2019年ツイッター映えスポットランキング発表!1位は「子供からTwitterを取り上げる母の像」
SNS映え投稿分析のスナップレイスは、Twitterに投稿されている画像付きのスポット情報を独自のアルゴリズムで分析し、2019年にツイッター映え度の高かったスポットを抽出し、ランキングTOP10を発表しました。また、2020年にツイッター映えスポットとして拡散されるスポットの特徴予想も公開します。
ツイッター映えの2019年の傾向と2020年の予想
2019年のツイッター映えスポットの傾向
2020年のツイッター映えスポットの特徴予想
2019年のツイッター映えスポットランキングTOP10
ツイッター映えの2019年の傾向と2020年の予想
2019年のツイッター映えスポットの傾向
2019年にTwitterで映えた(バズった)スポットの特徴は以下の3点となりました。特に2019年は「ストーリー」の特徴のうち、大喜利のようにボケ要素を交えて画像にセリフを付けるなどして紹介しやすいスポットが注目されました。
1「意外性」:一般的に世間で浸透しているイメージに対して、大きく異なっているもの
2「規格外」:標準の大きさや数を大きく超えた又は下回ったもの
3「ストーリー」:写真でその背景にあるストーリーが想像しやすいもの
ストーリーのうち、大喜利要素のあるスポット例:大観音寺(三重県)
Photo by @kura_126
2020年のツイッター映えスポットの特徴予想
2020年も「ストーリー」の特徴を満たすツイッター映えスポットが引き続き注目を集めると予想されます。特にツイッター映えランキング2019年の1位「子供からTwitterを取り上げる母の像」のように、見る人によって受け取り方が異なる「勝手な解釈」がしやすいスポットがより注目を集めていくとスナップレイスでは予想します。
2019年のツイッター映えスポットランキングTOP10
分析対象のデータと抽出手法
分析対象データは、SNS映えの基準に従ってSNSから抽出し、スナップレイスに掲載されている全国約7,000スポットです。それらスポットの2019年のTwitter投稿データを分析し、2019年のツイッター映えTOP10を集計しました。
1位. 子供からTwitterを取り上げる母の像(東京都品川区)※正式名称は「平和の誓い像」
Photo by @snaplace_insta
Twitterのアイコンに似た小鳥を母親が子どもから奪っているように見える、ということからこの像は「子供からTwitterを取り上げる母の像」として有名になりました。正式名称は「平和の誓い像」で、全ての人々が非核・平和について考える機会を作り、戦争の悲惨さを深く知ることで非核・平和の意識がさらに深まるようにと品川区が願いを込めて建てた像です。しかし、平和の象徴である鳩がツイッターの小鳥キャラに似ていること、子供が小鳥を取り返そうとしているように見えなくもない躍動感、母親の凛とした表情など全てがシンクロしたことによりツイッター上では大人気となりました。
2位. 大久野島(広島県竹原市)
Photo by @horenchanyo
「ウサギ島」とも呼ばれ、約900羽の野生ウサギが生息していると言われている島で、あまりにもカジュアルに大量のウサギと戯れられるインパクトがツイッター上でも大きな反響を得ました。また大久野島では名物として「うさぎのはなくソフト」が販売されていますが、鼻くそに見立てたチョコがリアルでツッコミ要素が高いのもツイッター映えの要素となっていると考えられます。
3位. ノースサファリサッポロ(北海道札幌市)
Photo by @ayano.521
入口には「怪我や物損は保証できません。全て自己責任です。」と文言が書かれているほど野生に近い状態の動物と触れ合える動物園で、ツイッター上で拡散されました。特に普段なかなか触れ合えないキリンやライオンへの餌やりなど、見ている方がハラハラするような臨場感伝わる画像の撮れ高の高さもツイッター映え要素となりました。また好奇心を刺激される「ゲテモノ」料理も取り扱い、思わずもっと感想を聞きたくなるような、好奇心を掻き立てられる要素も多く、ツイッター上での拡散につながりました。
4位. ふれあい下水道館(東京都小平市)
Photo by @snaplace_insta
「本物の下水道管」の中に入れることが出来る珍しいテーマパークで、「とても臭い」という感想コメントをつける人が多くツイッターでも度々拡散されました。このように臭いというのは写真を見ただけでは分かりにくいので、どのような臭さかかえって好奇心を刺激され気になってコメントを残す、引用リツイートをするという行動に移すことが見受けられました。
5位. 郭公屋(岩手県一関市)
Photo by @vanillasugar828
注文した団子がロープを伝って運ばれてくる「空飛ぶだんご」が有名なお店で、団子が運ばれてくる様子の動画を投稿する人が多かったです。シュールさを醸し出す映像はコメントも引き出されやすく、ツイッターだけではなくインスタグラム(特にストーリーズ)などの他SNSとの相性も良いのでさらに人気が深まると予想されます。
6位. 筒石駅(新潟県糸魚川市)
Photo by @saota_photo
地下40m奥底にある駅で鉄道ファンだけではなく、珍スポットマニアからも有名な場所です。画像を見ただけで分かる規格外な「階段の多さ」と独特な雰囲気を醸し出す「不気味さ」など目を引きやすさがツイッター映えに起因しました。
7位. コスモアイル羽咋(石川県羽咋市)
Photo by @m.kiyoto
メインキャラの宇宙人サンダーくんの人間世界へのあまりにもの溶け込み方や、宇宙人モチーフのピクトグラムなどツイッター映えと親和性の高いツッコミ要素が多い施設。またその面白さだけではなく、宇宙船(マーキュリー・ボストークなど)や衛星・探査機(ルナ24号など)の本物の宇宙船など学術的にも貴重な展示物が揃っているギャップがツイッター上でも反響を得やすくなっています。
8位. 仙台大観音「大観密寺」(宮城県仙台市)
Photo by @motti30111
規格外すぎる観音様の大きさがツイッターでも目を引くインパクトで、特に日常生活の風景の中にドンと現れる様はその風景に馴染みのある地元民以外には鮮烈な印象を残し拡散されました。また大きさに加えて真っ白なカラーは高貴さを出し「ラスボス」とコメントされることも多かったです。
9位. 牛久大仏(茨城牛久市)
Photo by @keyskitchen
牛久大仏様も規格外する大きさでツイッター上で反響を得やすかったです。特に大仏様のポーズにスタンプをつけたり、トリックアート風にした一緒に撮影をしたリオリジナリティを加えた写真の投稿が多いのもツイッター映えに影響しました。
10位. 伊豆まぼろし博覧会(静岡県伊東市)
Photo by @side_ykyk
「キモ可愛いパラダイス」をテーマにしたミュージアムで、カオスでアングラ感漂う展示物が並びます。画像投稿される人は複数枚で投稿することが多く、一投稿当たりの情報量が多くなる傾向にあったのもツイッター映えにつながりました。
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