スペインの人気観光スポット!定番から穴場まで33選紹介!
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B0%E3%82%A8%E3%83%AB%E5%85%AC%E5%9C%92-%E3%82%AC%E3%82%A6%E3%83%87%E3%82%A3-%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A-332390/
¡Hola!皆さん、スペインと言われると何を連想しますか?日本ではよく情熱の国というニックネームで呼ばれているのではないでしょうか?また、中学や高校で世界史を履修した方なら大航海時代に欧州最強の海軍を持っていた大王国になり、さらには破竹の勢いで南米大陸の大部分を支配に収めたこともご存知のことと思います。
そんなスペインですが実際に旅行してみると想像以上に多様性に満ちたところであることが分かります。定番はやはりマドリードとバルセロナの2大都市になるのですがこの国は意外に広いもので、スペイン本国よりもアフリカ大陸の方が遥かに近いような島もまたスペイン領だったり、挙句の果てにアフリカ大陸にもスペインが存在するくらい、もはや情熱の国の一言でくくれるようなところではありません。
それでは早速各地に散らばる観光スポットを見ていきましょう!スペインの名所は例を挙げるとキリがないほどあるのですが今回はその内の33選を厳選して紹介していきます!
1.サグラダファミリア(バルセロナ)
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B5%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%95%99%E4%BC%9A-%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82-552084/
この名前を聞いて知らないという人は今ではもうあまりいないことでしょう。バルセロナ市内の中心部に建てられた教会で、建築の巨匠ガウディの賜物でもあります。建立が始まったのは100年以上も前の時まで遡り、完成しないまま世界遺産に登録、しかしながら完成予定はなんと執筆時点の2019年現在から7年後の2026年という壮大なバックグラウンドをもった異例尽くしの教会です。
それでも内部は一般公開されており、奇抜な形をした外観の中身は木の幹や枝をイメージした柱や太陽光を取り込んだ色彩豊かなステンドグラスと生命観の溢れる空間が圧巻です。また、エレベーターで塔に登ってバルセロナ市内を一望することもできます。
アクセス:地下鉄サグラダファミリア駅より徒歩ですぐ
営業時間:09:00~19:00
入場料:17~32EUR
公式サイト:https://sagradafamilia.org/
2.グエル公園(バルセロナ)
出所:https://parkguell.barcelona/
アントニオ・ガウディ作品群としてサグラダファミリアなど共に世界遺産に指定されており、美しいタイルで波打つベンチから市内を見渡すのが定番な公園です。名前にあるグエルはガウディのスポンサーにして理解者でもあったグエル伯爵にちなんでいます。
今でこそ公園になっていますが元々の計画では現在公園になっている区画一帯はブルジョワ階級向けの庭園住宅になる予定でした。結局家は殆ど売れず、数少ない売れた家の中に名前の由来となるグエル伯爵がいました。
アクセス:中心部からN0番バスで30分
営業時間:08:30~18:15
公式サイト:https://parkguell.barcelona/
3.バルセロナ大聖堂(バルセロナ)
出所:https://www.catedralbcn.org/
バルセロナで聖堂と言うとサグラダファミリアの知名度が断然高いですがゴシック地区のカテドラル、バルセロナ大聖堂も忘れてはいけません。この聖堂は厳密にはサンタエウラリア聖堂というのが正しい名称ですがバルセロナ大聖堂と呼ばれることが多いです。
バルセロナ市内には地区ごとに多くの教会が存在する中で司教が座る椅子のある教会はなんとここだけで、故にここだけがカテドラルと呼ばれているのです。つまり、最初に紹介したサグラダファミリアは大きな教会ではあっても大聖堂ではないということになります。
アクセス:地下鉄Jaume I駅より徒歩4分
公式サイト:https://www.catedralbcn.org/
4.マヨール広場(マドリード)
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AB-%E3%83%9E%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%BA%83%E5%A0%B4-%E6%A4%85%E5%AD%90-357024/
