一生に一度は行きたい!ポーランドのお薦め観光スポット20選

ポーランド
出所:https://www.agoda.com/ja-jp/country/poland.html?cid=-151

ヨーロッパ北東部のバルト海と低い山々に囲まれたポーランドは、日本の本州+北海道ほどの広さで、大平原が続く地形から国名はポーランド語で「平野」を意味します。中世は北部のハンザ同盟による交易で栄え、歴史と伝統を伝える多くの文化遺産が残っています。7か国に囲まれ何度も他国に占領され、第2次世界大戦中は壊滅状態になったものの不屈の精神で蘇ったポーランド。その地道な努力を続ける国民性は、ショパン、コペルニクス、キュリー夫人といった天才も多く輩出しました。ポーランドの知られざる魅力を探ってまいりましょう。




1.ワルシャワ

ワルシャワ
出所:https://abpoland.com/package/vip-city-break-in-warsaw-3-days-2-nights/

ヴィスワ川沿いにある小さな漁村が14世紀以降ハンザ同盟による経済発展で栄え、城郭都市として旧市街が形成されました。1429年には市庁舎が建てられ、1596年にはクラクフに代わりポーランドの首都となっています。

歴史地区と呼ばれる旧市街は、1944年のワルシャワ蜂起の失敗でナチスドイツ軍に完全に破壊されました。その後「ヒビに至るまで」忠実に町は再現され、700年以上の歴史を持つ旧市街は、市民の復興努力への敬意も込め1980年に世界遺産に登録されました。

王の道と呼ばれるクラクフ郊外通りには、歴史的な教会、宮殿などが点在し、新市街広場近くには、キュリー夫人やショパンなど地元名士の博物館が建ち並びます。中央駅近くにある30階建ての「文化科学宮殿」は、展望台から街全体を一望できるランドマークになっています。

【基本情報】
名称: Warsaw/ワルシャワ
空港から市内までの距離: 10km
アクセス: ワルシャワ・ショパン空港から市内へ
  国鉄: 空港駅→中央駅またはシルドミエシチェ駅下車、所要時間/20分、料金/4.4PLN
  市バス(175番): 空港→ワルシャワ中央駅下車、所要時間/30分、料金/4.4PLN
  タクシー: 所要時間/30分、料金/40PLN
公式サイト: https://warsawtour.pl/en/main-page/

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2.王宮広場/ワルシャワ

王宮広場/ワルシャワ
出所:https://www.insightguides.com/inspire-me/blog/visual/royal-castle-square-at-christmas-warsaw-poland

ワルシャワ歴史地区散策の起点とされる王宮広場は町の中心にあり、城壁とカラフルな家に囲まれています。広場に面して建つオレンジ色の建物は王の住居でもあった旧王宮で、1918年には大統領や首相などが執務を行う行政機関となりました。1971年まで労働党により王宮の復建は禁じられていましたが、70年代後半から博物館として美術品などが展示され、現在はイベント会場としても利用されています。

広場中央には、かつての国王で1596年に首都をクラクフからワルシャワに遷都したジグムント3世像が立っています。当時彼が王宮に住んでいた頃は、「ヨーロッパで最も美しい宮殿の一つ」と称えられていました。

【基本情報】
名称: Castle Square/王宮広場
住所: Junction ul. Miodowa and Krakowskie Przedmiescie, Warsaw
アクセス: ワルシャワ中央駅からバス160番/21分、または地下鉄/Ratusz Arsenał駅下車
営業時間: 終日
定休日: なし
入場料: 無料
公式サイト: https://www.afar.com/places/royal-castle-and-castle-square-warsaw

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3.旧市街市場広場/ワルシャワ

旧市街市場広場/ワルシャワ
出所:https://blog.uniplaces.com/fr/decouvrir/6-raisons-de-partir-etudier-a-varsovie/

