また、日本海パノラマ展望露天風呂では、潮風を肌で感じながら温泉を堪能できます。そして、名物の海辺の露天風呂は、日本海の海水が入ってきそうなくらい海と近い露天風呂で、極上の解放感を味わうことができます。夕日が見える時間帯なら、幻想的な黄金の露天風呂を楽しめます。また、8時~16時の間であれば、宿に泊まらなくても立寄り入浴ができます。
11. 浅虫水族館
photo by @pipichan27
浅虫水族館のコンセプトは遊ぶ・楽しむ・学べる水族館です。水族館に入って初めに待ち受けるのが、地元青森の「むつ湾の海」が表現された水深4mの迫力ある海底トンネルです。ダイナミックなジャンプが見れるイルカショーですが、トレーナーと同じ場所にあるイルカパフォーマンススペシャルシートがあり、トレーナー目線でショーを楽しむことができます。また、ウミガメのえさやり体験や深海で暮らすオオグソクムシを直接さわる体験など、海の生き物たちを間近で楽しめる体験ツアーも充実しています。
12. 八甲田山
photo by @oshareyaaan
八甲田山はひとつの山を指すわけではなく、青森市の南側にそびえる山々の総称です。最も高いのは、標高1584mの八甲田大岳です。日本百名山の一つとしても名高い八甲田山の魅力は広大な湿原で、新緑・紅葉・雪景色と季節に応じて色鮮やかに風景を変えていきます。また、八甲田ロープウェーでは美しい八甲田山の山並みを約10分間空中から堪能できます。毎年8月中旬の9日間だけ営業時間が延長され、晴れている日には地平線へ沈みゆく美しい夕焼けを見ることができます。
13. 青森県立美術館
photo by @oooomiki417
青森県立美術館は、三内丸山縄文遺跡に隣接しており、発掘現場からアイデアを得て設計されています。真っ白な建物の美術館で、白い大きな犬のオブジェ「あおもり犬」が出迎えてくれます。建物の外観には「木」と「a」をモチーフにした美術館のシンボルマークがあり、青く光るネオン管で作られたシンボルマークが多数並んでいます。これは「青い木が集まって森になる」という成長が表現されています。また、こども向けのワークショップや演奏会など、美術鑑賞だけではなく、様々な企画が催される新しいタイプの美術館です。
14. 五能線
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000152357/
五能線は秋田県「東能代駅」から青森県「川部駅」の西海岸の町々を結ぶJRのローカル線です。車窓からは美しい景観が堪能できるため、一度は乗りたいローカル線として有名です。雄大な日本海と神秘的な白神山地の景色を電車に揺られながら楽しめます。また、お得に乗車するなら2日間乗り放題の「五能線フリーパス」があります。さらに、全席指定の観光列車「リゾートしらかみ」も人気があります。景色を楽しめるよう窓は大きく作られており、展望スペースも設置されているので、絶景を楽しみながら快適な旅ができます。
15. 津軽三味線会館
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_02382aj2200144740/
津軽鉄道金木駅から徒歩で7分のところにある津軽三味線会館では、迫力ある津軽三味線の生演奏を聴くことができます。また、観光ビデオの上映では、津軽三味線発祥の地である金木町の歴史・郷土芸能などを知ることができます。プロの津軽三味線奏者が教える予約制の津軽三味線体験では、津軽三味線を肌で感じることができます。オリジナルグッズの津軽三味線を演奏する際に使用する「撥(ばち)」を模した撥ストラップは、材料にブナの木や桜の木が使用されている自然な木目のストラップです。
16. 太宰治記念館・斜陽館
photo by @jojomen73
太宰治記念館・斜陽館は、太宰治の父:津島源右衛門の手で建設された巨大な入母屋造りの建物です。階下11室278坪、2階8室116坪、付属建物や泉水を配した庭園など合わせて宅地約680坪の豪邸で、現在では国の重要文化財に指定されています。「苦悩の年鑑」の中で「この父はひどく大きい家を建てた。風情も何もないただ大きいのである」と書いており、太宰治の育った環境がどういったものかを体感することができます。
17. 鶴の舞橋
