鳴門の渦潮

鳴門の渦潮
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太平洋側と瀬戸内側から波が入り混じり、日に2回ほど渦潮ができます。日本一の潮流の速度、世界的に見ても流れの速い海域で、世界三大潮流にも指定されています。歌川広重の浮世絵にも描かれた迫力の景色です。渦潮は、春と秋の大潮時に最大となり、潮流時速20kmに及ぶものもあるようです。満潮時と干潮時の前後約1時間半が、渦潮の見ごろです。

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鳴門の渦潮の基本情報


【スポット】鳴門の渦潮
【ふりがな】なるとのうずしお
【 住所 】徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池
【アクセス】JR鳴門線 鳴門駅 タクシー約15分
【最寄り駅】鳴門駅
【営業時間】年中無休(渦潮観潮船の運行時間は潮の満ち引きにより異なる)
【 料金 】渦潮観潮船:大人2,000円、小人1,000円
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供している場合あり

鳴門の渦潮
が含まれる観光マップ



うずしお観潮船公式サイト

迫力のある鳴門の渦潮を見るには?おすすめの過ごし方とグルメ情報

鳴門の渦潮ってどんな場所

海水がグルグルと渦を巻く現象を「渦潮(うずしお)」と呼びます。それを見られるのが淡路島と四国の間にある鳴門海峡、大鳴門橋のすぐ真下なんです。

鳴門の渦潮は、潮の干満と関係しています。太平洋側から入ってきた潮は淡路島にぶつかり、瀬戸内海にある海水との間に高低差が生まれます。その高さの違う潮の流れによってできるのが渦潮です。潮の干満の穏やかな時間帯は海も穏やか。渦潮は発生しません。そのため鳴門の渦潮を見たい方は、あらかじめ潮の干満を調べて出かける必要があります。

鳴門の渦潮を見るには船か展望台ですが、船の方がより近くで観察できておすすめ。展望台は大鳴門橋の両側、淡路島と徳島県鳴門市にあります。

鳴門の渦潮の見どころ

迫力満点!「うずしお汽船」に乗って渦潮を追いかけよう


渦潮を間近に見るには船が一番!あちこちで発生する渦潮を、見やすいように船で追いかけてくれます。うずしお汽船のホームページでは「うずしおワクワク度」として出航時刻と渦潮が発生しやすい時間を発表しています。渦潮が全く発生しない時間帯もあるので、渦潮を目当てに行く場合はホームページを確認して出かけましょう。

絶景スポットを探せ!鳴門公園と千畳敷展望台


渦潮を見たい方は鳴門公園に立ち寄ってみて。公園は小さいながらも、いくつもの展望台と土産物屋、レストランがあり景色だけでなくお買い物や食事も楽しめます。店の並ぶ先にある千畳敷展望台からは、大鳴門橋が目の前!階段を登る必要もありません。橋の向こうに見えるのは淡路島、海には渦潮をおいかける船が見えます。

鳴門山展望台は360度の大パノラマ!


もっと高いところから絶景を楽しみたい!という方には鳴門山展望台がおすすめ。標高98.7メートルにある展望台からは360度の絶景を楽しめ、大鳴門橋や関門海峡を見下ろせます。山頂までは徒歩でも行けますが、かなりの登り坂と階段。登るのはつらいという方は全長68メートルある長いエスカレーター「エスカヒル鳴門(大人往復400円、小中学生100円)」利用で一直線に山頂です。

海の上を歩く?!鳴門海峡うずの道


船に次いで鳴門の渦潮に近づけるのが、鳴門海峡うずの道。大鳴門橋の車道の下を通る450メートルの遊歩道です。元々橋には鉄道用に空間があり、結局使われなかったその一部を観光用の遊歩道にしたのです。途中4ヶ所、足元がガラス張りになっていて45メートル下の鳴門海峡を覗けます。これがスリル満点!左右の窓は風の抵抗を減らすためにフェンスになっており、島の間を通りぬける風も感じられます。

淡路島側の鳴門岬


ここまでは徳島県側の鳴門の渦潮スポットをご紹介しましたが、対岸にある淡路島の絶景スポットも見逃せません。淡路島南端にある「鳴門岬」からは、大鳴門橋を左側に関門海峡を眺められます。