場所は移りまして首都のマドリードになります。マドリードで最初に紹介するのはマヨール広場というマドリードでは定番の観光名所で、15世紀にマドリードで最初に市場が開かれた場所と言われています。スペイン各地に同じ名前を持つ広場がたくさんある中でもとりわけ観光名所として名高いのがマドリードのマヨール広場になります。
広場の周りは歴史的な建物が当時と変わらず取り囲んでおり、その赤い建物は写真映えします。また、広場にはレストランも並んでおり、広場の建物や行き交う人々を眺めながらテラス席で食事をすることもできます。
アクセス:地下鉄ソル駅より徒歩10分以内
公式サイト:https://plazamayormadrid4c.es/
5.マドリード王宮(マドリード)
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89-%E7%8E%8B%E5%AE%AE-%E5%BB%BA%E7%AF%89-1502159/
ここで忘れてはいけないのはスペインは王国ですから王宮も当然あります。現在も国王はいますが日本でいえば皇居のように大部分は一般公開されています。ただし、その王宮には今でも王族が住んでいるというわけではなく、今では郊外の一回り小さい宮殿にいます。それでもこの王宮は今でも国の重要行事で使われる場所になっています。
かつて城があったところに18世紀ごろに建てられた王宮は今では王座の間など、王宮の大部分が一般公開されており、数々の芸術品や王族にゆかりのある品々などが展示されている他、内部にある王立武具博物館もなかなかの見物です。
アクセス:地下鉄オペラ駅で下車
営業時間:10:00~20:00(夏季)
10:00~18:00(冬季)
入場料:15EUR
公式サイト:https://www.patrimonionacional.es/
6.デボー神殿
出所:https://www.esmadrid.com/ja/kankoujouhou/templo-de-debod?utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F
テンプロ・デ・デボー(Templo de Debod)はスペインで最も衝撃的な観光名所です。デボー神殿とはもともとはスペイン国外にあったものがマドリードに移ってきたものなのですが、これはなんともともとエジプトにあった神殿跡そのものなのです。
そもそも何故エジプトの神殿がマドリードにあるのかということについてですが、この神殿はアスワンダムの建設で水没予定地にあったため、最終的に技術支援したスペインにエジプト政府が神殿を丸ごと寄贈することになりました。こうして水没を免れたデボー神殿はエジプト国外で見れる数少ないエジプトのモニュメントのひとつとしてマドリード市内の公園で鎮座しています。
アクセス:地下鉄及びセルカニーアスのプリンシペピオ駅より徒歩10分
公式サイト:https://www.esmadrid.com/ja/kankoujouhou/templo-de-debod?utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F
7.レイナソフィア王妃芸術センター
出所:https://www.esmadrid.com/ja/kankoujouhou/museo-reina-sofia-mncars
1990年に開館したソフィア王妃芸術センターは18000点にも及ぶ所蔵作品を持つ国立美術館です。ここで取り扱っている作品は主に19世紀末から現代にかけての作品で、そのなかには数々の巨匠と呼ばれる芸術家の作品も数多く展示されています。
ダリ、タピエス、ミロ、ピカソらの作品も展示されており、中でもとりわけ観客の目を引くのが開館2年目から展示されるようになったピカソのゲルニカという第2次世界大戦に突入する前の緊張期に戦争批判をした作品です。完成作品だけでなく、下絵やスケッチなども展示されており、見ごたえがあります。
アクセス:地下鉄及びスペイン国鉄アトーチャ駅より徒歩10分
営業時間:10:00~21:00(月曜日と水~土曜日)
10:00~19:00(日曜日)
入場料:10EUR
公式サイト:https://www.esmadrid.com/ja/kankoujouhou/museo-reina-sofia-mncars
8.芸術科学都市(バレンシア)
出所:snaplace
バレンシアの中心部からやや外れて海沿いに近いところにある芸術科学都市は劇場、水族館、科学館、庭園、美術館を持ち備えた巨大複合施設になります。それもどれほど巨大なのかというと一つ一つの施設の規模があまりにも大きいのでむしろ一つ一つの施設が完全に独立しているのではないかと思えるほどです。