王宮広場からワッフルやアイスクリーム店が軒を連ねるメインストリートを進むと、旧市街広場に出ます。歴史地区の中心でもあるこの場所は、1944年のワルシャワ蜂起の失敗でナチスドイツ軍によって破壊し尽されましたが、その後忠実に建物が再現され、古く見える建物も戦後に再建されたものです。広場には蜂起45周年を記念して建てられた「ワルシャワ蜂起記念碑」があります。

広場にはバルバカンから移築された2人の人魚像が建っており、勇ましく剣を振り上げる姿は「ワルシャワの魂」と慕われています。この人魚像は14世紀にはワルシャワの紋章として使われ、今も観光スポットやタクシーなどにそのアイコンを発見できます。人魚像周辺にはカフェやレストラン、土産物店などが建ち並び、似顔絵やダンスなどのパフォーマンスも行われています。

【基本情報】
名称: Old Town Market Square/旧市街市場広場
住所: Rynek Starego Miasta, 00-279 Warszawa
アクセス: ワルシャワ中央駅からバス160番乗車→「Stare Miasto」下車
開館時間: 終日
定休日: なし
入場料: 無料
公式サイト: https://www.myguidewarsaw.com/things-to-do/old-town-market-square

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4.ワルシャワ王宮/ワルシャワ

ワルシャワ王宮/ワルシャワ
出所:https://modanamazowsze.pl/zamek-krolewski-w-warszawie-darmowy-listopad-2019/

王宮広場の東に立つ旧王宮は王の居城で、1918年以降は大統領の執務や国会開催場として使われ、政治・経済の重要な役割を果たしてきました。一方で、城内には士官学校や国立劇場も設置され、イベント会場としても使われるなど、文化的なバックアップに一役買っています。

第2次世界大戦中にナチスドイツにより破壊されましたが、70年代後半から再建工事が始まり、1988年に完成した建物は、13世紀バロック様式の豪華絢爛な建築を再現しています。館内には22人の歴代王の肖像画や、赤・金・白の配色が美しい「王座の間」、緑の大理石と金色の柱頭の配色が壮麗な「大理石の間」、金と白の配色が高貴な「宴会サロン」など、美術館としての見所は満載です。

【基本情報】
名称: Zamek Krolewski w Warszawie/ワルシャワ王宮
住所: Plac Zamkowy 4, 00277 Warsaw
アクセス: 旧市街市場広場から徒歩 3分
開館時間: 5~9月/10:00-18:00、金曜日/10:00-20:00
      10~4月/10:00-16:00、日曜日/14:00-20:00
定休日: 月曜日、1/1、1/6、イースター、聖体祭、11/1、12/24~25
入場料: 大人/30PLN、子供/1PLN
公式サイトURL: https://zamek-krolewski.pl/

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5.聖十字架教会/ワルシャワ

聖十字架教会/ワルシャワ
出所:http://ttnotes.com/ko%C5%9Bci%C3%B3%C5%82-wizytek.html

1679~1696年にかけて建てられた白を基調とした美しい教会で、2つの尖塔と正面に十字架を背負ったキリスト像が目印の建物です。豪華なパイプオルガン、白い壁に輝く祭壇のコントラストも美しく、館内にはポーランドの著名人の追悼文や墓碑銘が設置されています。

本堂手前の石柱には、液体入りの小さな壺に収められた「ショパンの心臓」が奉納されています。ポーランド生まれのショパンは39歳で没後、祖国へ帰りたいという願いは当時のロシア支配下により叶わず、遺体はパリの墓地に埋葬されました。しかし、姉のルドヴィカが心臓を隠し持って国境を越え、祖国に持ち帰り祖国に眠ることができたのです。そんなショパンの壮絶な短い人生を振り返りながら、この教会を訪れるショパンファンが後を絶ちません。

