沖縄観光の外せない定番スポット17選
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沖縄観光といえば透き通った海や国際通りなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。沖縄にはそのほかにも見逃してはいけない定番の観光スポットがたくさんあります。今回は、そのなかから厳選して17スポットを紹介します。
北部エリア
1.美ら海水族館
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雨の日でも沖縄観光が楽しめるスポットが、本部半島に位置する沖縄美ら海水族館です。美ら海水族館は海洋博公園内にある水族館で、館内には珊瑚礁や世界最大級の大水槽である黒潮の海、深海などがあり、さまざまな海の生き物が展示されています。水族館のなかでも特に人気のある展示が、大水槽を泳ぐジンベイザメやナンヨウマンタです。世界で初めて長期飼育に成功したことでも知られているジンベイザメは、水族館のキャラクターともなっています。展示を楽しむほかにも美ら海水族館のある海洋博公園では、オキちゃん劇場イルカショーを見ることもできます。イルカたちがジャンプをするなどさまざまな芸を見せてくれる劇場もまた、海洋博公園で人気のスポットです。
2.ナゴパイナップルパーク
ナゴパイナップルパークは沖縄本島の北部、名護市にあるパイナップルを中心とした亜熱帯植物のテーマパークです。パークでは観賞用パインの一種であるアナナスや巨大ヘゴなどの亜熱帯植物を紹介しています。パーク内を散策して南国の植物を観察できるほか、パイナップルやお菓子など関連製品を試食することもできます。また自動で動くパイナップル号と呼ばれるカートに乗って、パーク内を散策するのも定番の1つです。パイナップル号は亜熱帯の森やパイナップル畑を巡りながら、自動音声案内でパーク内をガイドしてくれます。パイナップルパークではほかにも、お土産の購入やレストランでの食事が楽しめます。
中部エリア
3.ビオスの丘
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沖縄本島中部に位置するうるま市には、四季折々の南国の植物を観察することができる植物園ビオスの丘があります。ビオスの丘では亜熱帯の花や沖縄のらん、シダ植物などさまざまな植物を見ることができるほか、島ヤギを散歩させたり、ミニ豚やニワトリなどの動物と触れ合うこともできます。またビオスの丘ではカヌーや平舟といったアクティビティの体験、水牛車や湖水鑑賞舟への乗車も可能です。園内にはアスレチックやおもちゃ作り体験ができる場所、ショップや一息つける茶屋などもあります。子どもから大人まで楽しむことができる人気のスポットです。
4.残波岬
photo by @s_gram730
沖縄本島で最後に夕陽が沈む場所として知られている残波岬は、本島最西端の東シナ海に面した場所にある観光名所です。沖縄海岸国定公園に指定された30メートルもの断崖絶壁が約2キロ続いており、迫力のある景色を眺めることができます。残波岬は磯釣りやダイビングポイントとしても利用され、地元の人も多く訪れるスポットです。岬には断崖にそびえ立つ31メートルの残波岬灯台があります。中に入り上った先からは地上で見られない景色を眺めることができるほか、周辺の慶良間諸島や粟国島も一望できます。海や断崖絶壁を眺められるだけではなく、残波岬周辺には海水浴を楽しめるビーチやバーベキューができる残波岬いこいの広場などもあります。
5.琉球村
出所:https://www.jalan.net/event/evt_220564/
恩納村にある真栄田岬近くの琉球村は、沖縄の文化を体験することができるテーマパークです。琉球村には赤瓦の古民家が立ち並んでおり、昔の沖縄の街並みを見て楽しむことができます。村では民謡や琉球芸能、エイサーショーが複合したパレードも行われています。沖縄の伝統芸能を鑑賞したり、フィナーレにある観客を巻き込んだ唄と踊りのカチャーシーで出演者たちと一緒に踊ることも可能です。また、陶芸絵付けや三線教室、本格琉球貸衣装など、さまざまな体験を通して沖縄の文化に触れることができるのも琉球村の特徴です。
南部エリア
6.首里城
photo by @arisamaaaa
首里城は那覇市首里にあるグスクの城跡で、琉球王朝の時代に沖縄県内では最大規模の城であったといわれています。尚巴志が南山や中山、北山の三山を統一し琉球王朝を立てたのち、王家の居城として用いるようになった城でもあります。中国と日本の築城文化を融合した建築様式の首里城を訪れると、最初に現れるのが入口である守礼門です。守礼門から城門をいくつか通って進むと、首里城の中心地となる正殿が現れます。正殿の前には家臣たちが謁見したり中国からの使者を迎え入れるための、うなーと呼ばれる赤い縞模様の線が特徴的な広場が設けられています。うなーを取り囲むように北殿や南殿が位置しており、正殿を中心としたこのエリアは首里城観光をするうえでも欠かせないスポットです。