中でもオセアノグラフィックという水族館でなんとヨーロッパ最大規模の水族館で、展示している生物種は500種以上にのぼります。ひとつひとつの施設が巨大なので芸術科学都市を満喫するには1日では足りないと見た方がいいです。
Av. del Professor López Piñero, 7, 46013 València, Valencia
アクセス:15、25、35、95番バスでプロフェッソール・ロペス・ピニェーロで下車
公式サイト:https://www.cac.es/va/home.html
9.バレンシア大聖堂(バレンシア)
出所:http://www.catedraldevalencia.es/
バレンシア大聖堂の大部分は13世紀の1262年から工事が始まり、最終的に完成したのは500年も経った18世紀に入ってからのことでした。それだけの長い歳月をかけて建てられただけのことはあって様々な建築様式の混在した教会になりました。
工事の施工された年代の早い方から順にゴシック様式、ロマネスク様式、ルネサンス様式、バロック様式、ネオ・クラシック様式と変化しながら完成したこの教会ですが、この教会のミゲレテの塔は市内のビュースポットとしても知られています。
アクセス:地下鉄アラメダ駅より徒歩12分
公式サイト:http://www.catedraldevalencia.es/
10.スペイン広場(セビージャ)
出所:snaplace
スペイン語表記ではPlaza de Españaとなり、この名前の広場はスペイン各地のみならずかつてスペインが支配していた地域でよく見られる広場の名前です。スペイン広場については中でもここセビージャのものが有名ですが実は歴史は大変浅く、なんと東京駅よりも若いのです。
それもそのはず、完成したのは1929年で、これは当時スペインで開かれていた万国博覧会に併せてできたものでした。今ではセビージャのスペイン広場はスペインを代表する名所のひとつになっています。
アクセス:メトロのプラド・デ・サンセバスティアン駅より徒歩7分
公式サイト:http://www.andalucia.org/es/turismo-cultural/visitas/sevilla/otras-visitas/plaza-de-espana-2/
11.セビージャ大聖堂(セビージャ)
出所:snaplace
セビージャ大聖堂は世界で3番目に大きな規模を持つ教会と呼ばれることもありますがその規模の大きさはそこにかつて巨大なモスクが建っていたからであると考えられています。実際にこの教会はモスクの名残がまだ残っており、中でもヒラルダの塔と呼ばれる高さ100mにも及ぶ巨大な塔はもともとはモスクのミナレットでした。
興味深いところはここでは終わりません。なんと世界史に名を遺した探検家のクリストファー・コロンブスはなんとここセビージャ大聖堂で葬られ、その棺は今でも見ることができます。
アクセス:トランビーアのアルキボ・デ・インディアス電停よりすぐ
営業時間:11:00~15:30(月曜日)
11:00~17:00(火~土曜日)
14:30~18:00(日曜日)
入場料:~9EUR(月曜日に限り予約をしたうえで16:30~18:00
まで特例で無料入場可)
公式サイト:https://www.catedraldesevilla.es/
12.レアルアルカサール
出所:snaplace
今も昔も、どの王朝時代も離宮として機能していました。レアルアルカサールとは分解すると「レアル」は王、「アルカサール」は城や砦を指す言葉です。その内アルカサールはアラビア語から輸入した語彙であると言われており、実際にこの離宮が最初に完成した当時はイスラム王朝の支配下にあった時期でした。
キリスト教勢力に再編入されたあともこのまま使われ続けたので美しいイスラム建築をヨーロッパで堪能するという体験を後述するアルハンブラ宮殿と同様に実現できる場所のひとつになっています。
アクセス:トランビーアのプエルタ・デ・へレス駅より徒歩4分
営業時間:09:30~17:30
入場料:11.50EUR
公式サイト:https://www.alcazarsevilla.org/
13.メスキータ(コルドバ)
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3-%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%81%AE-756147/
メスキータを見ずしてコルドバには行ったとは言えないと言われるほどコルドバを代表する名所になっています。今でこそキリスト教聖堂になっていますが名前にあるメスキータは実際にはモスクを意味するスペイン語の単語です。