【基本情報】
名称: Kosciol Swietego Krzyza/聖十字架教会
住所: Krakowskie Przedniescie 3, Warsaw
アクセス: ワルシャワ中央駅からタクシー 10分、旧市街市場広場から徒歩 15分
開館時間: 10:00-11:00、13:00-16:00、日曜日/14:00-16:00
定休日: 宗教行事開催時
入場料: 無料、寄付任意
公式サイト: http://www.swkrzyz.pl

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6.ショパン博物館/ワルシャワ

ショパン博物館/ワルシャワ
出所:http://www.mwfc.pl/location-guide-item.php?id=561

歴史地区の旧市街地から2kmほど南にある「ショパン博物館」は、17世紀の貴族オストログスキーが建てた17世紀の宮殿で、戦争で焼失後1954年再建され、2010年にショパン生誕200周年を記念してリニューアルオープンしました。

バロックと新古典主義の豪華な西洋建築で、館内にはショパンが弾いたピアノや本人のデスマスク、手の銅像など7000点もの関連資料が展示され、世界最大のショパン博物館となっています。館内には踏むと音がなる楽器遊びや、デジタル機器を駆使したハイテクアトラクションなどがあり、子供や音楽に興味ない人でも楽しめる演出が凝らされています。

ショパンファンの方は、博物館の近くにある「国立ショパン研究所」や、世界屈指の名門音楽大学「ショパンアカデミー」をついでに訪れたり、時間があれば60km郊外にある「ショパンの生家」も合わせて見学しては如何でしょう。またショパン像がある「ワジェンキ公園」や、市内15か所にある「ショパンのベンチ」に座って、ショパンの名曲に耳を傾けるのも、ショパン参拝になるかもしれません。

【基本情報】
名称: Muzeum Fryderyka Chopina/ショパン博物館
住所: Pałac Gnińskich, 00-368, Okólnik 1, 00-368 Warszawa
アクセス: 旧市街市場広場から2km、徒歩25分
開館時間: 火~日曜日/11:00-20:00
定休日: 月曜日、1/1、4/1、5/31、11/1、12/25
入場料: 大人/22PLN、子供/13PLN、日曜日/無料
公式サイトURL: https://muzeum.nifc.pl/en

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7.バルバカン/ワルシャワ

バルバカン/ワルシャワ
出所:https://fr.m.wikipedia.org/wiki/Fichier:Barbakan_w_Warszawie_-_03.jpg

城壁で囲まれた旧市街の守備を強化するために、1548年に赤レンガ製のバロック様式の城門兼城壁が建設されました。バルバカンと呼ばれる要塞の役目を果たしたその建物は、火薬庫や監獄としても利用され、このような機能を有する要塞はヨーロッパでは3か所しか残っていません。

第2次世界大戦で破壊されましたが、1954年に城壁と共に完全復元され、馬蹄形の円錐状の砦が特徴的な、インスタ映えスポットとなっています。旧市街と新市街をつなぐ城壁の内部には土産物店が軒を連ね、旧と新を繋ぐ時間の扉として異次元空間を体験できることでしょう。

【基本情報】
名称: Barbacan/バルバカン
住所: Rynek Starego Miasta Warszawa
アクセス: 旧市街市場広場から北に徒歩すぐ
開館時間: 随時
定休日: なし
料金: 無料
公式サイト: https://www.myguidewarsaw.com/things-to-do/barbican–defensive-walls

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8.クラクフ

クラクフ
出所:https://www.earthtrekkers.com/best-things-to-do-in-krakow-poland/

かつてのボヘミア王国が11世紀にポーランドとなり、以来550年間ポーランドの首都として栄えたクラクフは、東西交易の中心として栄え、歴代のポーランド王が居を構えました。第2次世界大戦の戦禍を逃れたため、中世の街並みがそのまま残り、「ポーランドの京都」と呼ばれる美しい古都は1978年に世界遺産に登録されました。