7.第一牧志公設市場
出所:http://www.jalan.net/gourmet/grm_guide000000161037/
那覇市の台所として定番の沖縄観光スポットの1つが、第一牧志公設市場です。市場は第二次世界大戦が終戦した直後、1951年に開設された歴史あるスポットでもあります。国際通りに隣接する牧志公設市場では、色鮮やかな魚や豚の足であるテビチ、ゴーヤや島らっきょ、ヘチマなど沖縄独特の食材が数多く販売されています。市場は店員の声や買い物をする人の声などで賑わっており、ちょっとした祭り会場に訪れたような賑やかな雰囲気に包まれています。お土産を探して市場を回るのも楽しみ方の1つですが、2階にある食堂へ訪れてみるのも定番の1つです。食堂では沖縄そばやグルクンの唐揚げ、ゆし豆腐など沖縄料理を中心としたメニューが堪能できます。
8.福州園
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_47201ah2140016363/
福州園は、市制70年と福州市との友好都市締結10周年の記念事業として建設された那覇市久米にある中国式の庭園です。設計から施工まで福州市の職人によって造られた8,500平方メートルの庭園には、三山や二塔、一流など福州を代表する風景を模した建造物があります。四季を表現した各エリアには人工の滝があり、裏を通るとめったに見られない滝の裏側からの景色が見られます。沖縄には数少ない梅の木も数本植えられており、初春の頃に訪れると綺麗に咲いた梅の花を観賞することもできます。沖縄にいながらも本格的な中国の庭園が堪能できる人気のスポットです。
9.琉球ガラス村
photo by @a_y_k02
糸満市にある琉球ガラス村は、県内最大の手作りガラス工房としても知られる定番の沖縄観光スポットです。ガラス村の外壁には琉球ガラスでできたタイルが使用されており、その色鮮やかな建物の外観だけでも見て楽しむことができます。ガラス村にはいくつかの施設がありますが、見どころの1つが1,300℃の窯とガラス職人を間近で見学できるガラス工房です。沖縄県工芸士のガラス職人が琉球ガラスを制作する工程を全て見ることができるほか、ガラス工房ではグラス作りなども体験できます。ほかにもガラス村には工房直営のガラスショップがあります。ガラスショップは、琉球ガラスを使ったグラスなどの商品を購入できる施設です。県内屈指の品ぞろえともいわれるガラスショップでは、ここでしか買えない限定商品なども多く販売されています。
10.斎場御嶽
出所:https://www.jalan.net/theme/powerspot/powerspot_029.html
斎場御嶽は南城市にある史跡で、2000年に琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産に登録されたこともあるスポットです。御嶽は聖地の総称で、斎場は最高位を意味していることから琉球王国最高の聖地としても知られています。御嶽の周囲には珍しい植物が自生する森林が広がっており、緑に囲まれた神秘的な空間はパワースポットとしても人気を集めています。御嶽のなかには6つのイビと呼ばれる聖域があり、イビのなかでも大庫理と寄満、三庫理の3つは首里城内にある部屋と同じ名前です。そのことから首里城とも深い関わりを持っていたといわれる斎場御嶽では陶磁器や勾玉なども出土しており、国の重要文化財にも指定されています。
11.国際通り屋台村
出所:https://www.jalan.net/news/article/229075/
2015年にオープンしたグルメとライブショーが楽しめる国際通りの観光名所が、国際通り屋台村です。ゆいレール牧志駅から徒歩約4分、国際通りからは30メートルほどの場所に位置する屋台村では、沖縄料理をはじめ寿司や鉄板焼き、天ぷらや串揚げなどさまざまなグルメを堪能することができます。ランチで訪れるのはもちろん、閉店時間が23時以降の夜更けまで開いている店もいくつかあるため、遅くまで飲み会などが楽しめるスポットでもあります。また、屋台村には沖縄本島や離島の島唄、舞や踊りなどの郷土芸能が楽しめるステージも設置されています。ステージでは時期によってさまざまなイベントが開催されるため、イベント情報をチェックして訪れるのも楽しみ方の1つです。
12.ひめゆりの塔
出所:http://www.jalan.net/kankou/spt_47210aj2200025766/
