香川観光の外せない定番スポット15選

小豆島オリーブ公園
photo by @akari__trip

香川県といえば、「うどん県」という名前で県がPRするほどうどんで有名な県ですが、うどん以外にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。香川観光でおすすめのスポットを15個紹介します。




1.直島

直島
出所:https://www.tripadvisor.jp/

面積が8km、周囲が16km、人口が約3200人の島です。フェリーで岡山から20分、高松から50分で着きます。1990年代からベネッセコーポレーションが「ベネッセアートサイト直島」として芸術活動を開始し、アートによる町づくりが行われてきました。島の自然や文化の中に現代アートを置くことで特別な場所をつくること、ひとつの場所に時間をかけてアートをつくることを基本方針としており、今では現代アートが島のいたるところに点在してアートの島として知られています。

地中美術館は、景観を損なわないようにするために建物のほとんどが地下に埋没されている美術館で、地下であるにも関わらず自然光が降り注いでおり、季節によって作品や空間の表情が違います。ジェームズ・タレルやウォルター・デ・マリア、クロード・モネの作品を鑑賞することができます。また、李禹煥美術館は、建築家の安藤忠雄とヨーロッパを中心に活動しているアーティストの李禹煥とのコラボレーションによって作られた美術館です。鑑賞だけでなくアーティストに関するグッズや書籍の購入も可能です。このほかにも1日では廻りきれないほどのたくさんの施設や作品があるため、あらかじめ何を見るか決めておくのが良いです。

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2.栗林公園

栗林公園
出所:http://www.jalan.net/

高松市に位置し、国の特別名勝に指定されている大名庭園です。面積は東京ドーム16個分の約75ヘクタールで、文化財庭園では日本一の大きさです。特別名勝に指定されている庭園は全部で24箇所あり、そのほとんどが特定の一点から鑑賞する形式の座観式庭園であるのに対して、栗林公園は園内を回遊して鑑賞することができる回遊式庭園です。広い敷地に6つの池と13の築山を配し、それらのさまざまな景色を楽しめるのが大きな魅力です。日本を代表する大名庭園として世界からの評価も高く、フランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で「わざわざ旅行する価値がある」という意味の三つ星に格付けされました。また、アメリカの日本庭園専門誌の「2011年日本庭園ランキング」において、全国850カ所以上の庭園の中から3位に選ばれました。

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3.レオマリゾート

レオマリゾート
出所:https://www.jalan.net/news/article/134879/4

四国最大級のテーマパークであるレオマリゾートは、ゴーカートや大観覧車などのライドアトラクション、キャラクターやパフォーマーが総出演する華やかなパレード、3Dプロジェクションマッピングなど1日では遊びきれないほどイベントが充実しています。レオマ花ワールドは、3万坪の敷地に100種42万株の花が咲き誇り、季節の移り変わりとともに姿を変えていく花を楽しむことができます。また、レオマ光ワールドは中四国最大の250万球イルミネーションで、全国イルミネーションアワードを3年連続受賞しており、2018年度の日本夜景遺産に認定されました。そして、夏季限定のレオマウォーターランドは中四国最大級リゾートプールで、全長260mの流水プールや四国初のバケツスプラッシュなど子供から大人まで楽しめる施設です。

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4.銭形砂絵

銭形砂絵
photo by @fkeijing

有明浜の砂に描かれた寛永通宝を模した砂絵で、大きさは東西122m、南北90m、周囲345mと巨大です。琴弾公園山頂の展望台からみるときれいな真円に見えます。寛永10年(1633年)に、高松藩主の生駒高俊公を歓迎するために一夜で作られたと言われており、この銭形を見た人はお金に不自由することなく長生きができるという言い伝えもあります。毎日、日没から午後10時までライトアップされ、通常はグリーンですが、期間限定でゴールドやブルーに色が変わります。テレビ時代劇「銭形平次」のタイトルバックに使われたり、テレビドラマ「特捜最前線」にも登場したりするなどロケ地としても人気です。

