島根観光の外せない定番スポット16選

出所：https://www.sanin-tourism.com/todo/216.html

島根観光といえば出雲大社をだれもが思い浮かべると思いますが、島根には他にも神社や美術館、遺跡や海岸など魅力的な観光スポットがたくさんあります。今回は、その中でも島根を訪れたら見逃したくない16スポットを紹介します。

1.出雲大社

出所：https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_1248/

島根を代表する観光地いえば、「出雲大社」を真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。出雲大社は数々の神話と関わりのある有名な神社で、縁結びの神様としても親しまれています。毎年旧暦の10月になると、全国の八百万の神様が出雲大社に集まると言われているので、10月に出雲大社に参拝すれば日本全国の神様と出会うことができます。日本随一のパワースポットで知られる神社なので、島根観光を楽しむ際は、ぜひ一度立ち寄っておきましょう。

出雲大社の境内は広く、あちこちに可愛らしいウサギの石像が置かれています。ウサギは全部で46羽いるので、ウサギを鑑賞しながら出雲大社を散策するのもいいでしょう。出雲大社は朝6時から参拝することができるので、早朝の澄んだ空気の中で参拝すれば、身も心も清めることができます。一般の神社の参拝方法は「二拝二拍手一拝」ですが、出雲大社では「二拝四拍手一拝」が参拝方法となるので注意しましょう。

出雲大社は一畑電車「出雲大社駅」から徒歩5分の距離にあるため、遠方から電車でアクセスする際も手間がかかりません。出雲大社のすぐ近くに無料駐車場が用意されているので、車のアクセスも便利です。

出所：https://www.jalan.net/kankou/spt_34563ag2130011192/

出雲大社の近くにある「須佐神社」も、ヤマタノオロチ退治に登場する神々が祀られている有名な神社なので、島根のパワースポット巡りをする際に最適です。家内安全や商売繁盛を始め、交通安全や合格祈願、安産祈願など様々なご利益があるとされているので、観光客に人気の観光スポットとなっています。本殿の背後には推定樹齢1300年のある大杉があるので、力強いパワーを感じることができるでしょう。島根県には出雲大社や須佐神社だけでなく、他にも魅力的な神社がたくさんあるので、御朱印集めをしている人は御朱印帳を忘れずに持参しましょう。

出所：http://www.jalan.net/kankou/sta_022274/g2_49/

出雲大社の西方1kmにある海岸の「稲佐の浜」は、出雲神話の国譲りの交渉をした舞台として有名な場所です。西向きの海岸なので、夕日が特に美しく、絶景を楽しむことができます。カップルで訪れる際は、ロマンチックな雰囲気を楽しめる日没の時間帯に出かけてみましょう。「日本の渚100選」にも選ばれた大変美しい砂浜なので、毎年夏になると大勢の海水浴客で賑わいます。

出雲大社から稲佐の浜まで車で2分、徒歩でも15分ほどで到着するので、出雲大社に参拝したら稲佐の浜にも出かけてみましょう。周辺には高い建物がなく、一面に広がる青い海と白い砂浜の絶景を楽しむことができます。稲佐の浜には、弁天島と呼ばれる鳥居の建つ岩がありますが、こちらは運気上昇のご利益があるとされているので、稲佐の浜に出かけたらぜひ立ち寄っておきましょう。

出所：https://www.jalan.net/kankou/spt_32405ae2190022715/kuchikomi/0003052542/

稲佐の浜から車で約20分行ったところにある日御碕には、「日御碕灯台」があります。日御碕灯台は高さ43.65mと、日本一の高さを誇る灯台で、展望台からは日本海やおわし浜などを一望することができます。灯台までの遊歩道も整備されているので、潮の匂いを感じながらゆっくり散歩を楽しむこともできます。日御碕灯台の周辺には、地元でとれた新鮮な海鮮料理を楽しめる食事処もあるので、観光ついでに立ち寄ってみるといいでしょう。晴れた日は360度広がる絶景を楽しむことができるので、出雲大社まで観光に出かけたら日御碕まで足を延ばしてみましょう。

出所：https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000187055/photo/

出雲大社から車で約5分程のところには、無料でワインの試飲ができる「島根ワイナリー」があります。9種類のワインとソフトドリンクを無料で試飲できるだけでなく、無料でワインの製造工程を見学することもできるので、ワイン好きの人であれば出雲大社に参拝したついでに立ち寄っておきましょう。島根ぶどうを使ったジュースも用意されているので、小さな子供連れの方も楽しむことができます。

