ニューヨークの人気観光スポット厳選30選!定番から穴場の新名所まで詳しく紹介
出所:https://oneworldobservatory.com/ja-JP/
ニューヨークは世界中の人々を惹き付けて止まない観光スポットの宝庫です。例えば美術館でのアート鑑賞やショッピング、展望台から見る夜景やミュージカル、おしゃれなスポットやカフェに行くことなど、多岐にわたる観光目的に応えてくれるのがニューヨークという街の魅力でしょう。またマンハッタンのみならず、開発著しいブルックリンやブロンクスのスタジアムなどのスポット情報も紹介します。
1.タイムズスクエア Times Square
出所:https://www.timessquarenyc.org/
タイムズスクエアはマンハッタンのミッドタウン中心にある交差点で、ニューヨークを象徴するネオン看板の光景が広がるエリアです。誰もが知るキラキラした電飾の大看板や、大晦日のカウントダウンが行われることで有名なこの場所の名前は、かつてニューヨークタイムズ紙の本社ビルがあったことに由来しているとのこと。
タイムズスクエアは北側のダッフィー像が建つダッフィースクエアと、南側のネオン看板がある広場の南北に分かれています。大看板を入れた南側広場の全景を写真に収めるなら、北側ダッフィー像の後ろにある階段から撮ると上手く撮影できるかもしれません。
観光客狙いのチップビジネスやスリには注意が必要ですが、近くにブロードウェイがあり、運がよければイベントに立ち会えるなど、ニューヨークらしさを味わえる定番スポットのひとつです。
アクセス: 地下鉄1・2・3・N・R・A・C・E線「42nd St(42丁目)」駅下車すぐ
公式サイト:https://www.timessquarenyc.org/
2.ブロードウェイ Broadway
出所:https://us.thephantomoftheopera.com/
ブロードウェイはマンハッタンの南北を結ぶ目抜き通りで、その中心にある「タイムズスクエア」周辺にはミュージカルが観劇できる劇場が集まっています。ロングラン公演の記録を更新続けている「オペラ座の怪人」など、世界的に有名なミュージカルは客席が500席以上ある大きな劇場で上演されています。
また「オフブロードウェイ」と呼ばれる客席500席未満の劇場は、舞台と客席が近く、臨場感のあるショーを楽しむことができます。こちらではミュージカルよりも、ダンスやパフォーマンスの公演が多くなります。
劇場付近には公演前の17時頃や、公演後の21時頃にディナーを提供している飲食店もあるので、食事に困ることはないでしょう。安全面から、帰りはタクシーのご利用をおすすめします。
アクセス:地下鉄1・2・3・N・Q・R・S線「Times Sq-42 St(タイムズスクエア-42丁目)」駅下車 徒歩5分
公式サイト:https://us.thephantomoftheopera.com/
3.ニューヨーク市立近代美術館(MOMA)The Museum of Modern Art
出所:https://www.moma.org/
The Museum of Modern Artの頭文字をとって「MOMA」の愛称で知られるニューヨーク近代美術館は、有名作家の作品を多く所蔵することやアクセスの良さから、ニューヨーク内で1,2位を争う人気の美術館です。ミッドタウンの53丁目にあり、周辺には観光名所も多いことから、国内外より多くの人が訪れています。
6フロアにわたる館内に近代・現代アート併せて20万点ものコレクションを持つ同美術館は、絵画や彫刻・インスタレーション、写真作品に加えて、家具や建築デザインの展示も見ごたえがあります。
ピカソやロダンの彫刻もある屋外のスカルプチャーガーデンは、緑と噴水のある都会のオアシス。このガーデンを見下ろす眺めのレストランほか、カフェやブックストア、ミュージアムショップも充実した内容です。同館のデザインショップは、ニューヨーク土産を探す人気の定番スポットにもなっています。
アクセス:地下鉄E・M線「5th Ave 53rd St(5番街 53丁目)」駅下車 徒歩2分
営業時間: 美術館は10:30~17:30(金曜は20:00まで)感謝祭祝日とクリスマスは休館
ショップ(https://store.moma.org/moma-store-locator)やレストラン(https://www.moma.org/visit/eating)は店舗によって異なります。
入場料:一般25ドル シニア・学割あり(要身分証明証)16歳以下と毎週金曜16時以降は無料
公式サイト:https://www.moma.org/
4.ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 Solomon R. Guggenheim Museum
出所:https://www.guggenheim.org/