実はここはもともとはイスラム王朝下にできたモスクで、キリスト教勢力圏に組み込まれると構造を維持したまま聖堂に転用されました。そのため、イスラム要素とキリスト要素が混在した教会になっていますがこれはスペインではよく見られます。中でも特に美しいと言われるのがここコルドバなのです。
アクセス:スペイン国鉄コルドバ駅より徒歩30分
公式サイト:https://mezquita-catedraldecordoba.es/
14.アルハンブラ宮殿(グラナダ)
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3-%E6%97%85%E8%A1%8C-%E5%BB%BA%E7%89%A9-3150862/
言わずと知れたグラナダ、アンダルシア州、そしてスペインを代表する名所です。また、イスラム建築の最高峰とも言われ、これを目当てに中でもムスリム諸国から訪れる人が急増しています。
宮殿とありますが実態としては城塞都市のような性格も強く、実際にはスルタン(王)のみならず千人に及ぶ住人もこの中に居住していたとされています。イスラム建築最高峰とはいえ、皮肉にもここがスペインにおけるイスラム王朝の終焉を迎える場所にもなった歴史があります。
アクセス:グラナダ駅より121番バスを使って25分
営業時間:09:00~18:00(ただし日曜日は~15:30)
入場料:14EUR
公式サイト:http://www.alhambra-patronato.es/
15.アルバイシン旧市街区
出所:snaplace
アルハンブラ宮殿と向かいあう高台に白い家々のひしめき合う迷路のような旧市街区があります。
この地区の名前になっているアルバイシンはアラビア語に由来しているだけのことはあって当時の面影もしっかり残っています。
この地区にはミラドールと呼ばれる展望台のような広場もあり、中でもサン・ニコラス広場が有名です。
アクセス:スペイン国鉄グラナダ駅より徒歩34分
公式サイト:https://www.spain.info/ja/que-quieres/arte/monumentos/granada/barrio_del_albaicin.html
16.グラナダ大聖堂(グラナダ)
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8A%E3%83%80-%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3-3637815/
グラナダの観光はアルハンブラ宮殿やアルバイシン旧市街区を回っただけではまだまだ終りません。グラナダ大聖堂もまたアルハンブラ宮殿に並ぶグラナダの名所として知られています。16世紀頃に完成したグラナダ大聖堂はゴシックールネッサンス様式で建造されており、巨大な大聖堂の中に入ってみればそれは華やかそのものです。
眩しい金の装飾を施された祭壇や聖母マリアをテーマにした鮮やかなステンドグラス、パイプオルガンに目を奪われることでしょう。また、スペイン統一を果たした2人の王、フェルナンドとイサベルが祈りを捧げている像もあります。
アクセス:スペイン国鉄グラナダ駅より徒歩20分
営業時間:10:00~18:30(月~土曜日)
15:00~17:45(日曜日と祝日)
入場料:5EUR(日曜日は無料の場合がある)
公式サイト:https://catedraldegranada.com/
17.マラガ大聖堂
出所:snaplace
場所は変わりまして今度はアンダルシアの沿岸都市マラガに移ります。マラガ大聖堂はかつてイスラム王朝時代にモスクがあった場所に建てられた大聖堂で、片腕を意味するラ・マンキータという愛称でも呼ばれています。16世紀に工事が開始されるとそのまま18世紀ごろまで続きますが結局南側の塔など未完の部分を残したまま最後まで完成することはありませんでした。
こうして今日にいたる大聖堂ですが、ゴシック様式で建てられたものの実際にはルネッサンスとゴシックの両様式の影響も反映された興味深い大聖堂になっています。また、内部でとりわけ観客の目を引くのが聖歌隊席とその彫刻です。
アクセス:観光案内所から徒歩6分
営業時間:10:00~18:00(ただし、営業時間はよく変わるので事前確認を推奨)
入場料:6EUR
公式サイト:http://www.malagaturismo.com/en/tourist-resources/detail/catedral-nuestra-senora-de-la-encarnacion/132
18.ヒブラルファロ城
出所:snaplace
(ヒブラルファロ城からの眺め)
マラガにあるイスラム王朝時代に築かれた城のひとつにヒブラルファロ城があります。14世紀ごろに沿岸防衛を目的に築城されたこの城は当時は沿岸の丘にあるという好立地からイベリア半島における難攻不落の城と謳われた名城でした。