おすすめは晴れた日の夕方です。オレンジ色に沈む夕日と橋の絶景が目の前!すぐそばには道の駅うずしお。淡路島名物がたくさん食べられるので、観光のついでに立ち寄りたいところです。

鳴門の渦潮を観光する時の注意点

鳴門の渦潮観光には、場所柄風が強く吹く場合があります。島と島の間は内陸よりも風が抜けやすく、海上は温度が下がりやすいため上着の着用がおすすめです。帽子など飛ばされやすいものにもご注意下さい。

鳴門の渦潮は、潮の満ち引きによって起こります。そのため1日中うずを巻いているわけではありません。渦潮を目当てに出かける場合は、事前に渦潮の時間を調べることが大切です。特に大きな鳴門の渦潮が見られるのは、春と秋の大潮の季節。大きいと直径30メートルになることも!自然の偉大さに驚いてしまうほどです。

鳴門の渦潮周辺のおすすめレストラン

道の駅うずしお

お腹が空いたら「道の駅うずしお」がおすすめ。淡路島の南端にあり、大鳴門橋を眺めながら食事を楽しめます。鳴門海峡の早い潮流で育った魚たちは、脂がのってとっても美味。絶品の海鮮丼から、淡路島で育った淡路牛のあぶり肉や牛カツ、淡路島産の釜揚げしらすがいただけます。

もう少し手軽に食事を楽しみたい!という方には同じ道の駅にある「淡路島オニオンキッチン本店」の名物オニオンバーガーはいかが。なんと全国ご当地バーガーグランプリで1位と2位を獲ったハンバーガーが食べられます。2013年に1位を獲った「あわじ島オニオンビーフバーガー(660円税込)」の主役は淡路島名物の甘い玉ねぎ。玉ねぎのカツをメインにし、オニオンスライス、カリカリオニオンチップ、オニオンフォンデュ、玉ねぎ入りのトマトソースをはさむという何とも玉ねぎ尽くし!淡路島の玉ねぎは本当に美味しいので是非食べてみて。

基本情報

営業時間:食事10時~15時(L.O.)、カフェ9時~15時(L.O.)
定休日:木曜日(祝日、長期休暇は営業)、12/31と1/1は休館
住所:兵庫県南あわじ市福良丙947-22
アクセス:淡路島南インター下車237号線を経由し車で5分
予算:道の駅うずしおレストラン 2,000円~3,000円前後/オニオンキッチン 600円~1,000円

鳴門公園へのアクセス

鳴門北インター下車後、11号線を北上し約5分。鳴門第一駐車場の利用が便利です。

鳴門公園の基本情報

名称

:鳴門公園

読み方

:なるとこうえん

営業時間

:24時間

定休日

:なし

まとめ

迫力ある鳴門の渦潮は、一生に一度は見てみたいもの。運が良ければ鳴門大橋をドライブしながら、眼下に渦潮を見つけることもできるので、運転手でなければ探してみるのも有りですよ。

四国には他にも見どころがたくさん!スリル満点「祖谷のかずら橋」や、こんぴらさんと親しまれる「金刀比羅宮」、小説坊ちゃんの舞台「道後温泉」、坂本龍馬ゆかりの「桂浜」など。広い四国を全部まわるには何泊か必要ですが、これを機会にぜひ立ち寄ってみて下さいね。

鳴門海峡大橋の上や陸からでも見える鳴門の渦潮ですが、渦潮の迫力を間近で感じたいなら観光船を利用するのが一番です。

徳島県には渦潮を見るための観光船を出している会社が色々あるので、旅行プランに合う船を選びたいですね。一点だけ注意しておきたいのが「渦潮には見ごろがある」ということ。時間帯や季節などで見ごろが変わるので、観光船を出している会社に問い合わせてみるのがおすすめです!

グラスボードからは海中の渦潮を見ることもできます。船でしか見られない景色なので必見です。分厚い強化ガラスを使用されているので安全なのは分かっていても、やはりガラスの上に乗るのはドキドキしてしまいます。

定員400名の大型観潮船「わんだーなると」では、ゆったりと渦潮を見ることができます。渦の間近まで接近できるという新型観潮船「うずしお」では、渦潮の飛沫が、自分にかかるほど近くで、雄大な雄大な鳴門の渦潮を体感できます。

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