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館は、ソロモン・R・グッゲンハイム財団による20世紀以降の近・現代アートのコレクションと企画展を行う美術館です。巨匠フランク・ロイド・ライトの設計による螺旋型のユニークな建築が話題を呼び、5番街でもひと際目を惹く存在となっています。6階建ての建物は中央に大きな吹き抜けがあり、螺旋状のスロープを歩きながら絵画や彫刻を鑑賞するという、オリジナリティあるスタイルが人気です。
自然光のたっぷり入る付設のカフェからはセントラルパークの眺めが臨め、またヘルシーな料理を提供するレストラン「ザ・ライト」は、アーティストの手掛けたカラフルでスタイリッシュなインテリアのなかで食事が楽しめます。カフェやレストランへは美術館へ入館せずとも利用することができ、時間のない方におすすめです。
アクセス:地下鉄4・5・6番線またはQ線「86St(86丁目)」駅下車 徒歩約7分
営業時間: 月・火・水・金・日曜10:00~17:45 土曜10:00~19:45 木曜休館(ミュージアムショップは営業)
入場料:一般25ドル 学生シニア割引18ドル 12歳以下無料
公式サイト:https://www.guggenheim.org/
5.メトロポリタン美術館 Metropolitan Museum of Art
出所:https://www.metmuseum.org/
メトロポリタン美術館は、フランス・パリのルーブル美術館に匹敵する規模を誇る、ニューヨークを代表する美術館です。地元のニューヨーカーにはMET(メット)の愛称で知られており、16に及ぶ展示エリアでは、先史時代から現代までの世界中から集まった300万点以上に及ぶ貴重なコレクションが鑑賞できます。
彫刻のある屋上展示スペースにはカフェも付設され、セントラルパークやマンハッタンの街並みが一望できます。ここで夕暮れ時に沈む太陽を眺めながら休憩するのもよいでしょう。
2016年にオープンした分館「メット・ブロイヤー」には20世紀、21世紀のモダン・コンテンポラリーアートが集められており、本館との共通チケットで入館ができます。本館から分館までは、徒歩で約15分の距離となっています。
アクセス:地下鉄4・5・6番線「86St(86丁目)」駅下車 徒歩約8分
営業時間: 日・月・火・水・木曜10:00~17:30 金・土曜10:00~21:00 感謝祭祝日、12月25日、1月1日、5月第一月曜は休館(本館・分館共通)
入場料:一般25ドル シニア・学割あり 12歳以下無料
公式サイト:https://www.metmuseum.org/
6.自由の女神 The Statue of Liberty Enlightening the World
出所:https://www.nps.gov/stli/index.htm
ニューヨークの数ある名所のなかで、現時点で唯一世界遺産に登録されている自由の女神はニューヨーク観光で外せない人気のスポットです。アメリカ合衆国独立100周年を記念してフランスから贈られた同女神像の設計には、あのエッフェル塔で知られるギュスターブ・エッフェル氏も携わっています。
台座から手に掲げるトーチの先端までの高さを全て含めるとおよそ100m近くにも及ぶ迫力の大きさで、名実ともにニューヨークを代表するシンボルのひとつに間違いはありません。マンハッタン側から眺めるのもいいですが、フェリーに乗って像のあるリバティ島へ渡り、下から見上げるとまたさらに圧倒されることでしょう。冠部分まで登ることもできますが、事前予約が必要になります。
アクセス:バッテリーパークからリバティ島行きのフェリーで約20分
営業時間: フェリーの運航時間は季節によって変わります(参照:https://www.nps.gov/stli/planyourvisit/hours.htm)12月25日のみ休航
入場料:一般18,50ドルより シニア14ドルより 子ども(4歳~12歳)9ドルより 3歳以下無料 オプションにより追加料金あり(予約要)
公式サイト:https://www.nps.gov/stli/index.htm
7.5番街 Fifth Avenue
出所:https://www.facebook.com/visit5thavenue/
高級老舗デパートやハイブランドのブティックが集まる5番街は、ニューヨークでショッピングを楽しみたい人が必ず足を運ぶエリアかもしれません。「5番街通り」には映画の舞台になった「ティファニー」本店を始め、「ブルガリ」、「ハリー・ウィンストン」や「カルティエ」などの老舗宝飾ブランドが軒を連ねていて華やかです。
そして「バーグドルフ・グッドマン」や「サックス・フィフスアヴェニュー」などの歴史あるデパートは、ディスプレイを見ているだけでも楽しめるでしょう。5番街には近年若い人向けのカジュアル系、またはファストファッションのショップも増え、さまざまな世代の人たちが訪れるようになっています。ニューヨークの新しい観光スポットにもなっている「トランプ・タワー」も、こちら5番街の56丁目にあります。