島根和牛のランチが食べられるレストランもあるので、ランチタイム・カフェタイムに最適です。オリジナルデザインのラベルを選んで、世界に一つだけのワインを作ることもできるので、記念日や誕生日など特別な日の贈り物として適しています。出雲市内随一の品揃えを誇るお土産コーナーもあるため、島根観光のお土産を買う際は島根ワイナリーへ出かけてみましょう。

出所：http://www.jalan.net/kankou/spt_32201af2120008910/

出雲大社と並んで島根県を代表する観光スポットといえば、松江市にある「松江城」です。江戸時代に堀尾吉晴公により築城された松江城は、全国に12しかない現存天守があり、重厚な黒壁が特徴的なお城です。山陰地方で現存する天守閣は、この松江城のみとなっているので、島根県を訪れる際はぜひ立ち寄っておきましょう。松江城の最上階は、城下町や宍道湖の風景が一望できる絶景スポットとなっています。

高い石垣や石垣上の櫓群も見応えがあるので、松江城に着いたら、大手門を入る前に水濠越しの松江城を眺めてみましょう。松江城のお堀をぐるっと巡る遊覧船があるので、高い石垣の迫力をすぐ間近で感じ取ることができます。遊覧船に乗っているうちは、合計16の橋の下をくぐることになりますが、橋をくぐる時は自動的に船の屋根が下がるようになっているため、ギリギリの高さで橋を通過していく面白さも体験することができます。

出所：https://www.jalan.net/gourmet/grm_32201fc3560063281/

松江城近隣には、武家屋敷や松江歴史館、小泉八雲旧居など歴史を感じさせるスポットが数多く存在しているので、松江城に観光に出かけたら周辺散策も楽しんでみましょう。松江城から歩いて10分のところにある「松江堀川地ビール館」では、島根ワインやしまね和牛などの美味しい地元グルメを思う存分堪能することができます。ランチからディナーまでメニューも豊富なので、松江城を観光し終えてお腹が空いたら立ち寄ってみるといいでしょう。

館内では約800種類もの島根県の特産品が販売されているため、お土産を買う場所としても最適です。品揃えが豊富なので、見ているだけでも飽きることはありません。カウンターの奥はビール工場になっており、出来立ての美味しいビールを堪能することもできます。ビールが次々製造されていく様子をすぐ近くで見学できるので、ビール好きであれば一度立ち寄っておきましょう。

出所：http://www.jalan.net/onsen/OSN_50383.html

松江城のある松江市まで来たら、「玉造温泉」にも立ち寄ってみましょう。玉造温泉は枕草子に登場する古くから知られた名湯で、美肌の湯としても知られています。玉造温泉は、その泉質の良さから「出雲国風土記」では「神の湯」と讃えられているほどで、奈良時代から美容効果がある温泉として評価されています。2016年に実施された温泉総選挙では、玉造温泉が「うる肌部門」と「環境大臣賞」のダブル受賞を果たし、その効能が現代も健在することが証明されました。

出所：http://www.jalan.net/kankou/spt_32306ag2130013473/

温泉街には、美肌スイーツやコスメショップが点在している他、恋愛成就で有名なパワースポット「玉作湯神社」もあるため、女性観光客に人気の温泉地でもあります。玉湯川沿いには名宿が並んでいるので、出雲大社に縁結びの祈願に訪れた際の宿泊場所として最適です。足湯もあるので、温泉街を歩いて疲れたら、足湯でひと休みしてみるのもいいでしょう。

出所：http://www.jalan.net/yad378620/blog/entry0000189406.html

松江市には、山陰地方最大級の「島根県立美術館」があり、国内外の絵画を楽しむことができます。松江駅から徒歩約16分ほどの距離にあるアクセスのいい美術館なので、松江市まで観光に来たら一度立ち寄ってみるといいでしょう。ガラス張りのロビーからは、穴道湖に沈む美しい夕陽も鑑賞することができるため、デートコースとしても最適です。ロビーは一般開放されているため、いつでも気軽に立ち寄ることができます。

出所：https://www.jalan.net/

美術巡りが好きな人は、安来市にある「足立美術館」にも立ち寄ってみましょう。足立美術館は地元出身の実業家である足立全康によって設立されたもので、近代から現代までの名品が数多くコレクションされています。最寄りのJR安来駅から美術館直行の無料のシャトルバスが運行しているため、公共交通機関でアクセスする際も手間がかかりません。