そんなヒブラルファロ城は今はマラガ市内有数のビュースポットとして観光客や地元住民から厚い支持を集めています。それもそのはず、城からはマラガ市内はもちろん地中海まで眺めることができます。城に入る場合は入場料が必要になりますが日曜日の14時以降は例外で、無料で入ることができます。
アクセス:35番バスで終点まで乗車
営業時間:09:00~20:00(夏季)
09;00~18:00(冬季)
入場料:2.2EUR(ただし日曜日の14時以降は無料)
公式サイト:http://www.malagaturismo.com/es/recursos-turisticos/detalle/castillo-de-gibralfaro/12
19.サンタバルバラ城(アリカンテ)
出所:snaplace
場所は変わりまして今度はバレンシア州の地方都市アリカンテに移ります。アリカンテは日本人の間では知名度が低いですが実は穴場リゾート地としてヨーロッパ各地の人々を引き付けています。そんなアリカンテを象徴するのがアリカンテ市内と地中海を見下ろす岩山の頂上に鎮座するサンタバルバラ城です。この城もイスラム王朝時代に建てられた城で、キリスト教勢力に再び組み込まれた後も使用され続けました。
今では観光客のみならず地元住民も集うアリカンテ有数のビュースポットとして知られており、海の反対側に連なる山々に沈む夕陽を見ることもできます。城の麓にある白い小さな家々が特徴のサンタクルーズ地区への寄り道もおすすめです。
アクセス:トランビーアのマークカスティージョ駅から徒歩15分前後
営業時間:10:00~18:00(冬季)
10:00~22:00(夏季)
入場料:無料
公式サイト:https://www.castillodesantabarbara.com/
20.エル・パルメラル
出所:snaplace
パルメラルとはスペイン語で主にヤシ(主にナツメヤシが中心)やヤシ農園を指す言葉で、中でもバレンシア州南部でアリカンテからほど近いエルチェ(Elche、Elx)のパルメーラは世界遺産に指定されるほどの規模です。
もともとエルチェ一帯は塩分が多い上に水も多くなく、夏は高温乾燥と、農業には不向きな土地だったのですがナツメヤシ栽培はそれを打開できる数少ない農作物でした。こうして2000年近くに及ぶ歴史を現在までたどりますが市内は相変わらずナツメヤシにあふれています。
アクセス:エルチェパーク駅より徒歩3分
公式サイト:https://www.spain.info/ja/que-quieres/arte/monumentos/alicante/palmeral_de_elche.html
21.アルテア旧市街区(アルテア)
出所:snaplace
旧市街でいうとアンダルシア州(グラナダなど)が名高いですがここアルテアも侮れません。アルテアはバレンシア州南部にある地中海沿岸の町で、最寄の大都市はベニドルムやアリカンテになります。アルテアの旧市街の特徴はグラナダも顔負けな迷路のような白い町並みと旧市街区から眺める青い地中海の眺めです。
この旧市街区のつくりはイスラム王朝支配下にできたものなので仕組みはグラナダのものと殆ど同じですが唯一違うのは沿岸部にあるということです。知名度こそ決して高くはありませんがグラナダなどと比較するとまだ観光客があまり多くないので穴場スポットとしておすすめできる名所です。
アクセス:トランビーア9号線でアルテア駅下車
公式サイト:https://www.spain.info/ja/que-quieres/ciudades-pueblos/otros-destinos/altea.html
22.聖マリア大聖堂
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%A0%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3-%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82-1461312/
決して知名度の高くないムルシアですが何もないわけではありません。ムルシアの中心部にムルシアを代表する名所、聖マリア大聖堂(ムルシア大聖堂とも呼ぶ)があります。建物自体はバロック様式で出来ており、外観も細かい装飾がふんだんに施されたダイナミックなつくりは圧巻です!また、装飾については外観のみならず建物内部についても同様で、そこに加えて巨大なパイプオルガンが訪れる観光客らを圧倒します。
聖マリア大聖堂のあるところは教会を中心に広場が構成されており、そこにはお洒落なカフェやレストランが多く点在しています。テラス席で美しい教会を見ながら食事を楽しむのもおすすめです。
アクセス:ムルシア・デル・カルメン駅より徒歩16分