アクセス:地下鉄F線「57St(57丁目)」駅下車(ティファニー本店)ほかR線「5th Ave.(5番街)」駅など
公式サイト:https://visit5thavenue.com/
8.ロックフェラーセンター Rockefeller Center
出所:https://www.facebook.com/rockefellercenternyc/
「5番街」を南下した49丁目に位置するのが、巨大なクリスマスツリーが登場することで有名なロックフェラーセンターです。冬の時期には屋外スケートリンクも登場する人気の観光スポットですが、1年を通して観光客を惹き付けて止まないのが、ここの展望台「トップ・オブ・ザ・ロック」です。
この展望台の目玉は、なんといっても北側に「セントラル・パーク」、南側に「エンパイアステートビルディング」と360度ニューヨークの名所が眺められる好ロケーションであること。67階から70階の間に、冬場でも安心のガラス張りの展望台や、そしてガラスやフェンスなど視界を遮るものがない屋外の展望台などがあり、絶好の撮影スポットになっています。
アクセス:地下鉄B・D・F・M線「47st-50st Rockefeller Center(47丁目-50丁目 ロックフェラーセンター)」駅下車
Top of the Rock(トップ・オブ・ザ・ロック)は50丁目(5番街と6番街の間)に入り口があります。
営業時間: トップ・オブ・ザ・ロック営業時間 08:00~00:00(入場は23:00まで)
入場料:展望台入場料 一般36ドル 子ども(6歳から12歳)30ドル シニア34ドル
公式サイト:https://www.rockefellercenter.com/
9.セントパトリック大聖堂 St. Patrick’s Cathedral
出所:https://www.saintpatrickscathedral.org/
「ロックフェラーセンター」の向かいに建つセントパトリック大聖堂は、19世紀ネオ・ゴシック様式の2本の尖塔が印象的な建築で、5番街でもひと際目立つ存在です。3千人が収容できる全米一の規模を持つカトリック教会で、高い天井と荘厳な音色を奏でるパイプオルガン、美しいバラ窓、四方を彩る華やかなステンドグラスなど見どころは尽きません。
平日には同大聖堂の歴史を知ることができるガイドツアーもあり、世界中から毎年5百万人もの人々が訪れる人気の観光スポットになっています。
アクセス:地下鉄E・V線「5th Av 53rd St(5番街 53丁目)」駅下車 徒歩約5分
営業時間: 06:30~20:45(クリスマス期間中は19:00まで)ショップは08:30~20:00
入場料:なし(任意)
公式サイト:https://www.saintpatrickscathedral.org/
10.セントラルパーク The Central Park
出所:http://www.centralparknyc.org/
セントラルパークはマンハッタンの中央に位置するニューヨーク市民の憩いの場であり、観光客を含めて年間約3500万人が訪れる巨大な公園です。マンハッタンのビルを背景に芝生の上でくつろげる「シープメドウ」は、ピクニックをする人で夏場は特に賑わいます。
ジョン・レノンが住んでいた「ダコタハウス」前の広場に設置された「ストロベリー・フィールズ」には名曲イマジンの碑があり、訪れるファンが後を絶ちません。同公園は南北の長さが4kmあり、園内を一周すると10km近くの距離となるので、自転車をレンタルしたり、ガイド付きの馬車で周るコースなど、さまざまな過ごし方で楽しめます。
公園自体は深夜1時までオープンしていますが、イベントなどで人が多いとき以外は立ち入らないほうが無難でしょう。日中も人通りの少ない場所は、念のため避けるようにしてください。
アクセス:地下鉄N・R線「59th Street(59丁目)」駅下車すぐ
営業時間:06:00~01:00
公式サイト:http://www.centralparknyc.org/
11.アメリカ自然史博物館 American Museum of Natural History
出所:https://www.facebook.com/naturalhistory/
アメリカ自然史博物館はセントラルパークの西側に位置し、動・植物、宇宙科学、海洋学などの幅広い分野を網羅した自然史博物館です。常設展示にはハリウッド映画の舞台にもなった恐竜の化石コーナーや、迫力満点のプラネタリウムなどがあり、そのスケールの大きさに圧倒されることは間違いありません。特別展示においても、自然科学に関する複数のテーマの展覧会が長期に亘って開催されていて見応えがあります。
無料の館内ガイドツアーでは、博物館の3,000万点以上に及ぶコレクションからハイライトの展示をピックアップして案内してもらえます。1時間おきにあるツアーは予約の必要がないので、効率よく周りたい方は参加してみてもよいかもしれません。