足立美術館の最大の魅力は美しい日本庭園です。足立美術館の日本庭園はフランスの「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で山陰唯一の「三つ星」を獲得した他、米国の日本庭園専門誌で14年連続の庭園日本一に輝くなど、海外からも高い評価を得ています。5万坪におよぶ6つの庭園は、四季ごとに違った表情を見せるため、何度見ても飽きることがありません。一般的な庭園鑑賞の場合、庭園内を歩く必要がありますが、足立美術館の場合は館内を歩きながら日本庭園を鑑賞することができるため、雨の日でも濡れる心配がありません。庭園を一望できる喫茶室もあるので、ぜひゆっくり時間をとって出かけてみましょう。

出所：http://www.jalan.net/kankou/spt_32205af2170020559/kuchikomi/0002583067/

島根県大田市には、世界遺産に選ばれた「石見銀山遺跡」があります。石見銀山はかつて、国内の銀産出の三分の一ほどを支えていましたが、森林を伐採することなく採掘する環境に配慮した生産方式が評価され、世界遺産に登録されました。石見銀山の近くにある「石見銀山世界遺産センター」では、石見銀山の歴史を知ることができるため、石見銀山遺跡に出かける前に立ち寄っておくといいでしょう。

石見銀山遺跡の最大の見所は、実際の坑道が見学できる「龍源寺間歩」ですが、周辺には江戸時代の武家屋敷や代官所跡など、歴史的建造物が数多く残っているので、1日居ても飽きることはありません。古民家カフェやレストランなども多くあるので、世界遺産と一緒に美味しいグルメを堪能することもできます。

出所：https://www.sanin-tourism.com/todo/216.html

子供と一緒に島根観光をするときは、島根県浜田市にある「しまね海洋館アクアス」に出かけてみるといいでしょう。しまね海洋館アクアスは、シロイルカによるパフォーマンスを見ることができる中四国地方最大級の水族館で、大手携帯会社のCMにも起用されたことから知名度が上がりました。西日本でシロイルカを見ることができるのは、この水族館だけなので、島根観光に出かけた時はぜひ立ち寄っておきましょう。

しまね海洋館アクアスの最大の見所は、シロイルカが気泡の輪をくぐり抜ける「バブルリング」ですが、シロイルカ以外にも約400種10000点の海の生物を見ることができるので、小さな子供から大人まで楽しい時間を過ごすことができます。JR波子駅から徒歩約10分ほどの距離にある水族館なので、公共交通機関でのアクセスも楽チンです。

出所：https://www.sanin-tourism.com/todo/216.html

しまね海洋館アクアスに出かけたら、帰り際に近くの「琴ヶ浜」に立ち寄ってみましょう。この浜辺は、砂の上を歩くと「キュッキュッ」という音がすることから、別名「鳴き砂海岸」とも言われています。鳴き砂は不純物が少し混ざるだけでも音が出なくなると言われており、琴ヶ浜のように綺麗な自然が保たれている砂浜は日本でも数えるほどしかありません。ただし、砂が乾いていないと音は鳴らないので、鳴き砂を体感したいのであれば、ぜひ晴れた日に出かけましょう。

出所：https://www.jalan.net/news/article/99712/

琴ヶ浜の近くには、映画のロケ地として使用されたことのある「仁摩サンドミュージアム」があります。仁万駅から徒歩約9分のところにある仁摩サンドミュージアムは、ガラス張りのピラミッド型の建物が特徴的な砂の博物館です。館内では鳴き砂の音の秘密を学べる他、世界一の砂時計や砂の芸術作品などが展示されており、迫力満点です。特に高さ5.2m、直径1mを誇る世界最大の砂時計「砂暦」はギネスにも認定されているため、仁摩サンドミュージアムに出かけたらぜひ間近で鑑賞してみましょう。

出所：https://www.jalan.net/kankou/spt_32203ab2040006196/

島根の自然を堪能したいのであれば、出雲市にある「立久恵峡」へ出かけてみるといいでしょう。立久恵峡は安山岩質集塊岩を浸食して形成された約2キロメートルに亘る渓谷で、国の名勝に指定されています。100〜200メートルに亘る石柱や断崖は、近くで見ると迫力満点です。一周30分ほどの遊歩道が整備されているので、大自然に囲まれながらゆっくり散策を楽しむことができます。

毎年春になると山桜が咲き誇るため、陽気な春の散策を楽しむことができるでしょう。夏は森林浴、秋は紅葉狩り、冬は雪景色と四季折々に変化する景観を楽しめるので、何度来ても飽きることがありません。特に冬の白銀の世界に包まれた渓谷は、まるで水墨画のような美しさなので、冬に島根観光する際は、立久恵峡へ立ち寄っておきましょう。立久恵峡の近くには温泉があるため、観光に来た帰りに温泉に立ち寄って疲れを癒すことができます。