13世紀に築かれた城壁に囲まれた町ですが、19世紀に一部取り壊され、現在は入り口の「フロリアンスカ門」「3つの塔」、煉瓦造りの「バルバカン」のみが残存しています。

14世紀にユダヤ人を保護する目的でガジミエシュ大王が建設したガジミエシュ地区は、ユダヤ人街として栄えシナゴークが数多く点在し、ユダヤ文化フェスティバルも毎年開かれています。近年ではお洒落な店が誕生し、文化発祥地区として生まれ変わりつつあります。

【基本情報】
名称: Kraków/クラクフ
ワルシャワから距離: 300km
アクセス: ワルシャワ・ショパン空港から市内へ
  電車: ワルシャワ中央駅→クラクフ中央駅、所要時間/2時間30分、料金/135PLN
  バス: ワルシャワ市内→クラクフ市内、所要時間/5時間、料金/30PLN
公式サイト: http://www.krakow.pl/english/

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9.中央市場広場/クラクフ

中央市場広場/クラクフ
出所:https://pl.wikipedia.org/wiki/Rynek_G%C5%82%C3%B3wny_w_Krakowie

歴史地区の中心にある中央市場広場はクラクフ散策のスタート地点で、200m四方の敷地内に旧市庁舎の塔、聖マリア教会など歴史建造物が建ち並びます。中でも中世の趣が残る織物会館は14世紀に建てられたもので、16世紀に一度崩壊後ルネサンス様式に再建されています。

19世紀には交易の中心として栄えた広場で、主役的な役割を果たしてきた織物会館は、多くは絨毯が取引されていましたが、現在では1階に土産物店が立ち並び、ポーランドの伝統工芸品などが売られています。2階はクラクフ国立美術館、地階は地下博物館になっていて、ポーランドの歴史や考古学を学ぶことができます。

【基本情報】
名称: Rynek Glowny/中央市場広場
住所: 30-062 Krakow
アクセス: クラクフ中央駅「Krakow Glowny」から徒歩15分
営業時間: 随時
定休日: なし
入場料: 無料
公式サイトURL: http://www.krakow-info.com/rynek.htm

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10.聖マリア聖堂/クラクフ

聖マリア聖堂/クラクフ
出所:https://www.pinterest.com/pin/640637115724858867/

正式名称は聖母被昇天教会で、中央広場に立つ13世紀建立のゴシック様式の教会です。高さ80mの2つの塔「望楼」「鐘楼」が特徴的で、塔から街全体を一望できます。1番の見所は1477年から1489年にかけてクラクフ市民の出資で製作された国宝の祭壇画です。彫刻家ファイト・シュートが製作したこの宝は、第2次大戦中にドイツに略奪されたものの後に返還されました。シカゴのセント・ジョン・カンティウス教会には、同じ物が精巧に複製され祀られています。

塔からは「ヘイナウ・マリアツキ」と呼ばれる、途中で演奏が途切れるラッパによる時報が1時間毎に流れます。13世紀にラッパ兵がモンゴル襲撃を知らせる警笛を鳴らしている最中に矢で射殺された史実に由来し、途中で演奏を辞めるラッパ時報が伝統的に続いているのです。

【基本情報】
名称: Kosciol Mariacki/聖マリア教会
住所: Plac Mariacki 5, 31-042 Krakow
アクセス: クラクフ中央駅から徒歩13分
開館時間: 月~土/11:30-18:00、日・祝/14:00-18:00
定休日: なし
入場料: 大人/10PLN、写真撮影/5PLN
公式サイトURL: http://www.mariacki.com/

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11.ヴァヴェル城/クラクフ

ヴァヴェル城/クラクフ
出所:https://fr.wikipedia.org/wiki/Ch%C3%A2teau_du_Wawel

970年にポーランド王カジミェシュ3世によって建てられた王の居城で、500年に渡って増改築を繰り返し、16世紀にはルネサンス様式の豪華な宮殿が完成しました。城は標高228mの小高い丘の上に、国王が戴冠し埋葬されているヴァヴェル大聖堂などと共に建てられ、1978年世界遺産に登録されています。