アクセス:地下鉄A・C・B・D線「81 St-Museum of National History(81丁目 自然史博物館)」駅下車すぐ
営業時間: 10:00~17:45 感謝祭とクリスマスの祭日は休館
入場料:一般23ドルより 2歳~12歳は13ドルより シニア・学割18ドルより(特別展やスペースショーは別料金)
公式サイト:https://www.amnh.org/
12.911メモリアルミュージアム National September 11 Memorial & Museum
出所:https://www.911memorial.org/
911メモリアルミュージアムは、2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件に関する資料が展示されている施設で、ニューヨークでぜひ訪れて欲しいスポットのひとつに数えられています。襲撃によって崩壊したワールド・トレード・センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」にあり、無料で入れる記念碑と、有料のミュージアムが「メモリアル・エリア」内に設けられています。
地下の展示室は、実際にあったワールド・トレード・センタービルの地下と繋がっており、鉄筋がむき出しになった生々しい事件当時の壁がそのまま残されています。他にも破壊した車両やビルの残骸、被害者のデータベースなど、悲惨な事件の様子を目の当たりにし、命について考えさせられる貴重なスポットとなっています。
アクセス:地下鉄R線「Cortlandt St(コートランドストリート)」駅下車すぐ
営業時間: 日・月・火・水・木曜09:00~20:00(入場は18:00まで) 金・土曜09:00~21:00(同じく19:00まで)
入場料:一般24ドル 12歳以下15ドル シニア・学生・ティーン(13歳~17歳)割引20ドル
公式サイト:https://www.911memorial.org/
13.ホイットニー美術館 Whitney Museum of American Art
出所:https://whitney.org/
ホイットニー美術館は20世紀と21世紀のアメリカンアート専門の美術館で、展覧会やパフォーマンス公演、映画上映などを行っています。2015年にかつてのアッパーイーストサイドより移転し、おしゃれなレストランやショップの並ぶエリア「ミートパッキングディストリクト(MPD)」にリニューアルオープンしました。1914年に前身となる「ホイットニースタジオ」が設立された当初から、同美術館ではアメリカの若手作家・現存するアーティストの作品を積極的にコレクションし、展示しています。
生まれ変わったホイットニー美術館のモダンな建物は、日本の関西国際空港を手掛けた建築家レンゾ・ピアノ氏の設計によるもので、氏が得意とするガラス張りの外観が特徴的な、光と開放感溢れる空間になっています。屋外展示スペースや屋上からはハドソン川やロウアーマンハッタンの街並みが一望でき、夜景の穴場スポットとしても知られています。
アクセス:地下鉄A・C・E・L線「14th St and 8th Av (14丁目と8番街)」駅下車 徒歩約10分
営業時間: 月・水・木・日曜10:30~18:00 金・土曜10:30~22:00 火曜休館 カフェの営業時間は異なります(https://whitney.org/visit)
入場料:一般25ドル シニア・学割18ドル 18歳以下無料
公式サイト:https://whitney.org/
14.グランドセントラル駅 Grand Central Terminal
出所:https://www.grandcentralterminal.com/
グランドセントラル駅は1日およそ75万人もの乗客に利用されるターミナル駅で、駅そのものの建築、ショップやレストランなど一見の価値ありな観光スポットです。目の前に立ってまず圧倒されるのが、ギリシア彫刻像が施された、立派な駅の外観。正面にはティファニー製の美しい時計が輝き、夜のライトアップされた姿も見どころになっています。
1階には日本のデパ地下のような雰囲気で惣菜やなどが並ぶ「グランドセントラルマーケット」があり、地下鉄の連絡口と繋がっています。地下1階には有名なオイスターバーや、ニューヨークの多彩な食文化が垣間見られる35店舗のショップが並ぶフードコートも充実。目と鼻の先には、マンハッタンのビル群でもひと際フォトジェニックな「クライスラービル」があります。
アクセス:地下鉄4・5・6・7・S線「Grand Central(グランドセントラル)」駅
公式サイト:https://www.grandcentralterminal.com/
15.ニューヨーク公共図書館 The New York Public Library
出所:https://www.nypl.org/locations/lpa
ニューヨーク州に88箇所ある公立図書館のなかでも最もよく知られているのが、スティーブン・A・シュワルツマンビルにある図書館です。「5番街」の42丁目の角に位置するボザール様式の重厚な建物は、数々の人気映画に登場しました。