公式サイト:hhttps://diocesisdecartagena.org/
23.ラ・マンガ
出所:https://www.spain.info/ja/reportajes/los_lodos_del_mar_menor_un_gran_balneario_al_aire_libre.html
ムルシア州の沿岸部にはラ・マンガという日本のとある名所にどかこ似ているところがある名所があります。その名所とは22㎞という長さに渡って続く砂州で、それは地中海とマールメノールという内海に挟まれています。
このような地形から地中海版天橋立と呼ぶ人もいますが大きな違いとしてはラ・マンガ一帯はムルシア有数のリゾート地になっており、その南端部にあるパロス岬はスペインで最も有名なダイビングスポットのひとつとしても名高いです。中でも草原のように生い茂るアマモは圧巻です。
アクセス:ムルシア・サンハビエル空港より車で30分
公式サイト:https://www.spain.info/ja/informacion-practica/oficinas-turismo-embajadas/oficina-turismo/murcia/oficina_de_turismo_de_la_manga_del_mar_menor.html
24.サンティアゴ大聖堂
出所:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82-235228/
カミノサンティアゴをご存知でしょうか?日本で四国遍路という巡礼があるようにスペインではカミノサンティアゴが巡礼道になります。その巡礼道の終点となるのがガリシア州の州都であるサンティアゴ・デ・ラ・コンポステーラにあるロマネスク様式で建てられたサンティアゴ大聖堂なのです。
そんなサンティアゴ大聖堂ですがヨーロッパ三大聖地としても知られています。巡礼道を歩き終えた後に巡礼者を出迎えるかのごとく配置された使徒サンティアゴの像を見て感無量になることでしょう。
アクセス:スペイン国鉄サンティアゴ・デ・コンポステラ駅より徒歩22分
公式サイト:http://catedraldesantiago.es/
25.イビサ旧市街
出所:https://www.spain.info/ja/que-quieres/ciudades-pueblos/otros-destinos/eivissa.html
地中海に浮かぶバレアレス諸島の構成員であるイビサ島というとパーティーの島というイメージがとても強いところです。確かにイビサ島へ向かう飛行機の中は既にパーティームードになっていたなんていうエピソードもよく聞かれますがパーティー以外でも見ものはしっかりあります。
海岸や海ももちろん美しいですが美しいダルト・ヴィラと呼ばれる旧市街もあります。しかも世界遺産にも指定されているほどなのでパーティーに疲れたらここで散歩するのもいいです。旧市街は白い家々が特徴的で、旧市街を登り終えると市内を一望することができます。そんな旧市街の頂上から見える夕陽も美しいという評判があります。
アクセス:イビサ港から徒歩17分
公式サイト:https://www.spain.info/ja/que-quieres/ciudades-pueblos/otros-destinos/eivissa.html
26.トレド
出所:snaplace
「もしスペインに1日しかいないのならトレドに行きなさい」ということわざがありますが、そのトレドという街はもはや街そのものが名所です。三方を川に囲まれた岩山の頂上に立つ要塞都市トレドは街の全域が世界遺産に指定されており、そこにはユダヤ教、イスラム教、キリスト教の文化が入り混じった建物が数多く残っています。
トレド市内にはトレド大聖堂を始め、数多くの名所が所せましとひしめいていますが中でもスケールが大きいのが現在は軍事博物館になっているアルカサル(城)です。また、川を渡って反対側に行けばトレドの街並みを一望できます。
アクセス:マドリードより高速鉄道で50分
公式サイト:https://www.spain.info/ja/que-quieres/ciudades-pueblos/otros-destinos/toledo.html
27.セゴビア水道橋
出所:https://www.spain.info/ja/que-quieres/arte/monumentos/segovia/acueducto_de_segovia.html
マドリードから高速鉄道でわずか30分のところにローマ帝国時代の技術や歴史を味わうことのできる名所のあるセゴビアという街があります。セゴビアの旧市街と水道橋は世界遺産にも指定されており、中でもとりわけ2000年以上前にローマ帝国が築き上げた水道橋は圧巻です。石でできた水道橋は長さ813m、高さはなんと28.3mもあります!