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5.高松城

高松城
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_37201af2170021129/

豊臣秀吉が四国を征服した後、天正15年(1587年)に讃岐1国の領主となった家臣の生駒親正によって作られた城で、別名を玉藻城と呼びます。現在の遺構は、江戸時代初期に徳川家康の孫で徳川光圀の兄にあたる松平頼重によって改修されたものです。瀬戸内海に面し、城内の堀に海水を引き込んだ海城で、日本三大水域の一つです。堀にはチヌやボラ、タイなどの海の魚が泳いでおり、タイのエサやり体験ができます。また、冬期の12月~2月の間を除いて城舟体験が行われており、内濠にそびえる天守台の迫力を感じることができます。

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6.新屋島水族館

新屋島水族館
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_37201cc3320040594/

標高が290mの屋島の山上にある全国でも珍しい水族館です。大小約80個の水槽にフンボルトペンギンやバイカルアザラシ、コツメカワウソなどの約130種類の生物が展示されています。また、人魚のモデルとなった動物で、絶滅の恐れがあり国際保護動物に指定されているアメリカマナティが展示されています。日本の水族館で見られるのは、新屋島水族館と沖縄美ら海水族館だけなのでとても貴重です。イベントも豊富で、ゼニガタアザラシ、バイカルアザラシ、イルカのライブが毎日行われているほか、土日祝日限定で透明なアクリルで作られたボートに乗って、イルカに接触したり、エサやりをしたりできるイベントが開催されています。

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7.二十四の瞳映画村

二十四の瞳映画村
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_37321aj2200023963/

1987年に公開された映画「二十四の瞳」の小豆島ロケで使われたオープンセットが残されています。二十四の瞳に関連したスポットが多数あり、映画や小豆島に関係のある書籍・DVDをコーヒーと一緒に楽しめるカフェ「書肆海風堂」や、常時、映画「二十四の瞳」が上映され、映画「二十四の瞳」壁新聞や同窓会シーンが行われた水月楼のジオラマが展示されている「ギャラリー松竹座」があります。また、平成18年11月にオープンした「キネマの庵」では、1950年代の日本映画黄金期の名作が紹介されており、その隣にある「Caféシネマ倶楽部」で懐かしいアルマイトの食器を用いた給食セットを食べることができます。オリーブ・ナビの無料駐車場から二十四の瞳映画村まで渡し舟が出ており、車なら約30分かかるところ渡し舟なら約10分と早いのでとても便利です。

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8.しろとり動物園

しろとり動物園
出所:http://www.jalan.net/kankou/spt_37302cc3310040397/

1985年に設立され、ライオンやシマウマ、カピパラなど約50種300頭の動物がいます。その中でも日本で希少なホワイトタイガーがたくさんいることで知られており、赤ちゃんが誕生した後に行われる抱っこ会はとても人気があります。また、たくさんの動物が放し飼いになっており、ニワトリが園内を自由に動き回ったり、孔雀が駐車場の辺りまで歩いてきたりします。猛獣以外の動物であれば触ることやエサをあげることができるので、人と動物の距離がとても近いのが特徴です。そのほかにもヤギやヒツジなどの学習発表会やトラの調教による猛獣ショーが行われています。

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9.小豆島オリーブ公園

小豆島オリーブ公園
photo by @akari__trip

約2000本のオリーブの木や130種類を超えるハーブが栽培されており、小高い丘からは瀬戸内海を見下ろすことができます。園内の「オリーブ記念館」には、オリーブの歴史や特質などを資料や映像で紹介する「オリーブまるごと情報ギャラリー」や、オリーブやハーブのグッズが買える売店、小豆島の食材を使った料理が食べられるレストランがあります。また、オリーブ公園は2014年公開の映画「魔女の宅急便」のロケ地となったことで知られています。「オリーブ記念館」で「魔法のほうき」の無料レンタルをしており、白と黒の2種類があります。園内なら持ち出しができるので、映画の主人公のキキになりきって撮影を楽しんでいる観光客がたくさんいます。特にギリシャ風車は瀬戸内海の青とのコントラストがきれいで人気の撮影スポットとなっています。

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10.マルキン醤油記念館

マルキン醤油記念館
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_37321cc3290031382/