人文科学や社会科学、美術の蔵書が多く、サッカー競技場とほぼ同等の長さを持つメインのリーディングルームや豪華な壁画の数々など、同館は見所が満載です。また、1階にあるライブラリーショップは必見。同館のシンボルであるライオンがデザインされた、スタイリッシュなトートバッグやマグカップなどのオリジナルグッズが充実しているので、ニューヨーク土産探しにピッタリな場所となっています。
アクセス:地下鉄7番線「Fifth Ave(5番街)」駅下車すぐ
営業時間: 月・木・金・土曜10:00~18:00 火・水曜10:00~20:00 日曜13:00~17:00(7・8月は日曜休館)
祝日休館、祝日前日は早めに閉館する可能性あり
入場料:なし
公式サイト:https://www.nypl.org/about/locations/schwarzman/visitor-guide?hspace=286696
16.国際連合本部 United Nations Headquarters
出所:https://visit.un.org/
第2次世界大戦終戦後に世界平和の維持を目指して創設された国際連合(国連)本部は、総会ビルと会議場、事務局、図書館の4つの建物で構成されています。
平日に行われる見学ツアーは30分間隔で始まり、会議場や総会の開かれるホールなど、一部の施設が見学できます。事前に予約をすれば日本語ガイドツアーへの参加も可能で、国連の活動を具体的に知ることができる貴重な機会となっています。
ガイドツアーなしでの見学の場合も、入館の際には現地で入館証の発行手続きが必要になりますのでご注意ください。国連のオリジナルグッズが揃うギフトショップや、付設の郵便局では国連でしか手に入らない切手で手紙を発送してくれるサービスもあり、見学に訪れた人たちがその場で手紙をしたためている姿が見られます。
アクセス:地下鉄4・5・6・7・S線「Grand Central(グランド・セントラル)」駅下車徒歩約15分
営業時間: 月~日曜09:00~16:45 ガイドツアーは平日(月~金)のみ
入場料:一般22ドル シニア・学割15ドル 子ども(5歳から12歳)13ドル 5歳未満は入場不可
公式サイト:https://visit.un.org/
17.ハイライン High Line
出所:https://www.thehighline.org/
ハイラインは廃線となった列車の高架上につくられた公園で、空中散歩ができると評判の定番観光スポットです。かつて貨物列車が走っていた線路を活用し、5年の年月を掛けて、地上約9mの高さに全長2,3mの細長い空中庭園を完成させました。この空中庭園は「チェルシー」地区のおしゃれな店が集まる「ミートパッキングエリア」から、34丁目まで続いています。
手入れの行き届いた植物や花がふんだんに植えられた遊歩道や休憩スペースは、同じマンハッタンの「セントラルパーク」とはまた違ったよさのある憩いの場として定着。近くに移転してきた「ホイットニー美術館」やチェルシーのアートギャラリー地区からも徒歩圏内なので、美術鑑賞帰りに立ち寄るのもよいかもしれません。四季や訪れる時間帯によって違った表情が楽しめる公園です。
アクセス:地下鉄7番線「34th Street-Hudson Yards(34丁目-ハドソンヤード)」駅より徒歩約2分
または地下鉄 A・C・E線「14th Street(14丁目)」駅から徒歩約7分 入り口は11箇所あり
営業時間: 季節によって異なります(公式サイトを参照:https://www.thehighline.org/faq/#parkhours)
公式サイト:https://www.thehighline.org/
18.エンパイアステートビルディング Empire State Building
出所:http://www.esbnyc.com/
マンハッタンの摩天楼を象徴するビルのひとつとして君臨する、エンパイア・ステートビルディング。1931年にオープンしたアールデコ調のこのビルは、ニューヨークのランドマークとして長きにわたって地元のニューヨーカーや観光客から愛され続けています。
古くからニューヨークを舞台にした数々の映画に登場してきたこともあり、そのシャープな外観、豪華なロビーに展望台からの景色は、どこをとっても絵になります。名所だけあって、ここの展望台から見る夜景はやはり格別。初めてニューヨークを訪れる場合は、ぜひ訪問リストに入れたい観光スポットです。
アクセス:地下鉄B・D・F・M・N・Q・R・W 線「34th St.(34丁目)」駅下車 徒歩約4分
営業時間: 08:00~02:00
入場料:一般38ドル 子ども32ドル シニア36ドル(86階メイン展望台のみの標準パス)
公式サイト:http://www.esbnyc.com/(日本語ページあり)
19.ワンワールドトレードセンター One World Trade Center