城は1930年に美術館として一般公開され、10の部門に分かれてルネサンスの美術品などを展示しています。見所は、ジグムント王が収集した16世紀のフランドル様式の豪華なタピストリーや、16~17世紀の王宮を再現した部屋に展示されている王の収集品コレクションなどがあります。

また市民を長年苦しめ退治された竜が棲んでいたとされる洞窟が城内に残っており、その場所に火を噴く竜の像が建てられ、中が見物できるようになっています。年間110万人の観光客が訪れ、歴代の訪問客の中にはコペルニクス、ゲーテ、ヨハネ・パウロ2世、クリントン元米大統領などもいたそうです。

【基本情報】
名称: Zamek Królewski na Wawelu/ヴァヴェル城
住所: Wawel 5, 31-001 Krakow
アクセス: 中央広場から徒歩10分
開館時間: 火~金曜日/9:30-17:00、土・日曜日/10:00-17:00、月曜日/9:30-16:00
休館日: なし
入場料: 無料
公式サイトURL: http://wawel.krakow.pl/en/

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12.ヴィエリチカ岩塩坑/クラクフ

ヴィエリチカ岩塩坑/クラクフ
出所:https://www.seekrakow.com/pl/wieliczka-kopalnia-soli/

中世ヨーロッパで塩は「白い金」とも呼ばれるほど価値があり、ポーランドで採掘された岩塩は当時のポーランド王国に莫大な富をもたらしました。ヴィエリチカ岩塩坑はクラクフ郊外にある13世紀から700年以上続く世界最古の岩塩の採掘坑で、全長300km、深さ327m、空洞の数は2000個以上に上ります。創業は1044年ですが、「キンガ妃の指輪事件」を機に1250年l国営企業として開業し、現在も採掘が続く現役の採掘坑で、1978年に世界遺産に登録されています。

見学できるのは深さ135mまでで、3.5kmの見学コースには、梯子やトロッコなどの実物を使った採掘現場を再現した20以上の部屋が公開されています。見所は深さ100mにある「聖キンガ礼拝堂」で、床、階段、天井までキラキラ輝く岩塩でできており、祭壇や壁に坑夫たちが安全祈願のため掘り続けたレリーフは、必見の芸術作品となっています。

【基本情報】
名称: Kopalnia Soli Wieliczka/ヴィエリチカ岩塩坑
住所: Krupnicza 3, 31-123 Krakow
アクセス: クラクフ中央駅市バス304番「Dworzec Główny Zachód」→「Wieliczka Kopalnia Soli」下車、
または、ポーランド鉄道PKP「Kraków」駅→「Wieliczka Rynek」駅下車(所要時間25分)
開館時間: 4~10月/7:30-19:30、11~3月/8:00-17:00
定休日: 1/1、11/1、12/24・25・31、イースター
入館料: 大人/45~64PLN
公式サイト: https://www.kopalnia.pl

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13.グダニスク

グダニスク
出所:https://www.annualcongress.com/poland/gdansk-conferences

バルト海沿岸にあるグダニスクは、997年にボレスワフ1世によって建設された町で、1997年には生誕1000周年記念祭が行われました。ハンザ同盟による自由交易で16~17世紀に繁栄し、戦後に破壊された後再建され、旧市街には美しい色使いの家並が訪れる人を惹きつけています。中心部にはオランダ・ルネサンス様式の「大武器庫」や、16世紀建立の旧市庁舎、17世紀からドゥーギ広場に立つネプチューン噴水など、必見の観光スポットが目白押しです。