このような水道橋になったのはセゴビアの地形に理由があり、丘の上に建つセゴビアに水を供給するには丘の高さと同じところに水道管がある必要があったためです。そんなローマ帝国の高度な技術を今に伝える水道橋ですが、イスラム勢力が勢力圏に組み込み、最終的に撤収する際に水道橋のアーチが一部破損したがために以降使用不可能になった歴史があります。
アクセス:スペイン国鉄セゴビア駅より徒歩20分
公式サイト:https://www.spain.info/ja/que-quieres/arte/monumentos/segovia/acueducto_de_segovia.html
28.ラグーナロサ
出所:snaplace
知る人ぞ知る自然の名所で、ピンクラグーナやサリーナなどとも呼ばれています。場所はバレンシア州の南端部にほど近いトレビエハという町の郊外にあります。塩湖自体は海と繋がってはいるのですが海水、淡水ともに流入が不定期であることに加えてスペインの地中海沿海部ならではの夏の高温乾燥が重なって蒸発も速いので塩分濃度があっという間に上昇し、このように塩湖になります。
塩湖に入ることは可能で、腰までつからない程度の水深しかありません。しかし、湖底は塩の結晶が大量にあるので素足では痛いのと、水につかった部分はすぐに塩の結晶がこびりつくので洗い流すための真水も用意しておきましょう!
アクセス:トレビビエハバスターミナルより車で15分、トレビエハまではアリカンテやマドリードから直通バスでアクセス。
参考サイト:https://www.atlasobscura.com/places/the-pink-lake-of-torrevieja-torrevieja-spain
29.テイデ山(テネリフェ島)
出所:https://www.spain.info/ja/reportajes/el_teide_el_reto_de_alcanzar_el_pico_mas_alto_de_espana.html
スペイン最高峰は実は本土ではなく、離島にあります。それも本土よりもアフリカのモロッコ(及び西サハラ)とセネガル、カーボベルデの方が近いくらいのところに位置しており、カナリア諸島を構成する中で最大面積をもつテネリフェ島にそれはあります。
その名をばテイデ山というのですが標高は富士山とほぼ同じか若干低いくらいです。テネリフェ島は全体的に常春のような気候をもちますがテイデ山だけは例外で、さすがに標高が高いだけに積雪もありますし、気温が零下にさがることも珍しくはありません。
アクセス:ロス・クリスティアーノスから342番バスで登山口までアクセス可
公式サイト:https://www.spain.info/ja/reportajes/el_teide_el_reto_de_alcanzar_el_pico_mas_alto_de_espana.html
30.アルマシガ海岸(テネリフェ島)
出所:snaplace
同じくテネリフェ島を代表する名所のひとつにして秘境とも言われる海岸です。アルマシガ海岸はテネリフェ島の北西部にあり、そこにたどり着くにはまずは山道を越える必要があります。その山道を越えると同じ島にいるとは思えないほど景観が変化し、やがて秘境と言われる海岸にたどり着くことになります。
山の斜面が近くに迫っているこの海岸は黒めの砂浜が特徴で、年間を通して波も高いので夏季に入るとサーファーで賑わいます。
アクセス:インテルカンビアドールより946番バスで47分
公式サイト:https://www.spain.info/ja/que-quieres/ciudades-pueblos/provincias/tenerife.html
31.ヌエストラセニョーラ・デ・ピラール聖堂(サラゴサ)
出所:snaplace