1987年に丸金醤油の創業80周年を記念して建てられました。合掌造りの建物の中では国内最大規模で、1996年に国の有形文化財に登録されました。もろみを絞る棒締め機、もろみを貯蔵する大桶などの醤油を作るときに使う道具の展示や醤油ができるまでの工程の紹介がされています。また、記念館に隣接している諸味圧搾工場の二階のテラスから醤油を絞る作業を見学することができます。物産館では「初しぼり生」しょうゆを使用した「しょうゆソフトクリーム」を販売しており、ここでしか味わうことができません。そのほかにも、限定の醤油や小豆島の特産品、マルキンのロゴが入ったグッズなど、さまざまなお土産が売っています。

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11.中野うどん学校

中野うどん学校
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000189624/

香川県といえばうどんですが、ここでは讃岐うどんの手打ち体験ができ、テレビやマスコミでも取り上げられたところです。粉を練るところからスタートして、コシを出すために足で踏み、麺棒で平らに延ばし、最後に包丁で切って完成させるまでの全ての工程を先生に教わりながら自分で行います。うどんができたら食堂へ移動して試食することができ、持ち帰ることもできます。卒業記念として麺棒、うどん作りの秘伝帳、古地図が一体となった掛け軸がプレゼントされます。開催時間が9時から15時の間と決まっており、事前に電話やホームページで予約しなければなりません。

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12.金刀比羅宮

金刀比羅宮
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_37403ag2130011323/

象頭山の中腹に鎮座する神社で、古くより「さぬきのこんぴらさん」として親しまれています。祭神は大物主命と崇徳上皇をあわせ祀る、海の守護神として船員や漁師などの海事関係者の崇敬を集めています。現在の金刀比羅宮の建物は、明治11年の再営正遷座の時に改築されたもので、その後も何度か屋根の葺き替えに伴う「遷座祭」が行われています。参道の石段は御本宮まで785段、奥社までは1368段あり、とても長いです。広い境内には、三十六歌仙額や重要文化財である十一面観音像などの金刀比羅宮の宝物が陳列されている宝物館や、貴重な美術品が納められている国の重要文化財の書院があります。また、参道の両脇には、うどんの店や土産物屋がたくさん並んでいます。

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13.国営讃岐まんのう公園

国営讃岐まんのう公園
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_37402ca3280128111/

日本最大のため池「満濃池」に隣接している四国で唯一の国営公園です。はねたりとんだりして遊ぶふわふわドームや水遊びができるドラ夢の泉広場など、子どもが楽しめる大型遊具が整備されています。また、四国最大級のオートキャンプ場で、平成15年に日本オート・キャンプ協会から最高グレードの5つ星の評価の認定を受けた「ホッ!とステイまんのう」があります。そして、11月から1月の間にはイルミネーションが開催され、高さ5m、4900個のグラスを使用したシャンパングラスタワーや落差9mの巨大な滝がライトアップされている昇竜の滝など、瀬戸内の魅力が表現された幻想的な風景を見られます。

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14.善通寺

善通寺
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_37204ag2130015873/

四国八十八ヶ所霊場の75番札所で、和歌山の高野山、京都の東寺とともに弘法大師三大霊跡のひとつとして信仰を集めています。唐より帰朝した弘法大師が、師である恵果和尚が住していた長安の青龍寺を模して建立したといわれており、父の佐伯善通の名をとって寺号としました。東院の中央にあるのは善通寺の本堂である金堂です。創建期の建物は1558年に兵火で焼失してしまい、1699年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。また、毎月21日の午前10時から写経会が開かれており、参加費は無料です。

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15.津田の松原

津田の松原
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_37304ac2100120950/

江戸時代に岩清水八幡宮の防風林として植えられたのが始まりとされ、今では根上がりの松などが約1kmにわたって続いています。紺碧の海と緑輝く松林、白い砂浜のコントラストが美しい場所で、日本の渚百選に選ばれています。ドラマや映画のロケ地として知られており、「嵐の果し状」や「娘巡礼流れの花」など、1950年代から60年代の作品に多く登場しています。また、婚活のパワースポットとして人気があり、七福神や願いを叶えてくれる橋、根っこが繋がっている縁結びの松があります。公園内にある津田の松原海水浴場は香川県最大の海水浴場で、毎年大勢の海水浴客で賑わい、最近はマリンスポーツのメッカとしても注目されています。

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