500m続くドゥーガ通りには上流階級の豪奢な屋敷が建ち並び、モトワヴァ運河沿いにはレストランや土産物店が軒を並べ、主要な散策道となっています。世界一の琥珀産出国ポーランドで、グダニスクは屈指の琥珀名産地でもあり、「琥珀通り」と呼ばれるマリアツカ通りには、琥珀の宝石やアクセサリーが手頃な値段で購入できるので、お土産選びに散策してはいかがでしょう。

【基本情報】
名称: Gdańsk/グダニスク
ワルシャワからの距離: 284km
アクセス: 
  飛行機/ワルシャワ空港→グダニスク空港、所要時間/1時間、運賃/25PLN
  電車EIP/ワルシャワ中央駅→グダニスク中央駅、所要時間/2時間50分、運賃/135PLN
  電車TLK/同上、所要時間/3時間30分、運賃/63PLN
  バスPolski Bus/Metro Mlociny駅乗車→グダニスク市内、所要時間/4~5時間半、運賃/15PLN
公式サイト: https://www.gdansk.pl/en/for-tourists

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14.マルボルク城

マルボルク城
出所:https://medium.com/@milenaolesinska77/the-castle-of-the-teutonic-order-in-malbork-gothic-architecture-6c24115b298a

ノガット川下流に佇むマルボルク城は、ポーランドのコンラト1世が招聘したドイツ騎士団により、1274年に完成したゴシック様式の城で、「聖母マリア」の意味を持ちます。14~15世紀にかけて、騎士団の政治・軍事・経済・宗教の重要拠点として増改築が繰り返され、敷地面積21ha、総床面積25万㎡という巨大な城になりました。ヨーロッパの名城100選に選ばれ、1961年から巨大博物館として多くの観光客が訪れ、1997年には世界遺産に登録されています。

建物は高城、中城、下城の3つのエリアに分かれますが、見所はゴシック様式の天井が見事な城内最大の「大食堂」、迎賓室として使われた「夏の食堂」、琥珀展が常時見学できる「ハルバールホール」、8mのマリア像が圧巻な「聖マリア教会」などがあり、その広さは1日ではゆっくり見学できないほどです。

【基本情報】
名称: Zamek w Malborku/マルボルクのドイツ騎士団の城
住所: Museum Zamkowe w Malborku, Staroscinska 1, 82-200 Malbork
アクセス: 「グダニスク中央駅」乗車→「マルボルク駅」下車→徒歩15分
所要時間: 電車/30分、バス/1時間
開館時間: 9:00-20:00 (建物内は—19:00)
定休日: 1/1、イースター、11/1、12/25
入場料: 大人/39.50PLN、 子供/29.50PLN
公式サイトURL: http://www.zamek.malbork.pl/

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15.トルン

トルン
出所:https://erasmusu.com/en/erasmus-torun/erasmus-experiences/experience-in-torun-poland-by-gadir-236829

ヴィスワ川のほとりに位置するトルンは、12世紀初期に要塞が、1233年にドイツ騎士団によって城砦が築かれ、1280年にハンザ同盟に加入すると交易の中心都市として発展していきました。第2次世界大戦中ナチスドイツに占領されたものの戦禍には遭わず、中世の街並みがそのまま残る美しい町で、1998年に世界遺産に登録されています。

1393年に建てられた旧市庁舎は元々歴代王の宿舎であり、織物会館、市議会、裁判所などがありましたが、増改築が繰り返され今の形となりました。高さ40mの塔からはトルンの街並みを一望できます。地動説を唱えたコペルニクスの生誕の地としても知られ、彼が洗礼を受けた聖ヨハネ教会は13~15世紀建造のトルン最古の教会で、彼の洗礼に使われた洗礼盤や胸像を見学することができます。

ヴィスワ川の観光クルーズで川から街を眺めたり、生姜を使ったトルン銘菓「ピエルニキ」の博物館や専門店をまわってお土産を選んだりと、楽しみ方満載の街です。

【基本情報】
名称: Toruń/トルン
ワルシャワからの距離: 184km
アクセス: 電車/「ワルシャワ中央駅」IC→「トルン中央駅」下車
所要時間: 2時間45分
運賃: 大人/48.60PLN
公式サイト: https://www.torun.pl/en