サラゴサを代表する名所のひとつであるキリスト教聖堂です。この聖堂はもともとはローマ帝国時代にロマネスク様式の教会として建てられたものの火事で損傷、今度はゴシック様式で建てられ、1886年に最終的にバロック様式で完成しました。
主としてバロック様式ですが一部ゴシック様式やロマネスク様式のまま残った部分もあり、3つの様式が混在した聖堂になっています。
アクセス:スペイン国鉄サラゴサ・デリシアス駅から徒歩38分
公式サイト:https://www.spain.info/ja/que-quieres/arte/monumentos/zaragoza/basilica_de_nuestra_senora_del_pilar.html
32.アルハフェリア宮殿(サラゴサ)
出所:snaplace
バルセロナとマドリードのちょうど中間点に位置するサラゴサですがここにある宮殿は離宮というよりはれっきとした王宮です。
これはなぜかというとスペイン王国が統一される前はアンダルシア王国、バレンシア王国などと諸国が割拠し、その中でマドリードを拠点とするカスティリャ王国とサラゴサを拠点とするアラゴン王国がありました。
この2王国はやがて連合王国となり、スペイン最強の勢力へと成長するようになりますがこの王宮もまたもともとはイスラム王朝の支配下でできたものでした。
アクセス:スペイン国鉄サラゴサ・デリシアス駅から徒歩18分
公式サイト:https://www.cortesaragon.es/
33.セウタ
出所:https://www.spain.info/ja/que-quieres/ciudades-pueblos/otros-destinos/ceuta.html
セウタはスペインですがヨーロッパではなくなんとアフリカ大陸にあります。そんなスペインで最も衝撃的なスポットはその狭さから泊りがけでなくともまわりきることができます。セウタの中心部はアフリカ広場で、そのアフリカ広場を中心にアフリカ・サンタ・マリア教会やセウタ大聖堂が立っています。
海沿いに出ると城跡があります。そんなセウタは立地上からモロッコ方面などから入ってくるイスラム教徒とスペイン系のキリスト教徒らがいる文化的にユニークな光景を見ることができますし、関税の安さからショッピングで訪れる人も多いです。
また、セウタからモロッコに越境してモロッコ旅行を始めることもできます。なお、アフリカ大陸にあるスペイン領はもう1か所、メリリャというところにあります。
アクセス:本土のアルへシラスから船舶を利用
公式サイト:https://www.spain.info/ja/que-quieres/ciudades-pueblos/otros-destinos/ceuta.html
いかがでしたでしょうか?スペイン観光の定番から穴場まで33選を紹介させていただきました。特にスペイン南部(アンダルシア州、バレンシア州)の名所が数多く目立ちましたが他にも離島やアフリカ大陸を含め、数々の多様な名所がありました。
冒頭でも述べましたが実際にはスペインはこれで足りるのかどうか疑問になるほど多様性に満ち溢れた国で、それだけ本当は名所も多いです。ですので今回紹介した33選以外のスポットが気になる場合はLonelyplanetなどを参考にしながら探すと皆さんにあった名所をさらに見つけられることと思います。
それではこれからスペインに行かれる方、行こうと思っている方、¡Buen viaje!(スペイン語で「よい旅を!」という意味です)
エレクトリカルパレード・ドリームライツ |
歴史の街!熊谷市&行田市の絶品土産~人気9選をチェック |
アフター6で思いっきり楽しむおすすめのプラン【ディズニーランド編】 |
価格の安い順!立川駅のランチ・ディナーバイキング18選 |
名古屋・栄町駅のおしゃれさんが注目するカフェ20選♡デートや女子会にもお勧め! |