出所:https://www.wtc.com/about/buildings/1-world-trade-center
ワンワールドトレードセンターは2014年に完成したビルで、マンハッタン南の金融街「ウォールストリート」に位置します。かつてフリーダムタワーと呼ばれていた同ビルには「ワン・ワールド・オブザーバトリー」というニューヨークで一番高い展望デッキがあり、100階から102階の3フロアで構成されています。360度見渡せる展望デッキは全面ガラス張りで、天気が良ければ約80km先まで見渡すことができます。
周辺には旧ワールドトレードセンター跡地に設置された「911メモリアル」の記念碑とミュージアムがあります。そして「ブルックフィールドプレイス」や「ウエストフィールド・ワールドトレードセンター」などのショッピングモールも新しくでき、界隈はかつてのビジネス街のイメージから、観光客も足を運ぶ話題のエリアへと変化を遂げています。
アクセス:地下鉄E線「World Trade Center(ワールドトレードセンター)」駅下車
営業時間: 09:00~21:00 夏(5月1日~9月4日)の期間は08:00より 祝日は特別時間で営業
入場料:一般34ドル シニア32ドル ユース割引(6歳から12歳)28ドル 5歳以下無料
公式サイト:https://oneworldobservatory.com/ja-JP/
20.ブルックリン橋 Brooklyn Bridge
出所:https://www.facebook.com/BrooklynBridgeNYC/
ブルックリン橋はマンハッタンとブルックリンを結ぶ吊り橋で、木材とレンガ造りの格調高い雰囲気を持っているのが特徴です。19世紀に完成以降、現在もローカルのニューヨーカーたちが通勤などで日常的に利用しています。マンハッタン側から橋を渡ると、ブルックリンのおしゃれエリア「ダンボ地区」や「ブルックリンブリッジ・パーク」へとアクセスできます。
ブルックリン側から橋を背景に眺めるマンハッタンの景色は写真映えすること間違いなく、観光スポットとしても人気です。橋を歩いて渡ると片道30分ほどの距離になり、自転車を借りて走ることもできます。
アクセス:地下鉄4・5・6番線「Brooklyn Bridge City Hall(ブルックリンブリッジ シティホール)」駅下車すぐ
公式サイト:http://www.nyc.gov/html/dot/html/infrastructure/brooklyn-bridge.shtml
21.コニーアイランド Coney Island
出所:https://www.coneyisland.com/tourist-information
ブルックリンの最南端に位置するコニーアイランドは、海水浴場と遊園地、水族館のあるニューヨークの行楽地です。夏期のみオープンの海水浴場はニューヨーク周辺で数少ない無料のビーチで、マンハッタンから直通の地下鉄を使って1時間以内で行かれることから、夏場はとても賑わいます。
その歴史は19世紀からと古く、イースターからハロウィンの間の期間のみ営業する遊園地は、どこかノスタルジックでレトロ感溢れる雰囲気が魅力です。1896年設立でアメリカ最古の水族館と名高い「ニューヨーク水族館」、行列の絶えないホットドッグ店など、話題のスポットも盛りだくさんな人気の一大リゾート地となっています。
アクセス:地下鉄D・F・N・Q線「Coney Island Stillwell Avenue(コニーアイランド スティルウェルアベニュー)」駅
公式サイト:https://www.coneyisland.com/tourist-information
22.ブルックリンブリュワリー Brooklyn Brewery
出所:http://brooklynbrewery.com/
ニューヨーク・ブルックリン発のクラフトビール、ブルックリンブリュワリーの醸造所では、ビールの製造過程が見学とできたてビールの試飲ができる見学ツアーを定期的に開催しています。
工場見学ツアーはビールを片手にスタッフの話を聞きながら進行するため、国境を越えてビール好きな人たちが集う和やかな雰囲気があります。深みのあるホップの苦味と香りが楽しめるブルックリン・ラガーや季節限定のビールなど、テイスティングルームでは約15種類のビールを飲むことができます。
アクセス:地下鉄L線「Bedford Av.(ベッドフォード・アベニュー)」駅下車 徒歩約8分
営業時間: 月~木曜17:00~19:00 金曜18:00~23:00 土曜12:00~20:00 日曜12:00~18:00
入場料:テイスティングルームへは工場見学なしでも入場可。平日の工場見学は有料(要予約)週末のツアーは参加費無料
公式サイト:http://brooklynbrewery.com/
23.クロイスターズ美術館 The Cloisters
出所:https://www.metmuseum.org/visit/met-cloisters