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16.聖母マリア被昇天教会/トルン

聖母マリア被昇天教会/トルン
出所:https://visittorun.com/pl/content/ko%C5%9Bci%C3%B3%C5%82-naj%C5%9Bwi%C4%99tszej-marii-panny

旧市庁舎の近くに14世紀フランシスコ会によって建てられたゴシック様式の教会で、16~18世紀にはプロテスタント、その後再びカトリックの教会となりました。

27mの高さを誇るヴォールト天井に描かれた星模様は必見で、その他ゴシック様式の彫刻、バロックやロココ調の主祭壇、14世紀のフレスコ画、色鮮やかなステンドグラスなど、それぞれの時代を反映する芸術作品を観賞できます。黒いマリア像や、戦時中信者の代わりにアウシュビッツで犠牲となったコルベ神父の肖像画など、隠れた見所も随所に隠れています。

【基本情報】
名称: Kościół Wniebowzięcia Najświętszej Marii Panny/聖母マリア被昇天教会
住所: Panny Marii 2, Torun
アクセス: トルン本駅から徒歩20分
開館時間: 随時
定休日: なし
入場料: 無料
公式サイト: https://www.torun.pl/en

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17.コペルニクス博物館/トルン

コペルニクス博物館/トルン
出所:https://polskaniezwykla.pl/web/place/gallery,3,18187.html

世界の常識を覆した「地動説」を唱えたコペルニクスは、1473年この地で裕福な銅商人の家に生まれました。彼の生家は現在博物館として一般公開されており、ポーランド富裕層の典型的な生活様式を垣間見ることができます。外観はハンザ同盟都市風の建築様式で階段状の切妻止めが特徴的で、内部はコペルニクス愛用のコンパスや地球儀なども展示されています。

コペルニクスはクラクフの大学を卒業後イタリアのボローニャ大学で天文学の影響を受け、彼が地動説を唱えた「天球の回転について」は生前発表されることはありませんでした。天文学者としてだけではなく、数学者、占星術師、法学者、医者、司祭、知事、長官などとしても活躍した天才コペルニクス、旧市庁舎前にある彼の銅像は、街のシンボルとして人気の観光スポットになっています。

【基本情報】
名称: Dom Mikołaja Kopernika/コペルニクス博物館
住所: Mikołaja Kopernika 15/17, 87-100 Torun
アクセス: トルン本駅から徒歩22分
開館時間: 10~4月/10:00-16:00、 5~9月/10:00-18:00
定休日: 月曜日
入場料: 大人/11PLN、子供/8PLN
公式サイト: http://www.muzeum.torun.pl/

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18.ポズナン

ポズナン
出所:https://erasmusu.com/en/erasmus-poznan/erasmus-experiences/experience-in-poznan-poland-by-marta-500533

ポーランド西部に位置するボズナンは「有名な町」という意味に由来し、中世ポーランド王国の最初の首都となりました。13世紀以降ハンザ同盟の活躍で交易都市として栄え、フランス、プロイセン、ドイツなどの支配を経て、旧市街地にはルネサンス様式など多様な建築群が並びます。

観光の拠点ともなる旧市街広場には16世紀築の市庁舎があり、現在は歴史博物館として公開されています。大ホールのルネサンス様式の天井画は壮大で、正午に2頭の山羊が演じる塔の仕掛け時計なども観光客にも人気です。1649年に着工したバロック様式のファラ教会、プロイセン王が居城としたポズナン大聖堂、1910年完成の皇帝の城など歴史散策を堪能した後は、市民憩いの人造湖マルタ湖周辺でゆっくり一休みしてみましょう。