ひめゆりの塔は、沖縄戦で看護要員として戦場に動員されたひめゆり学徒隊の鎮魂のために1946年に建立された塔です。ひめゆりの由来は学徒隊員の母校である縄県立第一高等女学校を乙姫、縄模範学校女子部を白百合と呼んでいたことから、2つの名前を組み合わせて姫百合と名付けられたといわれています。ひめゆりの塔は県民の4分の1にあたる約15万人が犠牲となった南部戦線など、沖縄戦の過酷さを象徴する塔として多くの人が訪れ参拝しているスポットです。塔にはひめゆり平和祈念資料館も隣接しており、当時の様子を伝える史料や映像などが展示され平和学習の場となっています。
13.瀬長島
出所:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000185085/
那覇空港からほど近い場所にある瀬長島は、リゾート感ある街並みや美しい海が見渡せる人気の観光スポットです。沖縄本島と海中道路で繋がっている瀬長島は空港に降り立ってからすぐ行ける観光地としても知られており、年間何十万人もの人が訪れ賑わっています。瀬長島のなかでも人気なのが、2015年にオープンした瀬長島ウミカジテラスです。真っ白な建物とヤシの木が立ち並ぶリゾート感たっぷりのショッピングスポットでは、グルメや買い物を楽しむことができます。また、瀬長島ホテル内にある琉球温泉龍神の湯も人気スポットの1つです。琉球温泉龍神の湯には海を眺められる露天風呂やアロマサウナ、寝湯などがあり、瀬長島の癒しのスポットとしても知られています。
石垣島エリア
14.川平湾(石垣島)
photo by @chikaproo
石垣島にある川平湾は、エメラルドグリーンの美しい海が特徴の絶景が広がる観光地として知られています。1997年に川平湾及び於茂登岳として国の名勝に指定された湾内は、光の加減や潮の満ち引きによって色を変えるのが特徴です。近くで見るよりも少し離れて見たほうが美しさが際立つともいわれ、石垣島を代表する景勝地と評されています。近くにある川平公園からは、川平湾の美しい海を一望することができます。流れが強いため遊泳禁止となっている川平湾ですが、水中の珊瑚や熱帯魚を観察することができるグラスボート遊覧を楽しめます。
15.石垣島鍾乳洞
出所:http://www.ishigaki-cave.com/
石垣島鍾乳洞は、20万年もの時をかけて自然が造りだしたといわれている石垣島最大の鍾乳洞です。海底にあった珊瑚礁が地殻変動などにより長い年月を経て隆起し誕生した鍾乳洞は約3.2キロもの長さがあり、そのうちの約660メートルを見て歩くことができます。鍾乳洞内には長さ40メートル、高さ6メートルの神々の彫刻の森と呼ばれる大ホールがあります。大ホールでは周囲10メートルの大石柱や無数の石筍など、まるで神々が創ったかのような神秘的な鍾乳石が見られます。また石垣島鍾乳洞では人気キャラクターに似た鍾乳石や、洞窟内に施されたイルミネーションなども人気です。
離島エリア
16.竹富島
出所:https://www.jalan.net/yad380605/
竹富島は石垣島の南西部にある八重山列島の島で、石垣島からフェリーに乗って10分ほどの場所にあります。沖縄特有の赤瓦の民家が点在し豊かな自然に囲まれた竹富島では、美しいビーチを眺めるだけでもゆったりとした時間を過ごすことができます。島の観光手段として人気を集めているのが、昭和初期に台湾からやってきた水牛がひく水牛車です。水牛は農耕作業の担い手として地元の人に重宝されてきた牛で、水牛車は水牛がひく荷車に乗って30分ほどゆっくりと島を巡る竹富島観光の1つです。島ではほかにも、国の登録有形文化財に指定されているなごみの塔や西表石垣国立公園に指定されているコンドイビーチが定番の観光スポットとなっています。
17.瀬底島
photo by @yurika__baby
瀬底島は本部半島の西方に位置する島で、沖縄本島から全長762mの瀬底大橋を渡っていくことができる人気の観光スポットです。瀬底島のなかでも人気なのが、島の西側に位置する全長800メートルほどの瀬底ビーチです。真っ白な砂浜に透明度の高い海を目当てに多くの観光客が訪れる瀬底ビーチでは海水浴が楽しめるほか、岩場を泳ぐ熱帯魚をシュノーケリングで観察して楽しむことができます。昼間に見るエメラルドグリーンの海も美しいですが、ビーチから見える伊江島が夕陽に染まる景色も美しくフォトスポットとしても人気を集めています。大橋の瀬底島側にあるアンチ浜も、瀬底ビーチに劣らない美しい浜と海が堪能できるビーチです。アンチ浜のすぐ上には瀬底大橋が架かっており、橋を渡って目の前にある観光名所として知られています。
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