名実ともにアートの街を誇るニューヨークにおいて密かな人気を集める美術館が、中世ヨーロッパの美術を集めたクロイスターズ美術館です。「メトロポリタン美術館」の別館で、共通のチケット(当日のみ有効)で入場ができます。美術館に一歩足を踏み入れると回廊とオリーブの木のある中庭があり、まるでヨーロッパの修道院にいるかのような光景が広がっています。
同美術館は、フランスに長期滞在していたアメリカ人彫刻家がフランスより修道院の廃材などを持ち帰り、現在の姿の前身となる美術館を設立しました。その後ジョン・ロックフェラー2世の寄付によって「ハドソン川」を見下ろせる現在の場所に落ち着き、最終的にメトロポリタン美術館へ寄贈されたという経緯があります。同美術館の静かで落ち着きのある佇まいは、ビザンチンなど中世ヨーロッパの美術をゆったりと鑑賞する環境として見事にマッチしています。
アクセス:地下鉄A線「190th St.(190丁目)」駅下車 徒歩約10分
営業時間: 3月から10月は10:00~17:15 11月から2月は10:00~16:45 感謝祭、クリスマス、元旦は休館
入場料:一般25ドル シニア17ドル 学生12ドル 12歳以下無料 チケットは「メトロポリタン美術館」と共通
公式サイト:https://www.metmuseum.org/visit/met-cloisters
24.フォート・トライオン公園 Fort Tryon Park
出所:https://www.forttryonparktrust.org/
マンハッタンの北側に位置するフォート・トライオン公園は、隣接する「クロイスター美術館」とともに人気の観光スポットになっています。その面積は約27万平方メートルと巨大で、ハドソン川とジョージ・ワシントン橋、対岸のニュージャージーを眺めることができる絶好のロケーションにあります。
公園内では年間を通じて文化プロジェクトやフェスティバル、子ども向け教育プログラムにフィットネスなど、たくさんの企画イベントが催されています。
アクセス:地下鉄A線「190th St.(190丁目)」駅下車 北側徒歩1分
公式サイト:https://www.forttryonparktrust.org/
25.クーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザイン美術館 Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum
出所:https://www.cooperhewitt.org/
クーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザイン美術館は、アメリカの鉄鋼王で実業家のアンドリュー・カーネギーのかつての邸宅を改装した、アッパーイーストにあるデザイン専門のミュージアムです。1903年に建てられた重厚な造りの邸宅も展示品同様に見ごたえがあり、天井や階段の手すりなどの至るところに装飾が施されています。
約25万点にも及ぶコレクションは、家具や装飾品、食器ほか多岐に亘り、定期的に特別点も開催されるなど、アメリカ国内においても最大級規模のデザイン美術館となっています。また2014年のリニューアルオープン以降は、ディスプレイとタッチペンによるインタラクティブな作品解説が閲覧できるようになりました。緑溢れる中庭は心地よい空間となっており、ゆったりとした時間を過ごすのにピッタリです。
アクセス:地下鉄4・5・6番線「86th(86丁目)」駅下車 徒歩約10分
営業時間: 平日と日曜10:00~16:00 土曜10:00~21:00 感謝祭の祝日と12月25日は休館
入場料:一般18ドル(オンライン購入は16ドル)シニア・学割あり 18歳以下無料
公式サイト:https://www.cooperhewitt.org/
26.ブライアント・パーク Bryant Park
出所:https://bryantpark.org/
ブライアント・パークはミッドタウンの中心部にある公園で、徒歩5分圏内には「タイムズスクエア」や「グランドセントラル」があります。「ニューヨーク公共図書館」も同公園の敷地内にあり、観光で訪れる人の多くがこの公園の近くを通っているといっても過言ではないでしょう。街中にありながら、くつろげる芝生のスペース、そして暖かい時期には卓球やミニゴルフ、冬場はアイススケート場など大人が遊べる設備が整えられています。
また年間を通してコンサートなどのイベントも多く開催され、ニューヨーカーたちにとってのコミュニティー広場のような役割を果たしていますが、特筆すべきは、ここのお手洗い施設。数億円の予算をかけて工事したといわれる評判のいいトイレで、街中で困った時に覚えておきたい場所です。但し評判がいいだけあって並ぶ可能性を考え、余裕を持って行かれることをおすすめします。
アクセス:地下鉄B・D・F・M線「42 Street-Bryant Park(42丁目-ブライアントパーク)」駅下車すぐ