【基本情報】
名称: Poznań/ポズナン
ワルシャワからの距離: 279km
アクセス: 電車/ワルシャワ中央駅IC→「Poznań Główny」駅下車
所要時間: 2時間50分
運賃: 大人/50PLN
公式サイト: https://www.poznan.pl/mim/main/en/

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19.ザモシチ

ザモシチ
出所:https://www.reddit.com/r/europe/comments/7ojl7x/zamo%C5%9B%C4%87_poland/

ポーランド南東部に位置するザモシチは、イタリア留学から戻った貴族ザモイスキ公がイタリア人建築家ベルナルド・モランドに依頼して作らせた理想郷です。何もなかった土地に1580年からわずか20年後の1600年に完成し、イタリアのパドヴァの街を再現した街並みは、その完成度と美しさから「ルネサンスの真珠」と呼ばれ、街は1992年に世界遺産に登録されています。

旧市街地の中心に100m四方の広場があり、周りはアーケードの回廊に囲まれ、1585年以降移り住んだアルメニア商人の邸宅が並びます。周辺にはザモイスキ宮殿、宮殿、司教座大聖堂などルネサンス芸術を満喫できる名所も盛り沢山です。

一方で、大戦中ナチスドイツが8,000人以上を虐殺した「ロトゥンダの処刑場」もこの町にあり、、悲劇の歴史を持つ町としての側面も見落としてはなりません。

【基本情報】
名称: Zamość/ザモシチ
ワルシャワからの距離: 247km
アクセス: 電車/ワルシャワ中央駅IC乗車→「ザモシチ」駅下車
所要時間: 5時間15分
運賃: 大人/55PLN~
公式サイト: https://www.liege.be/fr

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20.アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所

アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所
出所:https://travel.sygic.com/en/poi/auschwitz-birkenau-state-museum-poi:1307

世界大戦の悲劇的な舞台となったポーランドで忘れてならないのが、ナチスドイツの負の遺産である「アウシュヴィッツ強制収容所」です。収容所はクラクフ郊外の第1収容所から第2のビルケナウ、第3のモノヴィッツと3か所あり、「アウシュビッツ・ビルケナウ収容所」は第1と第2の2つの収容所で、無料バスで連結され合わせて見学できるようになっています。

ヨーロッパから連行されたユダヤ人を運んだ鉄道の引き込み線で有名な収容所で、1947年にソ連から返還直後博物館として開館しました。館内には眼鏡、靴などの収容者の日用品、織物にされた収容者の髪の毛の展示の他、大量虐殺に使われたガス室や焼却炉が公開されています。1979年に世界遺産に登録され、同年ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がこの地を訪れ、「現代のゴルゴダ」と評し祈りを奉げています。

【基本情報】
名称: Auschwitz-Birkenau Museum/アウシュビッツ・ビルケナウ博物館
住所: Więźniów Oświęcimia 20, 32-603 Oświęcim
アクセス: クラクフ中央駅→バス乗車「Oświęcim」下車→徒歩20分
開館時間: 8:00〜15:00
定休日: なし、(1/1、12/25、イースター以外)
入場料: 無料、英語3時間ツアーコース/45PLN
公式サイト: http://www.auschwitz.org

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7か国に囲まれ高い山がない大平原の土地柄、数々の他国による侵略を受け、戦時中には壊滅状態になった悲劇の国ポーランドは、戦後地道な努力を続け見事に復興した不屈の国です。

その勤勉な国民性はどこか日本人にも通じ、ポーランドで英雄とされる日本のシンドラー杉村千畝人気もあって、国民は日本人を親切に温かくもてなしてくれます。

様々な文化が入り混じった中世の美しい街並みもさることながら、戦争の痛みを分かち合える日本人として、アウシュビッツ、ロトゥンダなど、国内に散在する負の遺産巡りもまた、心に残る旅の思い出となることでしょう。

まとめ
出所:https://www.swedishnomad.com/places-to-visit-in-poland/




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