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_02384aj2200138481/
鶴の舞橋は津軽富士見湖に架けられた日本一の長さを誇る木造三連太鼓橋です。全長は300mで青森県産の「ひば」が使用されています。舞橋は美しいアーチ状になっており、岩木山を背景にした舞橋は鶴が飛び立とうとしている光景に見えると言われ、鶴田町のシンボルとして親しまれています。また、舞橋を渡ることで長寿につながるとも言われています。夜明けや夕日など時間帯や季節によって違った色合いになる舞橋は湖面に写ることで、より一層美しい景色となります。
18. 盛美園
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_02210ah2142099525/
盛美園(せいびえん)は、明治時代の庭師:小幡亭樹の手によって造園された京風の庭園です。大石武学流と呼ばれる津軽に広く伝わる独特の作庭様式で完成されたのが、国指定名勝の盛美園です。明治44年ごろに完成した庭園で、当時から津軽地方で人気がありました。庭園の南西には盛美館と呼ばれる和洋折衷の美しい建物があります。この建物のが、ジブリ作品の「借りぐらしのアリエッティ」に登場する屋敷のモデルになったといわれています。
19. 田んぼアート
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_07342ad2252079665/
津軽平野に位置する田舎館村(いなかだてむら)は、田んぼが広がるのどかな村です。そんなのどかな村で行われた村おこしは、世界中から注目されていている「田んぼアート」です。田んぼをキャンバスにして色の異なる稲を使い分け、巨大な絵や文字を作り出す田んぼアートは、回を増すごとに来場者数が増えてきています。天候や稲の成長で見え方が変わるのも田んぼアートの魅力の一つですが、見ごろは7月~8月の稲が大きく育つ時期で、はっきりとした色合いとなっています。
20. 津軽こけし館
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_02204cc3340044583/
青森県のほぼ中央にある黒石市は、伝統こけしの11系統の1つである津軽系こけしの産地です。津軽こけし館には、約4000本の伝統こけしが展示されています。高さ4.21mの日本一のジャンボこけしと、重量755キロの日本一の木地ダルマと記念撮影することができます。また、こけしを製作する職人であるこけし工人によるこけし製作の実演や、こけし工人の指導の下、自分だけのオリジナルこけしが作れる絵付け体験ができます。隣接する「津軽伝承工芸館」では、無料の源泉かけ流しの足湯や、レストランもみじのご当地B級グルメ黒石つゆやきそばを味わうことができます。
21. 十和田市現代美術館
photo by @elle0319
青森県十和田市の官庁街通りに面した十和田市現代美術館は、ここでしか見られない恒久設置作品が展示された現代アートの美術館です。美術館の前には、花で彩られた躍動感のある「フラワー・ホース」が展示されています。美術館の建物の外壁には、大きなガラスで仕切られている場所もあり、まるで、街に対してアート作品を展示しているかのように見えます。また、官庁街通りを挟んだ向かい側にあるアート広場には、草間彌生さんのアート作品「愛はとこしえ十和田でうたう」があり、カラフルな水玉模様の大きなカボチャが展示されています。官庁街通りは、美術館とアート広場に挟まれる形で、美しい景観を作り出しています。
22. 十三湖
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_02205ab2032073075/
十三湖(じゅうさんこ)は、津軽半島北西部にある海水と淡水が入り交じっている汽水湖です。青森県はしじみの生産量が全国2位で、ミネラルが豊富な十三湖では「ヤマトシジミ」の生育環境が整っており、大量の産出量を誇ります。十三湖で取れたヤマトシジミは出汁、旨味が良く出ると評判です。十三湖のほとりにある「しじみ亭奈良屋」では、ヤマトシジミの特性を生かした出汁と旨味たっぷりの「しじみらーめん」が人気です。
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