営業時間: 季節によって変わります(詳しくは公式サイトhttps://bryantpark.org/the-park#hours-directionsでご確認ください)
公式サイト:https://bryantpark.org/
27.トリニティーチャーチ Trinity Church
出所:https://www.trinitywallstreet.org/
トリニティーチャーチはウォール街のビル群に囲まれる位置に建つ、ニューヨークにあるなかで最も古いとされている教会です。19世紀に英国生まれの建築家リチャード・アップジョンの設計によるゴシック・リバイバル様式の建物は、国定歴史建造物に指定されています。
隣接した墓地にはミュージカルのテーマにもなったアレキサンダー・ハミルトンの墓など、ニューヨークゆかりの著名人たちの墓があります。
アクセス:地下鉄2・3・4・5番線「Wall Street(ウォール。ストリート)」駅下車すぐ
営業時間: 07:00~18:00
公式サイト:https://www.trinitywallstreet.org/
28.リンカーンセンター Lincoln Center
出所:https://www.facebook.com/LincolnCenterNYC/
リンカーンセンターは、バレエやオペラが上演される「メトロポリタンオペラハウス」、「ジュリアード音楽院」など、世界に名だたる芸術の殿堂が集まる複合施設です。ニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラの本拠地であるホールも入る同施設内には、噴水や芝生もあって、ここでランチを取るニューヨーカーの姿も見られます。
オペラハウスのロビーにある、マルク・シャガールの巨大な絵画2点も見逃せません。特に建物がライトアップされる夜間は、ガラス越しにシャガールの色彩が幻想的に浮かびあがり、世界屈指のオペラハウスに華を添えています。
アクセス:地下鉄1番線「66th St. Lincoln Center(66丁目 リンカーンセンター)」駅下車 徒歩約3分
公式サイト:http://www.lincolncenter.org/
29.ヤンキー・スタジアム Yankee Studium
出所:https://www.mlb.com/yankees/ballpark
ニューヨークのメジャーリーグ球団といえばニューヨーク・ヤンキース。その本拠地となるヤンキー・スタジアムは、マンハッタンから地下鉄で30分程のブロンクスにあります。野球好きなら本場メジャーリーグの試合をニューヨークで体験したいところですが、試合がない平日はスタジアムを見学できるツアーが開催されています。
午前11時を皮切りに20分おきにスタートするクラシックツアーは、約1時間かけてスタジアム内の各施設を見学します。ガイド付きで参加費は大人・子どもともにオンライン購入で20ドル、現地のボックスオフィスで購入すると25ドルになります。また「ハードロックカフェ」のランチ付きツアーチケットもあります。
アクセス:地下鉄4・B・D線「161th Street-Yankee Stadium(161丁目 ヤンキー・スタジアム)」駅下車すぐ
公式サイト:https://www.mlb.com/yankees/ballpark
30.オキュラス The World Trade Center PATH Station, The Oculus
出所:https://pixabay.com/ja/images/search/oculus/
2016年に誕生したニューヨークの比較的新しい観光スポット、オキュラス。ロウアー・マンハッタンのワールド・トレード・センター隣にあるパストレイン(ニューヨークとニュージャージーを結ぶ鉄道)の駅舎です。
近未来の世界に迷い込んだかのような斬新なデザインの建築は、スペインの建築家サンティアゴ・カラトラバ氏によるもの。商業施設「ウェストフィールド・ワールドトレードセンター」とも繋がっていることもあり、その不思議な空間を写真に収めようとたくさんの人が足を運んでいます。
アクセス:地下鉄R線「Cortlandt St(コートランドストリート)」駅またはE線「World Trade Center(ワールド・トレード・センター)」駅下車
公式サイト:https://www.westfield.com/westfieldworldtradecenter(隣接するウェストフィールド・ワールドトレードセンターのサイト)
ニューヨーク観光で外せない定番から穴場スポットまで30選を紹介しました。観光の目的は美術館やミュージカル、マンハッタンの夜景、ショッピングに建築めぐりなどいろいろあると思いますが、気に入った情報があれば嬉しいです。NYのお土産選びにピッタリなスポットも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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